ローマが“NEXTピルロ”トナーリ獲得レースでリードか

2019.01.23 16:07 Wed
Getty Images
ローマがセリエBに所属するブレシアのイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(18)の獲得レースでポールポジションに立っているようだ。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。
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2000年生まれのトナーリは昨シーズンにプロデビュー。19試合に出場したセリエBでは2ゴール2アシストを記録した。長短使いこなす高精度のパスや中盤でのボール奪取能力を武器にセントラルMFやディフェンシブMFを主戦場とする同選手は“NEXTピルロ”と呼ばれ、ミランやユベントス、インテル、ナポリといった国内クラブに加え、チェルシーら国外のビッグクラブも関心を示す逸材だ。『スカイ・スポルト』が伝えるところによれば、現在その獲得レースで優位に立っているのが、MFロレンツォ・ペッレグリーニ、MFブライアン・クリスタンテ、MFニコロ・ザニオーロと若きイタリア代表を中盤に揃えるローマだという。
現在、ローマはトナーリと同ポジションのU-20イタリア代表MFアンドレア・マルクッチ(19)をブレシアに売却する準備を進めており、この売却交渉を下地にトナーリ獲得に向けて良好な関係を築いているという。

また、先日にミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の大ファンであることが明かされたトナーリは、「ガットゥーゾの指導を受けてみたい」とミラン行きを希望するような発言をした一方、アンダー世代のイタリア代表の同僚でローマでブレイク中のザニオーロに関して、「彼は素晴らしいチームメート。素晴らしいタレントの持ち主だ」と語り、クラブレベルでの共闘にやぶさかではない反応も見せている。
なお、ローマではヒザの負傷に悩まされる元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ(35)の今季終了後、あるいは来季終了後の現役引退の可能性が伝えられており、一部でよりプレースタイルが近いとされるトナーリがその後釜としてザニオーロらと共に今後のローマの中盤を支えることを期待する声も上がっている。

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