アトレティコを破ったセビージャ、モンテッラは「思っていた以上にリスクを冒した」
2018.01.18 00:19 Thu
セビージャは17日のコパ・デル・レイ準々決勝第1戦、敵地ワンダ・メトロポリターノでアトレティコ・マドリーと対戦して2-1と勝利した。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、勝利に喜びをあらわにしている。
相手FWジエゴ・コスタに先制ゴールを許したセビージャだが、オウンゴールを誘発して追い付くと、88分にFWホアキン・コレアが決勝点を挙げてアトレティコに先勝している。
アトレティコは今季からホームスタジアムを前本拠地ビセンテ・カルデロンからメトロポリターノに移行した。これまでエルチェ、レアル・ソシエダ、アラベス、ジェイダ、ヘタフェ、ビジャレアル、バルセロナ、レアル・マドリーを相手に負けなしだったが、スペインのチームで初めてセビージャがメトロポリターノでの勝利を手にした。
モンテッラ監督は試合後、「この勝利は我々に自信を与えてくれる」と述べ、次のように続けている。
「難しいスタジアムの試合で、困難が予想された。私が思っていた以上のリスクを、チーム全体でとった。セビージャには時間が必要だ。監督交代がある時は、常にコンセプトが変わるものだからね」
「これは働き続ける上で指標となるベースだ。しかし、(ホームでの)次の試合は簡単なものにはならないだろう」
提供:goal.com
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「難しいスタジアムの試合で、困難が予想された。私が思っていた以上のリスクを、チーム全体でとった。セビージャには時間が必要だ。監督交代がある時は、常にコンセプトが変わるものだからね」
「これは働き続ける上で指標となるベースだ。しかし、(ホームでの)次の試合は簡単なものにはならないだろう」
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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed3
アトレティコやセビージャでプレーしたクラネビッテルがモンテレイに移籍
ゼニトは24日、元アルゼンチン代表MFマティアス・クラネビッテル(26)がモンテレイに移籍することを発表した。契約は2023年6月30日までとなる。 クラネビッテルは母国の名門リーベルプレートでキャリアをスタートさせ、国内リーグやコパ・リベルタドーレス優勝を経験。2015年夏にアトレティコ移籍が決まっていたが、クラブ・ワールドカップに出場すべく、半年間はリーベルプレートでプレーしていた。 鳴り物入りしたアトレティコでは中盤の厚い層に阻まれ、公式戦出場はわずかに11試合。翌年レンタルで加入したセビージャでは32試合に出場。2017年夏にゼニトへ移籍を果たした。 しかし、ゼニトで活躍したのも最初の1シーズンのみ。2年目からは出場機会が激減し、今季に至っては公式戦わずか4試合のみとなっていた。 なお、アルゼンチン代表としては通算9キャップを数えるクラネビッテル。2015年にデビューし、2017年11月のロシア戦が最後となっている。 2020.01.24 21:43 Fri4
清武不出場のセビージャ、イェデルの決勝弾で今季グループステージ初勝利!《CL》
▽27日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第2節のセビージャvsリヨンがセビージャの本拠地サンチェス・ピスファンで行われ、1-0でセビージャが勝利した。セビージャの清武はベンチ入りしたが出場機会はなかった。 ▽14日に行われた第1節のユベントス戦をゴールレスドローに終えたセビージャは、直近に行われたビルバオ戦からスタメンを7人変更。GKシリグやイボーラ、コレアらに代わりGKセルヒオ・リコやイェデル、ビトロ、ビエットらがスタメンに名を連ねた。なお、清武はベンチスタートとなった。 ▽一方、前節のディナモ・ザグレブ戦を完勝(3-0)してグループHの首位に立つリヨンは、直近のロリアン戦から5選手を変更。ヴァルブエナやロリアン戦で負傷したラファエウらに代わりマクスウェル・コルネやゴナロン、トップチームデビューのガスパールらが先発した。 ▽試合は立ち上がりから主導権争いが続き、ボールが落ち着かない展開となる。そんな中11分、リヨンに最初の決定機が生まれる。ドリブルで持ち上がったフェキルがペナルティアーク付近からシュート。しかし、このシュートはクロスバーを直撃。さらに15分にも、スルーパスに抜け出したフェキルがゴール右ライン際から折り返したが、これはゴール前のM・コルネが反応できない。 ▽対するセビージャは16分、自陣センターサークル付近からのロングFKをボックス内のビトロが頭で落とし、最後は走りこんだビエットが合わせたが、シュートは飛び出したGKアントニー・ロペスにブロックされた。さらに18分にも、フランコ・バスケスのスルーパスに抜け出したエスクデロの左クロスからイェデルがゴールネットを揺らしたが、エスクデロへのスルーパスがオフサイドの判定となり、ゴールは取り消された。 ▽その後は一進一退の攻防が続くと、共に少ない決定機を活かすことができず、前半はゴールレスで終了した。 ▽互いに選手交代なしで迎えた後半、最初の決定機はセビージャに生まれる。53分、右サイドでスローインを受けたフランコ・バスケスのパスを、バイタルエリア右で受けたエンゾンジがクロス。このボールをゴール左のビエットが頭で折り返すと、最後はイェデルがゴールに押し込んだ。 ▽先制を許したリヨンは直後の54分、フェキルのスルーパスに抜け出したトリッソが決定機を迎えたが、ゴール左からのシュートはGKセルヒオ・リコのブロック阻まれた。 ▽緊張感のある攻防が続く中、68分にセビージャは、マリアーノが上げた右クロスのこぼれ球に反応したナスリがボックス内でガスパールに倒され、PKを獲得。しかし、このPKはビエットが失敗。さらに75にも、ナスリのパスに抜け出したビエットが飛び出したGKアントニー・ロペスの上を抜くチップキックを放ったが、これもゴール方向に戻りながら対応したモレルにギリギリでクリアされた。 ▽その後もホームの声援を浴びるセビージャは、幾度となくリヨンゴールに迫ったが、追加点は生まれず。試合はそのまま1-0で終了。イェデル弾で逃げ切ったセビージャが今季のグループステージ初勝利を手にした。 2016.09.28 06:10 Wed5
