ベイル5連覇ならず…ガンターがウェールズ年間最優秀選手賞を受賞

2017.10.03 10:47 Tue
Getty Images
ウェールズサッカー協会(FAW)は2日、2017年の年間表彰を発表した。年間最優秀選手(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)に選ばれたのは、レディングに所属するDFクリス・ガンター(28)で初受賞となった。

▽ガンターは、2016-17シーズンのチャンピオンシップで46試合に出場し1ゴール3アシストを記録。ウェールズ代表としてもワールドカップ予選8試合にフル出場し、初のワールドカップ出場まであと一歩に迫っている。

▽レアル・マドリーのMFガレス・ベイルは、2013年から4年連続で受賞していたものの5年連続とはならず。それでも、選手が選ぶ年間最優秀選手賞を受賞。また、ファンが選ぶ年間最優秀選手にはストーク・シティのMFジョー・アレンが選ばれている。その他、年間最優秀若手選手にはリバプールのFWベン・ウッドバーンが選ばれた。

クリス・ガンターの関連記事

ウェールズサッカー協会(FAW)は14日、ユーロ2024予選に臨む同国代表メンバー24名を発表した。 FWガレス・ベイル、MFジョー・アレン、DFクリス・ガンターといった長年チームを支えた選手の引退を受け、大幅な世代交代を図るウェールズ代表。 ロバート・ページ監督はベイルに代わる新キャプテンに任命したMFア 2023.03.15 00:17 Wed
ウィンブルドンでプレーするDFクリス・ガンター(33)がウェールズ代表からの引退を発表した。ウェールズサッカー協会(FAW)が発表した。 カーディフやトッテナム、ノッティンガム・フォレスト、レディング、チャールトンでプレーしたガンターは、今シーズンからEFLリーグ2(イングランド4部)のウィンブルドンでプレーして 2023.03.09 23:15 Thu
ウェールズサッカー協会(FAW)は9日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む同国代表メンバー26名を発表した。 1958年大会以来、64年ぶりの本大会行きを決めたウェールズ。ロバート・ページ監督は四半世紀以上ぶりの大舞台に向け、FWガレス・ベイル、MFアーロン・ラムジー、DFベン・デイビス、MFジョー・アレン、 2022.11.10 05:00 Thu
ウェールズサッカー協会(FAW)は14日、UEFAネーションズリーグ2022-23に向けた同国代表メンバー28名を発表した。 正指揮官就任が決定したロバート・ページ監督はFWガレス・ベイル、、DFベン・デイビス、MFジョー・アレン、MFダニエル・ジェームズ、FWブレナン・ジョンソンといった主力を順当に選出した。ま 2022.09.15 05:30 Thu
ウェールズサッカー協会(FAW)は19日、6月の代表ウィークに向けた同国代表メンバー27名を発表した。 ロバート・ページ暫定監督はFWガレス・ベイル(レアル・マドリー)、MFアーロン・ラムジー(レンジャーズ)、DFベン・デイビス(トッテナム)にダニエル・ジェームズ(リーズ)といった主力を順当に選出した。 U 2022.05.20 07:01 Fri

ウェールズの関連記事

ブリストル・シティに所属する元ウェールズ代表MFアンディ・キング(35)が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。 キングはチェルシーユースからレスター・シティの下部組織に移籍。2007年7月にファーストチームに昇格しプロキャリアをスタートさせた。 レスターでプレーを続け、2015-16シーズンには元日本代 2024.05.04 12:25 Sat
ユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(33)がユーロ出場を逃していたら代表を引退していたと明かした。カタール『beIN Sports』のインタビューで答えた。 26日に行われたウェールズ代表とのユーロ2024本大会出場を懸けたプレーオフでPK戦の末に勝ち抜けを決めたポーランド。シュチェスニー 2024.03.28 06:30 Thu
ウェールズ代表のロバート・ページ監督が、辞任の可能性を否定した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ウェールズは26日に行われたユーロ2024予選プレーオフ決勝で、ポーランド代表と対戦。勝てば3大会連続で本大会出場となる試合だったが、120分間で決着はつかずPK戦へ。5人目まで全員が成功する拮抗した展開と 2024.03.27 12:10 Wed
トッテナムのウェールズ代表DFベン・デイビスが、イギリスの大衆紙『サン』にツッコんだ。 トッテナム在籍10シーズン目のデイビス。派手さはないが、本職の左サイドバックだけでなく、3バック採用時は3枚左にも対応可能な頼もしい存在だ。 ウェールズ代表の主軸を担ってからも久しく、初キャップから10年という節目の20 2024.03.26 21:55 Tue
ユーロ2024予選プレーオフ準決勝が21日に欧州各地で行われた。 ユーロ2024予選の各グループにて2位以下となったチームの中から、UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23の結果によって選定された12カ国が参加するプレーオフ。 パスAからCまでの3グループに分かれてミニトーナメントを実施し、各パス 2024.03.22 07:20 Fri

