色褪せない中村俊輔のFK、欧州も認める衝撃ゴール
2019.03.07 07:00 Thu
試合の流れとは関係なく、またその流れをも引き寄せてしまうもの。サッカーの試合において、セットプレーの重要度は、技術や戦術がレベルアップしていく中で、より高まっていっている。
これまでも数多くの名キッカーがサッカー界には生まれてきたが、日本が誇るFKの名手・ジュビロ磐田の中村俊輔の左足は、今なお輝きを放っている。
その左足から放たれるFKは、日本のみならず世界の舞台でも称賛を受け、それはいまだに語り継がれている。5日、UEFAチャンピオンズリーグの公式インスタグラム(championsleague)が一本の動画を公開。動画には、「フリーキック、誰の一撃が最高?」という一文とともに、これまでのCLで生まれた8つのフリーキック(FK)の映像が紹介されている。
動画に登場するのは、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、さらにはFKの名手として知られた元イングランド代表のデビッド・ベッカムや元ブラジル代表ロベルト・カルロスなど錚々たるメンバーだ。そして、中村もそこに肩を並べている。
中村のFKはセルティックに所属していた2006-07シーズンのグループステージ、本拠地セルティック・パークで行われたマンチェスター・ユナイテッド戦の一撃だ。
そのシーズンも、セルティックは第1節のマンチェスター・ユナイテッド戦で中村のFKによって先制するものの、地力の差を見せ付けられて2-3で逆転負け。第4節ではベンフィカに0-3で完敗し、グループリーグ敗退の危機に陥ってしまう。そして迎えた第5節、セルティックはグループリーグのホーム最終戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦 した。
圧倒的な戦力を誇るマンチェスター・ユナイテッドは余裕の3連勝でグループFの首位に立ち、この試合では引き分け以上で決勝トーナメント進出を決めることが可能であった。週末にはチェルシーとの天王山を控えていたため、セルティックとの一戦では、穏便に試合を終えたいとの気持ちが強かったはずだ。
セルティックは、中村を通常の右サイドではなく左サイドで起用したが、ホームアドバンテージを生かすことができず、前半は終始マンチェスター・ユナイテッドペースで進む。
何とかマンチェスター・ユナイテッドの攻撃を凌いだセルティックは、「You’ll never walk alone」の大合唱に包まれたハーフタイム終了後に選手を2人変更、中村を右サイドに戻して立て直しを図る。このシステム変更が功を奏したのか、セルティックは徐々に攻勢に転じ始める。
しかし、プレミアリーグで首位に立つマンチェスター・ユナイテッドも、リオ・ファーディナンドとネマニャ・ヴィディッチを中心とする鉄壁の守備ブロックでセルティックに対応。中村も相手のマークに苦しみ、なかなか決定的な役割を果たせない。しかし、後半の36分、ついにセルティックに千載一遇のチャンスがめぐってくる。ヴィディッチがヤロシクを倒し、好位置でFKを獲得。
FKを蹴るのはもちろん中村。ゴールから約30m、やや右の位置から中村が左足を降り抜くと、ボールはスピードに乗って弧を描きながらゴールへ。このシュートにファン・デル・サールの手も届かず、ゴール右上隅を突き刺さった。
このゴールでセルティックはマンチェスター・ユナイテッド撃破の大金星を挙げ、貴重な勝ち点3を獲得。同時刻に行われていたグループFのベンフィカvsコペンハーゲンが3-0で終わったため、当該成績でリードしていたセルティックは、史上初の決勝トーナメント進出を果たした。そして、中村も日本人として初めてCLの決勝トーナメントの舞台を踏むことになった。
今回選出されたFKはどれも素晴らしく、驚愕させられるものばかりだが、10年以上経ってもなお、中村のFKこそが“最高”だと信じている。
これまでも数多くの名キッカーがサッカー界には生まれてきたが、日本が誇るFKの名手・ジュビロ磐田の中村俊輔の左足は、今なお輝きを放っている。
その左足から放たれるFKは、日本のみならず世界の舞台でも称賛を受け、それはいまだに語り継がれている。5日、UEFAチャンピオンズリーグの公式インスタグラム(championsleague)が一本の動画を公開。動画には、「フリーキック、誰の一撃が最高?」という一文とともに、これまでのCLで生まれた8つのフリーキック(FK)の映像が紹介されている。
中村のFKはセルティックに所属していた2006-07シーズンのグループステージ、本拠地セルティック・パークで行われたマンチェスター・ユナイテッド戦の一撃だ。
CLグループF第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦。当時のセルティックは、スコットランドで最強を誇っていたものの、欧州の舞台では劣勢を強いられ、CLになってからは(1992年にチャンピオンズカップから再編)、グループリーグを突破したことがなかった。
そのシーズンも、セルティックは第1節のマンチェスター・ユナイテッド戦で中村のFKによって先制するものの、地力の差を見せ付けられて2-3で逆転負け。第4節ではベンフィカに0-3で完敗し、グループリーグ敗退の危機に陥ってしまう。そして迎えた第5節、セルティックはグループリーグのホーム最終戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦 した。
圧倒的な戦力を誇るマンチェスター・ユナイテッドは余裕の3連勝でグループFの首位に立ち、この試合では引き分け以上で決勝トーナメント進出を決めることが可能であった。週末にはチェルシーとの天王山を控えていたため、セルティックとの一戦では、穏便に試合を終えたいとの気持ちが強かったはずだ。
セルティックは、中村を通常の右サイドではなく左サイドで起用したが、ホームアドバンテージを生かすことができず、前半は終始マンチェスター・ユナイテッドペースで進む。
何とかマンチェスター・ユナイテッドの攻撃を凌いだセルティックは、「You’ll never walk alone」の大合唱に包まれたハーフタイム終了後に選手を2人変更、中村を右サイドに戻して立て直しを図る。このシステム変更が功を奏したのか、セルティックは徐々に攻勢に転じ始める。
しかし、プレミアリーグで首位に立つマンチェスター・ユナイテッドも、リオ・ファーディナンドとネマニャ・ヴィディッチを中心とする鉄壁の守備ブロックでセルティックに対応。中村も相手のマークに苦しみ、なかなか決定的な役割を果たせない。しかし、後半の36分、ついにセルティックに千載一遇のチャンスがめぐってくる。ヴィディッチがヤロシクを倒し、好位置でFKを獲得。
FKを蹴るのはもちろん中村。ゴールから約30m、やや右の位置から中村が左足を降り抜くと、ボールはスピードに乗って弧を描きながらゴールへ。このシュートにファン・デル・サールの手も届かず、ゴール右上隅を突き刺さった。
このゴールでセルティックはマンチェスター・ユナイテッド撃破の大金星を挙げ、貴重な勝ち点3を獲得。同時刻に行われていたグループFのベンフィカvsコペンハーゲンが3-0で終わったため、当該成績でリードしていたセルティックは、史上初の決勝トーナメント進出を果たした。そして、中村も日本人として初めてCLの決勝トーナメントの舞台を踏むことになった。
今回選出されたFKはどれも素晴らしく、驚愕させられるものばかりだが、10年以上経ってもなお、中村のFKこそが“最高”だと信じている。
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