鈴木彩艶が無念退場のパルマ、ルカクデビュー弾など後半AT2発のナポリに逆転負けで今季初黒星【セリエA】
2024.09.01 06:06 Sun
セリエA第3節のナポリvsパルマが8月31日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われ、ホームのナポリが2-1で逆転勝利した。なお、パルマのGK鈴木彩艶は先発出場も75分に退場となった。
敵地ながら勇敢な姿勢で試合に入ったパルマは序盤から推進力のある攻めでホームチームのゴールを脅かしていく。
幾つかの際どいシュートシーンを作り出すと、17分にはボックス内でボニーがGKメレトにアフターで倒される形となってPKを獲得。これをボニー自らゴールネットに突き刺した。
40分にはボックス手前のクワラツヘリアに強烈なミドルシュートを許すが、ここも日本代表GKは見事な反応で阻止した。また、鈴木はマイボール時も長短付けたパスを効果的に配球し、ゾームやベルナベをうまく使って中央でボールを前進させた。
一方、ホームのナポリは外回りの攻撃が多くチームとして攻撃の形をいまひとつ見いだせぬまま前半を終え、フラストレーションを募らせるティフォージからブーイングを浴びる難しい状況でハーフタイムのドレッシングルームへ下がった。
迎えた後半、ハーフタイムに闘将から激しい檄が飛んだナポリは立ち上がりから攻勢を強めてハーフコートゲームを展開。前半同様にクワラツヘリアがボックス付近で積極的に足を振っていくが、2本の枠内シュートはGK鈴木が冷静に対応する。
流れを変えたいナポリはナポリデビューのルカク、これがセリエA2戦目のネレスと新戦力のアタッカー2人を投入。ここからさらにリスクを冒してゴールを目指していく。
そんななかパルマに大きなアクシデントが発生。75分、ボックス外に飛び出してクリアを試みたGK鈴木がボールを蹴った後に進路にいたネレスと激しく交錯。不可抗力ながらアフターの形で腹部に足が入ってしまい、すでに遅延行為で1枚カードをもらっていた中で2枚目のイエローカードで退場となった。
パルマはすでに交代枠すべてを使い切っており、DFデル・プラートが代役GKを務めることになった。
この退場を受けてナポリは直後にマッツォッキを下げてシメオネを投入。なりふり構わぬ攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。88分にはボックス内でシメオネがアルムクヴィストと交錯。このプレーで一度はPKの笛が吹かれるが、オンフィールド・レビューの末に取り消しとなった。
それでも、ナポリは11分が加えられた後半アディショナルタイムにドラマを起こす。まずは92分、ボックス左でスピナッツォーラから足元にパスを受けたルカクが左足の反転シュートを突き刺し、パルテノペイデビュー戦で決定的な仕事を果たす。
さらに、96分には右CKの二次攻撃からネレスの正確なクロスをゴール前のザンボ・アンギサがストロングヘッドで合わせ、土壇場で逆転ゴールを奪った。その後、後半ラストプレーではパルマが決死の攻撃を仕掛けてゴール前のアルムクヴィストにビッグチャンスが舞い込んだが、枠を捉えた決定的なシュートはGKメレトがビッグセーブで阻止した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ルカクのデビュー弾を含め土壇場で底力を示したナポリが今季初の連勝を飾った。一方、鈴木の退場響いたパルマは今季初黒星を喫している。
ナポリ 2-1 パルマ
【ナポリ】
ロメル・ルカク(後47)
アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(後51)
【パルマ】
アンジュ=ヨアン・ボニー(前19[PK])
PR