記事をさがす

クリス・ガンターの人気記事ランキング

1

ラムジー復帰も無所属の主将ウィリアムズが招集外…ウェールズ代表メンバーが発表!《ユーロ2020予選》

ウェールズサッカー協会(FAW)は21日、来月のユーロ2020予選に向けた同国代表メンバー26名を発表した。 今回のメンバーではMFガレス・ベイルやMFジョー・アレン、DFベン・デイビス、GKウェイン・ヘネシーらが順当に選出。また、負傷の癒えたMFアーロン・ラムジーも復帰を果たした。さらに、リーグ1(イングランド3部)のリンカーン・シティでプレーする22歳MFジョー・モレルが初招集となった。 その一方で、負傷離脱中のボーンマスMFデイビッド・ブルックスに加え、今夏のエバートン退団以降、無所属の状態が続くキャプテンのDFアシュリー・ウィリアムズが招集外となっている。 ユーロ2020予選でグループEのウェールズ代表は、来月6日にホームでアゼルバイジャン代表戦を戦い、同9日にベラルーシ代表との国際親善試合を戦う予定だ。今回発表されたウェールズ代表メンバーは以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆ウェールズ代表メンバー26名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ウェイン・ヘネシー</span>(クリスタル・パレス/イングランド) <span style="font-weight:700;">ダニー・ウォード</span>(レスター・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">アダム・デイビス</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">コナー・ロバーツ</span>(スウォンジー) <span style="font-weight:700;">トム・ロッキャー</span>(チャールトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">クリス・メファム</span>(ボーンマス/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジョー・ロドン</span>(スウォンジー) <span style="font-weight:700;">ニール・テイラー</span>(アストン・ビラ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ベン・デイビス</span>(トッテナム/イングランド) <span style="font-weight:700;">クリス・ガンター</span>(レディング/イングランド) <span style="font-weight:700;">イーサン・アンパドゥ</span>(RBライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ジェームズ・ローレンス</span>(アンデルレヒト/ベルギー) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">アーロン・ラムジー</span>(ユベントス/イタリア) <span style="font-weight:700;">ジョー・アレン</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ダニエル・ジェームズ</span>(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) <span style="font-weight:700;">マシュー・スミス</span>(QPR/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジョナサン・ウィリアムス</span>(チャールトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジョー・モレル</span>(リンカーン・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ウィル・ヴォークス</span>(カーディフ) <span style="font-weight:700;">ハリー・ウィルソン</span>(ボーンマス/イングランド) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ガレス・ベイル</span>(レアル・マドリー/スペイン) <span style="font-weight:700;">サム・ヴォークス</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ベン・ウッドバーン</span>(オックスフォード/イングランド) <span style="font-weight:700;">トム・ローレンス</span>(ダービー/イングランド) <span style="font-weight:700;">キーファー・ムーア(ウィガン/イングランド) <span style="font-weight:700;">ライアン・ヘッジズ</span>(アバディーン/スコットランド) 2019.08.21 17:30 Wed

