崖っぷちサウサンプトンの後任はやはりヒューズ? 大手メディアが一斉に交渉前進と報道

2018.03.14 19:40 Wed
Getty Images
▽日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンのOBであるマーク・ヒューズ氏(54)が、同クラブの新指揮官就任近づいている。イギリス『BBC』『スカイ・スポーツ』をはじめ各メディアが報じた。
PR
▽プレミアリーグ第30節終了時点で降格圏の18位クリスタル・パレス、19位ストーク・シティとわずか1ポイント差の17位に沈んでいるサウサンプトンは12日、マウリシオ・ペジェグリーノ監督(46)を解任。後任としては前ワトフォード指揮官マルコ・シウバ氏(40)やシニシャ・ミハイロビッチ氏(49)らの名前が挙がっていた。▽前ストーク・シティ指揮官でもあるヒューズ氏の就任に関しては、ペジェグリーノ監督が解任となる以前から取り沙汰されていた。目下第一候補として見られており、『BBC』、『スカイ・スポーツ』は既定路線のような形で交渉が前進したことを報道。公式の発表が待たれている状況だ。

PR

吉田麻也の関連記事

メジャーリーグ・サッカー(MLS)が、主要リーグとの足並みを揃えるため、秋春制への変更を検討しているという。 アメリカ国内のトップリーグであるMLS。吉田麻也、山根視来、高丘陽平、久保裕也、木島萌生、富樫敬真、塚田悠太郎と日本人7名がプレー。日本のJリーグや韓国のKリーグ、ブラジルのカンピオナート・ブラジレイロ・ 2025.04.11 13:40 Fri
日本代表のMF遠藤航(リバプール)が、20日行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン代表戦に向けた前日会見に出席。意気込みを語った。 ここまで6試合を終えたアジア最終予選。日本は5勝1分けの勝ち点16で首位を独走中。バーレーン戦で勝利すれば、8大会連続8度目のW杯出場が決定し、史上 2025.03.19 20:10 Wed
12歳でアメリカへと渡り、世界に名を馳せる寄宿学校・スポーツトレーニング施設の「IMGアカデミー」に入学。その後、大学へ進学しメジャーリーグ・サッカー(MLS)のドラフト1巡目で指名されたMF木島萌生(22)。プロ2年目を迎え、シーズン初ゴールを決めた中、11日にメディアのオンライン取材に応じた。 IMGアカデミ 2025.03.11 18:00 Tue
日本代表でもキャプテンを務め、2024シーズンはメジャーリーグ・サッカー(MLS)の優勝に貢献したロサンゼルス・ギャラクシーの吉田麻也(36)だが、まさかの減給になったという。アメリカ『ロサンゼルス・タイムズ』が伝えた。 名古屋グランパスでキャリアをスタートさせ、その後はVVVフェンロ、サウサンプトン、サンプドリ 2025.02.13 11:00 Thu
今冬のヨーロッパの移籍マーケットは2月3日がタイムリミットだが、いまのところ日本人選手に大きな動きはない。セルティックの古橋亨梧がフランス・リーグ1部のスタッド・レンヌへ完全移籍したのは意外だったものの、“2強"のスコットランド・リーグから5大リーグへの移籍で結果を残せるか注目の集まるところだ。 プレミアリーグへ 2025.01.31 23:00 Fri

サウサンプトンの関連記事

ウェストハムが降格が決まったイングランド代表GKの獲得に動いているようだ。イギリス『タイムズ』が伝えた。 今シーズンのプレミアリーグではサウサンプトンが7試合を残してチャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格が決定。史上最速での降格という不名誉な記録を作ってしまった。 サウサンプトンには日本代表DF菅原 2025.04.10 23:35 Thu
日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンは7日、イバン・ユリッチ監督(49)の解任を発表した。 サウサンプトンは6日、プレミアリーグ第31節でトッテナムと対戦。3-1で敗れると、7試合を残してチャンピオンシップ(イングランド2部)への降格が決定した。 プレミアリーグ史上最速での2部降格という不名誉な記録 2025.04.07 20:25 Mon
トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督が、サウサンプトン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 6日、プレミアリーグ第31節でスパーズはサウサンプトンと対戦。ロンドン勢のフルアム、チェルシー相手に無得点で連敗を喫していたスパーズ。最下位で降格が迫っているサウサンプトンとの試合では、しっかりと勝 2025.04.07 18:50 Mon
史上最速でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定したサウサンプトン。さらなる不名誉記録を回避するための戦いが始まる。 6日、プレアミリーグ第31節でサウサンプトンはトッテナムとアウェイで対戦。この試合で敗れれば7試合を残して史上最速の降格が決定するところだった。 しかし、試合は調子の上がらないト 2025.04.07 14:35 Mon
サウサンプトンのイバン・ユリッチ監督が6日にアウェイで行われ、1-3で敗れたプレミアリーグ第31節のトッテナム戦を振り返った。 今節の結果次第でチャンピオンシップ(イングランド2部相当)降格の決まるサウサンプトンだったが、13分にブレナン・ジョンソンのゴールで先制を許すと、42分にもブレナン・ジョンソンにネットを 2025.04.07 09:30 Mon

