エイバルが大逆転劇でセビージャに勝利! 乾は4戦連続の先発も前半途中に交代…《リーガエスパニョーラ》

2019.09.27 03:55 Fri
Getty Images
リーガエスパニョーラ第6節のエイバルvsセビージャが26日に行われ、3-2でエイバルが勝利した。エイバルのMF乾貴士は32分までプレーした。

先週末に行われたレバンテ戦をゴールレスドローで終えたエイバルは、その試合から先発を1人変更。アルバロ・テヘロに代えてパウロ・オリベイラを先発で起用。乾は左MFで4試合連続の先発出場となった。

一方、先週末のレアル・マドリー戦で今季リーグ戦初黒星を喫したセビージャは、その試合から先発を3人変更。ルーク・デ・ヨングやフランコ・バスケス、レギロンに代えてムニルやオリベル・トーレス、エスクデロを先発で起用した。
試合は早い時間にスコアが動く。11分、中盤でボール奪取したジョルダンのロングパスで相手DFの裏に抜け出したオカンポスがボックス右から侵入。飛び出したGKドミトロビッチの股下を抜くシュートでゴールネットを揺らした。

先制を許したエイバルは18分、ショートカウンターからボックス左の乾がシュートを放つもこれは相手GKの正面。すると32分、エイバルは乾を下げてエスカランテをピッチに送り出し、布陣を[4-4-2]から[4-3-3]に変更した。
しかし、直後にセビージャが追加点を奪う。33分、ムニルのパスを受けたオカンポスがボックス右まで持ち上がりクロスを供給。これをゴール前に走り込んだオリベル・トーレスが押し込んだ。

2点を追うエイバルは、後半開始からラミスを下げてデ・ブラシスを投入。対するセビージャは、61分に左モモを負傷したカリソに代えてクンデをピッチに送り出した。

エイバルは65分、ハイプレスを敢行したオレジャナが相手ボックス付近でクンデからボールを奪取。そのままボックス左から侵入したオレジャナがボールを奪い返そうとしたクンデに倒されPKを獲得。これをオレジャナがゴール左隅に決めた。

1点を返したエイバルは、77分にもパペ・ディオプのロングパスを対応しようとしたジエゴ・カルロスと飛び出したGKがボックス内で交錯。このこぼれ球を拾ったペドロ・レオンがボックス右深くから無人のゴールへシュートを流し込んだ。

同点弾で攻勢を強めるエイバルは82分、ボックス右手前でオレジャナがジエゴ・カルロスに倒されFKを獲得。このFKをホセ・アンヘルが直接ゴール右に突き刺し、ついに逆転に成功する。

その後はさらなる追加点のチャンスもあったエイバルがペースを握ったまま試合終了。ホームで大逆転勝利を飾ったエイバルが、待望のリーグ戦初勝利を手にした。

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偉大な父がW杯優勝を成し遂げた“26歳”…2部エイバルで奮闘のリュカ・ジダンにとうとう大きな栄光か

あまりに偉大なフットボーラーを父に持つフランス人GKリュカ・ジダン(26)。ある種の呪縛を乗り越え、とうとう大きな栄光か。スペイン『Relevo』がレポートする。 サッカー史上最も偉大なフットボーラーの1人であるジネディーヌ・ジダン氏。フランス代表としてW杯とユーロを制し、クラブキャリアでもCL制覇を2度…そんな男が監督としてCL3連覇という大偉業までやってのけてしまった。 氏を父に持つのは、リュカ・ジダン。 父がレアル・マドリーでの現役時代から自身も下部組織入りし、父の指揮するトップチームでデビューも。ただ、レンタル先のスペイン2部ラシンで正GKとして3部降格を経験、マドリー退団で移籍したラージョでは定位置を掴めず。 そんなこんなで22-23シーズンに辿り着いたのが、現所属の2部エイバル。 1年目から正GKとなったリュカは今季、スペイン2部全試合出場でチームは3位。現在ラ・リーガ昇格プレーオフ準決勝・オビエド戦を戦っており、敵地1stレグは0-0ドロー…『Relevo』いわく、リュカの再三にわたるセーブがなければ「エイバルは終わっていた」という。 リュカは試合後、「粘り強くドローをもぎ取った。無失点で終わらせれたし、ホームで勝つ。僕たちならいける」と2ndレグへ闘志。 リュカ・ジダン26歳。偉大な父を持つ故に、幼少期からその名前を知られた男だが、父がフランスに初のW杯優勝をもたらし、名声を揺るがぬものとしたのも26歳。1998年生まれの守護神はエイバルに歓喜をもたらせるか。 「この姓がフットボーラーとしてポジティブだった瞬間は、ハッキリ言って一度もない。サッカーの世界で、僕はリュカとして見られたい」 2024.06.09 20:00 Sun

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