ドルトムントで出場機会を失っていたムココ、ニースへ買取OP付きレンタル

2024.08.29 05:30 Thu
Getty Images
ニースは28日、ドルトムントの元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。フランス『レキップ』によると買い取る際の移籍金は1800万ユーロ(約28億9000万円)とのこと。
PR
16歳1日でブンデスリーガデビューを飾り、最年少出場記録を保持するムココ。カタールW杯では18歳でドイツ代表メンバーにサプライズ初招集された有望なタレントだが、同大会限りでドイツ代表からはフェードアウトしていた。昨季に関してもFWニクラス・フュルクルクの控えに甘んじ、ブンデスリーガでは4試合のスタメン出場に留まっていた。
契約を巡る“モノ言う代理人”が付いていることもあってドルトムントとの関係が悪かった中、新天地フランスで飛躍を誓う。

PR

ユスファ・ムココの関連記事

元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)が新天地ニースの本拠地デビューで、挨拶がわりの2得点1アシストだ。ドイツ『ビルト』が伝える。 ドルトムントとの関係が事実上破綻、先月下旬にニースへの買い取りオプション付きのレンタル移籍が決まったムココ。モノ言う代理人がいることも原因のひとつだが、ともかくリーグ・アンで再出発 2024.09.21 15:45 Sat
ドルトムントに朗報が2つ。ドイツ『ビルト』が伝えている。 26日、ファブリツィオ・ロマーノ氏などが、ドルトムントの元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)がニースに1年レンタル+買取OP付きで移籍へ、とレポート。 『ビルト』もこの方向で間違いないと伝え、ムココもニースと個人間合意。ドルトムントで大きな問題と 2024.08.28 14:40 Wed
元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)の新天地がようやく決まった。 カタールW杯のドイツ代表メンバーに18歳でサプライズ初招集、同大会限りでドイツ代表からフェードアウトしたムココ。 ドルトムントで定位置を確固たるものとできていないこと、契約を巡る“モノ言う代理人”が付いていること…現在、クラブとの関係は最 2024.08.26 22:05 Mon
元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)のレアル・ベティス行きが破談した。ドイツ『ビルト』が伝えている。 ドルトムント所属の19歳ムココ。22-23シーズン前半戦の躍動でカタールW杯行きを掴んだアタッカーだが、その後は定位置確保に苦しむなど停滞し、同大会を最後に招集がない。 現在はクラブとの関係が最悪水準ま 2024.08.22 14:20 Thu
ドルトムントのドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)にスペイン行きの可能性が浮上している。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 若くしてドルトムントのアカデミーで頭角を表すと、2020年7月に15歳でファーストチームに昇格。2022にはドイツ代表にも選ばれ、カタール・ワールドカップ(W杯)に17歳で出場するなど、 2024.08.19 07:00 Mon

ニースの関連記事

リーグ・アン第9節、ニースvsモナコが27日にアリアンツ・リヴィエラで行われ、ホームのニースが2-1で逆転勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は75分までプレーした。 首位のパリ・サンジェルマンと同勝ち点で2位に付ける開幕から無敗の絶好調モナコは、8位のニースとのコートダジュール・ダービーに臨んだ。直近のチャンピ 2024.10.28 03:02 Mon
ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、マンチェスター・ユナイテッドのフットボール部門を担う「INEOS」について語った。 かつてアーセナルで活躍した33歳ラムジーは、現在イングランド2部・カーディフに所属。昨季リーグ・アンのニースで1年間プレーし、今季から故郷クラブへ凱旋した格好だ。 前所属ニースはジム・ 2024.10.22 15:45 Tue
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、ニース戦を振り返った。スペイン『El Desmarque』が伝えた。 25日、ヨーロッパリーグ(EL)第1節でソシエダはニースと対戦。アウェイでの初戦となった。 日本代表MF久保建英はベンチ入りを果たしたものの出番はなし。試合は18分にアンデル・バレネチェアの 2024.09.26 13:15 Thu
レアル・ソシエダは25日、ヨーロッパリーグ(EL)開幕節でニースとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。 ソシエダのMF久保建英はベンチ入りも出場しなかった。 昨季ラ・リーガ6位でELに回ったソシエダは、今季のラ・リーガで1勝2分け4敗スタートと躓いたなか、[5-3-2]を採用。久保がベンチスタートとなっ 2024.09.26 06:05 Thu
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、批判する人間を見返したいと語った。スペイン『マルカ』が伝えている。 日本代表MF久保建英の所属するソシエダは、夏の移籍市場で数人の主力選手が去った影響もあってスタートダッシュに失敗。ラ・リーガ7試合で1勝2分け4敗と苦しんでおり、リーグ16位と低迷している。 2024.09.25 16:55 Wed

