再ブレイクなるか!彗星のごとく現れた逸材、ウッドバーンのウェールズ代表初ゴール【ファースト・ゴールズ】

2020.08.31 22:15 Mon
Getty Images
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。今回はリバプールに所属するウェールズ代表FWベン・ウッドバーンがA代表で決めた最初のゴールだ。

◆ウッドバーンが決めたウェールズ代表鮮烈デビュー弾

7歳からリバプールの下部組織で育ったウッドバーンは、2016年11月に今ではチームの主力となったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとともにトップチームに昇格した期待の若手だ。
トップチーム昇格の直後、17歳と42日というクラブ史上3番目の若さでプレミアリーグデビューを果たすと、その3日後にはEFLカップの準決勝、リーズ・ユナイテッド戦でゴールを記録。元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が保持していたリバプール最年少得点記録を塗り替え、期待の若手として一気に注目を浴びた。

そんなウッドバーンは、2017年にはウェールズA代表にも初招集。同年9月2日に行われた、FIFAワールドカップ(W杯)欧州予選のオーストリア代表戦では、鮮烈なデビューを飾っている。
0-0と拮抗した状態が続く中、69分に途中交代でウッドバーンが出場し、A代表デビューを飾る。すると直後の74分、相手陣内中央でクリアボールを拾ったウッドバーンは、ボックスの外からミドルシュートを放つ。低めのコースをついた鋭いシュートはゴール左に決まり、見事なデビュー弾を決めてみせた。

これが決勝点となり、ウェールズ代表は1-0で勝利。いきなり決勝ゴールを決めたウッドバーンは、鮮烈デビューを飾った。

その後ケガもあり、思うような結果を出せていないウッドバーン。しかしまだ20歳という年齢を考えれば、再び脚光を浴びる可能性は十分にあるだろう。

ベン・ウッドバーンの関連記事

かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してフ 2024.07.24 18:20 Wed
リバプールは23日、ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(21)がスコティッシュ・プレミアシップのハーツへレンタル移籍することを発表した。移籍期間は今シーズン終了までとなる。 ウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグのサンダーランド戦で17歳と42日でのトップチームデビューを果たした。また、デビュ 2021.08.24 06:00 Tue
ウェールズサッカー協会(FAW)は21日、来月のユーロ2020予選に向けた同国代表メンバー26名を発表した。 今回のメンバーではMFガレス・ベイルやMFジョー・アレン、DFベン・デイビス、GKウェイン・ヘネシーらが順当に選出。また、負傷の癒えたMFアーロン・ラムジーも復帰を果たした。さらに、リーグ1(イングランド 2019.08.21 17:30 Wed
リーグ1(イングランド3部相当)のオックスフォード・ユナイテッドは30日、リバプールのウェールズ代表FWベン・ウッドバーン(19)を1年間のレンタルで獲得したことを発表した。 2016年にリバプールでトップチームデビューを飾ったウインガーのウッドバーンは昨季、チャンピオンシップ(イングランド2部)のシェフィールド 2019.07.31 04:52 Wed
▽チャンピオンシップ(イングランド2部)のシェフィールド・ユナイテッドは1日、リバプールに所属するウェールズ代表FWベン・ウッドバーン(18)の加入を発表した。今シーズン終了までのレンタル移籍とのことだ。 ▽リバプールのアカデミー出身のウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグのサンダーランド戦でク 2018.08.01 19:57 Wed

ウェールズの関連記事

ブリストル・シティに所属する元ウェールズ代表MFアンディ・キング(35)が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。 キングはチェルシーユースからレスター・シティの下部組織に移籍。2007年7月にファーストチームに昇格しプロキャリアをスタートさせた。 レスターでプレーを続け、2015-16シーズンには元日本代 2024.05.04 12:25 Sat
ユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(33)がユーロ出場を逃していたら代表を引退していたと明かした。カタール『beIN Sports』のインタビューで答えた。 26日に行われたウェールズ代表とのユーロ2024本大会出場を懸けたプレーオフでPK戦の末に勝ち抜けを決めたポーランド。シュチェスニー 2024.03.28 06:30 Thu
ウェールズ代表のロバート・ページ監督が、辞任の可能性を否定した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ウェールズは26日に行われたユーロ2024予選プレーオフ決勝で、ポーランド代表と対戦。勝てば3大会連続で本大会出場となる試合だったが、120分間で決着はつかずPK戦へ。5人目まで全員が成功する拮抗した展開と 2024.03.27 12:10 Wed
トッテナムのウェールズ代表DFベン・デイビスが、イギリスの大衆紙『サン』にツッコんだ。 トッテナム在籍10シーズン目のデイビス。派手さはないが、本職の左サイドバックだけでなく、3バック採用時は3枚左にも対応可能な頼もしい存在だ。 ウェールズ代表の主軸を担ってからも久しく、初キャップから10年という節目の20 2024.03.26 21:55 Tue
ユーロ2024予選プレーオフ準決勝が21日に欧州各地で行われた。 ユーロ2024予選の各グループにて2位以下となったチームの中から、UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23の結果によって選定された12カ国が参加するプレーオフ。 パスAからCまでの3グループに分かれてミニトーナメントを実施し、各パス 2024.03.22 07:20 Fri

