初出場タジキスタンの快進撃続く! UAEをPK戦で下してベスト8進出【アジアカップ2023】
2024.01.29 04:10 Mon
アジアカップ2023のラウンド16、タジキスタン代表vsUAE代表が28日に行われ、1-1のスコアで120分の戦いが終了。その後、PK戦を5-3で制したタジキスタンが準々決勝進出を決めた。
本大会初出場でグループAを開催国カタールに次ぐ2位通過したタジキスタンと、グループCを優勝候補イランに次ぐ2位で突破したUAEによる、8強進出を懸けた一戦。
開始直後にファビオ・リマの直接FKで際どいシーンを作るなどUAEが押し込む入りを見せる。しかし、ラマダンの負傷交代などもあって徐々にリズムを失うと、タジキスタンが押し返す1。18分には背後に抜け出したマバチョエフがエリア外に飛び出したGKと入れ替わり気味にシュートを放つが、これは枠を捉え切れない。
以降は一進一退の攻防が続くなか、タジキスタンがセットプレーからゴールをこじ開ける。30分、左CKの二次攻撃から攻め残っていたセンターバックのジュラボエフがボックス右のゴールライン際から見事な折り返しを入れると、これをセンターバックの相棒であるハノノフが頭で左隅に流し込んだ。
先手を奪われたUAEはすぐさま反撃を開始。前半終盤にかけては人数をかけた攻撃からスルタン、アル・ガッサニらがボックス付近で積極的に足を振っていくが、最後のところで身体を張るタジキスタンの堅守にことごとく撥ね返された。
以降は攻め切れないUAEに対して、再三のカウンターでチャンスを作るタジキスタン優勢の状況が続くが、ジャリロフが幾度もチャンスをフイにしてしまい、試合を決める2点目を奪えない。77分にはそのジャリロフに代わって投入されたハムロクロフにセットプレーからチャンスが訪れるが、このヘディングシュートも枠に飛ばせない。
相手の決定機逸にも救われて1点差を維持して後半終盤を迎えたUAE。後半アディショナルタイムに猛攻を仕掛けるなか、91分のアル・ガッサニの決定的なシュートは右ポストに嫌われて万事休すかに思われたが、土壇場で劇的同点ゴールを奪う。
95分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのアリ・サレーが絶妙な右足インスウィングのボールをゴール前に入れると、カリファ・アル・ハマディのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。その後、ハムロクロフの決定機ねヘディングシュートをGKハリド・エイサのビッグセーブで凌いだUAEが延長戦に持ち込んだ。
消耗色濃い延長戦の戦いでは互いにPK戦を視野に入れたリスク回避のプレーが目立ち、決定機はおろかシュートが少ないクローズな展開に。そして、準々決勝進出の行方はPK戦に委ねられることになった。
運命のPK戦では先攻のタジキスタンが5人全員が成功したのに対して、後攻のUAEは2人目のカイオ・カネドが右を狙って蹴ったシュートがGKヤティモフの見事なセーブに阻まれて失敗。この結果、PK戦までもつれ込む激闘を制したタジキスタンがベスト8進出を決めた。
タジキスタン代表 1-1(PK:5-3) UAE代表
【タジキスタン】
ハノノフ(前30)
【UAE】
K・アル・ハマディ(後50)
本大会初出場でグループAを開催国カタールに次ぐ2位通過したタジキスタンと、グループCを優勝候補イランに次ぐ2位で突破したUAEによる、8強進出を懸けた一戦。
開始直後にファビオ・リマの直接FKで際どいシーンを作るなどUAEが押し込む入りを見せる。しかし、ラマダンの負傷交代などもあって徐々にリズムを失うと、タジキスタンが押し返す1。18分には背後に抜け出したマバチョエフがエリア外に飛び出したGKと入れ替わり気味にシュートを放つが、これは枠を捉え切れない。
先手を奪われたUAEはすぐさま反撃を開始。前半終盤にかけては人数をかけた攻撃からスルタン、アル・ガッサニらがボックス付近で積極的に足を振っていくが、最後のところで身体を張るタジキスタンの堅守にことごとく撥ね返された。
内容は拮抗もタジキスタンの1点リードで折り返した試合は、後半も一進一退の攻防が繰り広げられる。引き続きUAEが押し込む時間帯が長いものの、タジキスタンは前がかりな相手を効果的に引っくり返してフィニッシュまで持ち込んでいく。そして、58分にはショートカウンターから中央突破したジャリロフにビッグチャンスが舞い込むが、ここは相手GKのビッグセーブに阻まれる。
以降は攻め切れないUAEに対して、再三のカウンターでチャンスを作るタジキスタン優勢の状況が続くが、ジャリロフが幾度もチャンスをフイにしてしまい、試合を決める2点目を奪えない。77分にはそのジャリロフに代わって投入されたハムロクロフにセットプレーからチャンスが訪れるが、このヘディングシュートも枠に飛ばせない。
相手の決定機逸にも救われて1点差を維持して後半終盤を迎えたUAE。後半アディショナルタイムに猛攻を仕掛けるなか、91分のアル・ガッサニの決定的なシュートは右ポストに嫌われて万事休すかに思われたが、土壇場で劇的同点ゴールを奪う。
95分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのアリ・サレーが絶妙な右足インスウィングのボールをゴール前に入れると、カリファ・アル・ハマディのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。その後、ハムロクロフの決定機ねヘディングシュートをGKハリド・エイサのビッグセーブで凌いだUAEが延長戦に持ち込んだ。
消耗色濃い延長戦の戦いでは互いにPK戦を視野に入れたリスク回避のプレーが目立ち、決定機はおろかシュートが少ないクローズな展開に。そして、準々決勝進出の行方はPK戦に委ねられることになった。
運命のPK戦では先攻のタジキスタンが5人全員が成功したのに対して、後攻のUAEは2人目のカイオ・カネドが右を狙って蹴ったシュートがGKヤティモフの見事なセーブに阻まれて失敗。この結果、PK戦までもつれ込む激闘を制したタジキスタンがベスト8進出を決めた。
タジキスタン代表 1-1(PK:5-3) UAE代表
【タジキスタン】
ハノノフ(前30)
【UAE】
K・アル・ハマディ(後50)
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