GKとしては初、南雄太の引退試合開催が決定! クラブでのチームメイトvsシドニー五輪世代が対決「NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」

2024.09.30 13:55 Mon
2023シーズン限りで現役を引退した南雄太
©超ワールドサッカー
2023シーズン限りで現役を引退した南雄太
大宮アルディージャは30日、2023シーズン限りで現役を引退したGK南雄太(現・横浜FC HAMABLUEコミュニケーションオフィサー)の引退試合を開催することを発表した。

東京ヴェルディの下部組織育ちで、静岡学園高校から柏レイソルでプロ入り。18歳でJリーグデビューを果たすと、その後はロアッソ熊本、横浜FCでプレー。2021年夏に大宮アルディージャへと期限付き移籍し、2022年からは完全移籍に切り替え。2023シーズンをもって現役を引退した。

J1で266試合、J2で400試合に出場し、GKとして歴代最多の666試合出場を果たした守護神の引退試合開催が決定。「Yuta MINAMI Farewell Game」として12月21日(土)の13時からNACK5スタジアム大宮で開催される。
試合は、南雄太が在籍したクラブでともにプレーした選手で構成される「YUTA FRIENDS」と、U-20ワールドユース/U-23シドニー五輪世代の選手で構成される「BLUE LEGENDS」が対戦する。

南はクラブを通じて、今回の引退試合開催に向けてコメントしている。
「現役最後の試合から約1年が経とうとしております」

「この度、大宮アルディージャ、そして横浜FC他、関係者の皆さまのご尽力により、もう一度NACK5スタジアム大宮のピッチに立たせて頂ける事になりました」

「2023シーズンに現役引退を決断し、クラブにお伝えたしたところ引退会見、引退セレモニー、そしてこの引退試合を開催するというところまで大宮アルディージャとして約束してくれていました。こうして引退から1年後に約束通り、引退試合を開催していただける事に心より感謝申し上げます」

「また、現在HAMA BLUEコミュニケーションオフィサーとして活動している横浜FCもこの引退試合にご尽力いただき、2つのクラブが協力して開催する異例の引退試合となります。大宮アルディージャとして“初”の、またJリーグ史上ゴールキーパーとして“初”の引退試合を開催するにあたりこれまで所属したクラブで共に戦った選手や日本代表として戦った選手達にお声がけしております。スタジアムにご来場いただく皆さまに満足していただけるような豪華なメンバーとともにエンターテイメントをお見せ出来るよう自分も全力でプレーします!」

「満員のNACK5スタジアム大宮でプレー出来る事、もう一度現役時代を支えてくれたファン、サポーターの方々とお会い出来る事を今から心より楽しみにしています!それでは、NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」

南雄太の関連記事

ブラウブリッツ秋田は26日、大宮アルディージャのMF栗本広輝(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。 栗本は2013年に順天堂大学からHonda FCに入団。HondaではJFLで史上初の2年連続MVPを受賞していた。 その後、2019年からアメリカに渡り、USLチャンピオンシップ(2部)の3クラブでプ 2023.12.26 13:07 Tue
17日に行われる中村俊輔氏の引退試合「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」に追加の参加選手が決定した。 2022シーズン限りで現役を引退した中村氏。今シーズンから横浜FCのコーチを務めていた。 引退試合の開催が決定し、横浜FCで共に戦ったメンバーと、日本代表で共に戦ったメンバー 2023.12.12 18:30 Tue
元日本代表MF中村俊輔の引退試合、「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」の出場全選手が決定した。 2022シーズン限りで現役を引退した中村。今シーズンは最後のクラブとなった横浜FCでコーチに就任していたが、チームはJ1最下位となり、J2へ1年で降格していた。 その中村は、横浜F 2023.12.06 22:05 Wed
今シーズン限りで現役を引退したGK南雄太が、27日に現役引退会見を行った。 東京ヴェルディの下部組織育ちで、静岡学園高校から柏レイソルでプロ入り。18歳でJリーグデビューを果たすと、その後はロアッソ熊本、横浜FCでプレー。2021年夏に大宮アルディージャへと期限付き移籍し、2022年からは完全移籍に切り替え。今シ 2023.11.28 07:45 Tue
今シーズン限りで現役を引退したGK南雄太が、27日に現役引退会見を行った。 東京ヴェルディの下部組織育ちで、静岡学園高校から柏レイソルでプロ入り。18歳でJリーグデビューを果たすと、その後はロアッソ熊本、横浜FCでプレー。2021年夏に大宮アルディージャへと期限付き移籍し、2022年からは完全移籍に切り替え。今シ 2023.11.27 23:10 Mon

