混迷のバレンシア、3度のリードを生かせずリーグ9試合未勝利…《リーガエスパニョーラ》
2017.01.10 06:57 Tue
▽バレンシアは9日、リーガエスパニョーラ第17節でオサスナと対戦し、3-3で引き分けた。
▽2016年の大みそかにプランデッリ監督が、8日にスポーツディレクターのヘスス・ガルシア・ピタルチ氏が辞任するなど、混迷を極めるバレンシアが、敵地レイノ・デ・ナバーラに乗り込んだ一戦。3日に行われたコパ・デル・レイ5回戦1stレグのセルタ戦を惨敗(1-4)した17位のバレンシアは、その試合からスタメンを4人変更。GKジャウメやカンセロ、ハビ・ヒメネス、メドランに代えてGKジエゴ・アウベスやマンガラ、モントーヤ、ソレールをスタメンで起用した。
▽試合は開始早々の22秒にバレンシアが決定機。右クロスを中央のロドリゴ・モレノがフリックすると、胸トラップでゴール前に抜け出したサンティ・ミナがシュート。しかし、これは枠を外した。アグレッシブな入りを見せたバレンシアは2分、シケイラの左クロスを中央のムニルがダイレクトボレーでゴール左隅に流し込み、先制に成功した。
▽対するオサスナは7分、ベレンゲールのスローインをボックス右深くで受けたロベルト・トーレスが折り返すと、これがマリオ・スアレスのクリアミスを誘発。こぼれ球をオリオル・リエラがゴールに押し込んだ。同点に追いつき勢いづくオサスナは、16分にもクレルクの左クロスからセルヒオ・レオンに決定機が生まれるも、シュートは枠を外した。
▽その後は一進一退の攻防が続いたが、互いに少ない決定機を活かすことができず。このまま前半終了かに思われたが、アディショナルタイム1分にパレホの左CKがオリオル・リエラのオウンゴールを誘発し、バレンシアが勝ち越しに成功した。
▽すると62分、左クロスをペナルティアーク内に走り込んだR・トーレスがシュート。これはゴール前のマルケスに当たったが、跳ね返りを再びR・トーレスが左足でゴール左に突き刺した。
▽追いつかれたバレンシアだが73分、右サイドからカットインしたモントーヤがパレホにパスを預けると、そのままダイアゴナルに走り込む。パレホからのパスを左サイドで受けたムニルのダイレクトクロスをゴール前に走り込んだモントーヤがワントラップから冷静にゴール右隅へ流し込んだ。
▽再びリードしたバレンシアは、86分にもサンティ・ミナがマルケスにボックス内で倒され、PKを獲得。しかし、パレホのPKはGKマリオ・フェルナンデスにシュートコースを完璧に読まれて失敗。試合を決定付けることができない。
▽すると、後半アディショナルタイム2分にハイメ・ロメロとのワンツーでボックス左から侵入したクレルクがゴール右隅にシュートを流し込み、オサスナがみたび同点に追いつく。結局、試合はそのまま終了。3度のリードしたバレンシアだが、リーグ戦8試合ぶりの白星とはならなかった。
▽2016年の大みそかにプランデッリ監督が、8日にスポーツディレクターのヘスス・ガルシア・ピタルチ氏が辞任するなど、混迷を極めるバレンシアが、敵地レイノ・デ・ナバーラに乗り込んだ一戦。3日に行われたコパ・デル・レイ5回戦1stレグのセルタ戦を惨敗(1-4)した17位のバレンシアは、その試合からスタメンを4人変更。GKジャウメやカンセロ、ハビ・ヒメネス、メドランに代えてGKジエゴ・アウベスやマンガラ、モントーヤ、ソレールをスタメンで起用した。
▽試合は開始早々の22秒にバレンシアが決定機。右クロスを中央のロドリゴ・モレノがフリックすると、胸トラップでゴール前に抜け出したサンティ・ミナがシュート。しかし、これは枠を外した。アグレッシブな入りを見せたバレンシアは2分、シケイラの左クロスを中央のムニルがダイレクトボレーでゴール左隅に流し込み、先制に成功した。
▽その後は一進一退の攻防が続いたが、互いに少ない決定機を活かすことができず。このまま前半終了かに思われたが、アディショナルタイム1分にパレホの左CKがオリオル・リエラのオウンゴールを誘発し、バレンシアが勝ち越しに成功した。
▽迎えた後半、バレンシアはシケイラを下げてラトを投入。しかし、最初のチャンスはオサスナに生まれる。49分、スルーパスに抜け出したR・トーレスがボックス左からシュート。さらに51分には、左サイドを抜け出したクレルクのクロスをファーサイドから走り込んだベレンゲールがダイレクトで合わせたが、これは枠の上に外れた。
▽すると62分、左クロスをペナルティアーク内に走り込んだR・トーレスがシュート。これはゴール前のマルケスに当たったが、跳ね返りを再びR・トーレスが左足でゴール左に突き刺した。
▽追いつかれたバレンシアだが73分、右サイドからカットインしたモントーヤがパレホにパスを預けると、そのままダイアゴナルに走り込む。パレホからのパスを左サイドで受けたムニルのダイレクトクロスをゴール前に走り込んだモントーヤがワントラップから冷静にゴール右隅へ流し込んだ。
▽再びリードしたバレンシアは、86分にもサンティ・ミナがマルケスにボックス内で倒され、PKを獲得。しかし、パレホのPKはGKマリオ・フェルナンデスにシュートコースを完璧に読まれて失敗。試合を決定付けることができない。
▽すると、後半アディショナルタイム2分にハイメ・ロメロとのワンツーでボックス左から侵入したクレルクがゴール右隅にシュートを流し込み、オサスナがみたび同点に追いつく。結局、試合はそのまま終了。3度のリードしたバレンシアだが、リーグ戦8試合ぶりの白星とはならなかった。
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