ロイ・キーン糾弾…「ポグバの言葉は空っぽ」
2019.04.26 09:45 Fri
マンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏がフランス代表MFポール・ポグバを糾弾した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
2016年夏にユベントスから復帰したポグバ。昨年末からユナイテッドの指揮を執るオーレ・グンナー・スールシャール監督の再建を語る上で欠かせない選手の1人だ。しかし、シーズンが佳境に差し掛かるに連れて、熱を帯びるレアル・マドリー移籍報道もあってか、パフォーマンスは失速傾向にある。
そのポグバは21日に敵地で0-4の大敗を喫したプレミアリーグ第35節のエバートン戦後、「このユニフォームのために走り、汗をかいて、全力を尽くさなければ」と語り、チームの支柱的存在として声を大に。だが、現役時代にユナイテッドの中盤に君臨した“闘犬”ロイ・キーン氏は不満をぶちまけた。
「彼の言葉は空っぽ。彼自身もその言葉を信じちゃいない。彼は良いチームメイトであろうと話す。そうなりたいのなら、戻って守備も頑張らないとね」
「(0-4で敗れた前節の)エバートン戦で感情的になったと話したが、私が聞いた限り、彼らは試合後、ヘアジェルを投げ合って遊びほうけたみたいだよ。それが熱くなった原因じゃないかな」
なお、ユナイテッドは24日にホームで行われたプレミアリーグ第31節延期分のマンチェスター・シティとのダービーマッチでも0-2の黒星を喫して、直近の公式戦9試合で7敗目。ポグバはユナイテッドをチャンピオンズリーグ(CL)出場権かかるトップ4に食い込ませることはできるのだろうか。
2016年夏にユベントスから復帰したポグバ。昨年末からユナイテッドの指揮を執るオーレ・グンナー・スールシャール監督の再建を語る上で欠かせない選手の1人だ。しかし、シーズンが佳境に差し掛かるに連れて、熱を帯びるレアル・マドリー移籍報道もあってか、パフォーマンスは失速傾向にある。
そのポグバは21日に敵地で0-4の大敗を喫したプレミアリーグ第35節のエバートン戦後、「このユニフォームのために走り、汗をかいて、全力を尽くさなければ」と語り、チームの支柱的存在として声を大に。だが、現役時代にユナイテッドの中盤に君臨した“闘犬”ロイ・キーン氏は不満をぶちまけた。
「(0-4で敗れた前節の)エバートン戦で感情的になったと話したが、私が聞いた限り、彼らは試合後、ヘアジェルを投げ合って遊びほうけたみたいだよ。それが熱くなった原因じゃないかな」
「あの男には才能がある。だが、守備に戻らない彼の姿を何度も見た。彼はボディランゲージも口にしたが、両手を挙げているだけ。ユナイテッドにとって、彼は大きな問題だ」
なお、ユナイテッドは24日にホームで行われたプレミアリーグ第31節延期分のマンチェスター・シティとのダービーマッチでも0-2の黒星を喫して、直近の公式戦9試合で7敗目。ポグバはユナイテッドをチャンピオンズリーグ(CL)出場権かかるトップ4に食い込ませることはできるのだろうか。
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「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定
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ユナイテッドのレジェンド、カントナ&キーンがプレミアリーグの殿堂入り
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元イングランド代表FWが明かすロイ・キーンの恐怖「今でもトラウマ」
元イングランド代表FWダレン・ベントが、その厳格なキャラクターで知られるマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ロイ・キーン氏の恐怖について語った。 現役時代から闘争心溢れるプレーで、知られていたロイ・キーン氏。チームメイトにも厳しく、不甲斐ないプレーを見せた選手には焼きを入れたり、時には監督にも歯向かうなど、激情家として知られていた。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJncFl4dGlVUiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 現役引退後はサンダーランド、イプスウィッチで監督経験を積んだ他、アイルランド代表とアストン・ビラでアシスタントコーチを務めていたが、現在は解説者として活躍している。 アストン・ビラ時代にロイ・キーン氏の指導を受けた経験のあるベントがイギリスラジオ局『talkSPORT』の番組内で、当時の恐怖を振り返った。 「彼は本当に、本当に怖かった。いきなりブチギレるんだ」 「もちろんなぜそうなるかも分かる。彼のような世界最高峰のトップ選手からしたら、アストン・ビラにいた僕たちのような選手が、なぜそんなミスを犯すのか理解できないんだろう」 「QPRと対戦した、ある試合後をよく覚えているよ。僕らはアウェイで負けたんだけど、その試合の後に僕らはロッカールームにいた。そしたらランバート監督はすっと端へよけて、ロイが話し始めたんだ」 「これは本当に起きたことだと約束する、彼は2時間ぶっ通しでブチギレていた。夜の試合だったけど、そのせいでスタジアムの電気も全部消えて、外で出待ちしていたファンも全員帰ってしまったんだ」 「彼は選手が飲んでいたルコゼイド(イギリスで販売されているスポーツドリンク)や選手がメールばっかりやっているいること、そして人々がヨガをやったりしていることとか、色々なことについて激怒していた」 「その時ロン・フラールが確かシンスプリントのケガで離脱していたんだけど、ロイは『サッカー選手がシンスプリント程度でなぜそんなに長く離脱しているんだ?』と怒っていたよ」 「彼は部屋を周りながら目に入るもの全てにキレていた。目が合った瞬間にキレされるから、誰も彼と目を合わせなかったよ」 「みんな2時間あそこにただ座っていた。あの夜起きたことは今でもトラウマだよ。正直言って彼はクレイジーだった」 2020.06.24 22:20 Wedマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
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伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
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