リーグ・アンの関連記事

オナイウ阿道の所属するオセールは3日、リーグ・アン第10節でスタッド・レンヌと対戦し4-0で勝利した。オナイウは78分からプレー、92分に今季2点目を記録している。 リーグ戦2試合負けなしの13位オセールが、11位レンヌをホームに迎えた一戦。オセールのオナイウは3試合連続のベンチスタートとなった。 オセール 2024.11.04 03:11 Mon
スタッド・ランスは3日、リーグ・アン第10節でトゥールーズと対戦し0-1で敗戦した。ランスの伊東純也、中村敬斗はフル出場している。 リーグ戦2連敗中の7位ランスが、前節のモンペリエ戦で5試合ぶりの白星を飾った16位トゥールズのホームに乗り込んだ一戦。ランスは伊東純也、中村敬斗を両ウイングに配置した[4-3-3]の 2024.11.04 01:05 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)は2日、リーグ・アン第10節でRCランスと対戦し1-0で勝利した。 前節行われたマルセイユとの“ル・クラスィク”に完勝した首位PSGは、その試合から先発を3人変更。イ・ガンイン、ザイール=エメリ、GKドンナルンマに代えてアセンシオ、ファビアン・ルイス、GKサフォノフを先発で起用した。 2024.11.03 03:35 Sun
モナコは1日、リーグ・アン第10節でアンジェをホームに迎え、0-1で敗れた。モナコのMF南野拓実はフル出場している。 前節ニースに敗れて今季初黒星を喫した2位モナコ(勝ち点20)は、南野がフラットな[4-4-2]の左MFで先発となった。 前節今季初勝利を挙げた15位アンジェ(勝ち点7)に対し、互角の攻防で立 2024.11.02 05:04 Sat
今シーズンからレアル・マドリーでプレーするフランス代表FWキリアン・ムバッペ。今年9月にはリーグ・ドゥ(フランス2部)のカーンのオーナーとなったが、古巣の買収にも動いていたようだ。スペイン『アス』が伝えた。 パリ・サンジェルマン(PSG)からマドリーへと完全移籍したムバッペ。移籍後の9月にはフットボール史上最年少 2024.11.01 12:15 Fri

記事をさがす

ユスファ・ムココの人気記事ランキング

1

ドルトムントとの関係は最悪…ムココのニース移籍が今夏中に成立へ

元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)の新天地がようやく決まった。 カタールW杯のドイツ代表メンバーに18歳でサプライズ初招集、同大会限りでドイツ代表からフェードアウトしたムココ。 ドルトムントで定位置を確固たるものとできていないこと、契約を巡る“モノ言う代理人”が付いていること…現在、クラブとの関係は最悪と言って差し支えないレベルまで落ち込む。 開幕戦も当然のようにメンバー外で、もはや居場所なし。ただ、レアル・ベティスへの移籍は先方があっさりヴィトール・ロッキを選んだことで破談。ムココは個人間で合意も、ベティスに獲得への執念がなかったことが明白だ。 ともあれ、フランス『レキップ』いわく、リーグ・アンのニースが新天地になるとのこと。 1年ローンを軸に、現在も買い取り条項に関する協議が続いているそうだが、どのみちマーケット閉幕までには成立するとされ、ドルトムントも「買取義務」に執着していないそう。 ファブリツィオ・ロマーノ氏も買い取りオプションでの1年ローンになると伝えている。 2024.08.26 22:05 Mon
2