ウェールズの人気記事ランキング

1

東京五輪でのイギリス代表復活に難色示すコールマン「混合チームなど作る必要はない」

▽リオ五輪が閉幕し、次の東京五輪に向けてイギリス代表チーム復活が囁かれる中、ウェールズ代表を率いるクリス・コールマン監督はこの動きに否定的な意見を述べている。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ▽五輪では各オリンピック委員会単位での出場しか認めていない。一方でイギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つが独自にサッカー協会を持っているため、五輪に出場することはできない。 ▽しかし2012年に行われたロンドン五輪ではイギリス代表として出場を果たしている。リオ五輪に向けても同様にイギリス代表として出場しようとイングランドサッカー協会(FA)は提案していたが、ほかの3協会が反対して破談となった。 ▽しかし、イギリスメディアによると、FAは2020年に行われる東京五輪で再びイギリス代表を復活させたい意向を示しており、今後は残りの協会を説得していくと報じられている。 ▽この報道に、コールマン監督は「なんのために合同チームを作る必要があるのか。そもそも五輪に出場するためには、今よりもさらに多くの試合に出場しなければいけない」とコメント。さらに次のように続けた。 「選手たちはアイデンティティを持っている。そして自分たちが着るユニフォームに誇りを持っている。自分の国のエンブレム、ユニフォームに忠誠を誓った選手のプレーを見たいものだ。だからこそ混合チームなど作る必要はない」 2016.08.25 10:48 Thu
2

ギグス監督の指導力に疑問視…低迷ウェールズで反乱?

ウェールズ代表を率いるライアン・ギグス監督が窮地に立っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ウェールズ代表は現在、ユーロ2020予選の真っ只中にある。だが、ハンガリー、スロバキア、クロアチア、アゼルバイジャンと、さほどきつくないグループEにおいて、3試合を終えた時点で1勝2敗で4位と振るわない。 こうした状況にチーム内ではギグス監督のリーダーシップに疑いを持つものも現れ始めているという。特にクリス・コールマン前監督の下でユーロ2016準決勝まで進んだ10人の選手が顕著だという。 「誰もがライアンの選手としてのキャリアはリスペクトしているが、彼の言葉に対する反応は同じではない」と語るのはチーム関係者。「ウェールズ代表は浮き沈みは激しいものの、選手たちは代表に選ばれることを楽しみにしている。でも現在は違う」と、チームの印象自体悪くなっていることを強調している。 ウェールズ代表は9月7日にアゼルバイジャン代表と対戦する。ここで信頼を取り戻さなければ、ギグス監督の更迭は現実味を帯びてくる。 2019.06.16 15:50 Sun
3

ラムジー復帰も無所属の主将ウィリアムズが招集外…ウェールズ代表メンバーが発表!《ユーロ2020予選》

ウェールズサッカー協会(FAW)は21日、来月のユーロ2020予選に向けた同国代表メンバー26名を発表した。 今回のメンバーではMFガレス・ベイルやMFジョー・アレン、DFベン・デイビス、GKウェイン・ヘネシーらが順当に選出。また、負傷の癒えたMFアーロン・ラムジーも復帰を果たした。さらに、リーグ1(イングランド3部)のリンカーン・シティでプレーする22歳MFジョー・モレルが初招集となった。 その一方で、負傷離脱中のボーンマスMFデイビッド・ブルックスに加え、今夏のエバートン退団以降、無所属の状態が続くキャプテンのDFアシュリー・ウィリアムズが招集外となっている。 ユーロ2020予選でグループEのウェールズ代表は、来月6日にホームでアゼルバイジャン代表戦を戦い、同9日にベラルーシ代表との国際親善試合を戦う予定だ。今回発表されたウェールズ代表メンバーは以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆ウェールズ代表メンバー26名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ウェイン・ヘネシー</span>(クリスタル・パレス/イングランド) <span style="font-weight:700;">ダニー・ウォード</span>(レスター・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">アダム・デイビス</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">コナー・ロバーツ</span>(スウォンジー) <span style="font-weight:700;">トム・ロッキャー</span>(チャールトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">クリス・メファム</span>(ボーンマス/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジョー・ロドン</span>(スウォンジー) <span style="font-weight:700;">ニール・テイラー</span>(アストン・ビラ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ベン・デイビス</span>(トッテナム/イングランド) <span style="font-weight:700;">クリス・ガンター</span>(レディング/イングランド) <span style="font-weight:700;">イーサン・アンパドゥ</span>(RBライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ジェームズ・ローレンス</span>(アンデルレヒト/ベルギー) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">アーロン・ラムジー</span>(ユベントス/イタリア) <span style="font-weight:700;">ジョー・アレン</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ダニエル・ジェームズ</span>(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) <span style="font-weight:700;">マシュー・スミス</span>(QPR/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジョナサン・ウィリアムス</span>(チャールトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジョー・モレル</span>(リンカーン・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ウィル・ヴォークス</span>(カーディフ) <span style="font-weight:700;">ハリー・ウィルソン</span>(ボーンマス/イングランド) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ガレス・ベイル</span>(レアル・マドリー/スペイン) <span style="font-weight:700;">サム・ヴォークス</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ベン・ウッドバーン</span>(オックスフォード/イングランド) <span style="font-weight:700;">トム・ローレンス</span>(ダービー/イングランド) <span style="font-weight:700;">キーファー・ムーア(ウィガン/イングランド) <span style="font-weight:700;">ライアン・ヘッジズ</span>(アバディーン/スコットランド) 2019.08.21 17:30 Wed
4