開幕節はエラス・ヴェローナに完敗も、前節はボローニャ相手に3-0の完勝でコンテ新体制で初勝利を挙げたナポリ。昇格組相手に連勝を狙った今節はボローニャ戦と全く同じスタメンを採用し、ルカクがベンチに入った。一方、フィオレンティーナとの開幕節をドロー、前節はミランを相手に会心の2-1勝利を収めてセリエA復帰初勝利を挙げたパルマは、一昨季の王者相手に連勝を狙った。ミラン戦で殊勲の働きを見せた日本代表GKは引き続きゴールマウスを守った。幾つかの際どいシュートシーンを作り出すと、17分にはボックス内でボニーがGKメレトにアフターで倒される形となってPKを獲得。これをボニー自らゴールネットに突き刺した。
先制後はナポリにボールを握られて左サイドのオリベラやクワラツヘリアを起点に崩しかけられる場面も散見されるが、GK鈴木は冷静に味方を動かしながらピンチを未然に防いでいく。
40分にはボックス手前のクワラツヘリアに強烈なミドルシュートを許すが、ここも日本代表GKは見事な反応で阻止した。また、鈴木はマイボール時も長短付けたパスを効果的に配球し、ゾームやベルナベをうまく使って中央でボールを前進させた。
一方、ホームのナポリは外回りの攻撃が多くチームとして攻撃の形をいまひとつ見いだせぬまま前半を終え、フラストレーションを募らせるティフォージからブーイングを浴びる難しい状況でハーフタイムのドレッシングルームへ下がった。
迎えた後半、ハーフタイムに闘将から激しい檄が飛んだナポリは立ち上がりから攻勢を強めてハーフコートゲームを展開。前半同様にクワラツヘリアがボックス付近で積極的に足を振っていくが、2本の枠内シュートはGK鈴木が冷静に対応する。
流れを変えたいナポリはナポリデビューのルカク、これがセリエA2戦目のネレスと新戦力のアタッカー2人を投入。ここからさらにリスクを冒してゴールを目指していく。
そんななかパルマに大きなアクシデントが発生。75分、ボックス外に飛び出してクリアを試みたGK鈴木がボールを蹴った後に進路にいたネレスと激しく交錯。不可抗力ながらアフターの形で腹部に足が入ってしまい、すでに遅延行為で1枚カードをもらっていた中で2枚目のイエローカードで退場となった。
パルマはすでに交代枠すべてを使い切っており、DFデル・プラートが代役GKを務めることになった。
この退場を受けてナポリは直後にマッツォッキを下げてシメオネを投入。なりふり構わぬ攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。88分にはボックス内でシメオネがアルムクヴィストと交錯。このプレーで一度はPKの笛が吹かれるが、オンフィールド・レビューの末に取り消しとなった。
それでも、ナポリは11分が加えられた後半アディショナルタイムにドラマを起こす。まずは92分、ボックス左でスピナッツォーラから足元にパスを受けたルカクが左足の反転シュートを突き刺し、パルテノペイデビュー戦で決定的な仕事を果たす。
さらに、96分には右CKの二次攻撃からネレスの正確なクロスをゴール前のザンボ・アンギサがストロングヘッドで合わせ、土壇場で逆転ゴールを奪った。その後、後半ラストプレーではパルマが決死の攻撃を仕掛けてゴール前のアルムクヴィストにビッグチャンスが舞い込んだが、枠を捉えた決定的なシュートはGKメレトがビッグセーブで阻止した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ルカクのデビュー弾を含め土壇場で底力を示したナポリが今季初の連勝を飾った。一方、鈴木の退場響いたパルマは今季初黒星を喫している。
ナポリ 2-1 パルマ
【ナポリ】
ロメル・ルカク(後47)
アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(後51)
【パルマ】
アンジュ=ヨアン・ボニー(前19[PK])
PR
鈴木彩艶の関連記事
パルマの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
鈴木彩艶の人気記事ランキング
1
バロテッリが1701日ぶりのセリエA復帰 出場数分でさっそくイエローカード受ける“らしさ”も