本当は18歳ではなく22歳? ドルトムントの至宝・ムココに年齢詐称疑惑が再燃、出生証明書の真偽が問われることに

去就が騒がしいドルトムントとドイツ代表の至宝であるFWユスファ・ムココ(18)だが、とんでもない疑惑が浮上している。 世代別のドイツ代表でも活躍し、ドルトムントのアカデミーで育ったムココ。13歳でU-17カテゴリーでプレーし、U-16ドイツ代表もプレーすると、UEFAユースリーグでは史上最年少得点記録を樹立。15歳でファーストチームに合流し、16歳と1日でブンデスリーガデビューを果たした逸材だ。 カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーにも選出され、18歳での出場はドイツ代表のW杯最年少出場記録を更新することに。将来が大きく期待されている。 ドルトムントとの契約が今夏までとなっており、クラブは契約延長の意思を示しているものの、首をまだ縦に振ってはいない。一方で、海外からのビッグオファーも舞い込んでおり、去就が注目されている状況。今週中に結論を出すようにドルトムントが最後通告を出したとも報じられた。 しかし、そのムココに対して衝撃のスキャンダルが舞い込むこととなった。それが年齢詐称疑惑だ。 ムココはカメルーンにもルーツを持っており、生まれもカメルーン。カメルーンといえば、国内での年齢詐称が横行し、先日はU-17カメルーン代表で30人以上が年齢詐称をしていたことが発覚。カメルーンサッカー連盟(Fecafoot)のサミュエル・エトー会長も、年齢詐称撲滅に動いている1人だ。 イギリス『デイリー・メール』によると、ムココは18歳ではなく22歳であると主張。2000年に生まれたことを示す出生証明書があると主張している。 最近の出来事から考えれば、可能性を否定はできない状況。各世代でのずば抜けた活躍ぶりも、4歳年齢が上であると考えれば、驚きもなくなってしまう。 ムココはカメルーンで生まれ育ち、2014年にジョセフ・ムココ氏の養子となり、ドイツのハンブルクへと移住。ドイツ国籍を取得していた。 当時から年齢については疑いがかけられていたものの、その可能性は否定されていたが、今回のカメルーンでの年齢詐称騒動を受けて再燃。すでに関係が崩壊してしまっている養父母によるリークと見られている。 一方で、ドイツ『ビルト』はこの出生証明書が正しいものかどうかが疑わしいと報道。本物ではない可能性を指摘している。 カメルーンでは出生証明書による詐欺行為は常習化しており、1つのビジネスにもなっている状況。偽造して若返らせることで、有望な選手の年齢を偽り、ヨーロッパのクラブへと売り込んで多額の金銭を受け取るというものだ。 MRI検査での年齢確認という方法もあるが、ドイツサッカー連盟(DFB)とドルトムントは、この検査も信頼に値しないと判断し拒否。成長度合いは人により異なることが理由とされており、「疑わしきは罰せず」というところだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】このプレーは18歳?22歳?ムココ、圧巻のゴール集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JOJtswSYFMY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.01.17 11:50 Tue
3

ムココにとってはベリンガムより香川真司?ドルトムントの歴代ベストイレブンに選出「彼がピッチで一番の選手だった」

ドルトムントのドイツ代表FWユスファ・ムココが、クラブの歴代ベストイレブンを選出。セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司の名前もあがっている。 ドルトムントの下部組織出身のムココ。ユース時代から神童として名を馳せ、2020-21シーズンに16歳の若さでプロデビューを果たすと、カタール・ワールドカップ(W杯)にもドイツの史上最年少選手として参加した。 ユース時代からファーストチームを見てきたムココにとっては、香川の存在も特別なようだ。これまでドルトムントに所属した選手の中から夢のベストイレブンを組むという企画で、香川を中盤に選出している。 ムココは、香川を選んだ理由について、実際に観たという2011-12シーズンのDFBポカール決勝バイエルン戦(ドルトムントが5-2で勝利)のプレーをあげている。 この試合で1ゴール1アシストをマークした香川のプレーについて、「5-2で勝ったバイエルンとの決勝を観ていた。そして彼がピッチで一番の選手だと思った。彼はアシストを決め、自分でもゴールを決めていたと思う」と絶賛。さらに、「インテリジェンスに溢れ、常に100%を出してくれるから、自分のチームに入れたい」とその特長を語っている。 ドルトムントでプレーした中盤の選手と言えば、今をときめくイングランド代表MFジュード・ベリンガムやドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンらもいる中で、それを押しのけての選出。ムココにとっては、決勝での香川の活躍は余程インパクトが大きかったようだ。 また、ムココは香川以外にも2010年代にドルトムントでプレーしていた選手を多数選出。自身のデビュー前に観ていた選手たちへの憧れを感じさせるベストイレブンとなっていた。 ◆ムココが選ぶドルトムントの歴代ベストイレブン(ドルトムントでプレーした年) GK ロマン・ビュルキ(2015-2022) DF マルセル・シュメルツァー(2008-2022) ネヴェン・スボティッチ(2008-2018) マッツ・フンメルス(2008-2016、2019-) ウカシュ・ピシュチェク(2010-2021) MF ウスマーヌ・デンベレ(2016-2017) 香川真司(2010-2012、2014-2019) マルコ・ロイス(2012-) ジェイドン・サンチョ(2017-2021) FW ロベルト・レヴァンドフスキ(2010-2014) アーリング・ハーランド(2020-2022) <span class="paragraph-title">【動画】ムココが選ぶドルトムントの歴代ベストイレブン(香川についての言及は1:41~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="q5v9xy5QQog";var video_start = 180;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.21 14:20 Tue
4

