遠藤航が初アシスト! ソボスライ鮮烈ミドルで逆転のリバプールが4回戦進出【EFLカップ】

2023.09.28 05:46 Thu
Getty Images
EFLカップ(カラバオカップ)3回戦、リバプールvsレスター・シティが27日にアンフィールドで行われ、3-1で勝利したリバプールが4回戦進出を決めた。なお、リバプールのMF遠藤航はフル出場した。直近のリーグ戦でウェストハムに3-1の勝利を収めてリーグ5連勝を達成した好調のリバプール。今週末にはトッテナムとのビッグマッチを控える中、今シーズンのEFLカップ初戦ではチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したレスターをホームで迎え撃った。

クロップ監督はプレシーズンツアー以来となるフォクシーズとの再戦に向け、ハマーズ戦からカーティス・ジョーンズを除く先発10人を変更。遠藤やツィミカス、ドークらヨーロッパリーグのLASK戦に近い控え中心のメンバー構成となった。
試合は立ち上がりにいきなり動く。開始3分、自陣右サイドでツィミカスを囲んでボールを奪い切ったレスターがロングカウンターを発動。ユヌス・アクギュンが相手陣内を持ち上がってボックス中央に走り込むマカティアに完璧なスルーパスを通すと、マカティアが冷静にGKケレハーとの一対一を制した。

ここ最近の課題である前半にまたしても失点を喫したリバプールは、すぐさま反撃を開始。5分にはペナルティアーク付近の遠藤が左足のミドルシュートを狙うが、グラウンダーのシュートはわずかに枠の右へ外れる。
ここから攻撃のギアを上げると、12分にはセットプレーの流れからドークに続けて決定機。だが、ゴール至近距離からのイージーフィニッシュを枠に当ててしまうなど決め切ることができない。

以降はツィミカスの背後を幾度か突かれてカウンターを許す場面こそあるものの、主導権を握ってレスターを押し込むホームチーム。エリオットを起点にボールを動かしながらドーク、ルイス・ディアスの両ウイングが仕掛ける形を作り出すが、決定機まであと一歩という場面が目立つ。

前半終盤にかけても主導権を握って攻め続けるレッズだったが、ツィミカスやガクポのフィニッシュは相手守備陣の粘りの守備に撥ね返されてしまい、1点ビハインドで試合を折り返す形となった。

後半も同じメンバーで臨んだリバプールは開始早々に若きオランダ代表コンビの連携でゴールをこじ開ける。48分、相手陣内左サイドでの遠藤のパスカットからボックス手前左でボールを受けたグラフェンベルフが細かいステップワークから密集を抜く絶妙な左足のパスをボックス中央のガクポの足元に通す。ガクポは絶妙な反転から右足の反転シュートをゴール右下隅に突き刺した。

遠藤も絡んだ開始早々の同点ゴールによって後半は良いリズムで攻勢を続けるリバプール。57分にはボックス内でのドーク、エリオットの繋ぎからゴール前のガクポに2点目のチャンス。だが、ヘディングシュートはクロスバーの内側を叩いた。

前半に比べてゴールを予感させる仕掛けが目立つものの、あと一押しが足りないリバプールは、65分にドークとグラフェンベルフを下げてヌニェスとソボスライの主力2選手を同時投入。すると、この選手交代が逆転ゴールをもたらす。

70分、ヌニェスがボックス手前で強引にドリブルを仕掛けると、これは潰されたものの、こぼれを回収した遠藤がペナルティアーク付近のソボスライの足元にすかさずパスを通す。ここでハンガリー代表MFが豪快に右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左上隅の完璧なコースを射抜いた。

ソボスライの鮮烈な一撃で試合を引っくり返したリバプールは、ここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。前に出てきたレスターを冷静に撥ね返しながらヌニェスとソボスライを起点としたカウンターで3点目に迫っていく。

すると、89分にはクアンサーのボール奪取からの豪快な攻め上がりからの右クロスを最後はゴール前のジョタが技ありのヒールシュートで合わせ、トドメの3点目を奪い切った。

これでレスターの士気を下げることに成功したホームチームは、このまま3-1のスコアで試合をクローズ。引き続き前半の戦いにやや課題を残したものの、きっちり逆転勝利を収めて4回戦進出を決めた。

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「監督にとって夢のような選手」出番限定も仕事をこなす遠藤航、シュツットガルト時代を知る元ドイツ代表MFが賛辞「彼は超プロフェッショナル」

