ポグバに対するSNS上での人種差別に“ユナイテッド・ファミリー”が怒り!
2019.08.21 15:17 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバに対するSNS上での人種差別行為に関して、“ユナイテッド・ファミリー”が一様に怒りを見せている。イギリス『BBC』が伝えた。
すると、同試合後にはPKを失敗したポグバに対して、一部のSNSユーザーが人種差別的な投稿を行ったことが発覚。この投稿を受けて、ユナイテッドは以下のような公式声明を発表し、投稿者の特定および人種差別行為に対して断固として立ち向かうことを改めて宣言している。
「これらの意見(人種差別発言)を表明した個人は、我々の素晴らしいクラブの価値を表すものではありません。同時に、我々のファンの大多数がSNSを通じて非難をしている事実を心強く思っています」
「マンチェスター・ユナイテッドは、いかなる類の人種差別や差別に対していかなる違反も許さない態度を持っています。さらに、『#AllRedAllEqual initiative』を通じて、そういった人種差別的な行為に対して、断固たる態度で立ち向かう姿勢を常に持っています。」
また、クラブの公式声明と共にユナイテッドの同僚たちもSNSを通じて、ポグバへの人種差別行為に対して不快感を露わにしている。
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、「もう十分だ。マンチェスター・ユナイテッドはファミリーなんだ。ポール・ポグバはその中で重要な位置を占めている1人だ。彼を攻撃することは僕たち全員を攻撃しているということだ」と、ポグバへの攻撃はクラブ全体の攻撃であると主張している。
さらに、今夏レスター・シティから加入したばかりのイングランド代表DFハリー・マグワイアは、「もううんざりだ」、「ソーシャルメディアに関しては何か対策を講じるべきだ。すべてのアカウントはパスポートか運転免許証などで身元を確認する必要がある。同時にこういった哀れな挑発的メッセージを行う輩を止めるため、複数のアカウントを作れないようにすべきだ」と、『ツイッター』や『インスタグラム』の2社に対して新たな対策導入を促した。
最後にユナイテッドのOBであり、現イングランド女子代表の指揮官であるフィル・ネビル監督は、現役選手たちに向けてSNSの“ボイコット”を行うことで、こういった差別主義者などに対して、“強力なメッセージ”を送るべきとの考えを明らかにしていた。
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ユナイテッドは19日、敵地で行われたプレミアリーグ第2節のウォルバーハンプトン戦を1-1のドローで終えた。同試合では1-1のスコアで迎えた68分にポグバがボックス内で倒されてPKを獲得。自らキッカーに名乗りを挙げたポグバはゴール左を狙って強いシュートを放ったが、相手GKルイ・パトリシオに完璧に読まれてセーブされ、絶好の勝ち越し機会を逃した。そして、このPK失敗が響きユナイテッドは開幕連勝を逃すことになった。「これらの意見(人種差別発言)を表明した個人は、我々の素晴らしいクラブの価値を表すものではありません。同時に、我々のファンの大多数がSNSを通じて非難をしている事実を心強く思っています」
「マンチェスター・ユナイテッドは、いかなる類の人種差別や差別に対していかなる違反も許さない態度を持っています。さらに、『#AllRedAllEqual initiative』を通じて、そういった人種差別的な行為に対して、断固たる態度で立ち向かう姿勢を常に持っています。」
「また、今回の事件に関与した少数の人物の特定および、我々が利用可能な最も強力な措置を講じるつもりです。さらに、ソーシャルメディアを扱う企業がこういったケースへの適切な対処を行うように働きかけています」
また、クラブの公式声明と共にユナイテッドの同僚たちもSNSを通じて、ポグバへの人種差別行為に対して不快感を露わにしている。
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、「もう十分だ。マンチェスター・ユナイテッドはファミリーなんだ。ポール・ポグバはその中で重要な位置を占めている1人だ。彼を攻撃することは僕たち全員を攻撃しているということだ」と、ポグバへの攻撃はクラブ全体の攻撃であると主張している。
さらに、今夏レスター・シティから加入したばかりのイングランド代表DFハリー・マグワイアは、「もううんざりだ」、「ソーシャルメディアに関しては何か対策を講じるべきだ。すべてのアカウントはパスポートか運転免許証などで身元を確認する必要がある。同時にこういった哀れな挑発的メッセージを行う輩を止めるため、複数のアカウントを作れないようにすべきだ」と、『ツイッター』や『インスタグラム』の2社に対して新たな対策導入を促した。
最後にユナイテッドのOBであり、現イングランド女子代表の指揮官であるフィル・ネビル監督は、現役選手たちに向けてSNSの“ボイコット”を行うことで、こういった差別主義者などに対して、“強力なメッセージ”を送るべきとの考えを明らかにしていた。
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