「なんでクラブでそれをやらないんだ!」降格したチームの選手同士が代表戦で“言い争い”…「黙れ!ここはバーンリーじゃない」

バーンリーのチームメイトが代表戦で衝突した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグAグループ4第2節、ウェールズ代表vsオランダ代表が8日に行われ、アウェイのオランダが1-2で勝利した。 この試合にはバーンリーのウェールズ代表DFコナー・ロバーツとオランダ代表FWボウト・ヴェグホルストがともにフル出場。1-1で迎えた後半アディショナルタイムにヴェグホルストが劇的な決勝ゴールを挙げ、タイムアップを迎えた。 このゴールに思わぬ角度から突っかかったのがロバーツだ。試合終了直後、ヴェグホルストに歩み寄ると、両手を広げながら「なんでバーンリーでそれをやらないんだ!」と詰め寄った。一方、勝利の余韻を邪魔されたヴェグホルストも「黙れ、ここはバーンリーじゃない」と反発した。。 ヴェグホルストは、1月に推定1200万ポンド(約18億6000万円)でバーンリーへ移籍。ニューカッスルに引き抜かれたエースのニュージーランド代表FWクリス・ウッドの後釜として期待されたが、プレミアリーグでは2ゴールに留まっていた。 そのヴェグホルストはオランダ『VI』のインタビューで「僕はチャンピオンシップ(イングランド2部)でプレーしないことをチームと事前に明確に合意している」と明言しており、そのこともロバーツの怒りを買ったのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】「なんでバーンリーでそれをやらないんだ!」「黙れ、ここはバーンリーじゃない」チームメイト同士の言い争い</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wales defender Connor Roberts bluntly asks club team-mate Wout Weghorst: &#39;Why didn&#39;t you do that for Burnley?&#39;, before being told to &#39;SHUT UP&#39; in a tense exchange (Mail) <a href="https://t.co/OeabMMQXbZ">pic.twitter.com/OeabMMQXbZ</a></p>&mdash; Ibukun Aluko (@IbkSports) <a href="https://twitter.com/IbkSports/status/1534844451557867520?ref_src=twsrc%5Etfw">June 9, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.06.10 05:45 Fri
5

