オーストラリアが善戦もM・ロドリゲス弾で追いついたチリが2位で準決勝進出!《コンフェデレーションズカップ2017》

2017.06.26 02:01 Mon
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▽コンフェデレーションズカップ2017グループB最終節のチリ代表vsオーストラリア代表が25日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この結果、チリがグループ2位で準決勝進出を決めた。

▽22日に行われたドイツ代表戦を1-1のドローで終え、首位に立つチリ(勝ち点4)は、その試合からスタメンを5人変更。ディアス、パブロ・エルナンデス、メデル、ボセジュール、GKエレーラに代えてフエンサリダ、F・シルバ、P・ディアス、メナ、GKブラーボを起用した。

▽一方、グループステージ突破には勝利が必要なオーストラリア(勝ち点1)は、ドローに終わった3日前のカメルーン代表戦のスタメンから6選手を変更。レッキーやムーイ、ミロシュ・デゲネクらに代えてケイヒルやトロイージ、マーク・ミリガンらを起用。これまで同様 [3-4-3]の布陣を採用し、3トップは右からケイヒル、ユリッチ、トロイージと並べた。
▽3トップにフエンサリダ、E・バルガス、サンチェスを起用した[4-3-3]の布陣で試合に臨んだチリは、8分に最初の決定機。フエンサリダの右クロスをボックス内のビダルが右足でダイレクトボレーシュート。GKライアンの弾いたボールがE・バルガスに当たったが、これは枠を外れた。

▽前半半ば以降は膠着状態が続く中、36分にオーストラリアに決定機。ボックス左手前でボールを受けたトロイージの浮かせたパスをゴール前に供給すると、走り込んだルオンゴがダイレクトで合わせるも、これは飛び出したGKブラーボのファインセーブに阻まれた。
▽すると、42分にスコアが動く。GKブラーボからのフィードを中盤で受けたE・バルガスに対し、クルーズがインターセプトを敢行。ショートカウンターを仕掛けるオーストラリアは、ボックス中央に侵攻したセインズベリーの横パスがハラにクリアされるも、クリアボールにクルーズが右足を当てると、逆サイドにこぼれたボールをフリーのトロイージが冷静にゴールに流し込んだ。

▽先制を許したチリは、すぐに反撃に転じる。45分、アランギスのパスでボックス右から侵入したイスラのクロスをファーサイドのビダルがダイビングヘッド。マーク・ミリガンのブロックで流れたボールにフエンサリダが飛び込むが、わずかに届かない。

▽迎えた後半、1点のビハインドを追うチリは、フエンサリダとアランギスを下げてマルティン・ロドリゲスとパブロ・エルナンデスを同時投入する2枚替えを敢行した。対するオーストラリアは57分、ケイヒルに代えてレッキーをピッチに送り出した。

▽一進一退の展開が続く中、チリが待望の同点ゴールを奪う。67分、メナの左クロスを相手DFがフリックすると、ファーサイドのE・バルガスがヘディングでゴール前へ繋ぐ。このボールに抜け出したマルティン・ロドリゲスが右足でゴールネットを揺らした。

▽同点弾で勢いづくチリは、70分にも決定機。ロングフィードで左サイドを突破したサンチェスがボックス左深くまで侵攻しクロスを供給。これをE・バルガスが頭で合わせたが、シュートはゴール右に逸れた。

▽その後も互いに攻勢は見せたがスコアを動かすには至らず、試合は1-1のまま終了した。同時刻開催のドイツ代表が3-1でカメルーン代表に勝利したため、チリはグループ2位で準決勝進出を決めた。

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