【J1ピックアッププレビュー】燃えたぎる同級生指揮官対決! “変化”がテーマの両者の行方は《磐田vs鹿島》

2018.07.18 07:30 Wed
Getty Images
▽熱戦が続いたロシア・ワールドカップも閉幕。約2カ月にわたる中断期間が明け、明治安田生命J1リーグが再開する。第16節では、8位に位置するジュビロ磐田と11位に位置する鹿島アントラーズが対戦する。

◆かつてのナショナルダービー
▽2連敗で中断期間に入った磐田は、川崎フロンターレからFW大久保嘉人を獲得。今節は出場資格がないものの、チームの攻撃陣には大きな刺激となったはずだ。

▽対する鹿島は、中断前のベガルタ仙台戦で敗戦。流れを掴めないまま中断期間へと入った。さらに、ロシア・ワールドカップに日本代表として参加したDF植田直通がベルギーのセルクル・ブルージュに完全移籍。さらに、FWペドロ・ジュニオールが中国2部の武漢卓爾職業足球倶楽部へ期限付き移籍と戦力もダウンしている。後半戦を前に、どのようにチームを立て直したかに注目だ。
◆上昇気流に乗るため新システム導入~ジュビロ磐田~
▽中断期間前は開幕2連敗に始まり、なかなか波に乗れない展開が続いた磐田。名波監督は、約2カ月の中断期間を利用して新システムを取り入れた。

▽これまでは[3-4-2-1]を採用。ケガ人の影響もありベストなシステムを組むことが難しい側面もあったが、[3-5-1-1]に取り組んできた。システムこそ変わっているが、ボールを奪い、早く攻める形は変わっていない。どのような変化を見せるのか、再開初戦に注目だ。
◆要を欠いて臨む再開初戦~鹿島アントラーズ~
▽対する鹿島は、前述の通り植田とペドロ・ジュニオールがチームを去った。さらに、日本代表として3試合ワールドカップのピッチに立ったDF昌子源が体調不良で練習をまともにできず、試合出場は難しそうだ。

▽チームは、レジェンドでもあるジーコ氏をテクニカルディレクターとして招へいし、今後の強化は期待できるが、即効性はあまりないと考えられる。ベンチを温めていた選手たちの奮起が後半戦巻き返しのカギ。チーム力が問われる一戦となりそうだ。

【予想スタメン&フォーメーション】
◆ジュビロ磐田[3-5-1-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:カミンスキー
DF:高橋祥平、大井健太郎、新里亮
MF:櫻内渚、宮崎智彦、小川大貴
MF:田口泰士、上原力也
MF:松浦拓弥
FW:川又堅碁
監督:名波浩

▽前述の通り、磐田は新システムである[3-5-1-1]と予想。3バックは変更ないものの、アンカーにこれまで左サイドを務めていた宮崎智彦が入る。右ウイングバックには櫻内渚がそのまま入り、左ウイングバックには小川大貴と予想。田口泰士、上原力也が一列前に上がることとなる。1トップは川又堅碁だが、縦関係で松浦拓弥が控える。前からボールを奪い、早い攻撃を仕掛けられるかが注目だ。

◆鹿島アントラーズ[4-4-2]
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GK:クォン・スンテ
DF:内田篤人、西大伍、犬飼智也、安西幸輝
MF:遠藤康、三竿健斗、永木亮太、安倍裕葵
FW:鈴木優磨、土居聖真
監督:大岩剛

▽鹿島はシステム変更はなし。しかし、植田、昌子のCBコンビが欠場濃厚であり、天皇杯のFC町田ゼルビア戦同様に西大伍と犬飼智也がコンビを組むと見る。右には内田篤人、左には安西幸輝を起用。ダブルボランチは三竿健斗、永木亮太とみる。また、両サイドは右に遠藤康、左に安倍裕葵をおき、2トップは鈴木優磨と土居聖真と見る。

【注目選手】
◆MF田口泰士(ジュビロ磐田)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽磐田の注目選手はMF田口泰士だ。新システムになり、ボランチから一列前に入ることが予想される。これまで以上にボール奪取が重要となるが、そこからの攻撃への切り替えが新システムのカギ。ポゼッションをしながら、いかに川又堅碁に良い形でボールを渡すかが重要となる。田口のゲームコントロールが磐田の勝敗のカギを握るだろう。

◆MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)
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▽対する鹿島の注目選手は、同じ中盤のMF三竿健斗だ。最終候補まで残りながらも、悔しい日本代表落選を味わった三竿。ロシアの地で発揮できなかった対人守備の強さ、そして攻撃へのリンクマンとして機能できるかを見せつける時はきた。前線の4枚が攻撃に比重を置くためにも、三竿のバランス感覚が発揮されることがカギを握る。

◆燃えたぎるピッチサイドのバトル
▽かつてはナショナルダービーと呼ばれた一戦だが、因縁はもう1つ。清水商業高校の同級生である名波浩監督と大岩剛監督の対決にも注目だ。

▽指導歴では名波監督に分があるが、同級生の対決に負けたくないのは大岩監督も同じ。選手たちもそのことを理解しているだけに、ピッチ内にも指揮官同士のライバル意識が生まれるはずだ。

▽決して良い状態で中断期間に入らなかった両チーム。ここから再び連戦が始まるだけに、良いスタートを切りたいところ。果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか。試合は18日(水)の19時にキックオフを迎える。

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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円

Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue

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