記事をさがす

吉田麻也の人気記事ランキング

1

Jリーグに続いてアメリカでもシーズン移行が検討、春秋制のMLSが秋春制に…早くとも2027年以降に

メジャーリーグ・サッカー(MLS)が、主要リーグとの足並みを揃えるため、秋春制への変更を検討しているという。 アメリカ国内のトップリーグであるMLS。吉田麻也、山根視来、高丘陽平、久保裕也、木島萌生、富樫敬真、塚田悠太郎と日本人7名がプレー。日本のJリーグや韓国のKリーグ、ブラジルのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAなどと同様に、春秋制でシーズンが行われており、2月に開幕し、12月のMLSカップでシーズンが終了する。 しかし、ヨーロッパの主要リーグを含め、世界のサッカーの多くは秋春制のシーズンを採用しており、移籍や国際大会を含めて難しい側面も多い状況だ。 MLSの理事会は10日に行われ、「リーグのレギュラーシーズンとプレーオフ形式の継続的評価とともに、国際サッカーカレンダーへの移行の可能性に関する調査の第2段階を承認した」と発表。ただ、2027年シーズンまでは移行はされないとのことだ。 MLSはアメリカとカナダの30クラブが参加しており、広大な国土の影響で、様々な気候面での差があり、考慮されることになるとのこと。次の段階では、主要な利害関係者との追加協議と包括的な移行計画の策定が行われるという。 2026年にはアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催でワールドカップが開催され、『FOX Sports』によればその大会後から秋春制になることが期待されていたが、早くとも1年遅れての実施になるという。 2025.04.11 13:40 Fri
2

