古巣対戦で勝利のセティエン、課題認めるも2度のビハインド撥ね返した姿勢に満足
2020.02.10 17:25 Mon
バルセロナを率いるキケ・セティエン監督が逆転勝利を収めた古巣ベティスとの一戦を振り返った。スペイン『スポルト』が指揮官の会見コメントを伝えている。
バルセロナは9日、ラ・リーガ第23節でベティスとのアウェイ戦に臨み、3-2で勝利した。
直近のコパ・デル・レイ準々決勝でアスレティック・ビルバオに敗れ、今季3冠の可能性が早くも潰えた中で臨んだ今回の一戦。試合はMFセルヒオ・カナレスのPK、FWナビル・フェキルのゴールによって常にホームチームにリードを許す苦しい展開に。
それでもFWリオネル・メッシの見事な2つのアシストからMFフレンキー・デ・ヨング、MFセルヒオ・ブスケッツにゴールが生まれ、2度のビハインドを追いついて前半をイーブンの状態で終える。すると、後半は守備の改善によって流れを掴むと、72分には三度メッシのアシストからDFクレマン・ラングレにゴールが生まれ、この試合初めてリードを奪う。
その後、フェキルとラングレと互いに1人ずつ退場者が出る荒れ模様の一戦をこのまま逃げ切り、コパ敗退を払しょくするリーグ2連勝を飾った。
「我々は勝利に値したと思っている。もちろん、我々にはまだまだ足りない部分が多く、よりうまくプレーできるはずだ。それでも、2度のビハインドを追いついたチームの姿勢にとても満足している。この姿勢を今後も継続していきたい」
「今日の試合内容と勝利という結果は非常に価値がある。我々はビルバオで大きな打撃を受けた。我々は良いパフォーマンスを見せていたにも関わらず、敗退を強いられていたのだからね」
「前半は相手の圧力に晒されてビルドアップの部分で苦戦を強いられた。試合を通してあまり快適にプレーすることができなかった。それに彼らには多くの才能を持ったプレーヤーが揃っている。それでも、我々はハーフタイムを経てよりうまく対処できたと思う。今日はビハインドを背負ってもチーム全体が気落ちを見せることはなかった」
最後に、元ベティス指揮官はベニート・ビジャマリンへの初帰還についても言及している。
「私は数カ月前にここを去ることになったが、ベティスの成功を祈っている。今日は私にとって非常にエモーショナルな帰還となった」
「クラブが私に与えてくれたチャンスに感謝しているし、ここでは素晴らしい2年間を過ごすことができた。終りの方は少し大変だったが、ここに戻って来られたことを嬉しく思う」
バルセロナは9日、ラ・リーガ第23節でベティスとのアウェイ戦に臨み、3-2で勝利した。
直近のコパ・デル・レイ準々決勝でアスレティック・ビルバオに敗れ、今季3冠の可能性が早くも潰えた中で臨んだ今回の一戦。試合はMFセルヒオ・カナレスのPK、FWナビル・フェキルのゴールによって常にホームチームにリードを許す苦しい展開に。
その後、フェキルとラングレと互いに1人ずつ退場者が出る荒れ模様の一戦をこのまま逃げ切り、コパ敗退を払しょくするリーグ2連勝を飾った。
同試合後、昨季まで率いた古巣との接戦をモノにしたセティエン監督は、チームの課題を口にしながらも2度のビハインドを追いついた選手たちのメンタリティ、勝利という結果に満足感を示している。
「我々は勝利に値したと思っている。もちろん、我々にはまだまだ足りない部分が多く、よりうまくプレーできるはずだ。それでも、2度のビハインドを追いついたチームの姿勢にとても満足している。この姿勢を今後も継続していきたい」
「今日の試合内容と勝利という結果は非常に価値がある。我々はビルバオで大きな打撃を受けた。我々は良いパフォーマンスを見せていたにも関わらず、敗退を強いられていたのだからね」
「前半は相手の圧力に晒されてビルドアップの部分で苦戦を強いられた。試合を通してあまり快適にプレーすることができなかった。それに彼らには多くの才能を持ったプレーヤーが揃っている。それでも、我々はハーフタイムを経てよりうまく対処できたと思う。今日はビハインドを背負ってもチーム全体が気落ちを見せることはなかった」
最後に、元ベティス指揮官はベニート・ビジャマリンへの初帰還についても言及している。
「私は数カ月前にここを去ることになったが、ベティスの成功を祈っている。今日は私にとって非常にエモーショナルな帰還となった」
「クラブが私に与えてくれたチャンスに感謝しているし、ここでは素晴らしい2年間を過ごすことができた。終りの方は少し大変だったが、ここに戻って来られたことを嬉しく思う」
キケ・セティエンの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
キケ・セティエンの人気記事ランキング
1
メッシが珍しく反論 アビダルの発言に「名前を出せ」
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが反論した。 その反論の矛先は、バルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるエリック・アビダル氏のコメントに対してだ。アビダル氏は先日、インタビューのなかで、エルネスト・バルベルデ氏の解任理由としてドレッシングルームでの怠慢を挙げ、多くの選手が不満を抱き、内部のコミュニケーションも不十分だったと話した。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJHeW52d3hMYSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> こうしたアビダル氏の発言に声を上げたのがメッシだ。普段、自らの主張を大々的にする印象のないアルゼンチン人ストライカーだが、自身のインスタグラム(leomessi)を通じて、いち選手の立場としてこう意見した。 「正直、こんなことをするのは好きじゃないけど、誰もが自らのタスクと上が下す決断に責任を負わなくちゃいけない。そのなかにピッチ上のことも含まれるけど、うまくプレーできていないとき、真っ先に非を認めるのは僕ら選手だ。上の人たちだって、自分たちが下す決断に対して、責任を負わないといけない。最後に、選手について話をするなら、名前を出すべきだ。そうじゃないと、ゴシップとして拡散されてしまう。その多くが真実じゃない」 バルベルデ体制からキケ・セティエン体制に移行したバルセロナは現在のラ・リーガにおいて、首位レアル・マドリーを3ポイント差で追いかける2位に位置。今後、そのラ・リーガ優勝だけでなく、5シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)制覇に向けても大事な時期に差しかかってくるだけに、一致団結したいところだが、果たして…。 2020.02.05 12:25 Wed2
