フットボールファミリーの愛は国境を越えて…マドリーがサラの一件に声明
2019.02.08 18:40 Fri
レアル・マドリーは2月8日、アルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ(享年28)の一件に関しての声明を掲載した。
サッカー界随一の規模を誇るマドリーは、この一件に関して以下のような声明をクラブ公式サイト上に掲載している。
「レアル・マドリードC.F.はエミリアーノ・サラ選手の死去を心からお悔やみ申し上げます。クラブは家族や友人にその悲しみを伝えると共にサッカーファン、特にアルゼンチンサッカーにとって哀悼の意をここに表します」
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今冬にナントからカーディフ移籍が決まったサラは1月21日夜、デイビッド・アイボットソン氏が操縦する小型機に乗り、フランスを出発したが、イギリス海峡のチャネル諸島付近で行方不明に。捜索再開後の2月3日早朝に海底に沈む小型機の残骸が発見され、その中から1人の身体も見つかった。その後、遺体は収容され、検視に。その結果を受け、ドーセット警察が「遺体は本日7日に回収され、プロフットボール選手のエミリアーノ・サラのものとして正式に確認した」と発表した。「レアル・マドリードC.F.はエミリアーノ・サラ選手の死去を心からお悔やみ申し上げます。クラブは家族や友人にその悲しみを伝えると共にサッカーファン、特にアルゼンチンサッカーにとって哀悼の意をここに表します」
マドリー以外にも、1月30日にはアーセナルがプレミアリーグ第24節カーディフ戦でマッチデープログラムにサラの名前を記載。背番号の代わりにウェールズの国花であるラッパ水仙を添え、フットボール界の隣人として寄り添う姿勢を示していた。
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