19歳の“元”ドイツ代表FW...ムココが新天地ニースの本拠地デビュー戦で2得点1アシスト、再起へ上々のスタート

元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)が新天地ニースの本拠地デビューで、挨拶がわりの2得点1アシストだ。ドイツ『ビルト』が伝える。 ドルトムントとの関係が事実上破綻、先月下旬にニースへの買い取りオプション付きのレンタル移籍が決まったムココ。モノ言う代理人がいることも原因のひとつだが、ともかくリーグ・アンで再出発することとなった。 14日の第4節・マルセイユ戦(A)で途中出場からデビューし、そして20日の第5節・サンテチェンヌ戦(H)で加入後初スタメン。 チームが8-0とよもやの大勝を収めたなか、2シャドーの一角に入ったムココもシュート2本で2得点。26分のヘディング弾で新天地初ゴールとし、36分には5-0とするアシストも。39分にはスルーパスに抜け出して自身2得点とした。 前半だけで6-0となったこともあり、ムココは62分でお役御免。本拠地デビューで挨拶がわりの2得点1アシストとなり、再起に向けた上々の発進となった格好だ。 ムココの買取OPは最大2000万ユーロ(約32.1億円)。基本が1700万ユーロ(約27.3億円)に設定されているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】自身2点目で笑顔を取り戻したムココ(0:23〜)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> | Jeu, set… et c’est pas fini ! <a href="https://twitter.com/hashtag/OGCNASSE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OGCNASSE</a> <a href="https://t.co/oOe0auJXoH">pic.twitter.com/oOe0auJXoH</a></p>&mdash; DAZN France (@DAZN_FR) <a href="https://twitter.com/DAZN_FR/status/1837218151764767128?ref_src=twsrc%5Etfw">September 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.21 15:45 Sat
5

ドルトムントで出場機会を失っていたムココ、ニースへ買取OP付きレンタル

ニースは28日、ドルトムントの元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。フランス『レキップ』によると買い取る際の移籍金は1800万ユーロ(約28億9000万円)とのこと。 16歳1日でブンデスリーガデビューを飾り、最年少出場記録を保持するムココ。カタールW杯では18歳でドイツ代表メンバーにサプライズ初招集された有望なタレントだが、同大会限りでドイツ代表からはフェードアウトしていた。 昨季に関してもFWニクラス・フュルクルクの控えに甘んじ、ブンデスリーガでは4試合のスタメン出場に留まっていた。 契約を巡る“モノ言う代理人”が付いていることもあってドルトムントとの関係が悪かった中、新天地フランスで飛躍を誓う。 2024.08.29 05:30 Thu