「日本のために貢献したい」夢は日本代表、12歳で渡米の異色の経歴…MLSでプロ2年目を迎える木島萌生はアメリカで成長中「メッシはめちゃめちゃ上手かった」

12歳でアメリカへと渡り、世界に名を馳せる寄宿学校・スポーツトレーニング施設の「IMGアカデミー」に入学。その後、大学へ進学しメジャーリーグ・サッカー(MLS)のドラフト1巡目で指名されたMF木島萌生(22)。プロ2年目を迎え、シーズン初ゴールを決めた中、11日にメディアのオンライン取材に応じた。 IMGアカデミーからウェイク・フォレスト大学へと進学した木島。MLS2024スーパードラフトの1巡目でセントルイス・シティSCに指名されて加入すると、プロ1年目はMLSで18試合に出場し1ゴール1アシスト。CONCACAFチャンピオンズカップでも2試合で1ゴールを記録していた。 オフには、今シーズンからMLSに参入するサンディエゴFCにドラフト指名された木島。しかし、DCユナイテッドが金銭トレードで獲得し、新天地でプレー。開幕から試合に出ると、8日に行われた第3節のスポルティング・カンザスシティ戦では移籍後初ゴールを記録し、チームを勝利に導いていた。 <h3>◆錦織圭に影響受け12歳で渡米</h3> 日本サッカー界においては異色の経歴を歩んでいる木島。サッカーを始めたキッカケは「ものを蹴る癖があった」からだとし、水泳をやっていた幼少期にサッカーに転向。9歳から始めると、11歳でIMGキャンプに参加。そしてアメリカ行きを決断した。 木島がIMGアカデミーに興味を持ったキッカケはプロテニスプレーヤーの錦織圭。競技は異なるが「錦織圭選手がIMGアカデミーで修行していたことを知って、キャンプに行ってみようということで1カ月間サッカーのキャンプに行き、IMGから学校に行かないかと声をかけられて、僕もすぐに行きたいという形で、あまり考えずに決断しました」とアメリカ行きまでの流れを明かした。 12歳でアメリカへと移った木島だが、「高校生がメインで、12歳から行く人は珍しく、16〜19歳ぐらいが一番多かったです」と、自身はかなり若かったと当時を回想。そして、プロサッカー選手になる気は当初はなかったという。 「最初はプロになるという目標は立てていなくて、IMGに通い始めて3年後ぐらいにプロになりたいと決断しました。学校で成績を上げながら、英語を学ぶということをメインにしていました」 およそ10年前のアメリカを考えれば、まだまだサッカーは下火の時代。スター選手がヨーロッパなどから移籍してプレーすることはあれど、野球、バスケットボール、アメリカンフットボールなどには及ばない時代だ。 「IMGアカデミーはスポーツも増えてきていますが、当時はサッカーのプログラム自体はあまり人気ではなかったです。サッカーだけで、男子と女子を合わせて100〜150人ぐらいいました」 決して簡単ではない環境でスタートした木島。12歳での渡米に家族の反応は「僕が行きたいと言ったら、母親は『絶対ダメでしょ』、父親は『行かせてあげな』という感じでした」とのこと。ただ、「2人ともグローバルな考え方で、僕は英語を元々喋れていて、日本にいては上達しないと思っていて、アメリカに行った方が上達するだろうという考えの親でした」と、グローバルな視点は持ち合わせた両親だったという。 日本ではインターナショナルスクールに通っており、いわゆる日本の学校は経験したことがない木島。12歳での決断から現在はプロとしてプレー。「親の気持ちは分からないですが、母親に対して見返してやったという気持ちもありますが、ありがたい気持ちです」と、協力してくれていた両親には感謝の気持ちが強いと明かした。 <h3>◆夢は「日本代表」</h3> プロを志したのがIMGアカデミー時代の15歳。ただ、当時の実力ではプロになるのは難しいと感じていたという。 「プロに行きたいという気持ちになったのが15歳の時で、当時は今じゃ足りないという考えを持っていました。練習と勉強に励んで、良い大学に入れるように頑張っていた中で、大学もオファーが少なくてウェイクフォレスト大学へ行きました」 ウェイクフォレスト大学はアメリカ・ノースカロライナ州にある大学。スポーツも有名な学校であり、NBAのサンアントニオ・スパーズのレジェンドでもあるティム・ダンカンやNBA歴代2位のアシストを誇るクリス・ポール(サンアントニオ・スパーズ)などはバスケットボール部出身だ。 木島は「ウェイクフォレストでの成長が一番だと思っていて、そこがなければ今はないと思っています。ボビー・ムース監督からも色々な事を学んでいましたし、ウェイクフォレスト、そしIMGのおかげでもあります」とコメント。2015年から指揮するムース監督の下、ウェイクフォレスト大学は数々のタイトルを獲得。木島も大きく成長させてもらったようだ。 日本にいた当時は「県トレセンの予選に受かる程度」と高いレベルではなかったと振り返る木島だが、アメリカでプロになれた要因は「努力です。自分としては才能はないと考えていて、努力のみで来たと考えています」と、継続してきたことが大事だったとコメント。そして自身が好む戦術を学ぶことが、自身の価値を上げていると語った。 「大学に入ってから試合を分析することにハマり、1人のサッカー選手に憧れはなかったですが、戦術的に偽サイドバックがすごく好きでした」 「大学で左サイドバックが僕の最初のポジションで、真ん中にその後に移動したんですが、サイドバックから試合中にミッドフィルダーになれるという戦術を見ると興奮してしまって、サッカーを進化させるアイデアはいつでも探しています」 「今はフェルナンド・ジニス監督の戦術を学んでいたり、キャンプでは本人に会えて話ができたり、そうしたことに興味があります」 ブラジルのクラブや暫定的にブラジル代表も指揮したフェルナンド・ジニス監督のことを学んでいるという木島。戦術を学ぶことが、自身のプレーにも生きているという。 「ユーティリティな選手だと自分としては思っています。サイドバックやウインガーとしてもプレーできますし、ボランチ、トップ下もできます。戦術的なことも勉強しているので、どんなシステムでもプレーできることが強みだと思います」 多くのポジションで、様々な戦術に対応できる自信を窺わせた木島。夢は日本代表だ。 「MLSのDCユナイテッドのチームのために活躍、貢献することに集中しています」 「日本代表は夢にありますし、まだまだですが将来に入れるチャンスがあれば、日本のために、日本代表のために貢献したいと思います」 「(ヨーロッパについて)行きたい夢はありますが、実力も足りないですし、今はDCユナイテッドのために集中して力をあげていきたいと思います」 <h3>◆アメリカで世界を体感し成長</h3> 異色の経歴を歩んでいる木島。MLSではインテル・マイアミとも対戦し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらとも対峙した。ただ、そこでも手応えはあったという。 「メッシ選手はもちろん対戦した時はめちゃくちゃ上手かったです」 「凄くビックリしたことが、小さい頃からグアルディオラ監督のバルセロナの試合を何試合も観て勉強していたのを覚えていて、ブスケッツ、スアレス、ジョルディ・アルバもそうですが、各選手がボールを受けた時に次の動きをフィールド上でも読みやすくなっていました」 「ブスケッツであれば右にターンするフリをして左にカットしてくるのをそれを読んでボールを奪ったり、メッシも左に行きたがるというところを見て、抜かれた時もありましたが、ボールを取れた時もあって、自分でもビックリしました」 着実にプロの舞台で成長を続ける木島。MLSでは日本代表のキャプテンであったDF吉田麻也やW杯を経験しているDF山根視来など、木島を含め7人の日本人がプレーしている。 「吉田麻也選手もユニフォーム交換してもらえて嬉しかったですし、小さい頃から日本代表で活躍されていたのを見ていたので、言葉が出ないぐらいの感動でした」と交流があったことを振り返り、「吉田選手はリーダーシップが強みであるので、LAギャラクシーではキャプテンとして左サイドがスペイン語で話して右サイドは日本語、真ん中は英語で話すということを聞いて、凄く学びましたし、吉田選手が僕に話してくれたことが凄く嬉しかったです」と刺激も受けていると明かした。 プロ2年目の22歳。来年にはアメリカでワールドカップも開催される。このまま成長を続け、夢の日本代表入りを果たす日が来る日を楽しみにしたい。 <span class="paragraph-title">【動画】木島萌生が移籍後&今季のMLSで初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="lsIV-THjQ3Y";var video_start = 345;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.11 18:00 Tue
3

「本当に泣ける…」スペイン相手に劇的勝利、日本代表選手たちが勝利後のロッカー&バスで歌った曲は?久保建英がスピーカー持ってファンの前に

スペイン代表を劇的な逆転勝利で下し、ラウンド16に駒を進めた日本代表。日本サッカー協会(JFA)が、公式YouTubeチャンネルでスペイン戦の「Team Cam」を公開した。 1日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節の日本vsスペイン。日本は勝てば自力でグループステージ突破を決められる試合となった。 初戦でドイツ代表を下す大金星を挙げ、世界中の注目を集めることとなった日本。スペインも撃破することは難しいとの見方が強かった中、試合は前半にアルバロ・モラタにヘディングを決められて失点。その後も支配されるが、1点ビハインドで前半を終えた。 1失点はプラン通りだという言葉が試合後には語られたが、ハーフタイムに投入された途中出場の堂安律が豪快な左足ミドルを決めて追いつくと、三笘薫の執念の折り返しを田中碧が押し込み逆転。その後、スペインに押し込まれ続けるが、集中して守り切り、2-1で逆転勝利。ドイツに続きスペインも撃破した。 試合前とハーフタイムにはキャプテンの吉田麻也が選手たちに気合いを入れる声をかけ、森保一監督も声を懸けた中、選手たちの頑張りで見事に勝利。そして、グループ首位でラウンド16に駒を進めた。 試合後のドレッシングルームでは選手たちがそれぞれ勝利を噛み締めると、ケツメイシの「仲間」を流し、板倉滉と川島永嗣がタオルを振って喜ぶ姿が。選手たちも抱き合って喜びを露わにしていた。 そしてスタジアムからホテルに戻る道中のバスでもケツメイシの曲が。久保建英がスピーカーを抱えて流れていたのは「涙」。選手たちは歌いながらバスを降り、ファンが出迎えるホテルに入って行った。 ホテルの外、ホテテルの中でも多くのファンが日本代表を歓迎。そして、日本以外のファンもしっかりと祝福してくれる事態となった。 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表選手たち、勝利を祝いみんなで歌った曲は?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G5XuGhH4wYU";var video_start = 1071;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.03 23:05 Sat
4