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが実に1701日ぶりのセリエA復帰を果たした。 ブレシア時代の2019-20シーズンを最後にセリエAを離れて以降、モンツァでのセリエBを経験したほか、トルコやスイスでもキャリアを紡いだバロテッリ。昨季限りでアダナ・デミルスポルを退団してから無所属が続いたが、先日にジェノア加入が決まり、5シーズンぶりのセリエA凱旋が実現した。 イタリア代表歴を持ち、セリエAでも通算142試合で52ゴールを刻む実績十分のストライカーとあって、注目のジェノア入りとなるなか、4日に行われた第11節のパルマ戦でさっそくメンバー入り。いきなりの先発とまではいかなかったが、1点リードの86分からピッチに立ち、デビューを遂げた。 後半アディショナルタイム4分を含め、10分足らずのプレータイムとあって、見せ場らしい見せ場こそなかった34歳だが、90+1分に自陣に戻っての守備参加でイエローカードを受け、主審に抗議したりと“らしさ”も。今後に期待だ。 ちなみに、日本代表GK鈴木彩艶も先発のパルマを1-0で下したジェノアは9試合ぶりの白星を手にし、今季2勝目。残留圏の17位に浮上している。 <span class="paragraph-title">【動画】バロテッリがパルマ戦で5季ぶりにセリエAの舞台に! 試合もジェノア勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5UWm98a7hME";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.05 17:45 Tue2
守備崩壊中のユベントスはウェア1G1Aも勝ちきれず、彩艶フル出場のパルマは2度のリード生かせず4戦連続ドロー【セリエA】
セリエA第10節、ユベントスvsパルマが30日に行われ、2-2で引き分けた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 3日前に行われたインテルとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込んだ3位ユベントス(勝ち点17)は、ダービーのスタメンからファジョーリとカルルに代えてケフラン・テュラムとガッティを起用した。 一方、前節エンポリ戦では終盤に逆転の絶好機となるPKを獲得するも失敗に終わって引き分けた17位パルマ(勝ち点8)は、彩艶が6試合連続スタメンとなった。 開始2分、ボニーがGK強襲のシュートを放って良い入りを見せたパルマが1分後に先制する。CKの流れからデル・プラートがヘディングシュートを決めた。 早々に追う展開となったユベントスは13分に同点のチャンス。左サイドからのウェアのクロスにマッケニーがヘディングで合わせたシュートは彩艶が好守で阻止。ルーズボールに詰めたヴラホビッチのシュートは枠外だった。 それでも31分に追いつく。CKの流れからウェアの右クロスを再びマッケニーがヘッド。このシュートはネットを揺らした。 しかし38分、守備の緩いユベントスを尻目にパルマが勝ち越し。シンプルなロングボールを起点に、ダニーロに競り勝ったマンのボールキープからゾームがシュートを蹴り込んだ。 それでも迎えた後半、開始4分にユベントスが再び追いつく。テュラムの持ち上がりからコンセイソンの右クロスをウェアがボレーで合わせた。 ウェアの1ゴール1アシストで追いつき攻勢を強めるユベントスはユルドゥズ、負傷明けのコープマイネルスを投入。 終盤にかけてはオープンな展開となると、パルマに勝ち越しの絶好機。83分、スルーパスに抜け出したシャルパンティエがGKと一対一となるもディ・グレゴリオにシュートを止められた。 ラストプレーでは彩艶のファンブルからユルドゥズに決定機のあったユベントスだったが、デル・プラートの好ゴールカバーに阻止され、痛み分けに終わっている。 ユベントス 2-2 パルマ 【ユベントス】 ウェストン・マッケニー(前31) ティモシー・ウェア(後4) 【パルマ】 エンリコ・デル・プラート(前3) シモン・ゾーム(前38) 2024.10.31 06:47 Thu3
鈴木彩艶がフル出場もピナモンティ弾に沈んだパルマが5試合ぶりの敗戦…【セリエA】
鈴木彩艶の所属するパルマは4日、セリエA第11節でジェノアと対戦し0-1で敗戦した。 リーグ戦4試合連続ドロー中の14位パルマが、8試合未勝利の最下位ジェノアをホームに迎えた一戦。パルマのGK鈴木はフル出場している。 ここまでリーグ戦1勝にとどまる両者の一戦は、立ち上がりから一進一退の展開が続く中、パルマは16分にアクシデント。自陣でボールを奪い返したベルナベがドリブルで持ち上がった際に右モモ裏を負傷。プレー続行不可能なことは明らかで、ピッチを離れる際には涙を浮かべていた。 不運な形で交代カードを切ったパルマは23分、ボニーのラストパスからボックス右に抜け出したハジ・モハメドがチャンスを迎えたが、シュートはゴール左に外れた。 ハーフタイムにかけては拮抗した展開が続いたが、パルマは前半終了間際にピンチ。追加タイム3分、トールスビーのパスでボックス左に侵入したアーロンの折り返しを中央に走り込んだフレンドルップが左足で合わせたが、これはGK鈴木が右手一本で弾き出した。 ゴールレスで迎えた後半、先にチャンスを作ったのはジェノア。58分、ボックス右から侵入したピナモンティのシュートが右ポストを直撃すると、跳ね返りを走り込んだバデリがダイレクトで合わせたが、このシュートはDFプラートのブロックに阻まれた。 やや劣勢の時間が続くパルマは、73分にもピンチ。自陣からのロングフィードのこぼれ球に反応したピナモンティがワンタッチパスでDFの裏にボールを送ると、抜け出したエカトルがボックス内まで持ち上がりネットを揺らしたが、これはエカトルがオフサイドの判定となり、ゴールは認められず。 しかし、パルマはその6分後に失点を許す。79分、中盤での不用意なボールロストからカウンターを許すと、ボックス右から侵入したエカトルがシュート。これはGK鈴木が弾いたが、こぼれ球をピナモンティに押し込まれた。 待望の先制点を奪ったジェノアは、86分にエカトルを下げて4年半ぶりのセリエA復帰となるバロテッリを投入するも、見せ場は訪れず。試合はそのまま0-1でタイムアップ。 パルマはリーグ戦5試合ぶりの黒星で9試合未勝利に、一方のジェノアは第2節モンツァ戦以来、9試合ぶりの白星を飾った。 パルマ 0-1 ジェノア 【ジェノア】 アンドレア・ピナモンティ(後35) 2024.11.05 04:45 Tue4
【セリエA第11節プレビュー】首位ナポリが4連勝中のアタランタと上位対決
ミッドウィークに行われた前節、ミランvsナポリのビッグマッチはナポリが2-0でシャットアウト勝利。そしてユベントスに挑んだGK鈴木彩艶のパルマは2度追いつかれてのドローとなった。 迎える第11節、首位ナポリ(勝ち点25)が4連勝中の3位アタランタ(勝ち点19)との上位対決に臨む。ナポリは前節ミラン戦、FWルカクとFWクワラツヘリアによる2枚看板によるゴールで2-0の勝利。後半は守備に徹してしっかりと勝ち切った。これで5連勝として首位固めとした中、早くも10ゴールに到達しているFWレテギ擁する同じく好調のアタランタを下して連勝を更に伸ばすか。 そのナポリを4ポイント差で追う2位インテル(勝ち点21)は18位ヴェネツィア(勝ち点8)と対戦。インテルは前節エンポリ戦、退場者を出した相手に対してMFフラッテージの恩返しドッピエッタと、FWラウタロのメモリアル弾で快勝とした。イタリア・ダービーで引き分けに持ち込まれた痛手を早々に払拭した中、下位に位置するヴェネツィアを退けてナポリを追走し、翌水曜に行われるチャンピオンズリーグ(CL)アーセナル戦に向かいたい。 パルマに2度追いつく形で引き分けた6位ユベントス(勝ち点18)は7位ウディネーゼ(勝ち点16)と対戦。DFブレーメル負傷の影響をもろに受けているユベントスは、ダービーでの4失点に続き、格下パルマにも2失点と厳しい状況。とりわけ主将DFダニーロの衰えが目立ち、多くの失点に絡んでしまっている。ウディネーゼ戦ではDFガッティとDFカルルのセンターバックコンビが予想される中、ここは必勝としてCLリール戦に向かいたい。 