日本人躍動のシント=トロイデンと札幌が業務提携…Jクラブで4つ目
2019.04.20 13:20 Sat
ベルギーのシント=トロイデンとJリーグの北海道コンサドーレ札幌が業務提携を締結したことを発表した。
日本代表にも選出されているDF冨安健洋やMF遠藤航、FW鎌田大地の3名や、MF関根貴大、FW木下康介と日本人選手が多く所属しているシント=トロイデン。今回の業務提携により、人材育成や国際交流、それぞれが持つノウハウの共有を通して、両クラブのさらなる発展を目指すことになる。
すでに、ファジアーノ岡山(2018年1月)、大分トリニータ(2018年2月)、FC東京(2018年3月)と3つのJリーグクラブと業務提携を行なっているシント=トロイデンにとって、札幌は4つ目のJリーグクラブとなる。
20日に行われる明治安田生命J1リーグ第8節の北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス戦を前に、試合会場の札幌ドームで記者会見を実施。シント=トロイデンの立石敬之CEO、札幌の野々村芳和代表取締役社長CEOがコメントした。
◆立石敬之氏(シント=トロイデン)
「我々は、選手、指導者、ビジネススタッフの世界挑戦を通して、将来の日本サッカーに還元したいという理念を持っています。弊クラブの村中が北海道の出身ということもあり、提携にいたりました」
「我々はすでに3つのJリーグクラブと提携しており、アカデミーや指導者養成を中心に年3〜4回の交流を行っております。今回の提携ではビジネススタッフの交流、ビジネス事業のノウハウの交換を考えております」
「業務提携はすぐに成果があがるものではなく、じっくりとゆっくりと、種をまき、水をやり、実がなっていくものだと思っています。この提携でより多くの実り、日本サッカー界の将来を支える人材が育っていくことを願っています」
◆野々村芳和氏(北海道コンサドーレ札幌)
「コンサドーレとしては、「北海道とともに、世界へ」ということを実現するために、この数年間はアジアの数か国とクラブ間提携し、どちらかといえばピッチレベルの話が多かったと思いますが、サッカーというスポーツで、まず国内でコンサドーレが上位のクラブ、大きくなるためには、はやりヨーロッパのクラブから学ぶべきものはたくさんあります。大きくなるには当然、選手も成長しなければなりませんが、クラブのスタッフがどれだけサッカー界から刺激を受けて成長していくか、ということが非常に重要であると思っています」
「今回は、ヨーロッパで世界のトップレベルを近くで感じているクラブ様と色々な取り組みができるということで、クラブスタッフがより成長することができる環境で一緒にやることで、コンサドーレのスタッフが(様々な刺激・経験を)得ることができると思います。将来的には、コンサドーレが国内でも海外でも、より認知されるようなクラブになるきっかけになればと思います」
「サッカーでもヨーロッパの4大リーグ、5大リーグの近くにあるベルギーのリーグの魅力を、コンサドーレの選手やアカデミーの選手が感じながら、コンサドーレを通して世界が見える、という一つのきっかけになれればと思います」
なお、両クラブの提携期間は2019年4月1日〜2021年3月31日までの2年間となる。
日本代表にも選出されているDF冨安健洋やMF遠藤航、FW鎌田大地の3名や、MF関根貴大、FW木下康介と日本人選手が多く所属しているシント=トロイデン。今回の業務提携により、人材育成や国際交流、それぞれが持つノウハウの共有を通して、両クラブのさらなる発展を目指すことになる。
すでに、ファジアーノ岡山(2018年1月)、大分トリニータ(2018年2月)、FC東京(2018年3月)と3つのJリーグクラブと業務提携を行なっているシント=トロイデンにとって、札幌は4つ目のJリーグクラブとなる。
◆立石敬之氏(シント=トロイデン)
「我々は、選手、指導者、ビジネススタッフの世界挑戦を通して、将来の日本サッカーに還元したいという理念を持っています。弊クラブの村中が北海道の出身ということもあり、提携にいたりました」
「コンサドーレ札幌さんはビジネスの分野で色々なチャレンジをされていて、ますます大きなクラブになっていくのではという印象を持っています」
「我々はすでに3つのJリーグクラブと提携しており、アカデミーや指導者養成を中心に年3〜4回の交流を行っております。今回の提携ではビジネススタッフの交流、ビジネス事業のノウハウの交換を考えております」
「業務提携はすぐに成果があがるものではなく、じっくりとゆっくりと、種をまき、水をやり、実がなっていくものだと思っています。この提携でより多くの実り、日本サッカー界の将来を支える人材が育っていくことを願っています」
◆野々村芳和氏(北海道コンサドーレ札幌)
「コンサドーレとしては、「北海道とともに、世界へ」ということを実現するために、この数年間はアジアの数か国とクラブ間提携し、どちらかといえばピッチレベルの話が多かったと思いますが、サッカーというスポーツで、まず国内でコンサドーレが上位のクラブ、大きくなるためには、はやりヨーロッパのクラブから学ぶべきものはたくさんあります。大きくなるには当然、選手も成長しなければなりませんが、クラブのスタッフがどれだけサッカー界から刺激を受けて成長していくか、ということが非常に重要であると思っています」
「今回は、ヨーロッパで世界のトップレベルを近くで感じているクラブ様と色々な取り組みができるということで、クラブスタッフがより成長することができる環境で一緒にやることで、コンサドーレのスタッフが(様々な刺激・経験を)得ることができると思います。将来的には、コンサドーレが国内でも海外でも、より認知されるようなクラブになるきっかけになればと思います」
「サッカーでもヨーロッパの4大リーグ、5大リーグの近くにあるベルギーのリーグの魅力を、コンサドーレの選手やアカデミーの選手が感じながら、コンサドーレを通して世界が見える、という一つのきっかけになれればと思います」
なお、両クラブの提携期間は2019年4月1日〜2021年3月31日までの2年間となる。
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Jリーグの野々村芳和チェアマンが、いわきFCの明治安田生命J3リーグ優勝を祝福した。 6日、明治安田J3の第32節が行われ、いわきFCは鹿児島ユナイテッドFCをホームに迎えた。 J3参入初年度で首位を走り続けてきたいわき。この試合も主導権を握ると、15分に有田稜が先制ゴールを奪う。 その後はゴールが生まれなかったが、62分に山口大輝、67分に嵯峨理久が加点。勝利を決定づけることに。そのまま3-0で逃げ切り、見事にJ3優勝を果たした。 野々村チェアマンは、Jリーグを通じてコメント。参入1年目での優勝、J2昇格を祝った。 「いわきFCの皆さま、2022明治安田生命J3リーグ優勝おめでとうございます。選手、監督、スタッフをはじめ、ファン・サポーター、クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます」 「Jリーグ入会1年目のシーズンでJ3リーグ優勝、J2リーグ昇格と、まさに破竹の勢いでシーズンを駆け抜けてきました。強靭なフィジカルと走力に裏打ちされた、闘志あふれるアグレッシブなチームスタイルを選手全員が体現することで、非常にエキサイティングなゲームを見せてくれました」 「今年3月20日にJヴィレッジスタジアムで開催されたいわきFCのJリーグ開幕戦も視察させていただきました。ピッチ上のクオリティもさることながら、ファン・サポーターの熱量によって生み出されるスタジアムの雰囲気は、「作品」として本当に魅力あるものでした。本日も非常にたくさんのサポーターで埋め尽くされた素晴らしい「作品」に、クラブとしての可能性を強く感じました」 「「スポーツを通じて社会価値を創造し、いわき市を東北一の都市にする」というクラブのフィロソフィーを胸に、来シーズンもこのいわき市から、J2の舞台での躍動を期待しています」 2022.11.06 21:35 Sun5
「世界を意識せざるを得なくなった」“全会一致”でシーズン移行を決断したJリーグ、課題解決をしながら目指す世界スタンダードに野々村芳和チェアマン「ここからが大事」
