47日ぶりにトレーニング場使用を再開したアーセナル、まだまだ制限は多かった…
2020.04.29 13:40 Wed
アーセナルは、27日からトレーニング施設での個人トレーニングを再開した。そこには様々な制限がなされていたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、ロックダウン(都市封鎖)が続くイングランド。プレミアリーグが中断となり、サッカー活動が停止してから47日後、正常な活動を取り戻すためにアーセナルが第一歩を踏み出した。
トレーニング施設があるロンドン・コルニーでは、中断前とは大きく様相が異なり、緊張感のある活動再開となった。
最初にトレーニング施設へ到着したのは、ブラジル代表DFダビド・ルイスとフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット。しかし、ロッカールーム、シャワールーム、食堂への立ち入りは禁止となっており、選手たちは到着したことを連絡する手順となっていた。
その後、自分の駐車するスペースを決め、10面あるグラウンドの中で、使用する場所を選択することに。また、同時にトレーニングが行えるのは5名までとなり、ピッチ全体でソーシャル・ディスタンスを取ることが厳守されている。ハグや握手などは、当然行われないこととなった。
トレーニングに関しては、フィットネスとコンディショニングのコーチであるシャッド・フォーサイス氏とスタッフが主導。新型コロナウイルスに感染し、その後回復したミケル・アルテタ監督とコーチングスタッフはトレーニング場には居なかったとのことだ。
なお、今回のトレーニング再開に関しては、選手たちに参加の義務はなく、トレーニング場で体を動かしたい選手の自発性に任せていたとのこと。それでも、再び外でボールを蹴ることができたという事実は、完全にストップしていたイングランドのサッカー界にとっては、大きな一歩であると同時に、プレミアリーグの再開にはまだまだ高い壁が残っていることも証明されることとなった。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、ロックダウン(都市封鎖)が続くイングランド。プレミアリーグが中断となり、サッカー活動が停止してから47日後、正常な活動を取り戻すためにアーセナルが第一歩を踏み出した。
トレーニング施設があるロンドン・コルニーでは、中断前とは大きく様相が異なり、緊張感のある活動再開となった。
最初にトレーニング施設へ到着したのは、ブラジル代表DFダビド・ルイスとフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット。しかし、ロッカールーム、シャワールーム、食堂への立ち入りは禁止となっており、選手たちは到着したことを連絡する手順となっていた。
トレーニングに関しては、フィットネスとコンディショニングのコーチであるシャッド・フォーサイス氏とスタッフが主導。新型コロナウイルスに感染し、その後回復したミケル・アルテタ監督とコーチングスタッフはトレーニング場には居なかったとのことだ。
また、感染を最小限に食い止めるため、長い距離をとって選手たちはトレーニングを行い、さらにはそれぞれ個別のボールのセットが用意されていたという。
なお、今回のトレーニング再開に関しては、選手たちに参加の義務はなく、トレーニング場で体を動かしたい選手の自発性に任せていたとのこと。それでも、再び外でボールを蹴ることができたという事実は、完全にストップしていたイングランドのサッカー界にとっては、大きな一歩であると同時に、プレミアリーグの再開にはまだまだ高い壁が残っていることも証明されることとなった。
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