【セリエA第10節プレビュー】ミランvsナポリのビッグマッチ、彩艶がユベントスに挑戦
2024.10.29 18:00 Tue
週末に行われた前節、スクデットの行方を占うイタリア・ダービーが開催され、スペクタクルな打ち合いの末、4-4決着となった。迎える第10節は今季初めてミッドウィークに行われ、火曜にミランvsナポリのビッグマッチが組まれている。
8位ミラン(勝ち点14/1試合未消化)は前節ボローニャ戦、悪天候によりレナト・ダッラーラが使用できず延期に。過密日程となっていた中での束の間の休息となったが、リフレッシュして大一番に臨めることとなった。なお、ボローニャ戦で出場停止処分を受ける予定だったDFテオ・エルナンデスとMFラインデルスの両主力はこのナポリ戦に出場できず、その点はミランにとってマイナスポイントとなる。
対するナポリは前節レッチェ戦、FWクワラツヘリアとFWポリターノをベンチスタートとする余裕を見せた中、主将DFディ・ロレンツォの決勝弾で2戦連続ウノゼロ勝利とした。4連勝で首位を堅守した中、ミランを叩いて独走態勢への足がかりとしてしまうか。
一時は4-2とリードしながらもユベントスに追いつかれてしまった2位インテル(勝ち点18)は水曜に10位エンポリ(勝ち点11)と対戦。試合内容、展開を考えれば勝ち切らなければならなかったイタリア・ダービーだが、切り替えることはできるか。決定機を逸してしまったFWラウタロ、4失点の守備陣の奮起が求められる。
そのインテルにFWユルドゥズの起死回生のドッピエッタで同点に持ち込んだ3位ユベントス(勝ち点17)は、GK鈴木彩艶の17位パルマ(勝ち点8)と対戦。敗色濃厚の流れから途中出場のNo.10が窮地を救ったイタリア・ダービー。貴重な勝ち点1を拾った中、この流れをパルマ戦に持ち込みたい。
そして木曜に11位ローマ(勝ち点10)が9位トリノ(勝ち点14)と対戦する。ローマは前節フィオレンティーナ戦、1-5の大敗。言い訳のできないような惨敗劇となった中、ユリッチ監督が昨季まで指揮官を務めていた古巣との対戦で首を繋げる勝利を手にできるか。
◆セリエA第10節
▽10/29(火)
《26:30》
カリアリvsボローニャ
レッチェvsヴェローナ
《28:45》
ミランvsナポリ
▽10/30(水)
《26:30》
エンポリvsインテル
ヴェネツィアvsウディネーゼ
《28:45》
アタランタvsモンツァ
ユベントスvsパルマ
▽10/31(木)
《26:30》
ジェノアvsフィオレンティーナ
《28:45》
コモvsラツィオ
ローマvsトリノ
8位ミラン(勝ち点14/1試合未消化)は前節ボローニャ戦、悪天候によりレナト・ダッラーラが使用できず延期に。過密日程となっていた中での束の間の休息となったが、リフレッシュして大一番に臨めることとなった。なお、ボローニャ戦で出場停止処分を受ける予定だったDFテオ・エルナンデスとMFラインデルスの両主力はこのナポリ戦に出場できず、その点はミランにとってマイナスポイントとなる。
対するナポリは前節レッチェ戦、FWクワラツヘリアとFWポリターノをベンチスタートとする余裕を見せた中、主将DFディ・ロレンツォの決勝弾で2戦連続ウノゼロ勝利とした。4連勝で首位を堅守した中、ミランを叩いて独走態勢への足がかりとしてしまうか。
そのインテルにFWユルドゥズの起死回生のドッピエッタで同点に持ち込んだ3位ユベントス(勝ち点17)は、GK鈴木彩艶の17位パルマ(勝ち点8)と対戦。敗色濃厚の流れから途中出場のNo.10が窮地を救ったイタリア・ダービー。貴重な勝ち点1を拾った中、この流れをパルマ戦に持ち込みたい。
対するパルマは前節、終盤に逆転の絶好機となるPKを獲得するもエースFWボニーの失敗で1-1のドローに終わってしまった。今季2勝目が遠いパルマだが、ユベントス相手にミランに次ぐジャイアントキリングとなるか。ユルドゥズ、FWコンセイソン、FWヴラホビッチらユベントスのアタッカーと彩艶の対決に注目だ。
そして木曜に11位ローマ(勝ち点10)が9位トリノ(勝ち点14)と対戦する。ローマは前節フィオレンティーナ戦、1-5の大敗。言い訳のできないような惨敗劇となった中、ユリッチ監督が昨季まで指揮官を務めていた古巣との対戦で首を繋げる勝利を手にできるか。
◆セリエA第10節
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ミランのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼが独力でゴールを奪った。 18日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)予選を戦うナイジェリアはグループD第6節でルワンダ代表と対戦。すでに本大会出場を決めているなか、1-2の逆転負けで予選初黒星を喫した。 しかし、後半から出場したチュクウェゼが圧巻のプレーを披露。59分、ピッチ中央付近でパスを受けると、対峙したDFを抜き去って前進。さらに2人、3人とかわしながらボックス内へ侵入し、GKの逆を突くシュートで仕上げた。 SNS上では「美しいソロゴール」「エクセレントなドリブルとフィニッシュ」「チュクウェゼは過小評価されている」と取り上げられた一方、ルワンダ相手に番狂わせを許したチームについて「スーパーイーグルスならもっとやれる!」