チリのレジェンド、FWウンベルト・スアソが34歳で現役引退へ

2016.01.15 20:59 Fri
▽元チリ代表FWウンベルト・スアソ(34)が、現役引退を決断したことがわかった。『ESPN』など複数メディアはスアソの代理人を務めるフェルナンド・フェリチェビチ氏が、同選手の引退を認めたと報じた。

▽2000年にチリのニュブエンセでプロキャリアをスタートしたスアソは、いくつかの国内クラブを渡り歩いた後、2006年にチリ屈指の名門コロコロに加入。同クラブでは在籍1年半でリーグ戦54試合に出場し、52ゴールを挙げる大活躍を見せた。

▽その後、2007年にメキシコのモンテレイに移籍したスアソは、在籍8シーズンで公式戦253試合に出場し、クラブ歴代最多となる121ゴールを記録。CONCACAFチャンピオンズリーグ3連覇など多くのタイトル獲得に貢献した。2015年に古巣のコロコロに復帰した後、2015年11月からフリーの状態となっていた。
▽また、チリ代表では通算60試合に出場し、20ゴールを記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ南米予選では10ゴールを奪う活躍でチームを本大会に導き、本大会ではベスト16進出の原動力となった。

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