ニースの人気記事ランキング

1

自滅のモナコがダービーに敗れて今季初黒星…南野拓実は幻アシストなど見せ場つくる【リーグ・アン】

リーグ・アン第9節、ニースvsモナコが27日にアリアンツ・リヴィエラで行われ、ホームのニースが2-1で逆転勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は75分までプレーした。 首位のパリ・サンジェルマンと同勝ち点で2位に付ける開幕から無敗の絶好調モナコは、8位のニースとのコートダジュール・ダービーに臨んだ。直近のチャンピオンズリーグのツルヴェナ・ズヴェズダ戦で2ゴール1アシストの圧巻の活躍を見せた南野はトップ下でスタメンに入った。 立ち上がりからボールの主導権を握ったモナコは南野やアクリウシュといった2列目の選手を起点に揺さぶりをかけていく。 22分にはその南野が左サイドでうまく背後へ抜け出すと、そのまま馬力のある仕掛けでボックス内に持ち込んでゴールライン際でプルバック。これをエンボロがダイレクトで蹴り込んでゴールネットを揺らす。だが、南野の見事なアシストは抜け出しのタイミングでのオフサイドを取られてしまい、ノーゴールの判定に。 以降は五一進一退の攻防が繰り広げられた中、モナコが先にゴールをこじ開ける。39分、カウンターからアクリウシュの絶妙なスルーパスでボックス右に抜け出したエンボロがニアを見せながらファーポストに右足シュートを流し込み、スイス代表が公式戦2試合連続ゴールを挙げた。 これで一気にモナコペースかに思われたが、前半終了間際に大きく流れが変わる。前半アディショナルタイム1分にアブディのFKをゴール前のゲサンに打点の高いヘディングシュートで叩き込まれて同点に追いつかれると、この直後にはチョと小競り合いを起こしたヴァンデウソンが2枚目のイエローカードをもらって退場に。 1-1のタイに戻された上、数的不利を背負って後半を迎えたモナコはマガサを下げてハーフタイム明けにディアタを右サイドバックに投入。これで南野は[4-4-1]の左サイドにポジションを変えた。 後半は数的優位のニースが押し込む展開が続くも、守護神マイェッキら守備陣が身体を張って凌ぐ。その中でモナコもカウンターからカマラの強烈なミドルシュートなどで反撃の機会を窺う。 70分には南野に後半最初の決定機。前線で粘ったエンボロからのスルーパスで左サイドのスペースに抜け出すと、DF2枚を相手にボックス内でカットインシュートを試みるが、股抜きを狙ったシュートはブロックされて枠の右に外れた。 すると、このプレーで得た右CKの流れから思わぬ形でスコアが動く。71分、右CKを撥ね返された流れから最後尾のディアタが周囲を確認せずにバックパスしたボールをラボルドにかっさらわれると、そのままゴール前まで運ばれてGKとの一対一を決められた。 痛恨のミスで逆転を許したモナコは直後に南野とカマラを下げてベン・セギル、イレニーエナとフレッシュなアタッカーを同時投入。だが、後半終盤にかけてはニースの攻撃を防ぐのが精いっぱいという苦しい展開のままタイムアップを迎えた。 この結果、軽率な退場とミス絡みの失点によって自滅したモナコはダービーで痛恨の逆転負けを喫し、今季初黒星を喫することになった。 ニース 2-1 モナコ 【ニース】 エヴァン・ゲサン(前46) ガエタン・ラボルド(後26) 【モナコ】 ブリール・エンボロ(前39) 2024.10.28 03:02 Mon
2

ユナイテッドのトディボ獲得はほぼ不可能…共同オーナーのラトクリフ氏がUEFA非難「選手にとってフェアではない」

マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーを務めるジム・ラトクリフ氏が欧州サッカー連盟(UEFA)の規定に不満を漏らした。『The Athletic』が伝えた。 2月にユナイテッドの株式27.7%を取得し、新共同オーナーとなったラトクリフ氏。首脳陣の入れ替えなどクラブ体制を整えている上、老朽化などが問題視されていた施設の改修にも着手している。 一方、ラトクリフ氏が会長を務めるイギリスの大手化学企業『INEOS』はリーグ・アンのニースを所有。元フランス代表DFラファエル・ヴァランが退団するユナイテッドは、ニースのフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(24)への関心も噂されていた。 しかし、UEFAは先月、同一オーナーが務めるクラブが同一大会に出場するシーズン中、両クラブ間の選手取引を控えるよう警告。トディボのユナイテッド移籍の可能性は限りなく低くなったと考えられている。 そんななか、ラトクリフ氏はアメリカ『ブルームバーグ』のインタビューで、具体的な選手名こそ明かさなかったものの、UEFAから移籍を差し止められたと明言。選手にとっても損な規定だと非難した。 「彼ら(UEFA)は彼をプレミアリーグの他のクラブに売ることはできるが、マンチェスター・ユナイテッドに売ることはできないと言っている」 「それは選手にとってフェアではないし、何が得られるのかも私にはわからない」 さらに、ラトクリフ氏はエリク・テン・ハグ監督の続投へ向かっている問題にも触れ、「中心的な問題ではない」とコメント。「全てを改善する」「今のレアル・マドリーのような存在になる」と野心も口にしたが、立ちはだかる数々の困難を乗り越えられるのだろうか。 2024.06.20 18:11 Thu
3