大宮アルディージャの関連記事

J3の関連記事

南雄太の人気記事ランキング

1

GKとしては初、南雄太の引退試合開催が決定! クラブでのチームメイトvsシドニー五輪世代が対決「NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」

大宮アルディージャは30日、2023シーズン限りで現役を引退したGK南雄太(現・横浜FC HAMABLUEコミュニケーションオフィサー)の引退試合を開催することを発表した。 東京ヴェルディの下部組織育ちで、静岡学園高校から柏レイソルでプロ入り。18歳でJリーグデビューを果たすと、その後はロアッソ熊本、横浜FCでプレー。2021年夏に大宮アルディージャへと期限付き移籍し、2022年からは完全移籍に切り替え。2023シーズンをもって現役を引退した。 J1で266試合、J2で400試合に出場し、GKとして歴代最多の666試合出場を果たした守護神の引退試合開催が決定。「Yuta MINAMI Farewell Game」として12月21日(土)の13時からNACK5スタジアム大宮で開催される。 試合は、南雄太が在籍したクラブでともにプレーした選手で構成される「YUTA FRIENDS」と、U-20ワールドユース/U-23シドニー五輪世代の選手で構成される「BLUE LEGENDS」が対戦する。 南はクラブを通じて、今回の引退試合開催に向けてコメントしている。 「現役最後の試合から約1年が経とうとしております」 「この度、大宮アルディージャ、そして横浜FC他、関係者の皆さまのご尽力により、もう一度NACK5スタジアム大宮のピッチに立たせて頂ける事になりました」 「2023シーズンに現役引退を決断し、クラブにお伝えたしたところ引退会見、引退セレモニー、そしてこの引退試合を開催するというところまで大宮アルディージャとして約束してくれていました。こうして引退から1年後に約束通り、引退試合を開催していただける事に心より感謝申し上げます」 「また、現在HAMA BLUEコミュニケーションオフィサーとして活動している横浜FCもこの引退試合にご尽力いただき、2つのクラブが協力して開催する異例の引退試合となります。大宮アルディージャとして“初”の、またJリーグ史上ゴールキーパーとして“初”の引退試合を開催するにあたりこれまで所属したクラブで共に戦った選手や日本代表として戦った選手達にお声がけしております。スタジアムにご来場いただく皆さまに満足していただけるような豪華なメンバーとともにエンターテイメントをお見せ出来るよう自分も全力でプレーします!」 「満員のNACK5スタジアム大宮でプレー出来る事、もう一度現役時代を支えてくれたファン、サポーターの方々とお会い出来る事を今から心より楽しみにしています!それでは、NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」 2024.09.30 13:55 Mon
2

