PSG、中盤の強化試みるも…

2018.09.20 20:39 Thu
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パリ・サンジェルマン(PSG)は今夏に、ユベントスのドイツ代表MFサミ・ケディラ(31)と、アヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(21)の獲得を目指していたようだ。フランス『レキップ』をもとにイタリア『カルチョメルカート』が伝えた。

▽PSGは今夏、新指揮官としてトーマス・トゥヘル監督が就任。トゥヘル監督は、中盤の強化を図るべくケディラとF・デ・ヨングの獲得をクラブに要請していたようだ。

▽ケディラは2015年にレアル・マドリーからユベントスにフリーで加入。加入初年度こそケガに泣かされリーグ戦出場は20試合だったが、2016-17シーズンにはリーグ戦31試合出場した。これまでリーグ戦通算81試合で20ゴール10アシストと、チームの欠かせない存在になっている。その証拠にユベントスは先日、ケディラと契約を2021年まで延長。PSG移籍の可能性は消滅した。

▽ヴィレムⅡでプロキャリアをスタートしたF・デ・ヨングは、2015年にオランダの名門アヤックスに加入。最初の2シーズンはリザーブチームにあたるヨング・アヤックスを主戦場としてきたものの、昨シーズンからトップチームに定着した。後半戦はケガで棒に振ったが、22試合で8アシストをマークしブレイク。オランダの有望株として多くのビッククラブが関心を寄せている。また、スペイン『ムンド・デポルティボ』によれば1月の移籍市場でPSGが再び獲得に動くと見込まれている。

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