人種差別発言で一時試合ボイコットのバレンシア…主将は憤り隠さず 「勝ち点剥奪の可能性もあると言われた」

2021.04.05 11:12 Mon
Getty Images
バレンシアのスペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤが試合中のチームメイトを標的にした人種差別についてコメントした。スペイン『マルカ』が伝えている。

バレンシアは4日に行われたラ・リーガ第29節でカディスと対戦。試合中、チームのDFムクタル・ディアカビがカディスのDFファン・カラから人種差別発言を受けたとして猛抗議。しかし、主審がディアカビにイエローカードを提示すると、バレンシアは選手全員がピッチから引き上げ試合は中断に。その後、バレンシアの選手たちはピッチに戻り試合は再開されたが、ディアカビは交代となりピッチには戻らず、チームも1-2のスコアで敗れている。

試合後、インタビューに応じたキャプテンのガヤはピッチやドレッシングルームで何があったかを説明。クラブは審判から、ボイコットすれば勝ち点剥奪もあると話されたことを声明で発表しているが、ガヤも同様の発言を行っている。
「ディアカビは侮辱されたと言っており、バレンシアはクラブとしてそれを非難した。僕たちはピッチを後にしたが、戻らなければ勝ち点3を失うだけでなくさらに何ポイントか剥奪される可能性があると言われた」

「ディアカビは皆に対してピッチに戻るよう言ってくれたから、僕らはそれに従った。もし、彼がそう望まなければ僕らは戻らなかっただろう」
また、ガヤはディアカビが非常に落ち込んでいたことにも言及。チームメイトへの侮辱に対して、大きな憤りを見せている。

「ディアカビは試合に戻る準備ができていなかった。とても落ち込んでいたからね。彼が受けたのはとても酷い侮辱だ。それ以上言うことは何もない」

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