サプライズで引退会見に楢崎正剛氏と中澤佑二氏が登場! 闘莉王は満面の笑み
2019.12.01 22:35 Sun
京都サンガF.C.に所属する元日本代表DF田中マルクス闘莉王(38)が、12月1日に都内で記者会見を行い、今シーズン限りでの現役引退を表明した。
記者会見の終盤には、サプライズゲストとして、名古屋グランパスや日本代表で共闘した楢崎正剛氏が登場。花束を贈呈すると共に、以下のように労をねぎらった。
「サプライズと言えば想像がついたと思いますが、実は中澤ボンバーさんも駆け付けようとしてたんですけど、間に合わなかったんです。ごめんなさい。せっかく、大選手の最後を見届けようと思ってきたんですけど、本当に長い間、現役生活お疲れ様でした」
「それ以外、本当になくて今まで日本サッカーのために力を尽くしてくれましたし、名前の文字の通り、闘ってくれたし、今までのJリーグを見渡しても、彼以上の存在感を放った選手はいなかったです。これからも出てくるかはわからないですけど、すべての力を出し切って戦ってくれたなと思います。僕からもありがとうと言いたいです。本当にお疲れ様でした」
楢崎氏は「実は中沢ボンバーさんも駆け付けようとしてた間に合わなかったんです」と残念がっていたなか、2人のフォトセッションが終了後、なんと中澤佑二氏が到着。楢崎氏の「遅いよ〜」の声に「遅れてごめんね〜」と返答しながら、闘莉王に抱擁した。その後、同選手と日本代表でCBコンビを組んでいた中澤氏も労いの言葉をかけた。
「僕のほうが先輩なんですけど、試合の中で彼にいろいろ助けられたサッカー人生でした。浦和で闘莉王がプレーしていた時は、常に怒っているイメージが強くて、なんでいつも怒っているんだろうとずっと思っていました」
「僕は明日、現役復帰するというコメントを(笑)。ドッキリでまだまだやれると僕は信じているんですけどダメですか? 闘莉王としても最後の最後までケガが多い中、頑張ったと思いますので、心からお疲れ様と言いたいと思います。本当にお疲れさまでした」
記者会見の終盤には、サプライズゲストとして、名古屋グランパスや日本代表で共闘した楢崎正剛氏が登場。花束を贈呈すると共に、以下のように労をねぎらった。
「サプライズと言えば想像がついたと思いますが、実は中澤ボンバーさんも駆け付けようとしてたんですけど、間に合わなかったんです。ごめんなさい。せっかく、大選手の最後を見届けようと思ってきたんですけど、本当に長い間、現役生活お疲れ様でした」
「それ以外、本当になくて今まで日本サッカーのために力を尽くしてくれましたし、名前の文字の通り、闘ってくれたし、今までのJリーグを見渡しても、彼以上の存在感を放った選手はいなかったです。これからも出てくるかはわからないですけど、すべての力を出し切って戦ってくれたなと思います。僕からもありがとうと言いたいです。本当にお疲れ様でした」
「僕のほうが先輩なんですけど、試合の中で彼にいろいろ助けられたサッカー人生でした。浦和で闘莉王がプレーしていた時は、常に怒っているイメージが強くて、なんでいつも怒っているんだろうとずっと思っていました」
「代表で一緒になって、怒っている意味が分かりました。闘莉王の良さが自分の中で、どんどん理解できて、一緒にプレーして、代表にいることによって、逆に闘莉王から学ぶことがたくさんあって、同じ時代に生きれたことを僕は幸せに思っています」
「僕は明日、現役復帰するというコメントを(笑)。ドッキリでまだまだやれると僕は信じているんですけどダメですか? 闘莉王としても最後の最後までケガが多い中、頑張ったと思いますので、心からお疲れ様と言いたいと思います。本当にお疲れさまでした」
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