FKの名手エリクセン、今季直接FK8発のデンマーク代表後輩の台頭に危機感

2019.03.22 01:52 Fri
Getty Images
トッテナムデンマーク代表で絶対的司令塔に君臨するMFクリスティアン・エリクセンは、代表チームにおけるメインプレースキッカー剥奪の危機感を抱いているようだ。同選手がデンマーク『Bold』で語った。

アヤックス時代から卓越したキック精度とパワーを武器にメインプレースキッカーを担ってきたエリクセンは、数々の直接FKからのゴールやアシストを記録するなど、世界屈指のプレースキッカーとして知られる。

しかし、デンマーク代表においては新進気鋭のライバルの存在が気がかりになっているようだ。
その名手を脅かす存在となっているのが、コペンハーゲンに所属するFWロバート・スコフだ。現在、22歳のスコフは昨夏シルケボーからコペンハーゲンに加入すると、レアル・マドリーMFガレス・ベイルを彷彿とさせる大型レフティとして躍動。ここまでリーグ戦28試合に出場し24ゴール8アシストという圧巻のスタッツを残している。

とりわけ、注目を集めているのがパワフル且つ正確な左足のキックを生かしたプレースキックで前述の24ゴールのうちの8ゴールを直接FKによって決めている。
その新鋭の8ゴールに対して今季のトッテナムで一度も直接FKによるゴールを記録していないエリクセンは、危機感を抱いているようだ。

「デンマークリーグで多くのFKによるゴールを決めているロバートに大きな敬意を抱いているよ。それは本当に凄いことだよ」

「現時点で彼がプレースキックの役割を引き継ぐかはわからないけど、ロバートはそのうちチームに加わるから、そのときに見極める必要があると思う」

「確かに彼がこのまま成長を続けていけば、フリーキックシューターとして危機感を覚えるかもしれない。少なくとも今でも脅威に感じているよ」

ただ、ベイルのようにブレ球を使いこなすスコフに対してミスショットの少ないオーソドックスな蹴り方をするエリクセンは総合的に見れば、自身にアドバンテージがあると考えているようだ。

「もちろん、彼の左足を生かしたキックはアドバンテージになると思うけど、距離や角度、ボールといったシチュエーションに左右される部分も多いね」

なお、今回の代表ウィークでも招集されているスコフだが、ケガの影響でコソボ戦、スイス戦のいずれも欠場する見込みだ。そのため、真のプレースキッカー争いは次回以降の楽しみとなる。

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