イタリア帰還望むザニオーロ、現時点では古巣復帰が有力な選択肢…

2024.06.30 17:15 Sun
母国帰還なるか
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母国帰還なるか
イタリア帰還が噂されるイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)は、現時点で古巣復帰の可能性が高いようだ。

昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、公式戦39試合出場で2ゴール、プレミアリーグでの先発はわずか9試合にとどまった。

これにより、ビラは買い取りオプションを行使を見送り、2027年まで契約を残すガラタサライへの復帰が決定した。
ただ、ガラタサライとザニオーロの双方にイスタンブールでプレーを継続する意思はなく、イタリア帰還が有力な選択肢となっている。

そういった中、ここ最近ではアタランタフィオレンティーナが有力な新天地候補に挙がっているが、イタリア『スカイ・スポルト』によると、その獲得レースをリードしているのは、同選手が2010年から2016年まで下部組織でプレーしていたフィレンツェの名門だという。
現在、ガラタサライはザニオーロの売却条件を1900万ユーロ(約32億7000万円)に減額し、出場試合数に応じて買い取り義務が発生するレンタル移籍での売却を考慮しているという。

この条件をフィオレンティーナは受け入れる構えである一方、アタランタはやや消極的な構えを見せており、ザニオーロ個人の意思は別として、クラブ間の交渉においてはヴィオラがリードしている状況だ。

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フィオレンティーナがU-20アルゼンチン代表MFを獲得! 左利きのプレーメーカー

フィオレンティーナが、ロサリオ・セントラルからU-20アルゼンチン代表MFジノ・インファンティーノ(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 イタリアにルーツを持ち、アルゼンチンのロサリオで生まれ育ったインファンティーノ。2018年に地元の名門ロサリオ・セントラルの下部組織に加入し、2020年11月に行われたCAバンフィエルドでファーストチームデビュー。ここまで公式戦74試合に出場し、6ゴール2アシストの数字を記録している。 また、U-20アルゼンチン代表では主力を担い、U-20南米選手権や先のU-20ワールドカップでも中心選手として活躍した。 セントラルMFを主戦場とする左利きのプレーメーカーだが、左右のウイングなど、より攻撃的なポジションでもプレー可能。フィジカル能力に傑出した部分はないものの、テクニックと駆け引きの巧さを生かしたドリブル突破や高精度の左足から繰り出される仕掛けのパスなど、攻撃面の特長に優れる。 2023.08.01 14:27 Tue

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