“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者/ラドゥ・ドラグシン(ルーマニア代表)【ユーロ2024】

2024.06.17 18:00 Mon
ルーマニアの注目はドラグシン
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ルーマニアの注目はドラグシン
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。

今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
ルーマニア代表
出場回数:2大会ぶり6回目
最高成績:ベスト8(2000)
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:グループI・1位
監督:エドワード・ヨルダネスク

◆注目選手
DFラドゥ・ドラグシン(トッテナム)
2002年2月3日(22歳)
“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者。近年は国際大会で目立った戦績は残せずも、今予選ではスイス、イスラエルを抑えてグループIを無敗で首位通過した今大会のサプライズ候補。

スタンチュ、ラズヴァン・マリンを中心に、攻撃陣にはゲオルゲ・ハジを実父に持つヤニス・ハジ、インテルにも在籍歴があるプスカシュらが主力を担うが、最注目は若きディフェンスリーダーのドラグシンだ。
ユベントスの下部組織、ファーストチームにも在籍し、武者修行先のジェノアで台頭した22歳DFは、191cmの恵まれた体躯と圧倒的なフィジカル能力を武器に、地対空の対人戦で無類の強さを誇るタフな守備者として知られ、過去に両サイドバックでのプレー経験もあるなど一定水準のスピードも備える。

今年1月に加入したトッテナムでは出場機会に恵まれずも、アンジェ・ポステコグルー監督の下で重視されるビルドアップの部分で日進月歩の成長を見せており、今大会では持ち味の守備に加え、後方からの配球という部分でも存在感を示したいところだ。

◆試合日程
▽6月17日(月)
《22:00》
【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表

▽6月22日(土)
《28:00》
【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表

▽6月26日(水)
《25:00》
【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表

◆招集メンバー
GK
1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ)
12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン)
16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB)

DF
2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)
3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド)
4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス)
5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア)
11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ)
15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア)
22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ)
24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド)

MF
6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア)
8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ)
10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン)
13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア)
14.ダリウス・オラル(FCSB)
17.フォロリネル・コマン(FCSB)
18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア)
20.デニス・マン(パルマ/イタリア)
21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア)
23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ)
26.アドリアン・シュト(FCSB)

FW
7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ)
9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア)
19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ)
25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ)

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「いつ引退かはまだ…」将来を語ったデ・ブライネ、練習通りのゴールを決め次節へ意欲「全力を尽くす」

ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、ルーマニア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループE 第2節が行われ、ベルギーはルーマニアと対戦した。 初戦でスロバキア代表に敗れていたベルギーと、ウクライナ代表に勝利していたルーマニア。ベルギーは敗れれば敗退が濃厚となる試合だった。 しかし、開始2分にユーリ・ティーレマンスがネットを揺らして先制。その後も多くのゴールチャンスを作ったが、決定力を欠いてしまう。しかし、80分にデ・ブライネが試合を決めるゴールを奪い、2-0で勝利。グループEは4カ国ともに勝ち点3で並ぶという展開となった。 大会初勝利を挙げたベルギー。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたデ・ブライネは勝利を喜んだ。 「最初の試合の後、僕は心配はしていなかった。僕達のプレー自体が悪かったとは思わない。もちろん、ミスを犯したし、ゴールネットを揺らすことはできなかったけど、チャンスは作れた」 「僕たちは今日は試合中に良いプレーをしたし、勝利したと思うので、満足している」 また、自身のゴールについても言及。GKコーエン・カスティールスのゴールキックが流れると、狙っていたデ・ブライネは、ラドゥ・ドラグシンにユニフォームを引っ張られながらも冷静に流し込んだ。 ゴールについては「トレーニング中にゴールキックを2回やった。僕たちは少しプレッシャーを受けていたし、キックがスペースに飛んでいくのを見たので、相手のGKより先にボールに触る必要があったんだ」とコメント。狙い通りの形でしっかり決められたとした。 これで勝ち点4で並び、最終節勝てば突破が決定。内容は改善の必要がありながらも、チャンスメイクは十分しているとコメントした。 「僕たちは情熱があり、エネルギーがある。もっとボールを支配できればより良いけど、僕は全力を尽くすつもりだ」 「重要なのは、チャンスやシチュエーションを作っていること。確かに、もう少し上手く決められるかもしれないけど、重要なのはチャンスを作っているということだ」 また、自身の代表キャリアについて問われると「僕はこのチームで10年プレーしているし、若い選手たちに伝えるべき知識はたくさんある。でも、いつ引退するのかはまだ決めていないよ」と、まだまだプレーする意欲を示したデ・ブライネ。ルーマニア戦で良かったポイントを改めて語った。 「最初の試合と今の試合の唯一の違いは、ユーリ(・ティーレマンス)とアマドゥ(・ディアロ)を見つけることがより簡単になったし、4-3のフォーメーションを作ることができたことだ。どのシステムも長所と短所があり、僕たちはただ監督に従うだけだ」 <span class="paragraph-title">【動画】狙いすましたデ・ブライネの技ありゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 152;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 12:30 Sun

