スペインサッカーの衰退を感じるエメリ「欧州での優位性は薄れ始めている」

2021.02.18 16:20 Thu
Getty Images
ビジャレアルウナイ・エメリ監督が、スペインサッカーは優位性を失ったと感じているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

ビジャレアルは18日に行われるヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・1stレグで、レッドブル・ザルツブルクと対戦する。今シーズンの欧州カップ戦ではラ・リーガ勢が苦戦しており、バルセロナはチャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマン(PSG)に大敗。リーグで絶好調だったセビージャも、同じくCLでドルトムントに敗れている。

こうした状況を受け、ザルツブルク戦の前日記者会見に臨んだエメリ監督は、スペインサッカーの現状についてコメント。新たなサイクルが始まっていると語り、スペインサッカーの後退を嘆いた。
「ヨーロッパの歴史を見ても、ミランやマンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、バイエルンと、支配のサイクルがあった。そして、最近ではスペインサッカーが非常に良い時代を迎えていたと思う」

「昨日のバルセロナの結果は、このスペインサッカーの優位性が薄れ始め、新しいサイクルが始まっていることを物語っている。それでも、私はスペインサッカーを信じているんだ。リーグの強化が続いて行って欲しい。セビージャやレアル・マドリー、他のスペインのチームに対して願うのと同様、バルセロナには勝って欲しかった」
また、エメリ監督は対戦相手となるザルツブルクにも言及。近年成長を遂げているチームとの厳しい戦いに向け、意気込みを語った。

「ザルツブルクはヨーロッパでの経験が豊富だ。RBライプツィヒとの関係がある彼らは、優秀な若手選手を獲得している。良いサッカーをしており、非常に強度が高く、我々に多くを要求してくるだろう。自分たちの道を見つける必要があり、我々も気合いの入った試合で勝利に近づかなければならない」

「(リーグでの)多くのドローの後は、抱いてしまいがちな疑念を断ち切ることが重要だ。そのためにも、自信を安定させる必要があり、失った小さな自信を再構築しなければならない。我々はケガ人が戻ってきており、レベルの高い相手に対して、どのように対応できるか見ていくことになるだろう」

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