中村俊輔の引退試合に4名が追加参加決定! 曽ヶ端準、小笠原満男、柳沢敦、宮本恒靖が参加

17日に行われる中村俊輔氏の引退試合「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」に追加の参加選手が決定した。 2022シーズン限りで現役を引退した中村氏。今シーズンから横浜FCのコーチを務めていた。 引退試合の開催が決定し、横浜FCで共に戦ったメンバーと、日本代表で共に戦ったメンバーが対戦。今回は日本代表チームの「J-DREAMS」に4名の選手が追加された。 新たに追加で参加が決まったのは、GK曽ヶ端準、DF宮本恒靖、MF小笠原満男、FW柳沢敦の4名。共にJリーグ、そして日本代表として活躍した選手となる。 ◆「YOKOHAMA FC FRIENDS」(※追加メンバー) GK 南雄太 竹重安希彦 DF 早川知伸 田所諒 田代真一 武田英二郎 伊野波雅彦 カルフィンヨンアピン 星キョーワァン MF 瀬古樹 松浦拓弥 小野智吉 齋藤功佑 佐藤謙介 奥大介 中里崇宏 内田智也 三浦淳宏 小野信義 松井大輔 中村俊輔 FW 久保竜彦 城彰二 瀬沼優司 永井雄一郎 福田健二 大久保哲哉 渡邉千真 草野侑己 ◆「J-DREAMS」(※追加メンバー) GK 川口能活 楢﨑正剛 曽ヶ端準※ DF 内田篤人 坪井慶介 駒野友一 松田直樹 田中マルクス闘莉王 長友佑都 中田浩二 三都主アレサンドロ 加地亮 中澤佑二 宮本恒靖※ MF 阿部勇樹 遠藤保仁 中村俊輔 中村憲剛 今野泰幸 福西崇史 本山雅志 明神智和 稲本潤一 小野伸二 小笠原満男※ FW 大黒将志 佐藤寿人 玉田圭司 大久保嘉人 高原直泰 鈴木隆行 柳沢敦※ 2023.12.12 18:30 Tue
3

中村俊輔引退試合の出場全選手が決定! 今季で引退のGK南雄太、日本代表で共に戦った中村憲剛や遠藤保仁らが追加

元日本代表MF中村俊輔の引退試合、「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」の出場全選手が決定した。 2022シーズン限りで現役を引退した中村。今シーズンは最後のクラブとなった横浜FCでコーチに就任していたが、チームはJ1最下位となり、J2へ1年で降格していた。 その中村は、横浜FCで引退試合を開催。横浜FCで共に戦ったメンバーで構成される「YOKOHAMA FC FRIENDS」と、日本代表で共に戦ったメンバーで構成される「J-DREAMS」の試合となる。 最終メンバーが決定した中、「YOKOHAMA FC FRIENDS」には今シーズン限りで大宮アルディージャで現役を引退したGK南雄太が追加。「J-DREAMS」には、出場者がいなかったGKに川口能活氏と楢﨑正剛氏、DFには長友佑都(FC東京)と三都主アレサンドロ氏、MFには遠藤保仁(ジュビロ磐田)、中村憲剛氏、明神智和氏が追加された。 試合は、12月17日(日)に開催される。 ◆「YOKOHAMA FC FRIENDS」(※追加メンバー) GK 南雄太※ 竹重安希彦 DF 早川知伸 田所諒 田代真一 武田英二郎 伊野波雅彦 カルフィンヨンアピン 星キョーワァン MF 瀬古樹 松浦拓弥 小野智吉 齋藤功佑 佐藤謙介 奥大介 中里崇宏 内田智也 三浦淳宏 小野信義 松井大輔 中村俊輔 FW 久保竜彦 城彰二 瀬沼優司 永井雄一郎 福田健二 大久保哲哉 渡邉千真 草野侑己 ◆「J-DREAMS」(※追加メンバー) GK 川口能活※ 楢﨑正剛※ DF 内田篤人 坪井慶介 駒野友一 松田直樹 田中マルクス闘莉王 長友佑都※ 中田浩二 三都主アレサンドロ※ 加地亮 中澤佑二 MF 阿部勇樹 遠藤保仁※ 中村俊輔 中村憲剛※ 今野泰幸 福西崇史 本山雅志 明神智和※ 稲本潤一 小野伸二 FW 大黒将志 佐藤寿人 玉田圭司 大久保嘉人 高原直泰 鈴木隆行 2023.12.06 22:05 Wed
4