スパーズは今夏左利きCB補強狙う…伊藤洋輝&ムリージョをすでにリストアップ

トッテナムが、シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(25)、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョ(21)の2選手をリストアップしているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。 現在トッテナムではクリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンが鉄板のコンビを築くものの、ラドゥ・ドラグシン、左サイドバックと兼任のベン・デイビスが唯一のバックアッパーとセンターバックの選手層に問題を抱えている。 アルフィー・ドリントン、アシュリー・フィリップスと若手逸材は控えているものの、アンジェ・ポステコグルー監督はヨーロッパリーグ(EL)参戦による二足の草鞋を履く来シーズンに向けて、少なくとも同ポジションに1名を加えたい考えだ。 『フットボール・ロンドン』によると、クラブは契約最終年となるベン・デイビスの不透明な去就を踏まえて左利きのセンターバックの確保を検討しており、予てより関心が伝えられる伊藤、プレミアリーグの強豪クラブがこぞって関心を示すムリージョの獲得を目指しているという。 シュツットガルトのディフェンスラインで確固たる地位を築く伊藤はセンターバックと左サイドバックの両方のポジションでプレーできる多才さに加え、かつて横浜F・マリノスを率いたオーストラリア人指揮官が、その特長を理解している部分で有用な補強とみなしている。 一方、プレミアリーグ1年目でクラブ年間MVPに輝く活躍を見せたムリージョは、ストライカー、中盤を経てセンターバックに落ち着いたという経歴からも分かるように、指揮官好みの攻撃センス、ビルドアップ能力を有する超有望株だ。なお、財務規則違反(PSR)の問題を抱えるフォレストは6月中に同選手を売却する可能性も報じられるが、このタイミングでトッテナムが獲得に動くかは現時点で微妙な状況だという。 トッテナムは今夏の移籍市場で両選手を含めたセンターバックを獲得する可能性が高いが、現時点での優先事項は前線と中盤の選択肢を増やすことにあるため、補強のタイミングは一連の補強に目途が立った後の移籍市場後半となる見込みだ。 2024.06.11 16:30 Tue

“東欧のマラドーナ”ハジの息子やドラグシンらルーマニア代表メンバー26名が決定【ユーロ2024】

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インテル&トッテナムもグズムンドソン獲得へ照会依頼! ドラグシンに続くジェノアの注目銘柄

アイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)への関心がイングランドにも拡大だ。 グズムンドソンはセリエAのジェノアで活躍するドリブラー。同名のアルベルト・ジラルディーノ監督から、2トップの一角でシャドー気味に自由を与えられ、今季の公式戦29試合で12得点4アシストを記録している。 そんなグズムンドソン、その活躍ぶりからカルチョの注目銘柄と化して久しいが、これまでよく挙がっていたのがユベントス。同クラブは元AZの親友コンビ、グズムンドソン&オランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26/アタランタ)のW獲りを狙っていると報じられる。 しかし、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が掴んだという最新情報では、ユベントスだけでなく、インテル、そしてイングランドからトッテナムもジェノアに照会依頼。インテルについてはクラブ間交渉開始の用意があるという。 堅実経営のインテルは買い取り義務付きレンタルを打診する見通し。対するジェノアは基本線として移籍金3000万ユーロ(約48億9000万円)を要求していることが判明している。 トッテナムのほうは、今冬ジェノアからルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンを完全移籍で獲得。この時成立した移籍金はアドオン込みで3100万ユーロ(約50億5000万円)となっている。 2024.03.19 19:45 Tue

注目銘柄グズムンドソンにジェノアが価格設定…ユベントスが親友“コープ”とのW獲りも視野に

ジェノアがアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)に値札を付けたようだ。 雪国アイスランドが育んだドリブラー・グズムンドソン。オランダでプロデビュー後、2022年1月にジェノアへ加入…セリエB降格を経て、今季を迎えた26歳は、そのエレガントなドリブル&得点力でカルチョの人気銘柄と化している。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ジェノアはグズムンドソン獲得を考慮するクラブに対し、「まずは3000万ユーロ(約48億6000万円)から」と評価額を提示。契約は2027年6月まで…強気に出ることも可能だ。 最も関心が高いとされるのはユベントス。同クラブはグズムンドソンのAZ時代の同僚であり親友、アタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)獲得にも本腰を入れているとされる。 ユベントスはジェノアと過去数年で何度か取引。現主力のイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾを獲得し、先方へはアカデミー出身のルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(現トッテナム)を譲っている。 グズムンドソンは先日、インタビューで「僕がユベントスへ? コープ(コープマイネルス)と再び一緒に? どっちも可能性がないわけじゃないな。ユーベでコープとまた一緒にプレーできるなら素晴らしいね」とコメントしている。 2024.03.16 19:20 Sat