延期試合の影響によりコンディション的にはフレッシュだったものの、ナポリに力負けした8位ミラン(勝ち点14)は17位モンツァ(勝ち点8)と対戦。モンツァ戦ではDFテオ・エルナンデスとMFラインデルスの両主力が出場停止から復帰する中、ユベントス同様必勝としてCLレアル・マドリー戦に向かいたい。 そしてユリッチ監督が瀬戸際に追い込まれた前節、古巣トリノ戦をウノゼロ勝利で乗り切った10位ローマ(勝ち点13)は14位ヴェローナ(勝ち点9)と対戦。決勝弾を挙げたFWディバラが好調な様子だったが、ヴェローナ戦でもチームを救う働きを見せられるか。 ユベントス戦ではミラン戦に続くジャイアントキリングとは惜しくもならなかった彩艶の13位パルマ(勝ち点9)は最下位ジェノア(勝ち点6)と月曜に対戦。敵地でのユベントス戦を堂々の戦いぶりで応戦したパルマ。4戦連続ドローと勝ち切れない試合が続くが、今後残留を争う可能性が高いジェノアとの下位対決で今季2勝目を挙げられるか。 ◆セリエA第11節 ▽11/2(土) 《23:00》 ボローニャvsレッチェ 《26:00》 ウディネーゼvsユベントス 《28:45》 モンツァvsミラン ▽11/3(日) 《20:30》 ナポリvsアタランタ 《23:00》 トリノvsフィオレンティーナ 《26:00》 ヴェローナvsローマ 《28:45》 インテルvsヴェネツィア ▽11/4(月) 《26:30》 エンポリvsコモ パルマvsジェノア 《28:45》 ラツィオvsカリアリ 2024.11.02 07:30 Sat5
「明らかに望んでいた結果ではない」セリエAで2戦連続ドロー…ユベントス指揮官は結果に満足せず「必要なことができなかった」
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、セリエAでのドローに不満を示した。クラブ公式サイトが伝えている。 30日、日本代表GK鈴木彩艶の所属するパルマとのセリエA第10節に臨んだユベントス。開始直後に失点する最悪のスタートを切ると、31分にウェストン・マッケニーが同点弾を決めるもその7分後に再び失点してハーフタイムへ。後半早々にティモシー・ウェアのゴールで再び同点とすると、その後は終盤にかけてオープンな展開となりながら得点は生まれず、2-2のドローに終わった。 セリエAでは2試合連続ドロー、公式戦3試合未勝利となったモッタ監督は十分なパフォーマンスが発揮できなかったと嘆き、改善の必要性を認めている。 「引き分けは明らかに我々が望んでいた結果ではなく、勝つため必要なことができなかった。我々は多くを試みたいと思っているが、時には思い描いていることが実現できない時もあるだろう」 「我々は自分たちのアイデアを継続し、より良いものを作らなければならない。試合を通して、我々はピッチの相手陣内でもっとバランスを保つ必要があったと思う。攻撃の局面では全員にもっと期待しているが、今日はもっとうまくできたかもしれない場面と、うまくできた場面があった」 「我々は全員が同じ考えに従い、適切な組織を作り、プレーをより良く終わらせる必要がある。技術的なエラーについてはゲームの一部であり、我々には非常に強い選手がいるが、場合によってはやりすぎてミスをする可能性もあるだろう」 「今、我々はこの試合を後にして、エネルギーを回復する必要がある。そして、次のウディネーゼ戦に向けて考えていかなければならないだろう」 2024.10.31 12:10 Thuパルマの人気記事ランキング
1
バロテッリが1701日ぶりのセリエA復帰 出場数分でさっそくイエローカード受ける“らしさ”も