大宮退団のMF栗本広輝が秋田に完全移籍「前に、前に、進みたい」

ブラウブリッツ秋田は26日、大宮アルディージャのMF栗本広輝(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。 栗本は2013年に順天堂大学からHonda FCに入団。HondaではJFLで史上初の2年連続MVPを受賞していた。 その後、2019年からアメリカに渡り、USLチャンピオンシップ(2部)の3クラブでプレー。USLチャンピオンシップ通算77試合出場で2得点の数字をマークしていた。 2022シーズンに大宮へと完全移籍で加入。するとJリーグデビュー戦ではセンターバックとして先発出場も、GK南雄太が負傷交代すると、後半にはGK上田智輝(現:藤枝MYFC)が負傷。すると、栗本が急造GKとしてプレーしていた。 1年目はJ2で21試合1得点、天皇杯で2試合に出場。今シーズンもJ2で22試合、天皇杯で1試合に出場していた。 秋田は栗本について「球際の強さや経験に基づいたポジショニングが武器のMF。積極的に攻撃参加もできる、BOX to BOXで活躍する選手」と紹介している。 栗本はクラブを通じてコメントしている。 「はじめまして。来シーズンからブラウブリッツ秋田に加入することになりました栗本広輝と申します。クラブの皆様と直接お話させていただいた際に、このクラブに加入して、人としても、選手としても、このクラブのサッカースタイルのように、前に、前に、進みたいと思いました」 「このクラブがより前進できるように、そして自分自身も更に成長できるように、自分の持っているものを全て出し尽くしたいと思います。ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」 2023.12.26 13:07 Tue
5

「柏の子供は雄太の背中を見て育つ」名フレーズも生んだ古巣・柏のサポーターを南雄太が語る「特殊なサポーターだけど大好き」

今シーズン限りで現役を引退したGK南雄太が、27日に現役引退会見を行った。 東京ヴェルディの下部組織育ちで、静岡学園高校から柏レイソルでプロ入り。18歳でJリーグデビューを果たすと、その後はロアッソ熊本、横浜FCでプレー。2021年夏に大宮アルディージャへと期限付き移籍し、2022年からは完全移籍に切り替え。今シーズンをもって現役を引退した。 チームはJ3へと降格したが、南は最終節の東京V戦で久々に出場。J1で266試合、J2で400試合に出場し、GKとして歴代最多の666試合出場を果たし、スパイクを脱ぐこととなった。 「ゴールデンエイジ」と呼ばれる世代で、小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)や高原直泰(沖縄SV)、遠藤保仁(ジュビロ磐田)らと同世代。U-20日本代表としては、2度のワールドユース(現:U-20ワールドカップ)に出場し、1999年大会は彼らとともに準優勝も経験した。 その南は柏でプロデビュー。12年間にわたってプレーし、加入当初はGK土肥洋一が正守護神としてプレー。そのポジションを奪うと、最後はGK菅野孝憲(現:北海道コンサドーレ札幌)にポジションを奪われ、熊本へと移籍していた。 プロ入りの18歳から30歳まで過ごした柏。南にとっては柏のサポーターの存在は特別であり、サポーターからは「柏の子供は雄太の背中を見て育つ」という名フレーズも作られ、Tシャツまで完成していた。 南はそのフレーズについて「あのフレーズに関しては、今でも言ってくれる人が結構いまして、素直に凄く嬉しいです」とコメント。また、サポーターの存在についても語り、苦いエピソードもありながら、感謝を口にした。 「柏のサポーターには自分を育ててもらったというか、若い時から出て、忘れもしないんですが、18歳の時に自分の調子があまり良くない時に西野さん(西野朗監督)が使い続けてくれて、その前には土肥さんが試合に出ていて、サポーターから“土肥コール”をされたときは物凄く堪えました」 「そういう厳しさもありながら、降格した時は凄く残って欲しいと言ってくださって、実際に残って1年で昇格した時は凄くサポーターと一緒に戦って乗り越えた気持ちもあります」 「12年いたということもありますし、今でもレイソルのサポーターは凄くメッセージくれたり、応援してくれたり、最終戦もレイソルのユニフォームを着て座ってくれた人も何人もいたり、サッカー選手としての基本となる、一番大事となる土台を作ってくれたのは、レイソルでの12年なので、レイソルのサポーターは凄く変わったというか特殊なサポーターで、あれはあれで大好きだったので、凄く誇れるサポーターです」 プロデビュー、リーグカップ優勝、そしてJ2降格、J1昇格と、多くのことを共に経験してきた南と柏のサポーターの絆は、この先の人生でも繋がったままになるだろう。 2023.11.28 07:45 Tue

