フンメルス、フランクフルト戦での圧勝に「PSGとの試合でも結果を出せる」
2020.02.15 15:00 Sat
ドルトムントの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスが快勝に終わったフランクフルト戦後にパリ・サンジェルマン(PSG)への意気込みを語った。クラブ公式サイトが同選手を含む守備陣のコメントを伝えた。
苦戦も予想された試合だったが、33分にDFウカシュ・ピシュチェクのゴールで先制に成功すると、後半立ち上がりにはいずれもFWジェイドン・サンチョが絡んだ攻撃からサンチョ、FWアーリング・ハーランドと連続ゴールが生まれる。さらに、後半半ばにDFラファエウ・ゲレイロのゴールでダメ押ししたホームチームは、課題の守備陣が最後まで集中したパフォーマンスをみせ、クリーンシートで試合をクローズ。
攻守両面で相手を圧倒する見事な勝利で貴重な勝ち点3を手にするとともに、PSGとの大一番に向けて弾みを付けた。
「無失点で試合を終えられたことがとても重要だ。相手には2度チャンスを与えてしまったが、どのポジションも集中していたから、それ以外はほとんど何もやらせなかった。守備陣だけでなくチームで勝ち取ったクリーンシートだ」
「僕らの攻撃力を持ってすれば、チャンスを作るのにあまりリスクを冒す必要はないんだ。ウチの前線のプレーヤーたちはどの試合でもゴールチャンスを作り出せるからね。とにかく、今日はたくさんの収穫があった。スタジアムの雰囲気を含めてこの調子でやれれば、パリ・サンジェルマンとの試合でも結果を出せるはずだ」
また、貴重な先制点に加え、本職の守備でもソリッドなパフォーマンスを披露したピシュチェクは、公式戦連敗の負の流れからチームが見せた反発力に満足感を示している。
「チームとしてこういう戦いを見せたいと思っていた。2連敗した後で修正が必要だったからね。僕たちは自分たちのサッカーをし、相手に決定機を作らせなかった。後半の早い時間に追加点を奪えたことで、落ち着いて戦うことができた」
「これで連敗は完全に過去のこと。僕たちにとっては毎試合が重要であり、結果を出す必要があるんだ。今日はまさにそれができたと思うよ。4-0での勝利は良い兆候だよ。火曜日はまた力量の違う相手との試合だけど、しっかり準備して挑むつもりだ」
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ドルトムントは14日、ホームで行われたブンデスリーガ第22節のフランクフルト戦を4-0で快勝した。前節レバークーゼンとの上位対決を3-4と打ち負けたドルトムントは、18日にチャンピオンズリーグ(CL)のPSG戦を控える中、後半戦に入って負けなしの好調フランクフルトを迎え撃った。攻守両面で相手を圧倒する見事な勝利で貴重な勝ち点3を手にするとともに、PSGとの大一番に向けて弾みを付けた。
同試合後、ディフェンスリーダーとしてクリーンシートに大きく貢献したフンメルスはチーム全体のパフォーマンスを称賛。さらに、熱狂的なサポーターが作り出す最高の雰囲気と共に、同様のパフォーマンスを見せられれば、PSG相手に十分に勝機があると主張している。
「無失点で試合を終えられたことがとても重要だ。相手には2度チャンスを与えてしまったが、どのポジションも集中していたから、それ以外はほとんど何もやらせなかった。守備陣だけでなくチームで勝ち取ったクリーンシートだ」
「僕らの攻撃力を持ってすれば、チャンスを作るのにあまりリスクを冒す必要はないんだ。ウチの前線のプレーヤーたちはどの試合でもゴールチャンスを作り出せるからね。とにかく、今日はたくさんの収穫があった。スタジアムの雰囲気を含めてこの調子でやれれば、パリ・サンジェルマンとの試合でも結果を出せるはずだ」
また、貴重な先制点に加え、本職の守備でもソリッドなパフォーマンスを披露したピシュチェクは、公式戦連敗の負の流れからチームが見せた反発力に満足感を示している。
「チームとしてこういう戦いを見せたいと思っていた。2連敗した後で修正が必要だったからね。僕たちは自分たちのサッカーをし、相手に決定機を作らせなかった。後半の早い時間に追加点を奪えたことで、落ち着いて戦うことができた」
「これで連敗は完全に過去のこと。僕たちにとっては毎試合が重要であり、結果を出す必要があるんだ。今日はまさにそれができたと思うよ。4-0での勝利は良い兆候だよ。火曜日はまた力量の違う相手との試合だけど、しっかり準備して挑むつもりだ」
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