定まらずのインテル右SB人事…ヴルサリコ、セドリックの次はダルミアン?
2019.03.04 15:00 Mon
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイタリア代表DFマッテオ・ダルミアン(29)にインテル移籍の可能性が浮上した。『フットボール・イタリア』が報じた。
インテルは昨夏にアトレティコ・マドリーからレンタル加入したクロアチア代表DFシメ・ヴルサリコがはまらなかった右サイドバックとして、今冬にサウサンプトンからポルトガル代表DFセドリック・ソアレスを買取オプション付きのレンタルで獲得。だが、セドリックの買取りをも見送り、新たにダルミアンの動向を注視しているという。
そのダルミアンは2015年夏、トリノからユナイテッドに加入。ただ、エクアドル代表DFアントニオ・バレンシアやイングランド代表MFアシュリー・ヤングの牙城を打ち破れず、今シーズンにおいても、新たに加わったU-21ポルトガル代表DFジオゴ・ダロトより序列が低く、プレミアリーグ5試合の出場にとどまっている。
そうした状況もあり、ダルミアンを巡っては今冬にユベントスが獲得に乗り出したが、移籍金1200万ユーロ(約15億2000万円)以上を求むユナイテッドがオファーを拒否。ただ、ダルミアンの契約が1年しか残っていないことから、インテルは700万ユーロ+ボーナスの総額1100万ユーロ(約13億9000万円)で獲得を狙う模様だ。
インテルは昨夏にアトレティコ・マドリーからレンタル加入したクロアチア代表DFシメ・ヴルサリコがはまらなかった右サイドバックとして、今冬にサウサンプトンからポルトガル代表DFセドリック・ソアレスを買取オプション付きのレンタルで獲得。だが、セドリックの買取りをも見送り、新たにダルミアンの動向を注視しているという。
そのダルミアンは2015年夏、トリノからユナイテッドに加入。ただ、エクアドル代表DFアントニオ・バレンシアやイングランド代表MFアシュリー・ヤングの牙城を打ち破れず、今シーズンにおいても、新たに加わったU-21ポルトガル代表DFジオゴ・ダロトより序列が低く、プレミアリーグ5試合の出場にとどまっている。
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サイドに負傷者続出のインテルに痛手、ディマルコがハムストリング負傷で離脱
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直接FK弾のディマルコ「キャリアの中でもトップ3に入る」、交代は大事を取って「リスクを冒さない方が賢明かと」
インテルのイタリア代表DFフェデリコ・ディマルコが1日にアウェイで行われ、1-1で引き分けたセリエA第27節ナポリ戦を振り返った。 1ポイント差の2位ナポリとの首位攻防戦。左サイドで先発したディマルコは22分に直接FK弾でインテルに先制点をもたらす。しかし後半開始6分に負傷により交代となった中、チームは終盤の87分に同点弾を許して引き分け決着となった。 ディマルコは自身の負傷について「前半の時点で屈筋に違和感を感じていた。後半もプレーしようと思ったが、うまく走れなかった。痛みもあってこれ以上リスクを冒さない方が賢明だと判断した」と大事には至っていないことを明かした。 インテルではサイドにケガ人が多発しており、DFカルロス・アウグスト、MFニコラ・ザレフスキ、そしてDFマッテオ・ダルミアンが離脱している。そんな中での大一番で首位をキープしたことにディマルコは「多くの選手を欠いているにも関わらず、タイトルに向けて挑んでいるチームは称賛に値するよ」と自賛した。 最後にディエゴ・アルマンド・マラドーナスタジアムで直接FKを決めたことを聞かれると「マラドーナ・スタジアムと命名されて以来、初めて決まった直接FK弾と聞いて嬉しい。マラドーナは史上最高のサッカー選手、歴史を作った選手だからね。今日のゴールはキャリアの中でもトップ3に入ると思う。一番のお気に入りはサンプドリア戦で決めたインテルでの初ゴールだよ」と偉人がかつてプレーしたスタジアムでのビューティフル弾を喜んだ。 2025.03.02 11:30 Sun5
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