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ユーロ2024で躍進を見せているジョージア代表。元首相から多額の寄付が代表チームに贈られることとなった。 元フランス代表DFのウィリー・サニョル監督が率いるジョージアは、初出場を果たしたユーロで躍動している。 グループステージ最終節ではポルトガル代表に2-0で勝利。これにより、初出場にしてベスト16入りを達成した。 この快挙を受け、与党である「ジョージアの夢=民主ジョージア」を創設し、2012年に首相に就任したビジナ・イヴァニシヴィリ氏がチームを称賛。ポルトガル戦の勝利を「歴史的かつ夢のような勝利」と称えた。 イギリス『BBC』によれば、この勝利に感動したイヴァニシヴィリ氏は、3000万グルジア・ラリ(約17億1800万円)をジョージア代表に寄付。ラウンド16のスペイン代表戦で勝利した場合は、さらに3000万グルジア・ラリを寄付すると語っているという。 イヴァニシヴィリ氏は、コンピュータの販売やプッシュ式の電話機などの販売や輸入業を行い、ビジネスマンとして成功。その後、金属に関わる事業と銀行業で大成功を収め、オリガルヒ(ロシアやウクライナなどで政治的影響力を有する新興財閥)の1人になった。かつてチェルシーを保有していたロマン・アブラモビッチ氏もオリガルヒの1人だった。 首相としては1年間しか活動していないものの、総資産は『フォーブス』によれば38億7000万ポンド(約7850億円)とのこと。与党である「ジョージアの夢=民主ジョージア」の名誉党首として今なお多大なる影響力を持っているとされている。 <span class="paragraph-title">【動画】ジョージアの快挙! ポルトガル撃破で初出場でベスト16入り</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="c6gDUlxslYs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.28 22:50 Fri

ユーロ得点ランクトップを走るジョージア代表FWミカウタゼの価値が高騰…フランス国内で争奪戦に

メスのジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)の評価がフランス国内で高まっている。フランス『フットメルカート』が報じた。 現在ユーロ2024に参戦中のミカウタゼ。グループF初戦のトルコ代表戦で一時同点とするゴールを決めると、第2節のチェコ代表戦と第3節のポルトガル代表戦ではそれぞれPKから得点。ポルトガル戦ではFWクヴィチャ・クワラツヘリアの先制点もアシストした。 ユーロの得点ランキングでトップに立ち、ジョージアを史上初の決勝トーナメント進出へと導いたアタッカーは、2023-24シーズン後半戦でも躍動。アヤックス移籍が失敗に終わり、1月にレンタル移籍でメスへ戻ると、その後の半年で20試合13ゴール4アシストの成績を残した。 奮闘むなしくリーグ・ドゥへ降格したメスだが、5月下旬にミカウタゼの買い取りオプションを行使。その時点で評価は上がっていたものの、ユーロでの活躍で市場価値は2000万ユーロ(約34億4000万円)以上に達したという。 そんなミカウタゼにはスタッド・レンヌやRCランス、リヨンやマルセイユが関心。退団が決まった元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(33)の後釜を探すモナコは早くから獲得に動いているが、いずれも個人間合意やクラブ間合意には達していないという。 一方のミカウタゼは、リーグ・アン残留を希望。「将来のクラブに関して決断した」ともコメントしたようだが、争奪戦を制するのはどのクラブになるのだろうか。 2024.06.28 22:05 Fri