アメリカvsウェールズは今大会初のドロー決着! ウェア先制弾にベイルがPKで同点弾《カタールW杯》

カタール・ワールドカップ(W杯)のグループB第1節、アメリカ代表vsウェールズ代表が21日に行われ、1-1のドローに終わった。 2大会ぶりの出場で、ホスト国となる次大会に繋がる結果を残したいアメリカ。今回の初戦ではレイナやアーロンソンがベンチスタートなったものの、GKターナーやデスト、アダムス、ムサ、マッケニー、プリシッチと欧州5大リーグで活躍する主力が揃ってスタメン起用となった。 一方、64年ぶりの本大会出場となるウェールズは、その前回大会のベスト8の再現を目指し、突破の直接のライバルとなる難敵との初戦に臨んだ。ロブ・ページ監督はコンディションが懸念されたエースのベイルをはじめ、ラムジーやベン・デイビス、ダニエル・ジェームズ、ロドン、ハリー・ウィルソンらをスタメンで起用。ムーアやブレナン・ジョンソンというセンターフォワードタイプをベンチに置き、ベイルを最前線に据えた[3-4-3]で臨んだ。 試合は後ろに重心を置くウェールズに対して、ボールを握って前に出るアメリカが押し込む入りとなった。立ち上がりは5バックの前でボールを動かすにとどまったバーホルターのチームだが、10分過ぎに続けて決定機。 まずは右サイドで背後のスペースに飛び出したウェアが速いタイミングでクロスを入れると、無理な態勢でクリアを試みたDFロドンのヘディングがゴールへ向かうが、これはGKヘネシーがはじき出す。さらに、直後にはボックス左でロビンソンが上げたクロスをニアのサージェントが頭で合わすが、今度は左ポストを叩いた。 辛くも早い時間帯の失点を免れたウェールズは、徐々に守備面でアジャスト。だが、ボールを奪っても相手に切り替えの速さで上回られてなかなか前進できない。 以降はボールを握るアメリカが、自陣深くに[5-3-2]の守備ブロックを構えるウェールズを攻めあぐねる場面が目立ち、試合が完全に膠着。しかし、前線の個の力によって一瞬の隙を突く。 36分、相手ゴールキックからの流れで中盤でのルーズボールの競り合いを制したアメリカは、プリシッチが中央でドリブルを仕掛ける。そして、ラインを上げていた3バックの背後を狙うウェアへ完璧なスルーパスを通すと、“リベリアの怪人”を父に持つ22歳FWがDFとGKに寄せ切られる寸前で右足アウトを使った巧みなシュートを流し込んだ。 プリシッチとウェアのコンビプレーで先手を奪ったアメリカは、ここから前に出てきたウェールズの攻勢を危なげなく凌いで前半を終えた。 迎えた後半、ウェールズはダニエル・ジェームズを下げてターゲットマンタイプのムーアを最前線に投入。攻撃時も[3-5-2]の形に変更する。 この戦術変更と攻守両面でギアを上げたことにより、後半はウェールズが押し込む展開に。ムーアへのシンプルなロングボールやより高い位置を取るウイングバックからのクロスを軸にチャンスを窺う。 決定機まであと一歩という状況が続く中、60分過ぎに続けて決定機を創出。まずは64分、CKの二次攻撃から競り勝ったメファムのヘディングパスに反応したベン・デイビスがボックス中央で渾身のダイビングヘッド。だが、このシュートはGKターナーの好守に遭う。さらに、このプレーで得た右CKではハリー・ウィルソンの正確な左足のクロスをムーアがフリーでヘディングシュート。だが、今度は枠に飛ばせない。 後半半ばを迎えて再び試合が膠着し始める中、守勢が続くアメリカは74分に3枚替えを敢行。デストとムサ、サージェントを下げてイェデリン、アコスタ、ライトを同じポジションに入れた。 一方、ゴールまであと一押しがほしいウェールズはネコ・ウィリアムズを下げてブレナン・ジョンソンを投入。より攻撃的な[4-4-2]に並びを変えると、これが同点ゴールをもたらす。 80分、ブレナン・ジョンソンの入った右サイドを起点に攻撃を仕掛けてボックス右に侵入したラムジーがマイナスに折り返すと、これに反応したベイルがDFジマーマンに倒されてPKを獲得。ここでキッカーのベイルが強烈なシュートを右隅に突き刺し、82分のゴールとした。 1-1のイーブンに戻った試合はここからヒートアップ。勝ち点3へ再び攻める必要が出てきたアメリカは、フレッシュな途中出場の選手を起点に攻勢を強めていく。 9分が加えられたアディショナルタイムを含めた最終盤戦は両チームの選手が足を攣る消耗戦に。その中で追いついた勢いを生かすウェールズが、よりゴールへ迫ったものの、ブレナン・ジョンソンらの決定機は相手の好守に阻まれ、今大会4戦目にして初のドロー決着となった。 なお、追いつかれて勝ち点2を逃したアメリカは25日に初戦勝利のイングランド代表と、勝ち点1を拾ったウェールズはサウジアラビア代表と対戦する。 アメリカ代表 1-1 ウェールズ代表 【アメリカ】 ウェア(前36) 【ウェールズ】 ベイル(後37[PK]) 2022.11.22 06:09 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly