レミの移籍後初ゴールを含む2発でヘタフェがバレンシアを撃破!柴崎はベンチ入りも出場せず《リーガエスパニョーラ》
2018.04.19 04:30 Thu
▽リーガエスパニョーラ第33節のバレンシアvsヘタフェが18日に行われ、1-2でヘタフェが勝利した。ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は、ベンチ入りしたが出場機会はなかった。
▽4日前に行われたバルセロナ戦で惜敗した4位バレンシア(勝ち点65)が、10位ヘタフェ(勝ち点42)をホームに迎えた一戦。中3日の一戦に向けバレンシアは、前節から先発を大幅に7人変更。GKジャウメやザザ、ビエット、モントーヤらが先発に名を連ねた。
▽試合が動いたのは16分、ヘタフェは中盤でボールを奪ったダミアン・スアレスが前線に素早くスルーパスを供給。このパスで相手DFの裏に抜け出したレミがペナルティアーク右まで持ち上がり冷静にシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽先制を許したバレンシアの反撃は26分、パレホの右CKからボックス中央のマクシモビッチがヘディングシュートで狙ったが、枠の上。40分にも、バイタルエリア右で獲得したFKからパレホがクロスを上げるも、ザザのヘディングシュートは枠の左に外れた。
▽迎えた後半も先にスコアを動かしたのはヘタフェ。49分、右サイドでボールを受けたモリーナがポルティージョとのワンツーで切り込むと、ダイアゴナルなドリブルでボックス右まで侵攻。マイナスの折り返しを最後はペナルティアーク内のレミがゴール右隅に流し込み、追加点を奪った。
▽ロドリゴ・モレノのゴールで反撃の狼煙を上げたバレンシアは、その後も果敢にヘタフェゴールに襲い掛かる。試合も終盤に差し掛かり、焦りから苛立ちを見せるバレンシアは、86分にパレホがモリーナへの報復行為で2枚目のイエローカードで退場。自ら不利な状況に陥ってしまう。
▽結局、試合はそのまま1-2で終了。レミの移籍後初ゴールを含む2ゴールでヘタフェがリーグ戦連勝。一方のバレンシアは、バルセロナ戦に続き連敗を喫した。
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▽試合が動いたのは16分、ヘタフェは中盤でボールを奪ったダミアン・スアレスが前線に素早くスルーパスを供給。このパスで相手DFの裏に抜け出したレミがペナルティアーク右まで持ち上がり冷静にシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽迎えた後半も先にスコアを動かしたのはヘタフェ。49分、右サイドでボールを受けたモリーナがポルティージョとのワンツーで切り込むと、ダイアゴナルなドリブルでボックス右まで侵攻。マイナスの折り返しを最後はペナルティアーク内のレミがゴール右隅に流し込み、追加点を奪った。
▽リードを広げられたバレンシアは、61分にビエット、アンドレアス・ペレイラ、マクシモビッチに代えてロドリゴ・モレノ、フェラン・トーレス、ソレールを投入する3枚替えを敢行。すると70分、ペナルティアーク右横でボールを受けたロドリゴ・モレノが反転から左足を振り抜くと、このシュートがゴール左に突き刺さった。
▽ロドリゴ・モレノのゴールで反撃の狼煙を上げたバレンシアは、その後も果敢にヘタフェゴールに襲い掛かる。試合も終盤に差し掛かり、焦りから苛立ちを見せるバレンシアは、86分にパレホがモリーナへの報復行為で2枚目のイエローカードで退場。自ら不利な状況に陥ってしまう。
▽結局、試合はそのまま1-2で終了。レミの移籍後初ゴールを含む2ゴールでヘタフェがリーグ戦連勝。一方のバレンシアは、バルセロナ戦に続き連敗を喫した。
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