【CLリーグフェーズ第2節プレビュー②】荻原拓也vs南野拓実、マドリーやバイエルン、リバプール連勝スタートなるか

2024.10.02 18:00 Wed
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チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節残り9試合が2日に行われる。ここでは第2節2日目に開催されるカードの展望を紹介していく。

◆リーグフェーズ第2節②
▽10/2(水)
《25:45》
シャフタール vs アタランタ
ジローナ vs フェイエノールト
《28:00》
アストン・ビラ vs バイエルン
ディナモ・ザグレブ vs モナコ
リバプール vs ボローニャ
リール vs レアル・マドリー
ライプツィヒ vs ユベントス
シュトゥルム・グラーツ vs クラブ・ブルージュ
ベンフィカ vs アトレティコ・マドリー

◆CLデビュー弾の荻原が南野モナコと対峙
最注目はディナモ・ザグレブのDF荻原拓也とモナコのMF南野拓実による日本人対決。初戦のバイエルン戦で先発し、CLデビューを飾った荻原は後半開始5分に反撃の狼煙を上げるゴールを挙げた。勢い付いたチームはその後、1点差に迫るゴールを奪ったものの、そこからまさかの6失点。最終的には本気になったバイエルンに9失点惨敗を喫した。5バックの左サイドで守備に回っていた荻原だが、ワンチャンスを仕留めてインパクトを残した。クラブは大会記録の9失点惨敗を受けてヤキロビッチ監督を更迭。直近の国内リーグでは2連勝とバウンスバックしているが、モナコ相手に白星を飾れるか。
一方、初戦のバルセロナ戦では開始10分に退場を誘発するプレーでチームの金星に貢献した南野。その後の国内リーグでも2連勝と好調を維持するなか、直近のモンペリエ戦で完全休養を与えられた南野の躍動に期待したい。仮に右MFで出場することになれば、荻原とのマッチアップが見られそうだ。

◆王者マドリー、連勝スタートなるか
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初戦のシュツットガルト戦では終盤の2発で白星スタートとしたレアル・マドリーは、リールとのアウェイ戦に臨む。その後のラ・リーガでは2勝1分けとまずまずの結果を収めている。直近のアトレティコ・マドリーとのダービーではFWムバッペを負傷で欠いたなか、後半追加タイムでの失点により勝ち点2を失った。アラベス戦然り、終盤の失点が気になるところだが、初戦のスポルティングCP戦を退場者を出したなか、黒星スタートとなったリールを下して連勝発進となるか。
◆無慈悲バイエルン、連勝スタートなるか
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初戦のディナモ・ザグレブ戦をCL記録の9ゴール圧勝としたバイエルンは、直近のブンデスリーガでは昨季王者レバークーゼンと対峙し、優勢の末1-1のドロー。ブンデスでの開幕からの連勝が4で止まったが、チーム状態は良好。初戦のヤング・ボーイズ戦を3-0で快勝した力のあるアストン・ビラ相手に連勝スタートとなるか。

◆プレミア首位浮上リバプール、連勝スタートなるか
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敵地でのミラン戦を逆転で制し、白星スタートとしたリバプールはプレミアリーグでも格下をしっかりと退け、首位に浮上した。そのリバプールはボローニャと対戦。ミラン戦で得た勢いを持続している様子だが、イタリア勢との連戦で連勝スタートを切れるか。

MFユルドゥズのクラブ史上最年少CL弾などでPSVに3発快勝発進としたユベントスは、ライプツィヒと敵地で対戦。セリエAでは3試合連続ゴールレスドローと停滞していたが、直近のジェノア戦ではFWヴラホビッチのドッピエッタなどで3発快勝とした。初戦のアトレティコ・マドリー戦を1-2で惜敗したライプツィヒを退け連勝スタートとなるか。

そのライプツィヒに競り勝ったアトレティコはベンフィカとのアウェイ戦。直近のレアル・マドリー戦ではラストプレーでのVAR弾で引き分けに持ち込んだアトレティコ。価値あるドローとしたなか、この勢いをCLに持ち込めるか。

FWレテギのPK失敗があったなか、アーセナル相手にドローとして力のあるところを示したヨーロッパリーグ王者アタランタはシャフタールと、CLデビュー戦のパリ・サンジェルマン戦を惜敗したジローナは、レバークーゼンに4失点完敗スタートとなったフェイエノールトと対戦する。

◆リーグフェーズ第2節 結果
▽10/1(火)
ザルツブルク 0-4 ブレスト
シュツットガルト 1-1 スパルタ・プラハ
アーセナル 2-0 パリ・サンジェルマン
レバークーゼン 1-0 ミラン
ドルトムント 7-1 セルティック
バルセロナ 5-0 ヤング・ボーイズ
インテル 4-0 ツルヴェナ・ズヴェズダ
PSV 1-1 スポルティングCP
スロバン・ブラチスラヴァ 0-4 マンチェスター・シティ