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが実に1701日ぶりのセリエA復帰を果たした。 ブレシア時代の2019-20シーズンを最後にセリエAを離れて以降、モンツァでのセリエBを経験したほか、トルコやスイスでもキャリアを紡いだバロテッリ。昨季限りでアダナ・デミルスポルを退団してから無所属が続いたが、先日にジェノア加入が決まり、5シーズンぶりのセリエA凱旋が実現した。 イタリア代表歴を持ち、セリエAでも通算142試合で52ゴールを刻む実績十分のストライカーとあって、注目のジェノア入りとなるなか、4日に行われた第11節のパルマ戦でさっそくメンバー入り。いきなりの先発とまではいかなかったが、1点リードの86分からピッチに立ち、デビューを遂げた。 後半アディショナルタイム4分を含め、10分足らずのプレータイムとあって、見せ場らしい見せ場こそなかった34歳だが、90+1分に自陣に戻っての守備参加でイエローカードを受け、主審に抗議したりと“らしさ”も。今後に期待だ。 ちなみに、日本代表GK鈴木彩艶も先発のパルマを1-0で下したジェノアは9試合ぶりの白星を手にし、今季2勝目。残留圏の17位に浮上している。 <span class="paragraph-title">【動画】バロテッリがパルマ戦で5季ぶりにセリエAの舞台に! 試合もジェノア勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5UWm98a7hME";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.05 17:45 Tue2
守備崩壊中のユベントスはウェア1G1Aも勝ちきれず、彩艶フル出場のパルマは2度のリード生かせず4戦連続ドロー【セリエA】
セリエA第10節、ユベントスvsパルマが30日に行われ、2-2で引き分けた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 3日前に行われたインテルとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込んだ3位ユベントス(勝ち点17)は、ダービーのスタメンからファジョーリとカルルに代えてケフラン・テュラムとガッティを起用した。 一方、前節エンポリ戦では終盤に逆転の絶好機となるPKを獲得するも失敗に終わって引き分けた17位パルマ(勝ち点8)は、彩艶が6試合連続スタメンとなった。 開始2分、ボニーがGK強襲のシュートを放って良い入りを見せたパルマが1分後に先制する。CKの流れからデル・プラートがヘディングシュートを決めた。 早々に追う展開となったユベントスは13分に同点のチャンス。左サイドからのウェアのクロスにマッケニーがヘディングで合わせたシュートは彩艶が好守で阻止。ルーズボールに詰めたヴラホビッチのシュートは枠外だった。 それでも31分に追いつく。CKの流れからウェアの右クロスを再びマッケニーがヘッド。このシュートはネットを揺らした。 しかし38分、守備の緩いユベントスを尻目にパルマが勝ち越し。シンプルなロングボールを起点に、ダニーロに競り勝ったマンのボールキープからゾームがシュートを蹴り込んだ。 それでも迎えた後半、開始4分にユベントスが再び追いつく。テュラムの持ち上がりからコンセイソンの右クロスをウェアがボレーで合わせた。 ウェアの1ゴール1アシストで追いつき攻勢を強めるユベントスはユルドゥズ、負傷明けのコープマイネルスを投入。 終盤にかけてはオープンな展開となると、パルマに勝ち越しの絶好機。83分、スルーパスに抜け出したシャルパンティエがGKと一対一となるもディ・グレゴリオにシュートを止められた。 ラストプレーでは彩艶のファンブルからユルドゥズに決定機のあったユベントスだったが、デル・プラートの好ゴールカバーに阻止され、痛み分けに終わっている。 ユベントス 2-2 パルマ 【ユベントス】 ウェストン・マッケニー(前31) ティモシー・ウェア(後4) 【パルマ】 エンリコ・デル・プラート(前3) シモン・ゾーム(前38) 2024.10.31 06:47 Thu3
鈴木彩艶がフル出場もピナモンティ弾に沈んだパルマが5試合ぶりの敗戦…【セリエA】
