“プスカシュ”によるプスカシュ賞ものゴラッソを見たか! 70メートルを運んでの冷静な一撃!

2019.08.19 14:39 Mon
Getty Images
18日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディングvsカーディフの一戦で、“プスカシュ”によるFIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール)もののゴラッソが生まれた。
PR
今回、このゴラッソを決めたのは、今夏インテルからレディングに完全移籍で加入したルーマニア代表FWゲオルゲ・プスカシュ(23)だ。25分、ハーフウェイライン手前の自陣でパスを受けたプスカシュはそのままドリブルで右サイドを豪快に持ち上がる。一度はボックス付近で減速して味方の攻め上がりを待つが、ここから再びギアを上げて対面のDFを振り切ってボックス右に侵入すると、最後はニアを消しにきたGKの動きを察知して左足のシュートをゴール左のサイドネットに突き刺した。
ボールを持ってからそのまま独走して決め切った方が印象は良く見えるが、70メートル近くをほぼフルスピードで運んだ上で周囲の状況を確認し、利き足とは逆の左足で抑えの利いたシュートを完璧なコースに決め切るのは至難の業だ。

そして、国際サッカー連盟(FIFA)の公式ツイッター(@FIFAcom)は同日、「明日、我々は2019年のプスカシュ賞の10個のノミネートゴールを発表します。そして、現時点でゲオルゲ・プスカシュがレディングのために決めたゴールもその候補です。彼の姓に相応しいゴールについて議論しましょう!」と、リアクションを見せていた。
なお、FIFAの年間最優秀ゴール賞にあたるプスカシュ賞は、1950年代から1960年代までハンガリー代表やレアル・マドリーなどで活躍した伝説的なプレーヤーのフェレンツ・プスカシュ氏の栄誉を称賛するため、2009年から同氏の名前を冠している。

ちなみにルーマニア人のゲオルゲ・プスカシュと、ハンガリー出身のフェレンツ・プスカシュ氏に血縁関係はない。

◆“プスカシュ”によるゴラッソ!


PR

ゲオルゲ・プスカシュの関連記事

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 ■ルーマニア代表 出場回数:2 2024.06.17 18:00 Mon
ルーマニアサッカー連盟(FRF)は7日、ユーロ2024に臨むルーマニア代表メンバー26名を発表した。 エドワード・ヨルダネスク監督は、候補メンバー28名から2名を外すことに。GKラズバン・サバ(CFRクルージュ)、MFコンスタンティン・グラメニ(ファルル)が外れることとなった。 メンバーには、“東欧のマラド 2024.06.09 11:40 Sun
ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーのスーパープレーに称賛の嵐が起こっている。 7日、セリエA第8節でミランはアウェイでジェノアと対戦した。 インテルとのミラノダービーでは5失点の完敗を喫したミランだが、今シーズンの公式戦ではその1敗のみ。セリエAでは、6勝1敗で首位を走っていた。 そんな中迎え 2023.10.08 23:20 Sun
チャンピオンシップ(イングランド2部)のレディングは7日、インテルからルーマニア代表FWゲオルゲ・プスカシュ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの5年となる。 2013年に母国のリバティ・オラデアからインテルに加入したプスカシュは、2015年2月に行われたサッスオーロ戦で 2019.08.08 13:35 Thu

記事をさがす


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly