「自分たちの力を発揮できなかった」伏兵リールに今季初黒星喫したアンチェロッティ監督は内容を問題視

2024.10.03 10:15 Thu
今季初黒星喫したアンチェロッティ監督
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今季初黒星喫したアンチェロッティ監督
レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督が、今シーズン初黒星を喫したリール戦を振り返った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

マドリーは2日にアウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリール戦で0-1の敗戦を喫した。

激しい消耗戦となったアトレティコとのマドリード・ダービーから中2日でフランスの強豪のホームに乗り込んだエル・ブランコ。メンバー変更を3名にとどめて臨んだ一戦では試合の入りこそ悪くなかったが、時間の経過とともにハイラインでコンパクトな陣形を保つ相手に苦戦。さらに、前半終了間際にはMFエドゥアルド・カマヴィンガのハンドで与えたPKをFWジョナサン・デイビッドに決められて先制を許すと、FWキリアン・ムバッペやMFアルダ・ギュレルらの途中投入も機能せず、0-1ので敗戦となった。
同試合後、会見に出席したアンチェロッティ監督は「残念なのは、チームの印象が、良い試合ではなかった」と敗戦という結果以上に、低調だったパフォーマンスを悔やんだ。

「スポーツだから負けることもあるが、我々は自分たちの力を発揮できなかった。それが一番心配なことだが、我々はこの敗北から学び、もっとうまくやっていくためのリソースをすべて持っている。土曜日にまた試合があり、早く事態を正さなければならない」
「私は正直だ。今日の試合に対する批判は公平で正しい。それが現実だからこそ受け入れなければならない。この試合では良いパフォーマンスができなかった。昨年のダービーで負けたときは大きな警鐘だったし、うまくいけば、この敗北も大きな警鐘になるはずだ」

その敗戦の要因に関しては「我々よりもモチベーションが高く、ボールをより明確に、より激しく、より正確にプレーした」と評価したリールの健闘があったことは間違いないが、すべての局面において自分たちのプレーに問題があったと感じている。

「幸いなことに、最近は相手の方が上手くて勝つに値するようなことはあまり起きていない。ただ、試合に入り込むのに苦労し、デュエルの部分で苦戦した。引き分けにできたかもしれないし、最後にチャンスもあったが、勝つには値しなかった。前回負けたときのように、何を改善すべきかを学び、知る必要がある。それほど難しいことではないと思う」

「今日の試合を評価するのは難しい。ボール、トランジション、激しさ、デュエルで負けるなど、全てが間違っていた。冷静に物事を見て、全てを失わないようにしなければならないが、改善しなければならない。チャンスを生み、チャンスを作るのに苦労した。ボール保持が遅く、アイデアが欠けていた。いつもより直接的にプレーする必要があるフォワードがいて、ゆっくりプレーすると問題になってしまった」

この試合では無類の強さを見せる試合後半にギアが上がり切らず、ダービーでの消耗を窺わせるプレー内容となったが、指揮官は過密日程を言い訳にせず。その上でチームとして今回の試合で浮き彫りとなった課題をしっかりと克服したいと語った。

「それ(過密日程)は言い訳にならない。日曜、水曜、土曜と何度も試合をしてきたが、苦戦した。今日は良い夜ではなかった。言い訳はできないし、改善しなければならない。それだけだ」

「ただ話すだけでは解決には不十分だ。改善すべき力学がある。チームは改善しつつあったが、この試合は後退だ。戦い続け、闘い続け、改善し続けなければならない」

今季初黒星からのバウンスバックを図るマドリーは、5日に行われるラ・リーガ第9節でビジャレアルとホームで対戦する。

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アトレティコがファンを永久追放…ダービーで物の投げ込み、今後は一切許容しない断固たる姿勢「規則に違反した場合、即時退場」

アトレティコ・マドリーは9月30日、レアル・マドリーとのマドリード・ダービーで物を投げ込んだファンを永久追放することを発表した。 事件は9月29日に行われたラ・リーガ第8節のマドリードダービーで発生。マドリーのGKティボー・クルトワに対してアトレティコのファンがライターを投げ込み、その後に試合は中断していた。 試合後、アトレティコは声明を発表し、ディエゴ・シメオネ監督も批判をしていた中、クラブが犯人に処分を下した。 「クラブは昨日(9月29日)、ダービー中に物を投げた責任があるとして、警察が警備部門と協力して特定した人物を会員から永久追放しました。我々の保安部門は引き続き警察と協力して残りの関係者を特定し、発見次第、永久追放する予定です」 「一方、クラブはこれまで検討されていなかった、身元を隠す目的で人の顔の識別を妨げるような物品や衣服をスタジアム内で使用することの禁止を内規に早急に盛り込む予定です。この規則に違反した場合、即時退場となります」 「あらゆる形態の暴力を根絶するというクラブの確固たる信念とスポーツの価値を守ることに疑いの余地はありません。今後もこのような行為の撲滅を目指し、全力で取り組んで参ります。少数の人々がユニークなファンベースのイメージを傷つけることを許してはなりません。昨日、大多数の人々が模範的な方法で示してくれました」 <span class="paragraph-title">【動画】ライターが投げ込まれたことを主審に訴えるクルトワとミリトン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zkkeIwGUfto";var video_start = 82;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.01 22:00 Tue

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