Jリーグの野々村芳和チェアマンが、2026-27シーズンから実施されることが決まったシーズン移行についてコメントした。 Jリーグは19日、理事会を開催。今年2月から準備をスタートし、本格的に議論を重ねてきた中、2026-27シーズンからのシーズン移行が決定。残された課題はあるものの、継続検討を進めていくこととなった。 野々村チェアマンは「10カ月以上、本当にたくさんの方たちと話をしてきました」と語り、「今までおそらくなかったような、実行委員だけでなく、各クラブのスタッフも含めると500人ぐらいの人たちを交えて、これからの日本サッカー、Jリーグをどういう方向に持っていこうかと話しました」と多くの人の意見を聞き、議論をしたと語った。 今回のシーズン移行は、「世界と戦う舞台」にJリーグがなれるかどうかが議論の焦点に。野々村チェアマンは「世界市場でどうなっていくか。世界と戦う舞台にJリーグを変えていこうということを10カ月かけて話してきました。その中で、シーズンを変えることが必要なんじゃないかということで、今回のシーズン移行の話になったということです」と、その結果が「シーズン移行」になったとした。 大きなポイントの1つは夏場のパフォーマンス低下。Jリーグはシーズン半ばの8月に大きくパフォーマンスが低下する「谷型」のグラフを描き、ヨーロッパは「山型」のグラフを描いている。 「僕もどうしたら良いかを何十周も考えた中で、日本では夏場のパフォーマンス低下が明らかに出てきて、本当に変えなければいけないと思いました。30年近く前は自分もプレーヤーとしていた中で、本気で世界を目指していた選手がどれだけいたかというと、多くはなかったです」 「ただ、最近の日本代表のW杯の結果、海外での活躍を見ると、本気で海外を目指していて、子供たちも目指している。日本の指導者も世界に出ていくこととなる中で、クラブを担っている我々が本気で世界を目指すことにどれだけコミットできていたか。この10カ月で自問自答してきた中で、多くの実行委員の方も背景は違い、色々な考えがある中で、話をする中で足並みが揃ってきた感じがしています」 「背景、クラブのサイズ、地域性など色々な意見はあって当然。ただ、意見をありながらも、ある時期から日本のサッカー、Jリーグをどうするかということは一枚岩でやれていた感じがしています。夏場ということを考えた時に、僕たちJリーグは公益社団法人であることも含めて、Jリーグの理念に立ち返る必要があると思いました」 日本の気候環境が及ぼすパフォーマンス低下に関しては問題視するクラブは多いとし、課題は他にありながらも、Jリーグと日本サッカーの発展のためには避けては通れない道。「谷型のカーブの中で選手をプレーさせることは絶対できないと感じた」と野々村チェアマンは力強く語る。そして、降雪地域だけでなく、暑熱対策も重要になるとした。 「サッカーというスポーツの特性上、夏プレーするのはこのままで良かったのか。夏のサッカーのあり方も考えなければいけないという時期もあると思う」 「一方で、僕は札幌で長く生活をしていたので、夏だけじゃなく、冬のスポーツ環境はこの10年進歩したかというとしていない。多くのスポーツをしたい少年に対して、冬場の3、4カ月広いところでサッカーができないという環境を、しっかり変えなければいけないと強く思っています」 「サッカーのシーズンを変えるということよりも大きなもの、責任が僕らにもある。気候変動が大変な中で、サッカーがどういうスタンスを見せて、もっと良い環境、国民の心身の発達に寄与出来るように改革していこうと。大きな筋で、今回のシーズンを移していくということは大きな意味のあることではないかなと思って、こういう結論に至りました」 サッカーのシーズンを変えたいと言うことではなく、今の環境において何が最適なのか。それはサッカーに限らず、スポーツという広い意味で考えても同義となる。 「この1年間で本当に多くのサッカーの関係者、スポーツの関係者と話をしていく中で、人の意識もだいぶ高みを目指すようになったと思います。これが決まったから終わりだとは全く思っていなくて、ここからが大事です」 「10年後、20年後、30年後に日本のスポーツ環境が整い、サッカーもレベルアップしてより大きな夢を描けるようになったと感じられるように、協力してやっていきたいと思います」 あくまでも「シーズン移行」は目的ではなく手段の1つ。その先にあるもの、将来を見据えたスポーツを取り巻く環境を考えて、先陣を切るというところもあるだろう。 今回の決議に関しては「全会一致で決まりました」とコメント。