セルビア代表GKがユーロ2024参戦中にバーで同胞ファンと殴り合い寸前…ストイコビッチ監督が帰国会見で示唆し発覚

セルビア代表GKヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチが、ユーロ2024の最中にバーでひと騒動起こしていたという。 ユーロ2024でグループステージ敗退のセルビア代表において、控えGKながらも兄セルゲイとともに大会メンバーだったセリエA・トリノ所属のミリンコビッチ=サビッチ。 セルビア『テレグラフ』によると、グループC最終節・デンマーク代表戦の数日前、ドイツ・ミュンヘンのセルビア系移民、セルビア人観光客に人気だというバーへ出かけた際、同胞に気づかれて「大会期間中にこんなところで何をしているんだ?」と詰め寄られたという。 すでに“呑んでいた”とされるミリンコビッチ=サビッチは、これに対して悪態をつき、殴りかかるような素振りもあったことから、相手もヒートアップ。殴り合いになる寸前で、バーの警備員とオーナーが気づいて制止…両者とも収まったそうだ。 オーナーは『テレグラフ』の取材に対し、「ミリンコビッチ=サビッチは代表チームのショーツを履いていたが、来店時に警備員が認識しなかったため、この時点で怒っていた。あらゆることが店内で起きたが、とにかく事態が収まってよかった」とコメントした。 今回、ミリンコビッチ=サビッチは外出の許可こそ得ていたようだが、飲酒にはドラガン・ストイコビッチ監督も激怒か。指揮官が敗退後の帰国会見で選手名を伏せつつ、本件を示唆した事で、『テレグラフ』が調査した格好だ。 2024.06.28 18:54 Fri

「イタリアは優勝候補じゃない」マテラッツィ氏がユーロ連覇目指す後輩たちを鼓舞「スイスを倒して初めて...」

マルコ・マテラッツィ氏がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を通じ、イタリア代表の後輩たちを鼓舞した。 強烈な個性で観る者を魅了、対戦相手を威圧したイタリアの名手、マテラッツィ氏。2006年ドイツW杯優勝で真の勝者となった男は、あれから18年、ドイツの地でユーロ連覇を目指して戦う後輩たちを鼓舞する。 「イタリアは優勝候補じゃない。スイス代表(29日・ラウンド16)に勝つのは簡単じゃないぞ」 「(スイス)監督のムラト・ヤキンは、普段イタリア、ドイツ、イングランドでプレーする選手たちを頼りにできる。優秀な選手が多いよな? 最後尾にはヤン・ゾマーを擁するバランスの取れたチームだ。過小評価されているが、やつらの経験値は侮れない」 「彼らがドイツ戦で披露した自信とプレーモデルも、とても印象的だ。けどな、イタリアの問題はスイスじゃない。イタリアは対戦相手以前に、自分たちで問題を引き起こさないようにしなければならない」 「ここでスイスを倒して初めて、ようやく真っ直ぐな高速道路が目の前に現れるんだ。負ければまた狭い道を歩いていくことになるぞ。俺と仲間たちは2006年、ドイツ(W杯準決勝)との試合に繋がる高速道路が視界に広がった。そして優勝だ。道のりは簡単じゃないぞ」 スイス代表vsイタリア代表のユーロ2024・ラウンド16は日本時間29日25:00キックオフだ。 2024.06.28 17:30 Fri

“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?

イタリア代表はスイス代表戦に向け、最終ラインの人選を悩んでいるようだ。 ユーロ2024でグループB2位通過のイタリア代表。3試合はお世辞にも順調な戦いぶりと言えずも、劇的な形で突破を決め、それもそれで要所を抑えたアッズーリらしさ、と言うべきか。 ただ、来たるラウンド16のスイス代表戦(29日)は、今日現在世界で最も急激に評価を高めているフットボーラー、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリが出場停止。 カラフィオーリはB組最終節のクロアチア代表戦で、90+7分の劇的同点弾をアシスト。ボローニャの大躍進に貢献した22歳はプレー全体も良く、急速にビッグクラブ行き噂が過熱する。今月A代表デビューとは思えぬ奮闘ぶりだ。 無論、こういったニューカマーの台頭が大舞台を突き進む上では重要なわけで、スイス戦でカラフィオーリを欠くことは、イタリアにとって大きな痛手になるとみて間違いない。 では、代役は誰になるのか。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやら順当にDFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)の先発起用が妥当か。左からバストーニ、ボンジョルノ、ダルミアンorディ・ロレンツォの3バックと考えられている。 ルチアーノ・スパレッティ監督は大前提として「4バックへのスライドを苦にしない3バック」を念頭に置き、ジャンルカ・マンチーニ、フェデリコ・ガッティの可能性もあるが、打倒な選択肢はボンジョルノとのこと。 注目の大一番、スイス代表vsイタリア代表は、日本時間29日25:00にキックオフだ。 2024.06.28 14:30 Fri

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「いつ引退かはまだ…」将来を語ったデ・ブライネ、練習通りのゴールを決め次節へ意欲「全力を尽くす」

ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、ルーマニア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループE 第2節が行われ、ベルギーはルーマニアと対戦した。 初戦でスロバキア代表に敗れていたベルギーと、ウクライナ代表に勝利していたルーマニア。ベルギーは敗れれば敗退が濃厚となる試合だった。 しかし、開始2分にユーリ・ティーレマンスがネットを揺らして先制。その後も多くのゴールチャンスを作ったが、決定力を欠いてしまう。しかし、80分にデ・ブライネが試合を決めるゴールを奪い、2-0で勝利。グループEは4カ国ともに勝ち点3で並ぶという展開となった。 大会初勝利を挙げたベルギー。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたデ・ブライネは勝利を喜んだ。 「最初の試合の後、僕は心配はしていなかった。僕達のプレー自体が悪かったとは思わない。もちろん、ミスを犯したし、ゴールネットを揺らすことはできなかったけど、チャンスは作れた」 「僕たちは今日は試合中に良いプレーをしたし、勝利したと思うので、満足している」 また、自身のゴールについても言及。GKコーエン・カスティールスのゴールキックが流れると、狙っていたデ・ブライネは、ラドゥ・ドラグシンにユニフォームを引っ張られながらも冷静に流し込んだ。 ゴールについては「トレーニング中にゴールキックを2回やった。僕たちは少しプレッシャーを受けていたし、キックがスペースに飛んでいくのを見たので、相手のGKより先にボールに触る必要があったんだ」とコメント。狙い通りの形でしっかり決められたとした。 これで勝ち点4で並び、最終節勝てば突破が決定。内容は改善の必要がありながらも、チャンスメイクは十分しているとコメントした。 「僕たちは情熱があり、エネルギーがある。もっとボールを支配できればより良いけど、僕は全力を尽くすつもりだ」 「重要なのは、チャンスやシチュエーションを作っていること。確かに、もう少し上手く決められるかもしれないけど、重要なのはチャンスを作っているということだ」 また、自身の代表キャリアについて問われると「僕はこのチームで10年プレーしているし、若い選手たちに伝えるべき知識はたくさんある。でも、いつ引退するのかはまだ決めていないよ」と、まだまだプレーする意欲を示したデ・ブライネ。ルーマニア戦で良かったポイントを改めて語った。 「最初の試合と今の試合の唯一の違いは、ユーリ(・ティーレマンス)とアマドゥ(・ディアロ)を見つけることがより簡単になったし、4-3のフォーメーションを作ることができたことだ。どのシステムも長所と短所があり、僕たちはただ監督に従うだけだ」 <span class="paragraph-title">【動画】狙いすましたデ・ブライネの技ありゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 152;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 12:30 Sun
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“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者/ラドゥ・ドラグシン(ルーマニア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラドゥ・ドラグシン(トッテナム) 2002年2月3日(22歳) “アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者。近年は国際大会で目立った戦績は残せずも、今予選ではスイス、イスラエルを抑えてグループIを無敗で首位通過した今大会のサプライズ候補。 スタンチュ、ラズヴァン・マリンを中心に、攻撃陣にはゲオルゲ・ハジを実父に持つヤニス・ハジ、インテルにも在籍歴があるプスカシュらが主力を担うが、最注目は若きディフェンスリーダーのドラグシンだ。 ユベントスの下部組織、ファーストチームにも在籍し、武者修行先のジェノアで台頭した22歳DFは、191cmの恵まれた体躯と圧倒的なフィジカル能力を武器に、地対空の対人戦で無類の強さを誇るタフな守備者として知られ、過去に両サイドバックでのプレー経験もあるなど一定水準のスピードも備える。 今年1月に加入したトッテナムでは出場機会に恵まれずも、アンジェ・ポステコグルー監督の下で重視されるビルドアップの部分で日進月歩の成長を見せており、今大会では持ち味の守備に加え、後方からの配球という部分でも存在感を示したいところだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月22日(土) 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ) 12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB) DF 2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) 3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド) 4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス) 5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア) 11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ) 15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア) 22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ) 24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド) MF 6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア) 8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ) 10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン) 13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア) 14.ダリウス・オラル(FCSB) 17.フォロリネル・コマン(FCSB) 18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア) 20.デニス・マン(パルマ/イタリア) 21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア) 23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ) 26.アドリアン・シュト(FCSB) FW 7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ) 9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア) 19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ) 25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ) 2024.06.17 18:00 Mon
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“東欧のマラドーナ”ハジの息子やドラグシンらルーマニア代表メンバー26名が決定【ユーロ2024】