ベン・ウッドバーンの人気記事ランキング

1

かつて“神童”と期待された元リバプールのMFウッドバーン、新天地はイングランド4部のサルフォード・シティに決定

かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してファーストチームデビュー。そのデビュー戦の3日後に行われたEFLカップ準決勝のリーズ戦では、クラブ史上最年少ゴール記録(17歳と45日)を樹立し、クラブやメディア、ファンから大きな期待が寄せられていた。 しかし、その後は伸び悩みファーストチームで思うような出場機会を得られず。シェフィールド・ユナイテッド、オックスフォード・ユナイテッド、ブラックプールと国内の下部カテゴリーのクラブや、スコットランドのハーツへの武者修行を繰り返すも結局リバプールではチャンスがなく、2022年夏に退団が発表された。 その後は同年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンに加入すると、在籍2シーズンで公式戦通算64試合3ゴール3アシストを記録。昨シーズンはリーグ戦21試合に出場したが先発はわずか1試合にとどまり、今夏に契約満了で退団していた。 ここまで残念ながら期待されていたようなキャリアは送れていないウッドバーンだが、まだ24歳。2年契約を締結したサルフォード・シティで、再び輝く姿が期待されている。 2024.07.24 18:20 Wed

ウェールズの人気記事ランキング

1

ガンターがウェールズ代表引退を発表、15年間で109試合出場「大きな感謝を言わなければならない」

ウィンブルドンでプレーするDFクリス・ガンター(33)がウェールズ代表からの引退を発表した。ウェールズサッカー協会(FAW)が発表した。 カーディフやトッテナム、ノッティンガム・フォレスト、レディング、チャールトンでプレーしたガンターは、今シーズンからEFLリーグ2(イングランド4部)のウィンブルドンでプレーしている。 プレミアリーグでのプレー経験もありながら、チャンピオンシップ(イングランド2部)をメインにプレー。429試合に出場し5ゴール23アシストを記録していた。 そのガンターは、ウェールズ代表としては2007年5月26日に行われたニュージーランド代表戦でデビュー。ユーロ2016、2020に出場すると、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーにも入ったが、プレー機会はなかった。 2017年にはFAWの年間最優秀選手にも選ばれたことがあり、右サイドバックとして支え続けてきたガンターは、109試合をウェールズ代表として戦った。 ガンターはジョン・トシャック監督、ギャリー・スピード監督、クリス・コールマン監督、ライアン・ギグス監督、そしてロブ・ペイジ監督の下でプレー。ファンからも絶大な人気を誇り、誰よりもファンとチームを結んだ架け橋として活躍していた。 ガンターは代表引退に際してコメントしている。 「僕は15年間、僕たちの偉大な国を代表する特権に恵まれており、僕のキャリアと人生の中で最高の時期をいくつか与えてくれた」 「僕がプレーしたすべての監督、そして様々な方法で僕を助けてくれたスタッフにとても感謝しており、大きな感謝を言わなければならない」 「チームメイトだけでなく、友人との時間を共有できることはさらに特別だといつも言ってきた。一生のうちの本当の仲間である人たちと、ドレッシングルームを共有できてとても幸運だった」 「ウェールズで育った幼い子供の夢は、常にプレーし、その赤いシャツを着ることだった。僕でさえ夢にも思わなかったのは、僕や家族に良い思い出や経験を与えてくれることだった」 「これはファンによって可能になった。ハッキリと表現できる言葉を見つけるのは難しいけど、僕はどれだけ助けられたかを何度も伝えようとしてきた。だから、最大の感謝を伝えます。また会いましょう」 <span class="paragraph-title">【動画】15年間ウェールズ代表として戦ったガンターの思い出</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xz1O8q0KpbE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.03.09 23:15 Thu
2

