ユナイテッドピンチ…デ・ヘアとポグバがリバプール戦欠場へ 指揮官明言
2019.10.17 09:30 Thu
マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアと、フランス代表MFポール・ポグバが、リバプール戦を欠場することになりそうだ。ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が明言した。
現在、プレミアリーグで12位に位置するユナイテッド(勝ち点9)。20日に行われる第9節では、首位のリバプール(勝ち点24)とホームで対戦する。
しかし、チームの守護神であるGKデ・ヘアがスペイン代表として出場した15日のユーロ2020予選・グループF第8節のスウェーデン代表戦(1-1のドロー)で右足を負傷。9月上旬に足首を痛めていたポグバも、アーセナル戦後に再離脱していた。
そんな中、スールシャール監督はリバプール戦に向けて、両選手の欠場が濃厚であることを明言した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
「ダビド(デ・ヘア)はスキャンを受ける必要がある。次は出られないだろうね。昨夜の様子だとね」
低迷しているユナイテッド。次節のリバプール戦は、スールシャール監督の進退が懸かる重要な一戦になるとの指摘も出ている。 そうした苦境でのデ・ヘアとポグバの負傷。同監督はどのようにして、この危機を乗り越えるのだろうか。
現在、プレミアリーグで12位に位置するユナイテッド(勝ち点9)。20日に行われる第9節では、首位のリバプール(勝ち点24)とホームで対戦する。
しかし、チームの守護神であるGKデ・ヘアがスペイン代表として出場した15日のユーロ2020予選・グループF第8節のスウェーデン代表戦(1-1のドロー)で右足を負傷。9月上旬に足首を痛めていたポグバも、アーセナル戦後に再離脱していた。
「ダビド(デ・ヘア)はスキャンを受ける必要がある。次は出られないだろうね。昨夜の様子だとね」
「ポグバはケガをしている。戻ってきて、とても一生懸命、努力していた。いくつかのゲームをプレーしていたが、痛みに我慢しながらプレーしていたのかもしれない。彼はアーセナル戦後にスキャンを行い、数週間の間、休む必要があった。長すぎないことを祈るが、今回のゲームは出ないだろう」
低迷しているユナイテッド。次節のリバプール戦は、スールシャール監督の進退が懸かる重要な一戦になるとの指摘も出ている。 そうした苦境でのデ・ヘアとポグバの負傷。同監督はどのようにして、この危機を乗り越えるのだろうか。
ダビド・デ・ヘアの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ダビド・デ・ヘアの人気記事ランキング
1
フィオレンティーナの34歳守護神が新契約…新入りデ・ヘアからポジション守れるか
フィオレンティーナは14日、イタリア人GKピエトロ・テラッチアーノ(34)との契約を2026年夏まで延長した旨を発表した。 2009年にノチェリーナでプロ入りしてから、国内を主戦場とするテラッチアーノ。2019年1月にエンポリからレンタルで加わると、シーズン終了後のフリー加入でとどまり、2021-22シーズンから昨季まで守護神を任される。 通算出場数も146試合を数えるが、この新契約を結ぶまで来る今季が最終年。モンツァらの関心と紐づく去就を巡っては元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの加入もあり、注目どころだったが、新契約での残留決着となった。 これにより、1年目のブランクを経て、フィオレンティーナでキャリア再開のデ・ヘアは昨季まで正守護神の座を射止めるテラッチアーノとのポジション争いに挑む運びに。セリエA開幕節でどちらがゴールマウスを守っているのか注目だ。 2024.08.14 18:30 Wed2
18年間で総額約6億円を寄付! ユナイテッドが毎年恒例のチャリティパーティー開催
▽マンチェスター・ユナイテッドは、毎年恒例となっているチャリティパーティーを開催。今年は、16万ポンド(約2400万円)が集まり、ユニセフへと寄付された。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ▽ユナイテッドは、この時期に恒例となっているパーティーを今年も開催。ジョゼ・モウリーニョ監督を始め、MFヘンリク・ムヒタリアンやGKダビド・デ・ヘア、MFアントニオ・バレンシア、MFアンデル・エレーラ、DFエリック・バイリーなどトップチームの選手も参加した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171116_47_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽学校へ通うことができていない子供や、通うことが困難な子供たちへ寄付され、タイの子供たちの教育プログラムを支援するためにパーティーが開催されている。 ▽モウリーニョ監督は、「ユニセフを常にサポートしてきた。私のチームと私は、この驚くべきイベントの一部であり、タイの子供たちを支援できることを誇りに思っている」とコメントした。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171116_47_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽また、ムヒタリアンは「子供たちにとってはとても重要なことだ。全ての子供たちは、、読み書きを学び、楽しい子供時代を過ごす必要がある。僕たちが違いを生み出せることを望んでいるよ」と語った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171116_47_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ユナイテッドは18年間にわたるこのイベントで、総額400万ポンド(約6億円)を寄付しているとのこと。今年はユナイテッドファンであるラッパーのストームジーがパフォーマンスも行っていたようだ。 2017.11.16 22:00 Thu3
“冬の時代”の功労者ドゥブラフカが1番手復帰…ニューカッスルは1月のGK補強を見送りか
ニューカッスルがGKの補強を見送る方向だという。 ニューカッスルは2日、マンチェスター・ユナイテッド戦で正GKニック・ポープが肩を脱臼。戦列復帰は早くても来年4月ごろだとみられている。 この非常事態を受け、来年1月の移籍市場でGKを緊急補強するのでは?との報道が飛び交うようになり、以前から名前の挙がるイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(25/アーセナル)、また元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(33/無所属)が獲得候補との見方もある。 ただ、イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、ニューカッスルは2番手GKであり、サウジアラビア資本到来前の“冬の時代”を正GKとして支えたベテラン、スロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ(34)をポープ復帰まで継続起用する見通しだという。 また、クラブ関係者の話として、1月のGK補強を急務とはしていない模様。1番手復帰のドゥブラフカは2018年1月にスパルタ・プラハからニューカッスルへ加入。クラブ通算137試合でゴールマウスを守り、プレミアリーグ残留がノルマだった時代にクラブの象徴たる存在として活躍した。 2023.12.11 15:10 Mon4
11人にPKを決められたデ・ヘア、これで38本連続未セーブに
マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアはPKがかなり苦手なようだ。 ユナイテッドは26日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝でビジャレアルと対戦。試合は1-1のまま120分間の戦いを終え、優勝の行方はPK戦に委ねられることになった。 運命のPK戦では互いに10人目まで全員が成功する痺れる展開となった中、決着は奇しくもGK同士がキッカーを務める11人目で付くことに。先行のビジャレアルのGKヘロニモ・ルジが決めた一方で、後攻のユナイテッドはデ・ヘアの右を狙ったシュートがルジに止められて終戦。残酷な結末となった。 PKを失敗してしまったデ・ヘアだが、データはPKに弱いということを示している。 最後にPKを止めたのは、2016年4月23日のFAカップ準決勝で、当時エバートンのFWロメル・ルカクのシュートを止めたのが最後だ。その際には、当時のルイス・ファン・ハール監督が「PKのトレーニングで20本蹴ったが、デ・ヘアは1本も止められなかったよ」と裏話を明かしていた。 イギリス『サン』によると、スペイン代表での6本も含めると、それから5年間デ・ヘアは27本のPKすべてを決められてきた。そしてビジャレアル戦では11人全員に決められ、38本連続未セーブとなった。 一方で、ビジャレアル戦でベンチに座ったGKディーン・ヘンダーソンはその期間で8本のPKをセーブしている。 ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督はPK戦突入が間近に迫る中、延長後半にDFアクセル・トゥアンゼベ、FWダニエル・ジェームズ、DFアレックス・テレス、MFフアン・マタを投入していた。 デ・ヘアのプライドを尊重したのかは分からないが、ここでGKを交代するという選択肢があれば、結果はまた別のものになったかもしれない。 とはいえ“たられば”は禁物。幾度か止められそうなシュートがあっただけに、デ・ヘアには何とかしてほしかった。 <span class="paragraph-title">【動画】デ・ヘアはPK失敗…EL決勝ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ビジャレアルが悲願の <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> 初優勝!<br>21人連続成功のPK戦を制す<br>\<br><br>UEFAヨーロッパリーグ速報ハイライト<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ビジャレアル</a> vs <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・ユナイテッド</a><br><br>この決勝の模様は、本日5/27(木)午後2:50よりリピート放送⇒<a href="https://t.co/Wz6WR6xZKP">https://t.co/Wz6WR6xZKP</a><a href="https://twitter.com/hashtag/WOWOW?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WOWOW</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%80%E9%AB%98%E3%81%AE%E5%AF%9D%E4%B8%8D%E8%B6%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#最高の寝不足</a> <a href="https://t.co/z39J3Co2FL">pic.twitter.com/z39J3Co2FL</a></p>— WOWOWサッカー (@wowow_soccer) <a href="https://twitter.com/wowow_soccer/status/1397709651186053124?ref_src=twsrc%5Etfw">May 27, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.05.28 05:35 Fri5