鈴木彩艶の所属するパルマは4日、セリエA第11節でジェノアと対戦し0-1で敗戦した。 リーグ戦4試合連続ドロー中の14位パルマが、8試合未勝利の最下位ジェノアをホームに迎えた一戦。パルマのGK鈴木はフル出場している。 ここまでリーグ戦1勝にとどまる両者の一戦は、立ち上がりから一進一退の展開が続く中、パルマは16分にアクシデント。自陣でボールを奪い返したベルナベがドリブルで持ち上がった際に右モモ裏を負傷。プレー続行不可能なことは明らかで、ピッチを離れる際には涙を浮かべていた。 不運な形で交代カードを切ったパルマは23分、ボニーのラストパスからボックス右に抜け出したハジ・モハメドがチャンスを迎えたが、シュートはゴール左に外れた。 ハーフタイムにかけては拮抗した展開が続いたが、パルマは前半終了間際にピンチ。追加タイム3分、トールスビーのパスでボックス左に侵入したアーロンの折り返しを中央に走り込んだフレンドルップが左足で合わせたが、これはGK鈴木が右手一本で弾き出した。 ゴールレスで迎えた後半、先にチャンスを作ったのはジェノア。58分、ボックス右から侵入したピナモンティのシュートが右ポストを直撃すると、跳ね返りを走り込んだバデリがダイレクトで合わせたが、このシュートはDFプラートのブロックに阻まれた。 やや劣勢の時間が続くパルマは、73分にもピンチ。自陣からのロングフィードのこぼれ球に反応したピナモンティがワンタッチパスでDFの裏にボールを送ると、抜け出したエカトルがボックス内まで持ち上がりネットを揺らしたが、これはエカトルがオフサイドの判定となり、ゴールは認められず。 しかし、パルマはその6分後に失点を許す。79分、中盤での不用意なボールロストからカウンターを許すと、ボックス右から侵入したエカトルがシュート。これはGK鈴木が弾いたが、こぼれ球をピナモンティに押し込まれた。 待望の先制点を奪ったジェノアは、86分にエカトルを下げて4年半ぶりのセリエA復帰となるバロテッリを投入するも、見せ場は訪れず。試合はそのまま0-1でタイムアップ。 パルマはリーグ戦5試合ぶりの黒星で9試合未勝利に、一方のジェノアは第2節モンツァ戦以来、9試合ぶりの白星を飾った。 パルマ 0-1 ジェノア 【ジェノア】 アンドレア・ピナモンティ(後35) 2024.11.05 04:45 Tue4
「明らかに望んでいた結果ではない」セリエAで2戦連続ドロー…ユベントス指揮官は結果に満足せず「必要なことができなかった」
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、セリエAでのドローに不満を示した。クラブ公式サイトが伝えている。 30日、日本代表GK鈴木彩艶の所属するパルマとのセリエA第10節に臨んだユベントス。開始直後に失点する最悪のスタートを切ると、31分にウェストン・マッケニーが同点弾を決めるもその7分後に再び失点してハーフタイムへ。後半早々にティモシー・ウェアのゴールで再び同点とすると、その後は終盤にかけてオープンな展開となりながら得点は生まれず、2-2のドローに終わった。 セリエAでは2試合連続ドロー、公式戦3試合未勝利となったモッタ監督は十分なパフォーマンスが発揮できなかったと嘆き、改善の必要性を認めている。 「引き分けは明らかに我々が望んでいた結果ではなく、勝つため必要なことができなかった。我々は多くを試みたいと思っているが、時には思い描いていることが実現できない時もあるだろう」 「我々は自分たちのアイデアを継続し、より良いものを作らなければならない。試合を通して、我々はピッチの相手陣内でもっとバランスを保つ必要があったと思う。攻撃の局面では全員にもっと期待しているが、今日はもっとうまくできたかもしれない場面と、うまくできた場面があった」 「我々は全員が同じ考えに従い、適切な組織を作り、プレーをより良く終わらせる必要がある。技術的なエラーについてはゲームの一部であり、我々には非常に強い選手がいるが、場合によってはやりすぎてミスをする可能性もあるだろう」 「今、我々はこの試合を後にして、エネルギーを回復する必要がある。そして、次のウディネーゼ戦に向けて考えていかなければならないだろう」 2024.10.31 12:10 Thu5