最下位アルメリアがビセンテ・モレノ監督解任へ…ラ・リーガで今季2クラブの監督解任濃厚に
今シーズンのラ・リーガで2クラブの監督解任が行われるようだ。 今季のラ・リーガでは1分け3敗の厳しいスタートとなったビジャレアルが、今月初めにキケ・セティエン監督を解任。後任にパチェタ氏を招へいしている。 スペイン『レレボ』によると、そのビジャレアルに続いて最下位のアルメリアがビセンテ・モレノ監督の解任を決断した模様だ。 マジョルカやエスパニョール、サウジアラビアのアル・シャバブの指揮官を歴任したモレノ監督は、今季からアルメリアの新指揮官に就任した。 しかし、チームは開幕から不振が続き、ここまで2分け5敗とプリメーラ全20チーム中で唯一未勝利の最下位に低迷。直近のセビージャ戦では同じく開幕から不調だったセビージャに1-5の大敗を喫しており、クラブはこの結果を受けて指揮官の更迭を決断した模様だ。 なお、現時点でクラブは後任指揮官を決定していないが、できるだけ早い段階での新指揮官招へいを目指しており、少なくとも来月のインターナショナルマッチウィーク期間を目途に新指揮官が決定することになるようだ。 2023.09.27 23:23 Wedバルセロナの人気記事ランキング
1
「ほぼバルサの同窓会」「5人もいるのすごい」インテル・マイアミ来日パーティーに集まった豪華面々にファン興奮「これは夢ですか?」
6日、来日しているインテル・マイアミの来日記念パーティーが開催。集まった豪華メンバーに注目が集まっている。 元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシをはじめ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバと元バルセロナの選手が多く所属している。 そのインテル・マイアミは、2024シーズンの開幕を前にプレシーズンツアーを実施。アル・ヒラル、アル・ナスルのサウジアラビア勢と戦った後、4日に香港選抜チームと対戦。7日には「Inter Miami in Tokyo 2024」にて国立競技場でヴィッセル神戸と対戦することとなっている。 6日の昼には、神戸戦に向けた記者会見も実施されていたなか、夜には来日記念パーティーが開催。「Inter Miami in Tokyo 2024」の公式X(旧ツイッター)がその様子を伝えている。 最高額は1人300万円というスペシャル・エクスペリエンス・シートのチケットを持っている一般の参加者もいる中、パーティーには、インテル・マイアミの選手だけでなく、メッシらとバルセロナでも一緒にプレーし、神戸でもプレーしていた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現エミレーツ・クラブ)や神戸の三木谷浩史代表取締役会長の姿もあった。 豪華メンバーの集まりには、ファンも「ほぼバルサの同窓会じゃん」、「これは夢ですか?」、「当時のスタメン5人が式典に居るって凄いです」、「メンツえぐすぎる」とコメント。3冠達成を果たした2014-2015シーズンなどバルセロナの黄金期の主力を担った選手たちの再会に喜びの声を寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】来日パーティーにバルサ黄金期のメンバーが集結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">来日パーティー、始まりました<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#メッシ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブスケツ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#スアレス</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アルバ</a> そして対戦相手の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル神戸</a> で昨年までプレーした <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#イニエスタ</a> と、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル</a> のオーナーである <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E5%8F%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#三木谷浩史</a> 会長にも出席いただいております<a href="https://twitter.com/InterMiamiCF?ref_src=twsrc%5Etfw">@InterMiamiCF</a> <a href="https://twitter.com/andresiniesta8?ref_src=twsrc%5Etfw">@andresiniesta8</a> <a href="https://t.co/iDlHv7q76K">pic.twitter.com/iDlHv7q76K</a></p>— 【公式】Inter Miami in TOKYO 2024 (@IM_Tokyo2024) <a href="https://twitter.com/IM_Tokyo2024/status/1754835689357930802?ref_src=twsrc%5Etfw">February 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.07 11:05 Wed2
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu3