シメオネ退席騒動、スペイン人記者は「審判、マラガ、シメオネの誰も完璧ではなかった」
2016.04.25 21:00 Mon
23日のリーガエスパニョーラ第35節、ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリーvsマラガ(1−0)で、アトレティコ側のベンチからプレー中にボールが投げ込まれて、ディエゴ・シメオネ監督が退席処分となった。アルゼンチン人指揮官は最低3試合のベンチ入り禁止処分となることが予想されるが、スペイン人記者はマテュー・ラオス主審、マラガ側の振る舞いも決して適切ではなかったとの見解を示している。
騒動が起きたのは前半終了間際、マラガがカウンターを仕掛けたときだ。アトレティコ側のベンチからボールがピッチに投げ込まれ、プレーは続けられたがマラガ側がこれに猛抗議。マテュー・ラオス主審は前半終了後、シメオネ監督に「チョロ、君を退席としなければならない」と話し、同指揮官は後半からスタンドで試合を観戦した。
シメオネ監督はピッチ内に障害物が投げ込まれた責任を負い、最低3試合のベンチ入り禁止処分を科される可能性がある。だがスペイン『マルカ』のアトレティコセクションのチーフ、アルベルト・ロメロ・バルベーロ記者は、この試合では「誰もが完璧ではなかった」との考えを述べている。「二つのボール」と題された記事内で、マラガもその前に二つ目のボールをピッチ内に投げ込んでいたこと、そしてマテュー主審がそれを咎めることがなかったことを指摘した。
「アトレティコの多数のファンは、その騒動が起こる前の似たような事例に固執している。その主役はマラガ側のベンチであったが、そこまでの反響はなかった。スローインの場面で、ガビがフアンフランにボールをわたしたとき、グラシア(マラガ監督)のいるベンチから二つ目のボールが投げ込まれた。マテューはその後に生じた出来事とは異なり、過剰なリアクションを見せることなく、ただプレーをやり直させるだけにとどまっている」
「その試合のマテューの振る舞いは良いものではなく、グラシアも好ましくなかった。だが、そのどちらもシメオネを許そうとはしなかった。マラガは彼らのスローインにおいて、ボールがタッチラインを割った場所など無視して、かなりの前の位置からボールを投げ入れてカウンターのチャンスを生み出したが、審判はそれを気に留めなかった」
マテュー主審、マラガの責任を問うバルベーロ記者ではあるが、アトレティコ側の行為も「反スポーツ的で不必要だった」と擁護の対象にはならないとしている。
「反スポーツ的という形容については、粗野な人間以外にさらなる説明を必要としないだろう。不必要という形容については、騒動が起こったのがリーガ最後の一戦などではなく、リーガ第35節、それも試合の前半であったということに執着せねばなるまい。アトレティコは限界のような状況ではなかったにもかかわらず、これからオーケストラの指揮者を失う可能性があるのだ。実際、あんな行為をするに値したのだろうか?」
同記者は最後に「追伸」と記し、シメオネ監督の指示でボールを投げ入れたとされるボールボーイに言及。カルデロンのボールボーイはタッチラインを割ったボールを即座に選手にわたすなど、チームとともに戦っていると形容されるが、その役割に責任が生じていることに疑問を呈した。
「ピッチサイドにいた少年は、命じられたことを実行した。少し前からカルデロンのボールボーイは、責任を伴う危険な職業である」
提供:goal.com
騒動が起きたのは前半終了間際、マラガがカウンターを仕掛けたときだ。アトレティコ側のベンチからボールがピッチに投げ込まれ、プレーは続けられたがマラガ側がこれに猛抗議。マテュー・ラオス主審は前半終了後、シメオネ監督に「チョロ、君を退席としなければならない」と話し、同指揮官は後半からスタンドで試合を観戦した。
シメオネ監督はピッチ内に障害物が投げ込まれた責任を負い、最低3試合のベンチ入り禁止処分を科される可能性がある。だがスペイン『マルカ』のアトレティコセクションのチーフ、アルベルト・ロメロ・バルベーロ記者は、この試合では「誰もが完璧ではなかった」との考えを述べている。「二つのボール」と題された記事内で、マラガもその前に二つ目のボールをピッチ内に投げ込んでいたこと、そしてマテュー主審がそれを咎めることがなかったことを指摘した。
「アトレティコの多数のファンは、その騒動が起こる前の似たような事例に固執している。その主役はマラガ側のベンチであったが、そこまでの反響はなかった。スローインの場面で、ガビがフアンフランにボールをわたしたとき、グラシア(マラガ監督)のいるベンチから二つ目のボールが投げ込まれた。マテューはその後に生じた出来事とは異なり、過剰なリアクションを見せることなく、ただプレーをやり直させるだけにとどまっている」
「その試合のマテューの振る舞いは良いものではなく、グラシアも好ましくなかった。だが、そのどちらもシメオネを許そうとはしなかった。マラガは彼らのスローインにおいて、ボールがタッチラインを割った場所など無視して、かなりの前の位置からボールを投げ入れてカウンターのチャンスを生み出したが、審判はそれを気に留めなかった」
マテュー主審、マラガの責任を問うバルベーロ記者ではあるが、アトレティコ側の行為も「反スポーツ的で不必要だった」と擁護の対象にはならないとしている。
「反スポーツ的という形容については、粗野な人間以外にさらなる説明を必要としないだろう。不必要という形容については、騒動が起こったのがリーガ最後の一戦などではなく、リーガ第35節、それも試合の前半であったということに執着せねばなるまい。アトレティコは限界のような状況ではなかったにもかかわらず、これからオーケストラの指揮者を失う可能性があるのだ。実際、あんな行為をするに値したのだろうか?」
同記者は最後に「追伸」と記し、シメオネ監督の指示でボールを投げ入れたとされるボールボーイに言及。カルデロンのボールボーイはタッチラインを割ったボールを即座に選手にわたすなど、チームとともに戦っていると形容されるが、その役割に責任が生じていることに疑問を呈した。
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