「強力陣容なのにリーガを捨てている」アトレティコ、シメオネ政権最低のシーズンスタート切る

2018.09.16 22:29 Sun
リーガ・エスパニョーラ第4節までで勝ち点5を獲得するにとどまったアトレティコ・マドリーだが、これは2009−10シーズン以降では最低のシーズンスタートとなった。

リーガ第4節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのエイバル戦を1-1で終えたアトレティコ。ここまでの成績は1勝2分け1敗となったが、ディエゴ・シメオネ監督政権下において、これだけの低飛行でシーズンをスタートさせたことはなかった。アルゼンチン人指揮官は過去6シーズン、少なくとも勝ち点8を獲得してきた。

リーガ第4節での勝ち点5獲得は2009−10シーズン以降では最低の成績。同シーズン、アベル・レシノ監督が率いたアトレティコは第4節までで勝ち点2しか獲得できず、それから3試合後にレシノ監督は解任となり、キケ・サンチェス・フローレス監督が後任を務めた。アトレティコは最終的に9位でリーグ戦を終えている。

またハビエル・アギーレ監督がチームを率いた2007-08シーズンには、今季同様に第4節までに勝ち点5を獲得。アトレティコは最終的に4位でリーグ戦を終えてチャンピオンズリーグ(CL)・プレーオフ出場権を手にしたが、シメオネ監督が率いるチームであれば4位は乏しい結果と言わざるを得ないだろう。

“クラブ史上最強の陣容”を揃えたと言われながらも、優勝戦線で遅れを取ったアトレティコ。スペイン『マルカ』の副編集長カルロス・カルピオ氏は「アトレティは強力な陣容なのにリーガを捨てている。昨季のレアル・マドリーのようだ。CLに比べてやる気がないのか?」とつぶやき警鐘を鳴らしたが、ここから巻き返しを図ることはできるのだろうか。


提供:goal.com

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ダービー初出場のムバッペが同点弾、首位攻防のダービーはドローでマドリーが首位キープ【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第23節、レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーのマドリード・ダービーが8日に行われ、1-1で引き分けた。 前節エスパニョールにウノセロで敗れてリーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した首位マドリー(勝ち点49)は、3日前のコパ・デル・レイではレガネスに3-2と競り勝った。そのレガネス戦のスタメンから7選手を変更。ムバッペやヴィニシウス、ベリンガムら主力が先発に戻った。 一方、前節マジョルカを下してマドリーに1ポイント差に詰め寄った2位アトレティコ(勝ち点48)は、4日前のコパ・デル・レイではヘタフェに5発圧勝とした。そのヘタフェ戦のスタメンから4選手を変更。GKオブラクやジョレンテ、バリオスらが先発に戻った。 マドリーがボールを持つ入りとなった中、フラットな[4-4-2]で構えるアトレティコが14分にリーノのミドルで牽制する序盤となったダービー。 引き続きポゼッションするマドリーは20分、ショートカウンターからヴィニシウスがミドルシュートを放って応戦。 互いに1度ずつゴールに迫った中、30分にアトレティコがPKを獲得する。ボックス内でクロスに飛び込んだリーノがチュアメニに足を踏まれると、VARの末にPK判定となった。やや幸運な判定でPKを得たアトレティコはこれをアルバレスが決めて先制した。 厳しい判定で追う展開となったマドリーが重心をさらに前にかけた中、ショートカウンターで牽制するアトレティコが1点のリードを保って前半を終えた。 それでも迎えた後半、開始5分にマドリーが追いつく。ロドリゴが右サイドを打開してクロスを入れると、ベリンガムの放ったシュートはヒメネスにブロックされるも、ルーズボールをムバッペが押し込んだ。 ダービー初出場のムバッペの同点弾で試合を振り出しに戻したマドリーは2分後、一気に逆転の絶好機。ヴィニシウスの左クロスにタイビングヘッドで合わせたベリンガムのシュートがバーに直撃した。 攻勢のマドリーは57分にもベリンガムがセバージョスの左クロスにヘディングで合わせる好機もシュートはGKオブラクの守備範囲だった。 ハーフコートゲームとするマドリーは71分、ボックス右からロドリゴがGK強襲のシュートを浴びせれば、1分後にもヴィニシウスが強引な突破からオブラク強襲のシュートを放った。 押せ押せのマドリーは82分にロドリゴが際どいミドルを放つと、90分にはボックス右に抜け出したムバッペがシュートに持ち込んだが、GKオブラクの好飛び出しに阻まれた。 後半は一方的な展開としたマドリーだったが、1-1で決着。首位攻防のダービーは引き分けに終わり、マドリーが首位をキープしている。 レアル・マドリー 1-1 アトレティコ 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(後5) 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前35)【PK】 2025.02.09 07:04 Sun
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シメオネ監督はVARの判定に一定の理解「セバージョスのプレーはレッドカードだったという人も居るだろう」

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が8日に行われ、1-1で引き分けたラ・リーガ第23節レアル・マドリーとのマドリード・ダービーを振り返った。 アトレティコは前半、ミドルブロックを敷いてマドリーの攻撃を封じると、30分に微妙な判定でVARの末にPKを獲得。これをFWフリアン・アルバレスが決めて先制した。 後半は開始5分にFWキリアン・ムバッペの同点弾を許して劣勢となったが、守護神ヤン・オブラクが耐えて引き分けとした。 シメオネ監督は前半の出来に満足している。 「前半は非常に良い展開だった。カウンター、デュエル、ボックス付近でのコントロールができていた。ただ、追加点を奪えるチャンスをうまく生かせなかった。後半は相手の攻撃の激しさが増した。セルロートとコレアの投入で守備の体制が整い、勝つチャンスもあったかと思うが、引き分けに終わった」 また、物議のPK判定についてはアンチェロッティ監督同様、アスレティックvsジローナを引き合いに出し、「VARが主審を呼んだ。似たようなものだったね」とコメント。 一方で30分、MFパブロ・バリオスに対してMFダニ・セバージョスの踏みつけがあったことを聞かれ、「審判は最善の方法で対応したと思う。セバージョスのプレーはレッドカードだったという人も居るだろう。そんな中でVARはコールしなかった。だから良いジャッジをしていたと思うよ」と、VARの判定に一定の理解を示した。 2025.02.09 10:20 Sun

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