リバプールの日本代表MF遠藤航に対して、かつてのチームメイトが賛辞を送った。 日本代表ではキャプテンを務め、リバプールでもピッチ上で存在感のある遠藤。湘南ベルマーレ、浦和レッズ、シント=トロイデン、シュツットガルトでプレーし、2023年8月にリバプールに加入した。 加入当初は懐疑的な目を向けられていた遠藤だったが、ユルゲン・クロップ監督の信頼は厚く中盤の底で安定したプレーを発揮。今シーズンはアルネ・スロット監督が就任すると、大きく出番は減っているが、出場すればしっかりと仕事をこなし、カルトヒーロー的な存在となっている。 今シーズンはプレミアリーグは9試合、チャンピオンズリーグ(CL)では4試合、EFLカップで4試合、FAカップで1試合に出場。出場時間こそ短いものの、スロット監督も信頼を置いている遠藤だが、シュツットガルト時代には会長を務めていた元ドイツ代表MFのトーマス・ヒツルスペルガー氏が『The Athletic』で称賛した。 「彼は監督にとって夢のような選手だ。なぜなら、20試合は出場しないかもしれないが、21試合目に先発すれば、求められたことをきちんとこなす優秀な選手だからだ」 「時には、出場しないことで選手を怒らせたいこともあるが、彼は問題を起こすような選手ではない。彼に与えられる最高の賛辞は、彼がちゃんと機能しているということだ。これは否定的な言葉のように聞こえるが、ある意味、まさに望まれていることだ」 人格者でもある遠藤を知るヒツルスベルガー氏。笑顔でいる遠藤は良い状態だと明かした。 「ああいった選手がいるならば、彼らに任せれば良い。彼は超プロフェッショナルであり、家族思いの人間だ。笑顔でいると、何もかもが上手くいっているように感じる」 「英語は悪くはないけど、彼からはあまり何も聞くことはない。ただトレーニングをし、家族思いの人、夫、父親でいることが幸せだ」 そのヒツルスベルガー氏は遠藤との思い出について言及。シュツットガルト加入時には会長だった中、元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスとの会話を回想し、デビュー戦でのインパクトが凄かったとした。 「彼のデビュー戦だ。当時の監督は、彼が到着した後の最初の2試合は起用しなかった。ただ、マリオ・ゴメスと話していて、彼が『ワタルは最高の選手だ。出場させるべきだ』と言っていたのを覚えている」 「彼が初めて先発出場したカールスルーエとのダービーでは、本当に素晴らしかった。中盤でヘディングで全て競り勝ち、優位に立った。その瞬間から、彼は振り返ることなく、我々にとって素晴らしい選手になるだろうと分かっていた。だから今、世界最高のチームで彼が活躍しているのを見ることは嬉しい」 2025.02.01 22:40 Sat
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絶好調リバプールにとって気がかりな昨季の失速…スロット監督はクロップ氏との話し合い明かす「今季と比べることはできないが…」

リバプールのアルネ・スロット監督は、前指揮官であるユルゲン・クロップ氏と意見交換したことを明かした。イギリス『ミラー』が伝えている。 昨夏に就任したスロット監督の下、快進撃を続けるリバプール。プレミアリーグでは1試合未消化ながら2位アーセナルに6ポイント差をつけての首位に立ち、チャンピオンズリーグ(CL)も無傷の7連勝ですでに決勝トーナメントストレートインを決めている。 一方で、リバプールにとっては気になるデータも。長期政権を築いていたクロップ氏のラストシーズンとなった昨季も、リバプールはマンチェスター・シティ、アーセナルとタイトル争いを繰り広げ、昨年1月31日に行われたプレミアリーグ第22節のチェルシー戦で勝利を収めたチームは、2位に5ポイント差をつけて首位に立っていた。 しかし、チームは終盤にかけて失速すると、最終的にはリーグチャンピオンとなったシティに9ポイント差をつけられての3位で終了。クロップ氏の有終の美を飾ることはできなかった。 これについて、スロット監督としても思うところはあった模様。指揮官はクロップ氏と意見を交わしたことを明かしつつ、負傷者の発生を抑えることが重要になるだろうとの見解を語っている。 「5ポイント差をつけていたことは聞いていたし、昨季はシーズン前半の方が後半よりチームが良かったことも理解している。では、なぜチームにそうしたことが起きたのだろうか」 「ユルゲンと初めて会った時や、2度目に会った時も、昨季の失速について話はした。最後に少し落ち込んだことについての意見を聞いた」 「もちろん、昨シーズンと今シーズンを比べることはできないだろう。とはいえ、(意見交換後)すでに実行しようとしていることはあるかもしれない。それが何なのか聞きたいかもしれないが、答えは言わない!」 「今シーズン、獲得したポイントはすべて当然のものだと言ってきた。昨シーズンもそうだったとすれば、5ポイント差もあったのに残念だ」 「でも、(昨季の)シーズン前半はもしかしたら少しの幸運があったのかもしれない。それがシーズン後半になって状況に変化があったというなら、驚きではないだろう。今だって、状況が変わらないわけではない。今やっていることを、続けなければならないんだ」 「負傷者が出たりだとか、そういったことがあってはいけない。選手は全員が重要だが、他の選手より少し重要な存在も数人はいるのだ」 2025.01.28 19:10 Tue
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失点関与のリバプールMF遠藤航に厳しい評価「レギュラーへの望みを繋げなかった」「危険なエリアで失った」

リバプールの日本代表MF遠藤航が厳しい評価を受けた。 29日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ最終節でリバプールはアウェイでPSVと対戦した。 7連勝で首位を決めていたリバプール。全勝を目指す中で、ターンオーバーしたメンバーで臨み、遠藤も先発フル出場を果たした。 アンカーでプレーしていた遠藤だったが、1-1で迎えた45分に中盤でボールを奪われると、そのまま侵攻を許してイスマエル・サイバリにゴールを奪われることに。さらに前半のうちにもう1失点し、3-2で敗れ全勝を逃した。 それでも1位でリーグフェーズを終えたリバプール。ただ、遠藤は失点に絡んだシーンで大きく評価を下げ、厳しい言葉が並べられることとなった。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 7点(10点満点)</h3> 「リバプールの頼れるユーティリティーマンである遠藤は、プレーを崩し、カウンターを阻止し、ラインを突破するいつものプレーを見せた」 「慣れない中盤がビルドアップで脅威的なテンポを維持するのに苦労したため、何度も窮地に陥っていた。少なくとも、より多くの出場時間を確保すべきだ」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 5点(10点満点)</h3> 「序盤は空中戦での能力が役立ったが、ボールを奪われPSVの2度目の同点ゴールを許してしまった。その後は不安定だったが、センターバックに移り、キャプテンマークを巻くとやや落ち着いていた」 <h3>◆『エクスプレス』/ 5点(10点満点)</h3> 「レギュラーの座への望みを繋ぐことができなかった選手。2失点目の場面では、簡単にボールを弾き飛ばしてしまい、影響力を発揮できなかった」 <h3>◆『Give Me Sport』/ 5.5点(10点満点)</h3> 「危険なエリアでボールを失い、チームに2点目の失点を許した。ロングボールは正確に打てていた」 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航のボールロストから痛恨の同点ゴールを許す</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ekpRuc47lGk";var video_start = 114;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.30 12:05 Thu
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すでにCL決勝T進出決定のリバプールは多くの主力が休養、スロット監督はターンオーバーの理由について「1位でも2位でもまったく問題はない」

リバプールのアルネ・スロット監督が、チャンピオンズリーグ(CL)で大幅なターンオーバーを行う予定であることについて理由を説明した。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、首位を快走するプレミアリーグだけでなくCLでも絶好調のリバプール。ここまで唯一無傷の7連勝を飾っており、すでに決勝トーナメントストレートインを確定させている。 29日に行われるCLリーグフェーズ最終節のPSV戦では、引き分け以上で首位通過が決定する状況。しかし、スロット監督は敵地で行われるこの試合、FWモハメド・サラーやDFヴィルヒル・ファン・ダイク、MFライアン・グラフェンベルフ、MFドミニク・ソボスライ、MFアレクシス・マク・アリスターなどほとんどの主力選手を帯同すらさせなかった。 これにより、PSV戦ではMF遠藤航やMFハーヴェイ・エリオットら普段出場機会に恵まれていない選手や、アカデミー出身の若手が多く先発する見込み。スロット監督は前日会見にて主力休養の理由について語りつつ、だからと言って負けるつもりはないと強気の姿勢を示している。 「(帯同しなかった選手は)明日(水曜日)、休むことになる。可能なら試合の3日前は休みを取っておくべきなのだが、試合数が多いといつもそうできるとは限らない。木曜日にはトレーニングがあるので、数人のスタッフが木曜日の朝早くに戻り、残ったスタッフと一緒にトレーニングをする。でも、明日は休みだ」 「この新しいCLの形式を理解するのに少し時間がかかった。私はいつも、100%確信しているときでも『99.9』と言ってきたが、今は100%確信している。この順位表では、1位でも2位でもまったく問題はないとね」 「我々は現在1位か2位になる状況で、3位に落ちることはない。だから、リーグフェーズでの順位表の結果は重要ではないんだ。だが、ある非常に賢明な人がかつて私にこう言った。『フットボールの試合に負けて、何か良いことが起こるのは見たことがない』とね。だから、我々は明日の試合に負けるつもりはない。もちろん、勝つために全力を尽くす」 「(明日出場する)選手たちが、実力を証明する必要はない。彼らの実力はわかっているからだ。ヨーロッパの他チームと同様、我々も数多くの試合を戦っており、選手たちは準備ができている」 2025.01.29 17:20 Wed

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