大宮アルディージャの人気記事ランキング

1

大宮が迷惑行為を報告…試合前日に観戦者の場所取りと思われるペットボトルが放置、既に撤去

大宮アルディージャは27日、大宮公園内での迷惑行為を報告した。 大宮の本拠地であるNACK5スタジアム大宮がある大宮公園。試合観戦に訪れるファン・サポーターの待機列なども公園内に設置されている。 そんな中、一部のサポーターによる迷惑行為が発覚。試合観戦予定者による場所取りで、敷地内にペットボトルが置かれた行為が確認されたという。 クラブは声明を発表。迷惑行為を止めるように注意喚起している。 「本日、大宮公園内において、大宮アルディージャの試合観戦予定者の場所取りと思われる、敷地内にペットボトルなどを置いた行為が、大宮公園管理事務所にて確認されました」 「なお、大宮公園利用者からの指摘もあり該当する物品の撤去が実施されたことを、大宮公園管理事務所より報告いただきました。撤去された物品は、大宮公園管理事務所にて管理いただいております」 「大宮アルディージャを応援いただく皆さまにおかれましては、大宮公園利用者や大宮公園管理者の迷惑となる行為がないよう、ご理解とご協力をお願いいたします」 明治安田J3リーグを戦っている大宮は首位を独走中。大宮は28日の14時からホームでSC相模原と対戦する。 <span class="paragraph-title">【写真】大宮アルディージャが迷惑行為の様子を投稿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/tV2cgpn1C0">https://t.co/tV2cgpn1C0</a><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> ardija <a href="https://t.co/DJHSpZRCJg">pic.twitter.com/DJHSpZRCJg</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1839582149936140292?ref_src=twsrc%5Etfw">September 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.27 21:25 Fri
2

「ライプツィヒと同じアプローチで」レッドブル傘下で一歩踏み出した大宮、CEOが描く未来図「いつかこのクラブ出身の選手がヨーロッパへ」

「レッドブル・グループ」のCEO(最高校経営責任者)でもあり、RBライプツィヒでは会長を務めるオリバー・ミンツラフ氏が、RBライプツィヒやレッドブルグループの未来について言及。新たにグループに加わった大宮アルディージャについても語った。ドイツ『キッカー』が伝えた。 10月1日、大宮アルディージャを保有するRB大宮株式会社がスタート。レッドブル・グループとして正式に第一歩を踏み出すこととなった。 大宮は埼玉県さいたま市をホームタウンとするプロサッカークラブで、前身は1969年に結成された「電電埼玉サッカーチーム」。その後「電電関東サッカー部」「NTT関東サッカー部」とチーム名を変更し、1998年に大宮アルディージャとなった歴史を持つ。 2004年に初のJ1に昇格すると、毎年残留を争う苦しい戦いの中、10シーズン残留をギリギリで続けるなどし、「残留力」が話題に。それでも降格を経験した中、1年で復帰。J1史上最高位となる5位にも輝いたが、翌年に降格するとJ1に戻ることはできず。2024シーズンからはJ3にまで降格してしまった。 恵まれた環境とJリーグの中では資金を持っていたクラブでありながら、成績面ではリーグを代表するクラブになれなかった大宮。ついに3部にまで転落したものの、今シーズンは首位を独走しており、J2昇格、J3優勝が近づいている。 その大宮は、8月にエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社の株式を全て売却することを発表。RBライプツィヒやレッドブル・ザルツブルクなどを保有し、F1レーシングチームやアイスホッケーチームも保有するエナジードリンク事業をメインとしている「レッドブル・グループ」に入ることが決定した。 10月1日からその第一歩を踏み出した大宮だが、レッドブル・グループのクラブの魅力は若い才能を育ててステップアップさせるというもの。その中でもトップに立つRBライプツィヒは、ブンデスリーガでも上位を争うクラブにまで成長している。 フットボール部門の責任者でもあるミンツラフ氏は、グループの未来についてのインタビューに応える中、新たに仲間に加わった大宮についても言及。期待することを語っている。 「日本は非常に興味深い市場だ。Jリーグは非常にポジティブな発展を見せており、日本代表チームにはヨーロッパのトップリーグでプレーする選手が揃っている」 「我々のクラブは今シーズン、J2に再び昇格する可能性が高い。そして、ライプツィヒで成功に導いたものと同じアプローチで、徐々にJ1昇格に取り組んでいきたいと考えている」 「我々がノウハウと専門知識で彼らをサポートし、市場をより深く理解することが重要だ。そしてもちろん、我々はいつの日かここのクラブ出身の選手がヨーロッパへステップアップすることを願っている」 ヨーロッパの舞台で多くの日本人選手が活躍している現状、特にブンデスリーガではこれまで多くの選手が活躍していたこともあり、よく知る存在に。ザルツブルクには古くは三都主アレサンドロ、宮本恒靖らが在籍し、近年では南野拓実や奥川雅也、そして今シーズンから川村拓夢も加わるなど、日本人とも縁がある。 その中で、都市圏にあり、トレーニング場など環境面も整っている大宮を買収。下部組織にはアンダー世代の代表選手も多くおり、レッドブル・グループのフィロソフィーに合っているとも言えるクラブだった。 徐々に日本という市場で成長していくことを目指すというミンツラフ氏。まずはしっかりとJ2に昇格し、J1昇格、J1上位を目指すまでに成長できるのか。他のJリーグクラブもその変化には注目せざるを得なくなるだろう。 2024.10.01 23:45 Tue
3

RB大宮株式会社の役員体制が発表! 佐野秀彦社長&原博実フットボール本部長は留任、本部から2人が役員に就任

大宮アルディージャは1日、「RB(アールビー)大宮株式会社」の役員体制について発表した。 大宮は8月6日、大宮アルディージャおよび大宮アルディージャVENTUSを運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社が発行する全株式(100%)を、オーストリアのレッドブル・ゲーエムベーハーと東日本電信電話株式会社が株式譲渡契約を締結したことを発表した。 9月24日には、株式譲渡の目処が立ち、新会社は「RB大宮株式会社」となることが発表されていた中、10月1日を迎え、新体制がスタートした。 代表取締役社長はエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社の社長を務めていた、佐野秀彦氏が留任。代表取締役 兼 フットボール本部長に原博実氏が就任した。 また、非常勤の代表取締役には、ミヒャエル・バッヒンガー氏が就任。バッヒンガー氏は、『レッドブル』のCFO(最高財務責任者)を務めている人物で、財務戦略の立案、執行を行う責任者でもある。 監査役には非常勤でマルクス・トゥルネル氏が就任した。 レッドブルは株式譲渡にあたりコミットメントを発表。「ホームタウン・さいたま市で引き続き活動を継続する」こと。さらに、「これまでクラブがステークホルダーと育んできたチーム名やクラブカラーなどをリスペクトし、クラブが積み重ねてきた26年の歴史をベースに積極的に新たな挑戦を行っていくことで「継続と発展」を示し、クラブ理念の実現と成長循環型クラブとしての取り組みをより加速させて行く」としていた。 2024.10.01 17:10 Tue
4

GKとしては初、南雄太の引退試合開催が決定! クラブでのチームメイトvsシドニー五輪世代が対決「NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」

大宮アルディージャは30日、2023シーズン限りで現役を引退したGK南雄太(現・横浜FC HAMABLUEコミュニケーションオフィサー)の引退試合を開催することを発表した。 東京ヴェルディの下部組織育ちで、静岡学園高校から柏レイソルでプロ入り。18歳でJリーグデビューを果たすと、その後はロアッソ熊本、横浜FCでプレー。2021年夏に大宮アルディージャへと期限付き移籍し、2022年からは完全移籍に切り替え。2023シーズンをもって現役を引退した。 J1で266試合、J2で400試合に出場し、GKとして歴代最多の666試合出場を果たした守護神の引退試合開催が決定。「Yuta MINAMI Farewell Game」として12月21日(土)の13時からNACK5スタジアム大宮で開催される。 試合は、南雄太が在籍したクラブでともにプレーした選手で構成される「YUTA FRIENDS」と、U-20ワールドユース/U-23シドニー五輪世代の選手で構成される「BLUE LEGENDS」が対戦する。 南はクラブを通じて、今回の引退試合開催に向けてコメントしている。 「現役最後の試合から約1年が経とうとしております」 「この度、大宮アルディージャ、そして横浜FC他、関係者の皆さまのご尽力により、もう一度NACK5スタジアム大宮のピッチに立たせて頂ける事になりました」 「2023シーズンに現役引退を決断し、クラブにお伝えたしたところ引退会見、引退セレモニー、そしてこの引退試合を開催するというところまで大宮アルディージャとして約束してくれていました。こうして引退から1年後に約束通り、引退試合を開催していただける事に心より感謝申し上げます」 「また、現在HAMA BLUEコミュニケーションオフィサーとして活動している横浜FCもこの引退試合にご尽力いただき、2つのクラブが協力して開催する異例の引退試合となります。大宮アルディージャとして“初”の、またJリーグ史上ゴールキーパーとして“初”の引退試合を開催するにあたりこれまで所属したクラブで共に戦った選手や日本代表として戦った選手達にお声がけしております。スタジアムにご来場いただく皆さまに満足していただけるような豪華なメンバーとともにエンターテイメントをお見せ出来るよう自分も全力でプレーします!」 「満員のNACK5スタジアム大宮でプレー出来る事、もう一度現役時代を支えてくれたファン、サポーターの方々とお会い出来る事を今から心より楽しみにしています!それでは、NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」 2024.09.30 13:55 Mon
5

レッドブルに株式譲渡の大宮アルディージャ、10月1日に社名が「RB大宮株式会社」に変更

大宮アルディージャは24日、株式譲渡に伴い社名が変更することを発表した。 大宮は8月6日、大宮アルディージャおよび大宮アルディージャVENTUSを運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社が発行する全株式(100%)を、オーストリアのレッドブル・ゲーエムベーハーと東日本電信電話株式会社が株式譲渡契約を締結したことを発表した。 大宮は埼玉県さいたま市をホームタウンとするプロサッカークラブで、前身は1969年に結成された「電電埼玉サッカーチーム」。その後「電電関東サッカー部」「NTT関東サッカー部」とチーム名を変更し、1998年に大宮アルディージャとなっていた。 26年目となるシーズンは、クラブ史上初となるJ3を戦っている中、チームは首位を独走中。1年でのJ2復帰に邁進している中、クラブの譲渡が決定。9月中に株式が譲渡されると発表されていた。 そんな中24日、クラブは9月中に株式譲渡に関して、諸手続きが完了すると発表。10月1日付で、「エヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社」から「RB(アールビー)大宮株式会社」に社名が変更すると発表した。 なお、チーム名やクラブカラーに関しては、リスペクトしていくと既に発表されており、現時点でどう変化するのかは未定となっている。 2024.09.24 15:47 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly