2日のリーガエスパニョーラ第26節、アラベスは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦を2-1で制し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位に浮上した。アベルラルド監督は試合後、アラベスに取ってCL出場を争うことが「SFの世界」だと語っている。<br><br>54分にDFギジェルモ・マリパンが先制点を記録したアラベスは、MFサンティ・カソルラのゴールを許して一時同点に追いつかれるも、77分にMF乾貴士の今季初ゴールが生まれて勝ち越した。これで勝ち点を40として1部残留をほぼ確定させ、暫定ながらCL出場圏の4位に浮上している。<br><br>試合後会見に出席したアベラルド監督は、アラベスにとってCL出場争いは、現実離れしたこととの見解を示している。<br><br>「私たちがCLに出場するなど、スターウォーズ、SFの世界だよ。バレンシア、セビージャなどのチームが4位の座につかなければならないのだろうが、こちらもあきらめる気はない。まだ、リーガは多くの試合が残されている」<br><br>「私たちはパルティード・ア・パルティード(1試合ずつ)で進まなくてはならない。今季、ずっとそうしてきたのだから。そうやって働いて、何が起こるのかを見てみよう」<br><br><br>提供:goal.com2019.03.03 22:18 Sun
リーガ・エスパニョーラ第4節までで勝ち点5を獲得するにとどまったアトレティコ・マドリーだが、これは2009−10シーズン以降では最低のシーズンスタートとなった。<br><br>リーガ第4節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのエイバル戦を1-1で終えたアトレティコ。ここまでの成績は1勝2分け1敗となったが、ディエゴ・シメオネ監督政権下において、これだけの低飛行でシーズンをスタートさせたことはなかった。アルゼンチン人指揮官は過去6シーズン、少なくとも勝ち点8を獲得してきた。<br><br>リーガ第4節での勝ち点5獲得は2009−10シーズン以降では最低の成績。同シーズン、アベル・レシノ監督が率いたアトレティコは第4節までで勝ち点2しか獲得できず、それから3試合後にレシノ監督は解任となり、キケ・サンチェス・フローレス監督が後任を務めた。アトレティコは最終的に9位でリーグ戦を終えている。<br><br>またハビエル・アギーレ監督がチームを率いた2007-08シーズンには、今季同様に第4節までに勝ち点5を獲得。アトレティコは最終的に4位でリーグ戦を終えてチャンピオンズリーグ(CL)・プレーオフ出場権を手にしたが、シメオネ監督が率いるチームであれば4位は乏しい結果と言わざるを得ないだろう。<br><br>“クラブ史上最強の陣容”を揃えたと言われながらも、優勝戦線で遅れを取ったアトレティコ。スペイン『マルカ』の副編集長カルロス・カルピオ氏は「アトレティは強力な陣容なのにリーガを捨てている。昨季のレアル・マドリーのようだ。CLに比べてやる気がないのか?」とつぶやき警鐘を鳴らしたが、ここから巻き返しを図ることはできるのだろうか。<br><br><br>提供:goal.com2018.09.16 22:29 Sun