2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。

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ナポリの新CB第一候補はオーストリア代表DFダンソ、新指揮官ガルシア監督が熱望

韓国代表DFキム・ミンジェ(26)の後釜を探すナポリは、RCランスのオーストリア代表DFケビン・ダンソ(24)を第一ターゲットにしているようだ。イタリア『イル・マッティーノ』が伝えている。 昨シーズンはセリエAを制覇すると共に、チャンピオンズリーグ(CL)でもベスト8入りを果たすなど躍進を遂げたナポリ。最終ラインを支えたキム・ミンジェは先日、バイエルン移籍が決まり、コソボ代表DFアミル・ラフマニの相方探しが急務となっている。 ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(26)の名前も噂に挙がっていた中、ナポリは新センターバック候補を少数に絞った模様。移籍金が4000万ユーロ(約62億1000万円)前後と推定されるウォルバーハンプトンのイングランド人DFマキシミリアン・キルマン(26)、ディナモ・ザグレブのクロアチア代表DFヨシプ・シュタロ(23)、ランスのダンソの3選手となっているようだ。 なかでも、今夏にナポリの新指揮官に就任したルディ・ガルシア監督はリーグ・アンをよく知ることから、ダンソの活躍を確信しているとのこと。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長に獲得を急かし、来週までには契約を成立させたいと考えているようだ。 一方、フランス方面からはランスがダンソとの契約を更新しようとしているという話も流れてきているようだが、イタリア『イル・マッティーノ』はダンソがナポリへの移籍を望んでいると主張。この噂を聞き流すだろうという見解を示している。 2021年夏からランスでプレーしているダンソは昨シーズン、センターバックのレギュラーとして公式戦40試合に出場。オーストリア代表では18歳だった2017年からプレーし、通算17試合に出場している。 2023.07.26 18:58 Wed
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クロアチア代表の未来…ディナモ・ザグレブの背番号「10」にレアル・マドリーやマンチェスター・Uが関心強める

クロアチア代表MFマルティン・バトゥリナ(21)に対するトップクラブの関心が上昇中か。 バトゥリナはクロアチア1部王者のディナモ・ザグレブで、かつてルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)も背負った背番号「10」を託されるセントラルハーフ。21歳の若さで攻撃を掌握し、すでにリーグ優勝4回を誇る。 今季はチャンピオンズリーグ(CL)初得点をゲットした一方、クロアチア代表としてユーロ2024のメンバーに滑り込み、大会後は過渡期に入ったチームの中で先発起用が増加…10月のポーランド代表戦で代表初得点を決めた。 まさに、クロアチア代表の「未来」。 そんなバトゥリナ、スペイン『Relevo』によると、レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドが大きな関心を寄せているといい、イギリス『TalkSport』は「来年1月のマーケットで動く可能性も排除できず」と伝える。 ユーロ後の成長は明らかだといい、現在の市場価値は、クロアチア1部でダントツNo.1の2000万ユーロ(約32.9億円)。近い将来、欧州5大リーグに進出するのは間違いなさそうだ。 2024.11.15 18:20 Fri
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ディナモ・ザグレブがファビオ・カンナバーロ氏を招へい、CLアーセナル戦が初采配に

ディナモ・ザグレブは29日、ファビオ・カンナバーロ氏(51)を新指揮官に招へいしたことを発表した。 ディナモ・ザグレブでは同日、9月よりセルゲイ・ヤキロビッチ氏の後を受けて就任したネナド・ビエリカ監督(53)を解任していた。 チャンピオンズリーグ(CL)では2勝2分け2敗とまずまずの戦績を収めているディナモ・ザグレブだが、国内リーグでは苦戦が続き勝ち点36で並ぶ首位リエカ、2位ハイデュク・スプリトから7ポイント差の3位に甘んじていた。 カンナバーロ氏は現役時代、ナポリやパルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーで活躍し、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)制覇に導いた稀代の名DF。 現役引退後は中国の広州恒大(現:広州FC)や、天津権健(現:天津天海)、中国代表を指揮。直近では今年4月下旬にウディネーゼの指揮官に途中就任し、就任時に残留圏内ギリギリの位置にいたチームを見事に残留に導いていた。 ちなみにライバルクラブのハイデュク指揮官は、アッズーリの元同僚であるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督。クロアチアの地でイタリア人指揮官同士の覇権争いが繰り広げられることになる。 初采配は来月22日のアウェイで行われるCLアーセナル戦となる。なお、DF荻原拓也に関しては保有元の浦和レッズ復帰の可能性が取り沙汰されている。 2024.12.30 11:00 Mon

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