ユーロでウェールズを4強に導いたコールマン監督が辞任 サンダーランド指揮官に就任へ

▽ウェールズサッカー協会は17日、クリス・コールマン代表監督(47)が辞任したことを発表した。 ▽コールマン監督は2012年1月にウェールズ代表指揮官に就任。ユーロ2016ではウェールズをベスト4に導く手腕を発揮した。しかし、2018ロシア・ワールドカップ欧州予選ではセルビアとアイルランドの後塵を拝してグループ3位でフィニッシュ。出場権獲得を逃していた。 ▽ウェールズサッカー協会の最高責任者を務めるジョナサン・フォード氏は、「クリス・コールマンが率いる時が終了し、とても残念に思う。我々は、彼がウェールズの監督として6年間やってきた仕事に対して永遠に感謝する」とコメントを残した。 ▽なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、コールマン監督はチャンピオンシップに所属するサンダーランドの指揮官に就任することで合意しているとのことだ。 2017.11.18 09:58 Sat
3

トッテナム、今季40試合出場の主力DFベン・デイビスを放出へ

トッテナムはウェールズ代表DFベン・デイビス(30)を放出する方針のようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 ベン・デイビスは2014年夏にスウォンジー・シティからトッテナムへ移籍。加入3年目の2016-17シーズンには、当時のマウリシオ・ポチェッティーノ監督の下で定位置を確保して以降、ケガが多いながらもコンスタントに出番を貰い続け、クラブ通算311試合の出場を誇る。 9年目の今シーズンも公式戦40試合でプレーしたが、正指揮官不在のトッテナムは、来シーズンの指揮官が誰になろうとベン・デイビスへのオファーに耳を傾ける方針。契約を2025年6月まで残すなか、今夏の売却を進めているという。 『フットボール・インサイダー』のコラムニストを務める元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホール氏は、トッテナムは「最終ラインを総取っ替えするべき」とし、ベン・デイビスの本職である左サイドバックにも1人は新戦力を迎え入れる必要があると主張している。 「ベン・デイビスは長らく在籍しているが、ここのところは最高のパフォーマンスを見せていない。トッテナムは新たな2人のセンターバック、1人の左サイドバックが必要だ」 トッテナムにおいては地味な存在にも映るが、実力は確か。30歳と脂が乗った年齢のベン・デイビスは週給8万ポンド(約1400万円)とされており、トッテナムは1500万ポンド(約26億円)で売却を容認するとみられている。 2023.05.30 16:30 Tue
4

東京五輪でのイギリス代表復活に難色示すコールマン「混合チームなど作る必要はない」

▽リオ五輪が閉幕し、次の東京五輪に向けてイギリス代表チーム復活が囁かれる中、ウェールズ代表を率いるクリス・コールマン監督はこの動きに否定的な意見を述べている。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ▽五輪では各オリンピック委員会単位での出場しか認めていない。一方でイギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つが独自にサッカー協会を持っているため、五輪に出場することはできない。 ▽しかし2012年に行われたロンドン五輪ではイギリス代表として出場を果たしている。リオ五輪に向けても同様にイギリス代表として出場しようとイングランドサッカー協会(FA)は提案していたが、ほかの3協会が反対して破談となった。 ▽しかし、イギリスメディアによると、FAは2020年に行われる東京五輪で再びイギリス代表を復活させたい意向を示しており、今後は残りの協会を説得していくと報じられている。 ▽この報道に、コールマン監督は「なんのために合同チームを作る必要があるのか。そもそも五輪に出場するためには、今よりもさらに多くの試合に出場しなければいけない」とコメント。さらに次のように続けた。 「選手たちはアイデンティティを持っている。そして自分たちが着るユニフォームに誇りを持っている。自分の国のエンブレム、ユニフォームに忠誠を誓った選手のプレーを見たいものだ。だからこそ混合チームなど作る必要はない」 2016.08.25 10:48 Thu
5

ウェールズ代表、W杯出場逃すもコールマンの手腕を評価し契約延長か!?

▽ウェールズサッカー協会(FAW)が、クリス・コールマン監督(47)との契約延長を考えているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ▽2012年からウェールズ代表を率いるコールマン監督は、昨年行われたユーロ2016に初出場を果たしてベスト4まで導いた。その活躍から60年ぶりとなるワールドカップ(W杯)出場に期待が高まっていたが、ロシアW杯欧州予選グループD最終節でアイルランドに敗れてロシア行きの切符を逃している。 ▽アイルランド戦後、自身の去就についての質問を受けたコールマン監督は「それについては考えられない。一度落ち着くまで時間を設けて、そこから考えよう」と明言は避けていた。 ▽『スカイ・スポーツ』によると、アイルランド戦後にMFガレス・ベイルを中心としたウェールズ代表の主力選手たちがコールマン監督と会談。チームに残るように説得したという。さらにFAWのジョナサン・フォードCEO(最高経営責任者)は、ユーロ2020での活躍を期待してコールマン監督との契約を延長する考えを持っているという。 2017.10.20 08:40 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly