カタールW杯出場国枠拡大に暗雲…アジア杯で記者にUAE入国許可下りず
2019.01.05 19:45 Sat
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長の掲げるワールドカップ(W杯)出場国拡大前倒し案に、暗雲が立ち込めている。スペイン『アス』が報じた。
もちろん、カタールの代表団と同国サッカー連盟のサウード・アル・モハナディ氏は入国を許された。しかし、今回の対応を考えれば、カタールがW杯共催を他国に持ち掛けることは、困難だと言えるかもしれない。
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FIFAは、アメリカ、カナダ、メキシコによる3ヵ国共催の2026年W杯から、出場国を32ヵ国から48ヶ国に増加させることを決定している。さらに、インファンティーノ会長がこの計画を前倒しにし、2022年のカタールW杯から48ヵ国に枠を拡大する方針であることが、これまでに報じられてきた。また、単独での開催は難しく、そのためには近隣諸国の協力が不可欠であることも繰り返し語っている。しかし、『アス』によれば、アジアカップの為に入国を希望したカタール人ジャーナリスト5名をUAE当局が拒否。カタール人たちは2017年に中東を中心とした諸国から国交断絶措置を受けて以来、ビザの取得に苦労し続けており、UAEへの直行便も封鎖されている。今回のアジア杯取材を目的とした5名のジャーナリストたちはクウェートを経由したそうだが、空港で27時間の拘束を受けた後、入国許可を得られずにドーハへ送り返された。PR
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