事前の投票では、アルビレックス新潟が断固として反対の姿勢を崩さなかったが、最終的には賛成となったようだ。 ただ、もちろん課題は残っている。「(シーズン移行を)決めたら全てがスムーズにいくことではないですし、Jクラブの皆さんでは多くのクラブが賛成をしていますが、いずれ解決しなければいけない課題はあると思った上での賛成。理事会でもそうだが、走りながら1つ1つ乗り越えていくという声が大半でした」とコメント。「もともと100、0を目指すということではないです」と、是否を問うだけではないとした。 「みんなで目指す方向性を議論した上で、多少課題が不安だと思う人もいれば、不安をみんなで乗り越えようという、マインドの違い、準備の違いだと思う。走りながらクラブ、理事を含めて解決していこうということです」 「やる」と決めて動き出し、しっかりと問題点を解決していくスタンスを選んだことになったJリーグ。現段階では移行期について「基本的に2024、2025シーズンは今まで通りにやっていく。残りの0.5はどうするかを決めていこうということ」とコメント。「クラブの収入をどう獲得していくかということと同時に、リーグの収益をどう確保するか。競争力のある、見ている人もヒリヒリするような特別な0.5シーズンの大会が必要だということをクラブとも確認している。年明けすぐに決めるのか、内容によって来シーズンに向けて考えるか」とし、2026年の夏までの半年間をどう動かすのかを考えることはするとした。 今回の「シーズン移行」で大きく話題となったのは降雪地域の対応。環境整備などを含めて、多くの課題は残ったままだ。 「降雪地域を含めた財源に関して、Jリーグとして100億円ぐらいは準備できている」と語る野々村チェアマン。ただ「Jリーグが全てやるのではなく、世界市場での挑戦に必要な文脈で考えると、リーグだけでなく、サッカーファミリー全体に関わること。JFAも含めて環境を整備しましょうという話はできています」とコメント。「かつ、サッカー界だけの問題ではないと思うので、例えば企業、自治体も含めて、どんなスキームでどんなスポーツ施設を作るのかは仲間を増やしながらやっていきたいです」と、多くのものを巻き込んだ上で環境を整えていく形で動くとしている。 また「100億円が無くなったら終わりではなく、将来的にシーズンを通したスポーツ環境を整えることでの意思確認はできている。観戦環境も含めて、温かいスタジアムは必要だよねということも含めてです。暑熱対策も含めた、暑い時の環境整備もできていくと思っています」と語り、選手たちだけでなく、観戦者の暑さや寒さへの対策に関してもしっかりと考えて動いていくとした。 反対していた新潟については「大きな変革をしようと思うときに、100、0は絶対にないと思う。地域だったりクラブの置かれている背景が色々あって当然」とコメント。「そういう意見があったからこそ、より議論を深められたというのもあると思う」と、反対し問題提起があるからこそ、議論も進み、問題を解決しようという動きになっていくとした。 野々村チェアマンは「基本的には諸手を挙げて賛成ということにはならなかったとしても、日本のサッカーを良くしていきたいという思い、熱量というものはすごく大事な部分だったと思うので、そういう意見があったからこそ、前に進んだり、新しく考え方が生まれたりというものは間違いなくあったと思います」と語り、「(実際に)クラブの方にも聞いて欲しいですが、基本的にはみんなそういう決断に至ったのであれば、良いサッカー界を作っていくということには賛同しているので、ここから一緒にやっていけると思います」と、目的は同じであり、しっかりと歩んでいけるとした。 また、新潟をはじめとした降雪地域のサポーターからは不安の声も聞こえているが「説明というか、しっかりとした事実の説明が届いているかというのは疑問を持ちながらやっています」とコメント。「4、5月ぐらいの時点で東京から発信しても地域のメディアには伝わっていないことも実感しています。僕らが動いて、地元の色々な地域に行ってメディアの皆さんに説明することはやってきましたが、継続してやっていきたいということ。クラブが目の前の仲間であるサポーターにどういうふうに事実を伝えることは大事かなと思います」と、しっかりと情報、目的、狙いは伝わっていないと感じているといい、そのための努力は続けていくとした。 また「冬にサッカーをたくさんするということではないことですら伝わってなかったりすることもあるので、ゼロからまだまだ伝えて行かなければいけない作業はあります」とコメント。「6月、7月は良い時期かもしれないですが、世界的に見ればW杯があったりする。パフォーマンスを高めなければいけないシーズンの真ん中が谷になっているというものは変えなければいけない」とし、頭ごなしに否定する意見が多い中で、サポーターに対してもリーグ、クラブがしっかり伝えていく必要があるとした。 これまでも何度も話が浮上しては立ち消えになってきた「シーズン移行」問題。今回、ここまで議論を重ね、移行するところまで持ってこれた要因について野々村チェアマンがコメント。しっかりと、全員が考えた結果だろうとした。 「フットボールファーストということを考えたときに、あのパフォーマンスが下がってしまうのは絶対に良くないというのを持つ人が多かったのと、目標は国内のコンペティションでどう戦っていくか。(Jリーグは)30年前にできたばっかりなので仕方ないし、国内でどう戦うかを徹底してきたが、世界を意識せざるを得なくなったのかなと思います」 「加えて、気候変動という問題も実際にしっかりと向き合わなければいけない課題なんだなという思いが強くなったんだと思います」 「過去10年間、去年から10年前まで、最初の5年で試合が中止になった数は14試合しかなかった。その後の5年は大雨などの試合中止は58試合に増えている。気候変動が多くある中で、最も雨で流れているのが7月、8月、9月。今のシーズンで8月、9月に試合が流れると、リーグは12月の第一週で終わるのでそれより後にはいけない」 「この先どういう気候変動があるか読めない中で、(シーズンを移行すれば)8月、9月に中止になる試合がこれまで通りあっても、後ろに逃すことができる」 「夏場のパフォーマンスはこれまで以上に暑くなるかもしれない。世界と戦う上では日本はそこに手をつけなければいけないと感じるようになったんだと思います」 世界のスタンダードに合わせ、アジアのスタンダードにもなりつつあるシーズンに合わせることとなったJリーグ。残り2年半で、どこまで課題を解決していけるのか、この先の動きにも注目が集まる。 2023.12.19 22:07 Tueシント=トロイデンの人気記事ランキング
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シント=トロイデンの本拠地にアルデルヴァイレルトが不満「ここでプレーしないといけないのは残念」
ロイヤル・アントワープの元ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトがシント=トロイデンの本拠地に不満を示している。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。 ベルギー代表通算127キャップを誇るアルデルヴァイレルト。かつてアトレティコ・マドリーやトッテナムでもプレーした34歳は、昨シーズンから母国のアントワープに加入し、いきなりチームを66年ぶりのリーグ優勝へと導いた。 屈強なセンターバックは今季も健在で、公式戦22試合中20試合でスタメン出場し、トッテナム時代以来となるチャンピオンズリーグ(CL)にも参戦。24日には敵地でのリーグ戦第15節・シント=トロイデン戦にフル出場した。 ただ、1-1のドローに終わったこの一戦の終了後、アルデルヴァイレルトはシント=トロイデンの本拠地「大王わさびスタイエンスタジアム」、通称“スタイエン”に対する不満をあらわにした。 「今後の後半戦を見据えるなら、今日のドローもポジティブに考えることはできる。ゴール前でもう少し運があれば勝てただろう」 「けど、このスタジアムでプレーすることは非常に難しい。他のチームが通常の天然芝でプレーするなか、ここの1チーム(シント=トロイデン)だけが人工芝でプレーしている」 「慣れなければいけない、というのはもちろん正論だが、普段からここでプレーしているわけじゃないし、慣れる時間なんてない。個人的には、ここの人工芝でプレーしないといけないのが残念だ」 シント=トロイデンの本拠地“スタイエン”は1927年に開場後、2011年の大幅改修から人工芝を導入。サッカーにおける天然芝or人工芝の議論は、言わば100点の答えがない議論であり、ビジネス視点から見れば、スタジアムを二次利用するなら人工芝の方が適するという考え方もある。 ただ、選手視点だと人工芝はケガのリスクが増すことは明らか。アルデルヴァイレルトにもそういった意識があるはずだ。 2023.11.25 17:55 Sat2
「浦和の誇り」日本代表戦にユース出身の2人が出場!浦和時代の貴重ショットも反響「全然変わってない」「こんな写真あったんだ」
浦和レッズユース出身の2人が日本代表戦に出場した。 12日、国際親善試合でトルコ代表と対戦した日本。代表初先発となったMF伊藤敦樹(浦和レッズ)に加え、DF橋岡大樹(シント=トロイデン)も後半開始からピッチに立った。 2人は、伊藤の方が学年が1つ上だが、浦和のジュニアユースとユースで一緒にプレー。橋岡は2017年に、伊藤は流通経済大学へ進学した後の2021年にトップチームでデビューした。だが、橋岡は2021年からシント=トロイデンでプレーしており、浦和のトップチームで一緒にプレーしたことはなかった。 今回、代表のピッチで共演を果たすこととなった2人。伊藤のゴラッソによる先制点もあり勝利したトルコ戦後には笑顔で肩を組む姿もあったが、浦和は13日にクラブの公式X(旧ツイッター)を更新。2人が浦和で過ごしていた頃の懐かしの貴重ショットを公開している。 浦和のトレーニングウェア姿で肩を組みながらカメラに向かってサムズアップを送る2人の表情はまだあどけなく、2ショットにはファンから「貴重な写真ありがとうございます」、「こんな写真あったんだ」、「全然変わってない」、「浦和の誇り」とコメントが寄せられている。 また、トルコ戦では伊藤がMF遠藤航(リバプール)と途中交代。遠藤はユース出身ではないものの浦和でプレーしていた時期があり、サポーターたちの胸を熱くした場面だったのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】「全然変わってない」伊藤敦樹と橋岡大樹の浦和時代の貴重な2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">♦️<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E6%95%A6%E6%A8%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#伊藤敦樹</a> & <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A9%8B%E5%B2%A1%E5%A4%A7%E6%A8%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#橋岡大樹</a> ♦️<a href="https://twitter.com/hashtag/WeareREDS?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WeareREDS</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/urawareds?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#urawareds</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズジュニアユース</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズユース</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a> <a href="https://t.co/G8q1ZVN3dl">https://t.co/G8q1ZVN3dl</a> <a href="https://t.co/m7t2SWXqPz">pic.twitter.com/m7t2SWXqPz</a></p>— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) <a href="https://twitter.com/REDSOFFICIAL/status/1701769739004158214?ref_src=twsrc%5Etfw">September 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.13 18:45 Wed3
シント=トロイデンで躍動の鎌田大地、ドイツ2部行きか
フランクフルトからシント=トロイデンへとレンタル移籍していたFW鎌田大地だが、フランクフルトへ戻ることはなさそうだ。ベルギー『voetbalkrant.com』が報じた。 2017年7月にサガン鳥栖からフランクフルトへと完全移籍で加入した鎌田だったが、加入1年目はニコ・コバチ監督(現バイエルン監督)の信頼を得られず、ブンデスリーガで3試合、DFBポカールで1試合の出場にとどまっていた。 迎えた2シーズン目も構想外となると、シント=トロイデンへとレンタル移籍。するとベルギー・ジュピラー・プロ・リーグで24試合に出場し12ゴール2アシストを記録。チームの攻撃の中心として活躍し、日本代表にも招集されていた。 プレーオフ2へ進んだチームにおいても、10試合に出場し3ゴール5アシストと活躍を見せた鎌田。市場価値も加入時に比べ2倍に高騰したものの、フランクフルトへ戻ることはないとされている。 そんな鎌田の移籍先に浮上したのが、ブンデスリーガ2部のシュツットガルトだ。今シーズンはリーグ戦を16位で終え、プレーオフに進んだもののウニオン・ベルリンに敗れて2部へ降格。1年でのブンデスリーガ復帰を目論みるシュツットガルトは、チーム再建に動いており、鎌田が優先的に考えられているという。 シュツットガルトは、かつて日本代表FW岡崎慎司(現レスター・シティ)や元日本代表DF酒井高徳(現ハンブルガーSV)、FW浅野拓磨(現ハノーファー)ら日本人がプレーしたことでも知られている。 フランクフルト加入時は160万ユーロ(約1億9400万円)程度だった価値も、450万ユーロ(約5億4500万円)にまで上昇しており、どこが獲得するのか注目が集まる。 2019.06.21 10:50 Fri4
シント=トロイデン林大地が勝利に導くデビュー弾 「良いゴールだった」《ジュピラー・プロ・リーグ》
シント=トロイデン入りの林大地がデビュー戦で即ゴールの活躍を披露した。 シント=トロイデンは28日に敵地で行われたジュピラー・プロ・リーグ第6節でセルクル・ブルージュと対戦。アラベスからレンタル加入の原大智が松原后、伊藤達哉とともにベンチ入りした試合で、サガン鳥栖から完全移籍加入の林大地がシュミット・ダニエル、橋岡大樹とともに先発して、デビューを果たした。 加入してからまもなく先発でデビューの林だが、いきなり先発の座を掴むと、早々に仕事をやってのける。7分、飛び出した相手GKを交わしてボックス右に侵攻したムボヨがゴール正面に右足で折り返すと、林が右足で押し込み、シント=トロイデンに欲しかった先制点をもたらす。 その後、シュミット・ダニエルの好守でピンチを凌ぎ、1点リードで試合を折り返したシント=トロイデンだが、52分に後半の頭から出場したライツが相手選手に危険なタックルを見舞ってしまい、一発レッド。数的不利に陥ってからより守りの時間が増えたが、全体で1リードを守る。 結局、67分に松原、84分に林の代わりに同じく今夏加入の原も入れ、虎の子の1点を守り切ったュミット・ダニエルが1-0で勝利。3連敗を止め、開幕戦以来となる5試合ぶりの白星を手にして、暫定ながら12位に浮上した。 林は試合後、「監督からはミスを怖れずにやってほしいと言われていました。相手のミスもありましたけど、しっかりとチームで裏を取って、ミスを突いた良いゴールだったなと思います」と自身の得点を振り返った。 また、ベルギーデビュー戦で感じたJリーグとの違いを訊かれ、「インテンシティが高く、前に強いので、そういったところは違いかなと思いますが、その分、付け入るスキも多くあるなと感じました」と語っている。 セルクル・ブルージュ 0-1 シント=トロイデン 【シント=トロイデン】 林大地(前7) 2021.08.29 08:45 Sun5