主将として優勝した吉田麻也が減給…その理由は? チームに残った理由は小学生の娘、MLSの制度にも言及「とても不公平」

日本代表でもキャプテンを務め、2024シーズンはメジャーリーグ・サッカー(MLS)の優勝に貢献したロサンゼルス・ギャラクシーの吉田麻也(36)だが、まさかの減給になったという。アメリカ『ロサンゼルス・タイムズ』が伝えた。 名古屋グランパスでキャリアをスタートさせ、その後はVVVフェンロ、サウサンプトン、サンプドリア、シャルケでプレーした吉田。2023年8月にLAギャラクシーに加入した。 日本代表でもキャプテンを務め、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)から3大会連続で出場。127試合に出場し12ゴールを記録している。 その吉田は、LAギャラクシーでもキャプテンを務め、MLSで34試合2得点。MSLカップでも5試合1アシストを記録するなど、公式戦41試合で2ゴール1アシスト。3655分プレーし、チームで最もピッチに立った選手となった。 チーム内では最年長であり、大きな貢献をした吉田だが、減給になったという。 吉田は2024シーズンは80万ドル(約1億2300万円)の基本給を受け取っており、チーム内では6名が吉田以上のサラリーを受け取っていた。 吉田は「正直に言って、とても不公平だ」とコメント。「チャンピオンになったのに給料が減る。こんなことがあってはいけないと、誰もがわかっている」と、不満を口にした。 ただ、吉田の不満はLAギャラクシーではなく、MLSのサラリーキャップ制度に対して。厳しいサラリーキャップ制度を持つMLSでは、一部の優秀な選手に報いることができないものとなっている。 LAギャラクシーがMLSカップ決勝で起用した14選手のうち、吉田だけが今冬に契約の再交渉を行わなければいけないこととなった。U-22契約を結んでいたデヤン・ヨベリッチ、若手指定選手のガブリエル・ペックが、U-22イニシアチブ契約の年齢制限で契約が変更。2025シーズンのサラリーキャップを守るためには、100万ドル(約1億5500万円)以上の追加支払いが必要となり、コストカットに動く必要が出てきてしまった。 その結果、チームは選手を手放すことで資金を捻出。ウィル・クンツGMは「これは数学の問題であり、サッカーの問題ではない」と、戦力を考える以前に制限の問題を解決する必要があったとした。 手放したDFジャレン・ニールは地元で育った若き才能ある選手。ヨベリッチもLAギャラクシーが発掘した才能だが、2人ともチームを去らざるを得なかった。 吉田は「ファンは地元で育ち、クラブで成功した選手を見たいはず。これはごく普通のことだ」とコメント。サッカー面以外の部分で制約が生まれることは良くないとし、アメリカ国内で留まらない世界のサッカーを、野球やバスケットボールと同じ考えで運営することは競争に負けると訴えた。 「他のスポーツ、例えばバスケットボール、野球、アメリカンフットボールなどは、海外との競争はない。でも、サッカーは違う。世界中の競争相手のことを考えなければならない」 「契約が良ければ良いほど、選手はそこに行く。だから今、中東がとても人気がある。だから5年前、中国がとても人気があった。資本主義とはそういうものだ。そして僕は、アメリカは非常に資本主義的な国だと思っていた」 かつての北米サッカーリーグ(NASL)は、チームのオーナーが競い合った結果、湯水のように資金を投じ、結果として破産に追い込まれる形となった。そのため、MLSでは意図的にブレーキをかけている。 ただ、吉田は日本でもMLSへの関心が高まっていることを痛感。変化も必要だと訴えている。 「みんなからMLSについて聞かれた。MLSは凄く人気が出てきている」 「それと同時に、サラリーキャップが日本と異なるため、財政的に成長する必要がある。DP(特別指定選手)以外の選手には何も違いはない。これがカギだ。お金がなければ、誰も来ない」 特別指定選手制度によって、各クラブは2人までサラリーキャップに関係なく選手を獲得でき、そのためにヨーロッパで活躍した選手たちもプレーが可能となった。デイビッド・ベッカム氏が生み出した制度だが、その他の選手には大きな差は生まれない。 その中で、吉田が減給を受け入れた理由はなんなのか。他クラブからもオファーがあった中で、LAギャラクシーに残った理由は小学生の娘だったという。 「これは非常に複雑だ。娘の学校を変えたくはなかった」 「ここ数年、娘は1、2年ごとに新しい環境に移り、それは娘にとってはとても悲しいことだ。娘も年を重ねている」 娘のためにLAギャラクシーに残った吉田。減給を受け入れるだけの価値があると考えた吉田だが、2026年の北中米W杯や2028年のロサンゼルス五輪に向けてもプラスだと考えている。 「アメリカでこのようなネットワーク、関係、経験を持っていることは、将来にとって悪くない。だから、僕はこの短い期間ではなく、もっと長い期間を考えていた」 「正直に言って、難しい決断だった。経済的な状況に妥協することも難しいが、どうなるかわからない。サッカー以外でお金を稼ぐ必要がある」 チャンピオンになっても、中心選手として活躍してもサラリーが減るMLS。アメリカサッカーが成長を遂げ、世界と競争したいのであれば、新たな考えを持つ必要が出てきそうだ。 2025.02.13 11:00 Thu
5

2024年第2弾は吉田麻也&山根視来が所属するLAギャラクシーへ! セレクション「THE FAST」で選ばれた中島大翔も育成年代応援プロジェクト「JFA アディダス DREAM ROAD」に参加

日本サッカー協会(JFA)とアディダス ジャパンが共同で「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」を発足し、2023年11月にスタート。2024年度の第2弾はアメリカのロサンゼルス・ギャラクシーへと選手が短期留学することが決定した。 「JFA アディダス DREAM ROAD」は、育成年代の選手たちが海外の名門クラブでの練習を通じて、ハイレベルな経験を積むことが可能に。2023年度には、スペインのレアル・ソシエダ、ドイツのバイエルン、イングランドのフルハムへの選手留学が行われ、計19名の選手が参加していた。 2024年度の第1弾は南米・アルゼンチンの名門リーベル・プレートに4選手が短期留学。今年2度目となる取り組みは、日本代表で活躍していたDF吉田麻也、DF山根視来が所属し、ドジャーズの大谷翔平選手やレイカーズの八村塁選手など、日本人も多く活躍するロサンゼルスが舞台となる。 今回の参加選手には、現代のスピードプレーヤーのために今年6月に復活したサッカースパイク「F50」のプロモーションの一環で行われたU-16年代のスピード自慢を集めたセレクション「THE FAST」にて選出された中島大翔も参加する。 <h3>◆ロサンゼルス・ギャラクシーへの練習参加選手</h3> ・五十嵐陵 所属:柏レイソルU-15 ポジション:MF 生年月日:2009年12月19日 身長/体重:171cm/63kg 学年:中学3年 <コメント> 「普段と違う環境でもはやく環境に適応して、周りに遠慮することなく自分のプレーをどんどん出していきたいと思います」 ・倉貫溜凰 所属:FC琉球OKINAWA U-15 ポジション:MF 生年月日:2009年6月27日 身長/体重:168cm/55kg 学年:中学3年 <コメント> 「遠慮せずにどんどんコミュニケーションをとり、海外での自分の長所、短所を見つけてきます」 ・中島大翔 所属:大宮アルディージャU18 ポジション:FW 生年月日:2008年10月16日 身長/体重:164cm/55kg 学年:高校1年 <コメント> 「貴重な経験をすることができるので、自分の武器が海外でどれだけ通用するか確かめたいし、全力でプレーしたいです」 ・松野泰知 所属:FC東京U-18 ポジション:DF 生年月日:2008年9月30日 身長/体重:184cm/73kg 学年:高校1年 <コメント> 「言語の違いや環境の違いはあると思いますが、積極的にチャレンジし、新たな発見や刺激を得て自分の長所を増やせるように頑張りたいです」 「そして日本に帰る時には心身ともに成長できているように毎日を大切にして多くのものを学びたいです。この2週間が素晴らしい経験になるように全力で頑張ります」 ◼︎JFAユース育成ダイレクター 城和憲氏 「まずは今年度2回目のDREAM ROADの実施にあたり、パートナーであるアディダス ジャパン様、そして選手を快く受け入れてくれたロサンゼルス・ギャラクシーへ感謝申し上げます」 「アメリカは2026年のFIFA ワールドカップ™開催国の一つでもあり、サッカーの機運が高まる中、私がこの夏に監督を務めた国際ユースサッカーin新潟でも同国と対戦した際には、国としても育成にも非常に力を入れている印象を受け、学ぶべきことも多いと感じました」 「1996年に開幕したメジャーリーグサッカーにおいて、最も優れた成績を有する古豪ロサンゼルス・ギャラクシーは現在、元日本代表の吉田麻也選手や山根視来選手が所属することでも知られています」 「世界の潮流としても、プレーヤーのアスリート化が進む中、特に同クラブのハイパフォーマンス・スポーツサイエンスの取り組みにはJFAとしても注目しています。その環境の中で、選手たちが少しでも成長すること、そして日本サッカーが更に成長できるアイデアが得られることに期待しています」 2024.10.30 17:30 Wed

サウサンプトンの人気記事ランキング

1

最速でプレミアから降格のサウサンプトン、史上最悪のチームを避けられるか? 指揮官「起こってはならない」、守護神「誰も望んでいない」

史上最速でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定したサウサンプトン。さらなる不名誉記録を回避するための戦いが始まる。 6日、プレアミリーグ第31節でサウサンプトンはトッテナムとアウェイで対戦。この試合で敗れれば7試合を残して史上最速の降格が決定するところだった。 しかし、試合は調子の上がらないトッテナムにやられブレナン・ジョンソンが前半で2ゴールを記録すると、90分にマテウス・フェルナンデスが一矢報いるも、アディショナルタイムにマティス・テルにPKを決められ3-1で敗戦。2部降格が決定した。 屈辱的な結果に終わったサウサンプトンだが、史上最悪のチームになることだけは避けなければいけない。 ここまで31試合を戦い勝ち点10のサウサンプトンだが、過去の最少勝ち点は2007-08シーズンのダービー・カウンティ、2005-06シーズンの「11」となっており、あと勝ち点「1」が必要な状況だ。 また、ここまで25敗を喫しているが、そのダービーは29敗。2005-26シーズンのサンダーランドも同じく29敗を喫しており、残り7試合で4つ負ければ並んでしまうこととなる。 勝ち点1は積み上げられそうではあるが、4敗は喫する可能性も十分ある状況。イバン・ユリッチ監督は、降格決定後にイギリス『BBC』でこの件について言及した。 「我々はその記録を避けなければならない。最善を尽くす。それは起こってはならない」 また、今季から加入した正守護神のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールも言及。「シーズン終了までにできるだけ多くのポイントを獲得したい。誰もその記録を望んでいないし、より多くのポイントを獲得するためにできる限りのことをする」と、残りシーズンへの意気込みを語っている。 キャプテンを務めるポーランド代表DFヤン・ベドナレクも降格が決まった中で、残りシーズンへ意気込んだ。 「過去を変えることはできない。残り7試合で僕たちができるのはプレミアリーグでプレーすることを楽しむことだけだ」 「選手としてもクラブとしても成長しなければならない。何か素晴らしいものを作り上げていきたいと思っている。一番良いのは、学び、努力し、成長することだ」 プレミアリーグ史上最悪のクラブにならないことを避けたいサウサンプトン。残り7試合でどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】サウサンプトンが史上最速での降格決定…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="2mmTJz7dmAc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.07 14:35 Mon
2

ウェストハムがイングランド代表GKを狙う? アーセナルを離れるも最速で降格の憂き目に…

ウェストハムが降格が決まったイングランド代表GKの獲得に動いているようだ。イギリス『タイムズ』が伝えた。 今シーズンのプレミアリーグではサウサンプトンが7試合を残してチャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格が決定。史上最速での降格という不名誉な記録を作ってしまった。 サウサンプトンには日本代表DF菅原由勢も所属しているほか、代表クラスの選手が所属。そんな中、ウェストハムはイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(26)の獲得を目指しているという。 ウェストハムの守護神はポーランド代表などで活躍したGKウカシュ・ファビアンスキ。しかし、まもなく40歳を迎え、契約は今夏で切れる。また、アルフォンス・アレオラは32歳で2年間契約が残っている状況。両者がゴールを守ってきた。 ラムズデールは現在26歳。アーセナルで正守護神を務めていたが、スペイン代表GKダビド・ラヤにポジションを奪われ今季からサウサンプトンへ完全移籍。しかし、チームは無惨にも降格した。 ラムズデールはプレミアリーグに残ることを希望しており、サウサンプトンも2000万ポンド(約37億4500万円)で移籍を認めるとのこと。ラムズデールには古巣のボーンマスやニューカッスル・ユナイテッドも興味を持っているとされている。 週給は10万ポンド(約1900万円)を超えると見られるラムズデールだが、来季はどこのゴールを守るだろうか。 2025.04.10 23:35 Thu
3

最速降格のサウサンプトンがユリッチ監督を解任、ローマに続きシーズン2度目の憂き目

日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンは7日、イバン・ユリッチ監督(49)の解任を発表した。 サウサンプトンは6日、プレミアリーグ第31節でトッテナムと対戦。3-1で敗れると、7試合を残してチャンピオンシップ(イングランド2部)への降格が決定した。 プレミアリーグ史上最速での2部降格という不名誉な記録を作ってしまったサウサンプトン。一夜明け、ユリッチ監督の解任を決定した。 今シーズンは9月にローマの監督に就任も2カ月足らずで解任されたユリッチ監督は、2024年12月にサウサンプトンの監督に就任。2026年夏までの契約を結んだが、プレミアリーグ14試合を指揮し1勝1分け12敗と結果を残せず、チームも残留の可能性がなくなっていた。 なお、来シーズンを見据えてサウサンプトンは監督を探すプロセスをスタート。残りの7試合は、サイモン・ラスク氏が暫定監督として指揮を執り、アダム・ララーナがサポートするという。 2025.04.07 20:25 Mon
4

チャンピオンシップ降格もクラブの明るい未来を示唆するユリッチ監督「ファンとともに素晴らしいものになる」

サウサンプトンのイバン・ユリッチ監督が6日にアウェイで行われ、1-3で敗れたプレミアリーグ第31節のトッテナム戦を振り返った。 今節の結果次第でチャンピオンシップ(イングランド2部相当)降格の決まるサウサンプトンだったが、13分にブレナン・ジョンソンのゴールで先制を許すと、42分にもブレナン・ジョンソンにネットを揺らされ、2点のビハインドで前半を終える。 後半は相手陣内でのプレーは増やすもののゴールが遠いサウサンプトンは90分にスレマナの左クロスをファーで収めたマテウス・フェルナンデスのシュートで一矢報いるも、後半アディショナルタイムにテルにPKを決められ、1-3で敗戦。この結果、プレミアリーグ最速となる7節を残しての降格が決定した。 サウサンプトンを率いるユリッチ監督は、今回の降格から多くのことを学ばなければならないとしながらも、クラブには明るい未来が待っていると語った。 「今が苦しく、最悪の瞬間であることは分かっている。しかし、ある意味でサウサンプトンの未来はファンとともに素晴らしいものになると思う」 「我々は降格してしまったが、ファンはクラブや選手たちに多くのものを見せてくれた。そしてそれは、我々が今年築いたものよりもずっと強い、本当に良いものを築き上げるためのモチベーションになるはずだ」 「私はイタリア、スペイン、クロアチアという違う国から来たが、彼らのメンタリティは本当に素晴らしいものだった。尊敬に値するものだよ。今シーズン全体を通して、悪いシーズンだったけれど、私たちに付いて来てくれたファンは特別な存在だった」 「本当に失望している。それは、我々にとって、私にとって、選手にとって、クラブにとって、何が問題だったのかを知るための大きな教訓になるはずだ」 「何が間違っていたのか?この1年でできることをすべて出し切ったのか、それとももっと改善できることがあったのか。それはみんなにとって大きな学びになることは間違いない」 2025.04.07 09:30 Mon
5

菅原由勢所属のセインツが7戦残してプレミア最速降格…スパーズは4戦ぶり白星【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第31節、トッテナムvsサウサンプトンが6日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのスパーズが3-1で勝利した。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢は73分から途中出場した。 前節、チェルシーとのダービーに0-1で敗れて4戦未勝利となった14位のスパーズ。週明けにはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのフランクフルト戦を控えるなか、中2日のホームゲームでは先発3人を変更。ウドジェとファン・デ・フェン、オドベールに代えてペドロ・ポロ、ベン・デイビス、ブレナン・ジョンソンを起用した。なお、ソン・フンミンはこれがスパーズでの通算450試合目となった。 一方、ここまで2勝4分け24敗の勝ち点10でダントツの最下位に沈むセインツ。今節先に試合を行った17位のウォルバーハンプトンの勝利によって暫定ポイント差は「22」に広がり、今節での残留の条件は勝利のみとなった。その重要な一戦で菅原はベンチスタートとなった。 [4-2-3-1]への変化を見せたセインツに対して、キックオフ直後からハーフコートゲームを展開するスパーズ。外回しの攻撃にはなったものの、再三深い位置でコンビネーションプレーを仕掛けてフィニッシュに繋げていく。10分にはポロの右CKからゴール前のロメロがダイビングヘディングシュートを枠に飛ばすが、GKラムズデールの好守に遭う。 それでも、直後の13分にはディフェンスラインのロメロからマディソンへのミドルパスを起点に左へ展開。ソン・フンミンを外側から追い越したスペンスがポケットを取ってマイナスに折り返したボールを、中央に絞ったジョンソンが左足シュートで合わせてゴールネットを揺らした。 幸先よく先制に成功したホームチームは以降も制空権を握るセットプレーからロメロが2度目の決定的なシュートを放ち、33分にはそのロメロが競り勝ったボールをゴール前のベリヴァルが合わせてゴールネットを揺らす場面も作る。だが、かなり際どいオフサイド判定によってゴールは認められず。 それでも、気持ちを切り替えてセインツを圧倒し続けると、42分には右サイドを完全に崩した流れからペナルティアーク付近でクリアボールに反応したマディソンの丁寧なヘディングでのラストパスに抜け出したジョンソンが右足アウトを使った技ありのダイレクトシュートを右隅に流し込み、今度は正真正銘のチーム2点目を奪った。 スパーズ圧倒の前半を経て試合は後半に突入。立ち上がりにはソン・フンミンがカウンターからボックス左に侵入し、メモリアルゲームでのゴールに迫ったが、ここはDFベドナレクのブロックに遭う。 57分には週明けの大一番へソン・フンミン、ベンタンクールを下げてオドベール、サールを同時投入。以降は省エネモードで戦いつつ、ソランケの鋭い反転シュートなどでゴールへ迫る。 一方、後半に入って相手陣内でのプレーは増やすもののゴールが遠いセインツ。このままでは無抵抗での降格決定となるなか、73分にはオヌアチュとともに菅原をピッチに送り出した。試合終盤の88分にはボックス右でパスを受けた菅原が鋭い右足シュートを枠に飛ばすが、ここはGKヴィカーリオの好守に遭う。それでも、チームは直後の90分にスレマナの左クロスをファーで収めたマテウス・フェルナンデスのシュートで一矢報いる。 ただ、後半アディショナルタイムにはPKを獲得したスパーズがテルのリーグ戦初ゴールで突き放し、試合は3-1のスコアでタイムアップを迎えた。 この結果、ホームチームに4戦ぶりの白星を与えたセインツは2勝4分け25敗の勝ち点10で、プレミアリーグ最速となる7節を残しての降格が決定した。 トッテナム 3-1 サウサンプトン 【トッテナム】 ブレナン・ジョンソン(前13、前42) マティス・テル(後51[PK]) 【サウサンプトン】 マテウス・フェルナンデス(後45) 2025.04.07 00:22 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly