ブレシア、さらなる監督交代を決行か 再登板コリーニに今季2度目の解任危機
2020.02.02 17:53 Sun
ブレシアの指揮を執るエウジェニオ・コリーニ監督(49)に対して、今シーズン2度目の解任説が浮上した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
再登板後も苦戦が続くコリーニ監督を巡っては、昨年12月下旬の段階で今シーズンいっぱいの契約を延長する可能性も浮上していたが、ブレシア上層部はボローニャ戦の敗北や結果が出ていない状況を鑑みて、さらなる監督交代を検討しているという。
なお、後任としては、かつてカリアリやボローニャ、パレルモの監督を歴任したウルグアイ人指導者のディエゴ・ロペス氏(45)をリストアップしているとのこと。そのディエゴ・ロペス氏は現在、フリーの状況が続いている。
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今シーズンから8年ぶりのセリエA返り咲きを果たしたブレシアは昨年11月初旬、コリーニ体制に見切りをつけ、ファビオ・グロッソ氏を新たな監督に擁立。12月3日にグロッソ氏を解任して、再びコリーニ氏に指揮を託した。 しかし、1日に敵地で行われたセリエA第22節のボローニャ戦も落として2連敗となり、これで7戦未勝利。その間、わずか2ポイントしか獲得できておらず、開幕から22試合消化の現時点で4勝3分け15敗の降格圏19位に沈んでいる。 なお、後任としては、かつてカリアリやボローニャ、パレルモの監督を歴任したウルグアイ人指導者のディエゴ・ロペス氏(45)をリストアップしているとのこと。そのディエゴ・ロペス氏は現在、フリーの状況が続いている。
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