冨安健洋がラッキーなアシスト、スタジアム騒然のサカの衝撃スーパーミドルで今季プレミア初アシストに
壮絶な打ち合いで上位対決を制したアーセナル。日本代表DF冨安健洋がスーパーゴールをアシストしたことになっていた。 22日、プレミアリーグ第21節でアーセナルは3位のマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎えた。 首位に立つアーセナルと、3位のユナイテッドの一戦。アーセナルは今シーズンのリーグ戦で1敗しかしていないが、その相手がユナイテッド。リベンジマッチとなった。 試合は立ち上がりからアーセナルが主導権を握っていくが、マーカス・ラッシュフォードの圧巻ミドルでユナイテッドが先制。しかし、アーセナルも負けておらず、見事な崩しからエディ・エンケティアのゴールで追いつく。 1-1で迎えた後半頭から冨安は出場。立ち上がりこそ対峙するラッシュフォードに苦しめられる一方で、この日は積極的に高い位置を取り攻撃参加する。 すると53分、右サイドでボールを持ったブカヨ・サカが圧巻のプレー。離れた位置からボールを晒しながらカットインすると、短いステップで左足一閃。DFの間を抜けたシュートは、完璧なコースに完璧なスピードで突き刺さり、名手ダビド・デ・ヘアも一歩届かず。アーセナルが逆転に成功した。 圧倒的すぎるスーパーゴールを決めたサカだが、なんとこのゴールに冨安のアシストが付くというラッキーな展開。冨安にとってはプレミアリーグで2アシスト目。今季はヨーロッパリーグに続いて2つ目のアシストとなった。 ラッキーな形ではあるが数字を残した冨安。徐々にラッシュフォードに対応し、徐々に抑え込むと、集中した守備だけでなく、攻撃参加も最後までアグレッシブに行い、いつも以上にボックス付近からクロスを上げることに。チームも3-2で勝利を収め、首位を堅持した。 <span class="paragraph-title">【動画】サカが叩き込んだ衝撃の一撃、パスを出したのは冨安でアシストに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="k8T3eSZGzYI";var video_start = 50;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.01.23 08:58 Monマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon2
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon3
ユナイテッド若手GKヴィテクが武者修行 今夏アピールもオーストリア1部へ
マンチェスター・ユナイテッドは21日、U-20チェコ代表GKラデク・ヴィテク(20)がオーストリア・ブンデスリーガのブラウヴァイス・リンツにレンタル移籍すると発表した。移籍期間は今季いっぱいとなる。 ヴィテクは2020年夏に母国クラブのオロモウツから加入。16歳でユナイテッド入りしたなかで、アンダーカテゴリーで研鑽を積み、昨季はプレミアリーグで初のベンチ入りを記録した。 2022年のFAユースカップ優勝時に守護神を担うなどの経験も重ねるなかで、この夏はトップチームの一員としてプレシーズンを過ごし、ノルウェーでのローゼンボリ戦では活躍を光らせた。 FCブラウヴァイス・リンツは2023-24シーズンからオーストリア1部を戦うクラブで、LASKリンツは地元のライバルとなる。 2024.08.21 18:28 Wed4
ベンフィカがアルバロ・カレーラスの買取OP行使! ユナイテッドは買戻条項盛り込む
ベンフィカは26日、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス(21)の買い取りオプション行使を発表した。同選手はベンフィカと2029年6月30日までの5年契約にサインした。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ベンフィカはユナイテッドに600万ユーロ(約10億2000万円)を支払うことになるという。また、両者の契約には買い戻し条項やリセール時の移籍金一部の支払いなどの細かい条項が盛り込まれている。 レアル・マドリーのカンテラ出身の左サイドバックは2020年夏にユナイテッドのアカデミーに移り、プレストン・ノースエンド、グラナダへの武者修行を経験。その後、今年1月からベンフィカにローン先を変更していた。 その新天地では公式戦16試合1ゴール1アシストの数字を残していた。186cmの恵まれた体躯に加え、アスリート能力に優れる攻撃的サイドバックは、豊富な運動量と推進力が最大の売りだが、現在レバークーゼンで活躍する同胞DFアレハンドロ・グリマルドのような成長曲線を描くことが期待されるところだ。 2024.05.27 07:30 Mon5