「フォレスト戦は何かが間違っていた」ミラン戦前にリバプール指揮官が改善誓う、新加入キエーザは「数分間プレーできるだろう」

リバプールのアルネ・スロット監督は、チャンピオンズリーグ(CL)を前に敗北から立ち直る必要があると語った。イギリス『ミラー』が伝えている。新たに就任したアルネ・スロット監督の下で、プレミアリーグ開幕から3連勝と好スタートを切っていたリバプール。しかし、先週末に行われた第4節のノッティンガム・フォレスト戦では守りを固める相手を攻略できず、カウンターで失点を許すとホームでありながら0-1で敗北を喫することになった。今季初黒星となったリバプールは、17日に開幕するCLでミランと対戦。試合当日が47回目の誕生日となるスロット監督はミランへのリスペクトを口にしつつ、チームは改善の必要があると語っている。
「誕生日が重要でない日になるのは、私にとって初めてだと思う。明日は大事な試合であり、この2クラブの歴史やスタジアムを考えると楽しみでもある。他チームとの対戦を恐れる監督はいないが、我々はミランを大いにリスペクトしている。彼らにはクオリティがあるからだ」

「彼らは先週末に4-0と非常に良い勝利を収めており、好調であることを示した。私は恐れているという言葉を使うつもりはないが、彼らを大いに尊敬している」「我々は素晴らしいとは言えなくとも、良いスタートは切れた。誰もが自分の意見を持っていると思うが、(フォレスト戦の敗因を)ターンオーバーしなかったからとするのは単純すぎる。もちろん、ホームでポイントを落としたのだから、何かが間違ってはいた」

「フォレスト戦は我々にとって難しい試合だった。勝てなかったときは、できるだけ多くの議論に目を向けている。試合を振り返り、我々がうまくできなかった点を見たい。だが、ローテーションの有無とは関係ないだろう。私がそれをしていても、勝てたかどうかは分からない」

また、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、スロット監督はN・フォレスト戦でベンチ入りもしなかった新戦力のフェデリコ・キエーザにも言及。先発はなくとも、途中交代から出番を得る可能性があると示唆した。

「彼は先発するための十分な準備ができていない。だが、我々と共にいるということは、数分間プレーできると意味している。ベンチからのスタートにはなるだろうがね」

「ユーロの後、彼はユベントスに戻り一人で練習していたから、我々はまだ彼をチームに入れる準備をしなければならない。良い点は、彼が1人でも非常に熱心に練習して、チームとうまくやってくれていることだ。我々には彼が必要であり、数分間はプレーできるだろう」