ルーマニアサッカー連盟(FRF)は7日、ユーロ2024に臨むルーマニア代表メンバー26名を発表した。 エドワード・ヨルダネスク監督は、候補メンバー28名から2名を外すことに。GKラズバン・サバ(CFRクルージュ)、MFコンスタンティン・グラメニ(ファルル)が外れることとなった。 メンバーには、“東欧のマラドーナ”の異名を持ったゲオルゲ・ハジ氏の息子であるMFヤニス・ハジ(アラベス)やDFラドゥ・ドラグシン(トッテナム)などが招集されている。 ルーマニアは予選のグループIを1位通過。2大会ぶり6度目のユーロ出場を果たしており、最高成績は2000年のベスト8となっている。 今大会はグループEに入り、ベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表と同居している。今回発表されたルーマニア代表メンバーは以下の通り。 ◆ルーマニア代表メンバー26名 GK 12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ) 16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB) DF 22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ) 11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ) 15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア) 4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス) 24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド) 2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) 5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア) 3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド) MF 26.アドリアン・シュト(FCSB) 17.フォロリネル・コマン(FCSB) 14.ダリウス・オラル(FCSB) 21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア) 23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ) 8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ) 6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア) 18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア) 20.デニス・マン(パルマ/イタリア) 13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア) 10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン) FW 9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア) 19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ) 7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ) 25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ) 2024.06.09 11:40 Sun
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スパーズは今夏左利きCB補強狙う…伊藤洋輝&ムリージョをすでにリストアップ

トッテナムが、シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(25)、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョ(21)の2選手をリストアップしているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。 現在トッテナムではクリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンが鉄板のコンビを築くものの、ラドゥ・ドラグシン、左サイドバックと兼任のベン・デイビスが唯一のバックアッパーとセンターバックの選手層に問題を抱えている。 アルフィー・ドリントン、アシュリー・フィリップスと若手逸材は控えているものの、アンジェ・ポステコグルー監督はヨーロッパリーグ(EL)参戦による二足の草鞋を履く来シーズンに向けて、少なくとも同ポジションに1名を加えたい考えだ。 『フットボール・ロンドン』によると、クラブは契約最終年となるベン・デイビスの不透明な去就を踏まえて左利きのセンターバックの確保を検討しており、予てより関心が伝えられる伊藤、プレミアリーグの強豪クラブがこぞって関心を示すムリージョの獲得を目指しているという。 シュツットガルトのディフェンスラインで確固たる地位を築く伊藤はセンターバックと左サイドバックの両方のポジションでプレーできる多才さに加え、かつて横浜F・マリノスを率いたオーストラリア人指揮官が、その特長を理解している部分で有用な補強とみなしている。 一方、プレミアリーグ1年目でクラブ年間MVPに輝く活躍を見せたムリージョは、ストライカー、中盤を経てセンターバックに落ち着いたという経歴からも分かるように、指揮官好みの攻撃センス、ビルドアップ能力を有する超有望株だ。なお、財務規則違反(PSR)の問題を抱えるフォレストは6月中に同選手を売却する可能性も報じられるが、このタイミングでトッテナムが獲得に動くかは現時点で微妙な状況だという。 トッテナムは今夏の移籍市場で両選手を含めたセンターバックを獲得する可能性が高いが、現時点での優先事項は前線と中盤の選択肢を増やすことにあるため、補強のタイミングは一連の補強に目途が立った後の移籍市場後半となる見込みだ。 2024.06.11 16:30 Tue
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セリエAで飛躍中のDFドラグシンにプレミア3クラブが関心、191cmの大型CBで両SBでもプレー可能

ジェノアのルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(21)にプレミアリーグのクラブが関心を寄せているという。 ユベントスのアカデミーで育ち、ファーストチーム昇格後は、サンプドリア、サレルニターナ、そしてジェノアへとレンタル移籍を繰り返したドラグシン。2023年7月から完全移籍でジェノアに加わると、才能を開花させている。 191cmの長身センターバックで、両サイドバックでもプレー可能な21歳。セリエAでは12試合にフル出場し1ゴール1アシストを記録している。 イタリア『Tuttomercatoweb』によれば、プレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているとのこと。特にニューカッスルが熱を上げているという。 ニューカッスルはドラグシンのチェックのため、数週間にわたってスカウティングチームを試合に送り込んでいるという。 ただ、関心を持っているのはニューカッスルだけではなく、MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオン、トッテナムも関心を持っているという。 一方で、ジェノアにとっては移籍は大きな痛手。チームの守備を支えるドラグシンがいなくなることは大きなマイナスだ。 ジェノアは危機を回避するため、ドラグシンとの契約を1年間延長し、約3000万ユーロ(約49億円)の契約解除条項を設定する考えがあるとのこと。ミランやローマも関心を寄せているとされるが、どういった結末になるだろうか。 2023.11.18 11:45 Sat

