ヘント行き取り沙汰される浦和主将の日本代表MF伊藤敦樹が海外クラブ移籍に向けチーム離脱…「クラブからは強い慰留を受けましたが…」

2024.08.10 13:53 Sat
海外移籍へ向かう伊藤敦樹
©超ワールドサッカー
海外移籍へ向かう伊藤敦樹
浦和レッズは10日、日本代表MF伊藤敦樹(25)の海外クラブへの移籍を前提としたチーム離脱を発表した。
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伊藤は埼玉県さいたま市出身で、浦和のジュニアユース、ユースに在籍。トップチーム昇格はならず、流通経済大学へ進学し、2021年に古巣へ帰還。プロキャリアをスタートさせた。加入1年目から主力としてJ1リーグの36試合に出場し、5試合プレーした天皇杯では自身初のタイトルを獲得した。2023年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇。今シーズンもJ1で24試合5得点の成績を残しており、7月には退団した酒井宏樹に代わってキャプテンに就任した。
浦和では通算173試合に出場し、19得点を記録。2023年6月には日本代表に初招集され、3試合1得点をマークしている。

キャプテン就任からわずか1カ月で海外移籍を決断した伊藤は、生え抜きゆえのクラブへの強い愛情と海外挑戦という子供の頃から夢に揺れた複雑な心境を語っている。
「浦和の街に生まれ、物心がついたころから浦和レッズを見てきた自分が、サッカーを始め、埼スタで浦和レッズのユニフォームを着てプレーしたいという夢を持ったことは、今思うととても自然なことだったように思います」

「ですが、浦和レッズのアカデミーでプレーし、埼スタで浦和レッズのユニフォームを着て闘えた日々は決して平凡な日常ではなく、本当に特別で幸せな時間でした。僕にとって浦和レッズというクラブは、いちサッカークラブを超えた特別な存在です」

「その特別なクラブを、キャプテンという重責を担わせていただいているこのタイミングで離れるという決断は、これまでの人生の中で最も難しい決断でした。今回下したこの決断について、さまざまなご意見があることは十分に理解していますが、僕にとって特別な存在である浦和レッズというクラブ、そしてそれを支えてくださっているファン・サポーターのみなさんに、敬意と感謝を込めて、この決断にいたるまでの考えをお伝えさせていただきます」

「僕にとって、浦和レッズの選手でいることや、浦和レッズのキャプテンを務められることは本当に特別なことです。7月にクラブからキャプテン就任の打診を受け、それを引き受けさせていただいたのは、浦和で闘いたい、浦和でリーグ優勝したい、そしてその中心に自分がなりたいという気持ち、ならなければいけないという覚悟があったからです。ですが同時に、海外でプレーしたいという夢もずっと持っていました」

「ご理解を得ることは難しいかもしれませんが、どちらの気持ちも偽りのない本当の気持ちで、どちらの気持ちにもこれまで本気で向き合ってきたことは胸を張って言えます。だからこそ今回いただいたオファーについても本気で悩みましたし、家族や信頼できる人からの意見や助言にも本気で向き合いました」

「僕はこのクラブが本当に大好きで、この街、このクラブで育ち、クラブワールドカップという大きなチャレンジに向けてクラブが前を向いている中、しかもキャプテンをやらせてもらっていて、それでクラブを離れて良いのか。海外でプレーするチャンスを見送って、個人としての挑戦を先延ばしにした先に、次のチャンスをつかむことは年齢的に現実的な選択肢なのか」

「このクラブでサッカー人生を終えるという考えもあった中で、今回移籍を決断した一番の理由は、自分のこれからのキャリア、選手としてどうなりたいかを考えたときに、日本代表として日の丸を背負って2026年のワールドカップでプレーしたいという気持ちがとても大きく、そのためにはこのタイミングで挑戦するのが一番良いと考えたからです」

「昨年初めて日本代表に選出いただき、代表チームの中でプレーし、他の代表選手たちから強烈な刺激を受けたことで、この気持ちは日に日に大きくなってきました。クラブからは強い慰留を受けましたが、最後は『アカデミー出身選手がチームを引っ張り、成長させることはとても重要なことだけど、個人として成長した姿を世界の大舞台で見せることで、アカデミーの選手が目標にしたり憧れる存在になることも重要だ』と言ってくださり、僕の意志を尊重してくださったことを本当に感謝しています」

「そして何より、ファン・サポーターのみなさんには言葉に言い表せないほどの感謝をしています。このクラブにとって、ファン・サポーターの存在というのは本当に大きいもので、みなさんと一緒に、浦和レッズのエンブレムを胸に付けて闘えたことを本当に誇りに思っています」

「ホームでもアウェイでも、国内だけではなく国外でも、毎試合素晴らしい雰囲気の中で闘うことができたのはファン・サポーターのみなさんのおかげですし、厳しい声も含めて、多くの声援をいただく中で、成長させていただいたと思っています。本当にありがとうございました」

「今回の決断は、すべてのファン・サポーターのみなさんに受け入れていただけるものではないと思っていますし、これからも応援したいとは思っていただけないかもしれないことを理解していますし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、僕がこれまで浦和レッズの一員として表現してきたプレー、発した言葉、お見せした態度に偽りはなく、愛情と責任をもってこのエンブレムと向き合ってきたことだけは、どうかご理解いただきたいです」

「初めて埼スタのピッチに繋がる階段を上った日。初めて名前をコールされて泣きそうになった日。初めてチャントが歌われたうれしさと同時に、長谷部さんと同じチャントに背筋が伸びた日。コロナ禍で声出しの無い、独特な雰囲気の中劇的な勝利を収めた天皇杯決勝。地響きのような声と手拍子に勇気づけられ、いくらでも走れると感じたACL決勝。プロ選手として3年半、アカデミー時代を含めると約10年間このクラブで闘ってこられたこと。短い時間にはなってしまいましたが、浦和レッズのキャプテンとして闘えたこと。浦和レッズのファン・サポーターのみなさんと一緒に闘ってこられたこと。数え上げればきりがないですが、浦和レッズの一員として過ごした全ての時間が本当に特別で幸せな時間でした。ありがとうございました」

なお、ベルギー『HNL』によると、伊藤の新天地はGKシュミット・ダニエル、DF渡辺剛、MF横田大祐と日本人3選手が在籍するベルギー屈指の名門ヘントとなる見込み。同クラブではベルギー人MFジュリアン・デ・サールがカタールのアル・ラーヤンSCに流出しており、伊藤がその穴を埋める存在として期待されているという。

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「ほんとにかっこいい」金髪になった橋岡大樹のスーツ姿に反響も、選んだ写真に菅原が物申す!?「使うならまず俺に許可取れ」

日本代表の右サイドバックを争う2選手が軽妙なやり取りを見せている。 13日のMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表戦に臨み、17日のキリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦する日本。12日にカナダ戦が行われる新潟へと移動した。 ダンヒル(dunhill) のオフィシャルスーツ『2023 SAMURAI BLUE COLLECTION』を着用している選手たちの姿は話題にもなっていたが、日本代表DF橋岡大樹(シント=トロイデン)も自身のインスタグラムを更新。移動時の写真を投稿した。 橋岡が投稿した写真では、隣に同じ浦和レッズユース出身のMF伊藤敦樹(浦和レッズ)が並び、さらにその後ろには浦和から期限付き移籍中のGK鈴木彩艶(シント=トロイデン)という構図に。その構図や9月に髪を金髪に染めた橋岡のスーツ姿には、「浦和三銃士世界に見せつけろ」、「浦和ー!」、「金髪ほんとにかっこいい」、「スーツかっこいい〜」とファンからも声があがっていた。 だが、そんな写真に物申している人物が1人。DF菅原由勢(AZ)が「#使うならまず俺に許可取れ」と注文を付けているのだ。 菅原は、橋岡たちの遥か後ろを歩きながらも、よくよく見るとカメラに目線を送っているようにも見える。写真を撮った人は間違いなく橋岡たちの方を意識していたはずだが、これにはMF久保建英(レアル・ソシエダ)からも「#ゆきなり」とコメントが寄せられ、橋岡も「#よーく見たらボヤけてこっち見てる」と返していた。 代表活動時には多くの選手たちのインスタグラムのコメント欄に登場する菅原。チームでもムードメーカー的な役割を担っているが、SNS上でもそれは変わらないようだ。 9月の初招集でインパクトを残したDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)とともに日本代表の右サイドバックの定位置を争うことになる2人。ピッチでのパフォーマンスにも注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】金髪になった橋岡大樹のスーツ姿!そのはるか後ろには…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CySmqZjyOHX/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CySmqZjyOHX/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CySmqZjyOHX/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">橋岡大樹 Daiki Hashioka(@hashioka0517)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.10.13 16:45 Fri

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