チェルシーがベニテス監督の復帰を画策か!? サッリ監督のユベントス行きも濃厚に…
2019.06.12 00:40 Wed
ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督(59)が、6シーズンぶりにチェルシーの指揮官に復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』は伝えている。
レアル・マドリーやリバプール、インテルで監督を歴任してきたベニテス監督は、2012年11月にロベルト・ディ・マッテオ氏の後任としてチェルシーの暫定監督に就任。公式戦48試合で28勝を挙げると、リーグ戦をチャンピオンズリーグ出場圏内の3位で終えると、10シーズンぶりの参加となったヨーロッパリーグではクラブを史上初の優勝に導いたが、シーズン終了後に退任。
その後、ナポリとマドリーで監督を歴任したベニテス監督は、2016年3月に3年契約でニューカッスルの指揮官に就任。成績不振のチームを好転させたが、チームはチャンピオンシップへ降格。しかし、翌シーズンに2部優勝を飾り1年でのプレミア復帰に成功すると、昨季は10位、今季は13位と2年連続でプレミア残留に導いた。
今季限りで契約が切れるベニテスに対してニューカッスルは契約更新交渉を行っているが、交渉は難航。未だに去就は不透明になっていた。
そんな中、ベニテス監督をチェルシーが来季の指揮官に招へいする噂が浮上。『トゥットスポルト』によれば、同クラブはすでにベニテスと契約交渉を開始している模様。チェルシーではマウリツィオ・サッリ監督がユベントスの指揮官に就任することが決定的となっており、ユベントスもチェルシーとベニテス監督の交渉を待っている状態だという。
レアル・マドリーやリバプール、インテルで監督を歴任してきたベニテス監督は、2012年11月にロベルト・ディ・マッテオ氏の後任としてチェルシーの暫定監督に就任。公式戦48試合で28勝を挙げると、リーグ戦をチャンピオンズリーグ出場圏内の3位で終えると、10シーズンぶりの参加となったヨーロッパリーグではクラブを史上初の優勝に導いたが、シーズン終了後に退任。
その後、ナポリとマドリーで監督を歴任したベニテス監督は、2016年3月に3年契約でニューカッスルの指揮官に就任。成績不振のチームを好転させたが、チームはチャンピオンシップへ降格。しかし、翌シーズンに2部優勝を飾り1年でのプレミア復帰に成功すると、昨季は10位、今季は13位と2年連続でプレミア残留に導いた。
そんな中、ベニテス監督をチェルシーが来季の指揮官に招へいする噂が浮上。『トゥットスポルト』によれば、同クラブはすでにベニテスと契約交渉を開始している模様。チェルシーではマウリツィオ・サッリ監督がユベントスの指揮官に就任することが決定的となっており、ユベントスもチェルシーとベニテス監督の交渉を待っている状態だという。
なお、同メディアはユベントスが13日までにサッリ監督の指揮官就任を発表すると併せて伝えている。
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