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デ・ブライネのダメ押し弾でベルギーが初勝利、グループEは勝ち点3で4チームが並ぶ混戦に【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE第2節、ベルギー代表vsルーマニア代表が22日に行われ、2-0でベルギーが快勝した。 5日前の初戦スロバキア代表戦をVARにも阻まれて0-1で落としたベルギーは、4選手を変更。トロサールやカラスコらに代えてルケバキオやティーレマンスを起用した。 一方、ウクライナ代表に3-0と快勝したルーマニアは、コマンに代えてミハイラのみを変更した。 ルカク、デ・ブライネ、ルケバキオの3トップとする[3-4-3]で臨んだベルギーが開始1分過ぎに先制する。ルカクのポストプレーからペナルティアーク右のティーレマンスがコントロールシュートを決めきった。 先制後の5分、CKの流れからドラグシンのヘディングシュートでゴールを脅かされたベルギーはGKカスティールスが好守で凌ぐと、13分にはドクのパスをボックス中央で受けたルカクが反転シュートで牽制。 続く18分にショートカウンターの流れからルケバキオがGK強襲のシュートを放った主導権を握るベルギーは31分、ショートコーナーの流れからドクがGK強襲のシュートを放って追加点に迫っていく。 ハーフタイムにかけても押し込んだベルギーが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、前がかるルーマニアに対し、ベルギーは52分にデ・ブライネがコントロールシュートで追加点に迫ると、55分にもデ・ブライネがペナルティアーク中央からのコントロールシュートでGKを強襲。 主導権を渡さずにいると、63分に追加点を奪いかける。デ・ブライネのスルーパスに抜け出したルカクがシュートを決めきった。しかし初戦同様にVARに阻まれ、ルカクのゴールは取り消しに。 それでも終盤の80分、デ・ブライネが勝負を決める2点目。カスティールスのロングフィードが流れたところに反応し、ディフェンスライン裏を取ってスライディングシュートを蹴り込んだ。 89分にもルカクがGK強襲のシュートを放ったベルギーが2-0で快勝。グループEは4チームが2試合を終えて勝ち点3で並ぶ混戦となっている。 ベルギー 2-0 ルーマニア 【ベルギー】 ユーリ・ティーレマンス(前2) ケビン・デ・ブライネ(後35) 2024.06.23 05:52 Sun
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「いつ引退かはまだ…」将来を語ったデ・ブライネ、練習通りのゴールを決め次節へ意欲「全力を尽くす」

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スロバキアvsルーマニアは勝ち点1を分け合い共に決勝トーナメント進出を決める!【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE最終節のスロバキア代表vsルーマニア代表が27日に行われ、1-1の引き分けに終わった。 全チームが1勝1敗の大混戦で最終節を迎えたグループE。5日前のウクライナ代表戦を惜敗したスロバキアは、その試合のスタメンからボジェニクをストレレツに変更した以外は同じスタメンを採用。3トップにシュランツ、ストレレツ、ハラスリンを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 一方、前節のベルギー代表戦を0-2で敗れるもグループ首位を死守したルーマニアは、その試合からスタメンを2人変更。デニス・マンとミハイラに代えてハジとコマンをスタメンで起用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ルーマニアは11分にチャンス。コマンとのパス交換でボックス左に侵入したラティウがコントロールショットでゴールを脅かしたが、これはGKドゥブラフカがセーブ。さらにこぼれ球をハジがダイレクトシュートで狙ったが、これは枠の上に外れた。 対するスロバキアは24分、ロングパスで右サイド深くまで駆け上がったペカリークのバックパスをクツカがダイレクトクロス。これをボックス中央左でフリーのドゥダがヘディングで合わせると、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。 先制を許したルーマニアはすぐに反撃を開始すると35分、ドリブルでボックス右横からカットインしようとしたハジがペナルティライン際でDFハンツコに倒されると、VARの末にPKを獲得。このPKをマリンがゴール左に突き刺した。 1-1で迎えた後半も一進一退の攻防で立ち上がった中、61分にルーマニアに逆転の好機。バンクの縦パスをボックス左で受けたドラグシュが反転から右足を振り抜いたが、コントロールショットはわずかに枠に上に外れた。 一方のスロバキアは65分、ドゥダのロングスルーパスをボックス左横で収めたハラスリンがカットインからシュートを放ったが、これはわずかに枠の右に逸れた。 その後は互いに選手を入れ替えながら勝ち越しゴールを目指したが、膠着状態のまま終盤に突入すると、引き分けでも両チームがベスト16進出が決められるということもあり、両者ともに無理をせずに試合をクローズ。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。この結果、ルーマニアがグループEを首位通過、スロバキアは3位で決勝トーナメント進出を決めた。 スロバキア 1-1 ルーマニア 【スロバキア】 オンドレイ・ドゥダ(前24) 【ルーマニア】 ラズヴァン・マリン(前37[PK]) 2024.06.27 03:10 Thu
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連勝ならずも決勝T進出の可能性は十分…ルーマニア代表指揮官「この状況から抜け出すだけの力はある」

ルーマニア代表のエドワード・ヨルダネスク監督が敗戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループEの初戦ではウクライナ代表相手に3-0の勝利を収め、24年ぶりのユーロでの白星を得たルーマニア。22日にはグループ最有力のベルギー代表との第2節に臨んだ。 勢いそのままに金星を挙げたいルーマニアだったが、開始早々に先制点を許す展開となり、その後も防戦一方。後半は同点ゴールを狙いにいくも、80分に痛恨の2失点目を喫し、0-2の敗戦となった。 試合後、ヨルダネスク監督は引き分けにすることも出来たと後悔。特に、立ち上がりの失点を悔いた。 「彼らは非常にクオリティの高いチームだ。スピードや爆発力、パワーがある。完璧なチームだし、優勝候補だ。我々は決して諦めず、懸命に戦った。後半は我々の方が良かった。もう少し運が良ければ、勝ち点が取れたかもしれない。同点にするチャンスもあった」 「我々は2失点した。最初の失点は少し不運だったし、ハーフタイムには選手たちにもっと冷静にならなければならないと伝えた。ボックス・トゥ・ボックスでのテンポは我々の戦いに役立たなかったし、望んでいたようなプレーができなかった」 「チャレンジという観点からすれば、この試合は最高レベルだった。大会のスタートは素晴らしかったが、これからは困難にどう対処するかを見守る必要がある。団結と結束が必要だ」 グループEは第2節を終えた時点で4チームが勝ち点「3」で並ぶユーロ史上初の状況に。ヨルダネスク監督は決勝トーナメント進出に向け、最終節のスロバキア代表戦にしっかりと備えるつもりだ。 「チームとよく分析する。初戦とは対照的に、この試合では多くのデュエルがあった。我々にチャンスもあった。常に向上を目指し、第3戦に向けて改善していく。私はチームに全幅の信頼を置いている」 「(スロバキア戦に向け)できる限りのことをするつもりだ。今日ベンチから出た選手は全員攻撃的な選手だったが、十分ではなかった。多く失点しないよう努める必要があったが、我々は長い間負け知らずだった。全てのボールを奪うために戦う必要があった。いくつかのデュエルで負けたが、この状況から抜け出すだけの力はある」 <span class="paragraph-title">【動画】2失点敗戦…ベルギーvsルーマニア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 13:50 Sun
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「とてもホッとしている」大会初勝利のベルギー、指揮官は最終戦での突破へ「どうなるか楽しみ」

ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督が、ルーマニア代表戦を振り返った『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループE 第2節が行われ、ベルギーはルーマニアと対戦した。 初戦でスロバキア代表に敗れていたベルギーと、ウクライナ代表に勝利していたルーマニア。ベルギーは敗れれば敗退が濃厚となる試合だった。 しかし、開始2分にユーリ・ティーレマンスがネットを揺らして先制。その後も多くのゴールチャンスを作ったが、決定力を欠いてしまう。しかし、80分にケビン・デ・ブライネが試合を決めるゴールを奪い、2-0で勝利。グループEは4カ国ともに勝ち点3で並ぶという展開となった。 試合後、テデスコ監督は今大会初勝利に言及。選手たちのメンタリティが良かったとした。 「我々はスロバキア戦と同じ構成でプレーした。ティーレマンスは他の選手同様、素晴らしいプレーを見せた。勝ち点3を獲得できたことを嬉しく思う。次の試合でどうなるか楽しみだ」 「高い位置でプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪おうとした。ルーマニアは試合をコントロールするのが得意だ。彼らと対戦するのは簡単ではなかったが。我々のメンタリティが良かった」 一方で、多くのチャンスがありながらも、2点目が遠かったことにも言及。チャンスが作れていることは称えながらも、我慢強くやる必要があるとした。 「試合に勝ててとてもホッとしている。勝ち点3を獲得することはとても重要だったし、もちろんチャンスを逃すこともあった。もっと早く追加点を奪えれば最高だった」 「今夜は3点、4点、5点と決めることができたと思う。こういったチャンスを作れたことは素晴らしいことであり、我慢強く頑張る必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】ベルギーがルーマニア下し今大会初勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 10:27 Sun

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