「恥ずべき試合」「有能な監督を雇って」といった反応も寄せられた。 ミランではここまで公式戦13試合に出場し、1ゴールのチュクウェゼ。クラブでも持ち味を活かした得点に期待が懸かる。 <span class="paragraph-title">【動画】チュクウェゼがピッチ中央から1人で完結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr">Nigeria, Il milanista entra e spacca la partita !!<br><br>Dribbling, scatto, frenata e sinistro preciso: Samuel <a href="https://twitter.com/hashtag/Chukwueze?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Chukwueze</a> entra nella ripresa e sigla la rete del momentaneo vantaggio contro il Ruanda <a href="https://twitter.com/hashtag/Sportitalia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Sportitalia</a> <a href="https://t.co/lYXf6CCEac">pic.twitter.com/lYXf6CCEac</a></p>— Sportitalia (@tvdellosport) <a href="https://twitter.com/tvdellosport/status/1858566140626084180?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 18:52 Tue3
ミラン主将のカラブリアが契約満了で退団する見通しに…延長交渉がストップ、合意の道筋なし
ミランのキャプテン、元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)が今シーズン限りで契約満了の見通しになったようだ。 少年時代からクラブ一筋、生え抜きキャプテンの27歳カラブリア。トップ昇格後はなかなか突き抜けぬ時期が続き、苦労して定位置と腕章、A代表デビューを手に入れた努力家でもある。 しかし、とりわけ昨季のパフォーマンスは安定せず、そんななかで契約が2025年6月まで。最近はモチベーションの低下も指摘される。 イタリア『カルチョメルカート』によると、断続的に続いてきた契約延長交渉は中断されているといい、現時点で合意の道筋なし。カラブリアは少年時代から過ごすクラブ、ミランを今季終了後に離れる運命にあるとのことだ。 また、カラブリアの後継者とでも言うべきか、クラブがフトゥーロ(U-23)登録でトップチームにも帯同する右サイドバック、スペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)にたいへん大きな期待をかけている、とも紹介されている。 2024.11.20 20:35 Wed4
現ミランにOBアルベルティーニ氏「継続性がないね」「スクデット可能?いいえ」「イタリア人選手が…」
ミランのOB、元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニ氏が古巣について言及した。 90年代のセリエA、ミラン、そしてアッズーリを彩ったアルベルティーニ氏。引退後はイタリアサッカー連盟(FIGC)の副会長を務め、民事再生後のパルマでアドバイザーを担った時期も。 懐かしの司令塔はこのたび、『Milannews.it』で古巣ミランに言及。あっさりと厳しめの言葉を並べた。 「パウロ・フォンセカがトップクラスのコーチになれるか? ああ、スクデットを獲ればなれるさ(笑) コーチの職は結果に依存する。フォンセカなら良い結果を出せると思っているよ」 「しかし、現チームには継続性がない。レアル・マドリーに勝ったかと思えば、あのカリアリ戦だ。並外れた試合の直後に勝ち点を失うのが、今のミランだ。望ましい結果を掴めぬことも大いにあり得るだろうね」 “ミランはスクデットを取り戻せますか?” 「何かを判断するには早いが、私の意見は『いいえ』としておこう」 「道のりは長い。ほかのチームのほうが、ミランより強固で、なおかつ諸々整備されている。状態が落ち込んだ時期にコーチがどうチームを管理するか…これが重要となるだろう」 現ミランを支える主力選手たちにも言及。 「タイアニ・ラインデルス。とても良い選手だね。最初は名前も知らなかったし、期待のしようもなかったが、とても良い意味で驚かされた。だが、フランク・ライカールト(同じオランダ代表)と比較するには早すぎる」 「やはり一貫性がないのは、ラファエル・レオンだ。これから改善されていく可能性は多いにあるだろうね。力強い選手だからこそ、プレッシャーがかかるのだ。平凡な選手にはプレッシャーのほうから用がない」 アルベルティーニ氏は最後に「私は帰属意識たるものを大事にする人間だ。ミランにはいま、イタリア人選手が少ない」と、古巣で活躍する自国選手が少なくなっていることを嘆いた。 2024.11.19 15:35 Tue5