ドルトムントとの関係は最悪…ムココのニース移籍が今夏中に成立へ

元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)の新天地がようやく決まった。 カタールW杯のドイツ代表メンバーに18歳でサプライズ初招集、同大会限りでドイツ代表からフェードアウトしたムココ。 ドルトムントで定位置を確固たるものとできていないこと、契約を巡る“モノ言う代理人”が付いていること…現在、クラブとの関係は最悪と言って差し支えないレベルまで落ち込む。 開幕戦も当然のようにメンバー外で、もはや居場所なし。ただ、レアル・ベティスへの移籍は先方があっさりヴィトール・ロッキを選んだことで破談。ムココは個人間で合意も、ベティスに獲得への執念がなかったことが明白だ。 ともあれ、フランス『レキップ』いわく、リーグ・アンのニースが新天地になるとのこと。 1年ローンを軸に、現在も買い取り条項に関する協議が続いているそうだが、どのみちマーケット閉幕までには成立するとされ、ドルトムントも「買取義務」に執着していないそう。 ファブリツィオ・ロマーノ氏も買い取りオプションでの1年ローンになると伝えている。 2024.08.26 22:05 Mon
4

リリアン・テュラムの元代理人が息子ケフランのレアル行きを後押し「アンチェロッティに推薦している」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ニースのフランス代表MFケフラン・テュラム(22)を意識しているかもしれない。スペイン『アス』が伝えた。 元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子であり、兄弟にはインテルでプレーする兄・マルクスがいるケフラン。モナコでプロデビューを飾ると2019年7月にニースへと移り、在籍5年目を迎えている。 3月にフランス代表デビューも飾ったケフランは、昨シーズン、中盤のレギュラーとしてリーグ・アンの35試合に出場。今夏はバイエルンやリバプールからの関心も報じられた中、結局ニースに残留し、現在リーグ2位につけるチームを主力として支えている。 そんなケフランについて、元イタリア代表FWでありながら、リリアン・テュラム氏の代理人も務めたオスカル・ダミアーニ氏がコメント。フランスのレジェンドの息子の将来について語った。 「ケフランはレアル・マドリーの方が合うだろう。私はすでにカルロ・アンチェロッティに彼を推薦している」 2021年7月から2度目の指揮を執っているアンチェロッティ監督は、契約が満了する今シーズン終了後にブラジル代表監督に就任するのではないかという噂も流れていたが、最近ではマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が契約更新を検討し始めているとも報じられた。 また、MFルカ・モドリッチやMFトニ・クロースといったベテランの将来が不透明ということもあり、アンチェロッティ監督が来夏ケフランの獲得を検討する展開も十分にありえそうだ。 2023.11.21 18:41 Tue
5

イギリスの億万長者・ラトクリフ氏のINEOSがリーグ・アンのニースを買収

リーグ・アンに所属するニースが、イギリスの化学会社に買収された。クラブが26日に公式発表した。 今回ニースを買収したのは、ロンドンに拠点をおく化学会社であるINEOS(イネオス)。イギリスの億万長者としても知られ、2018年の長者番付では英国でトップに。個人資産は210億ポンド(約3兆円)と言われるジム・ラトクリフCEOが1998年に設立した会社だ。 石油化学系の分野では世界規模で知られている企業であり、大企業の不採算部門を買収する形で規模を大きくした経緯もある。 ラトクリフ氏は、今年の初めにニースに対して1億ユーロ(約117億5000万円)での買収をオファー。しかし、当初は乗り気だったニースの所有者であるリー・ジェン氏だったが、その際には破談に。しかし、それが今回合意に達し契約を締結。買収が完了した。 今回の買収に関して、ラトクリフ氏は「ニースの買収を完了できたことをとても嬉しく思っている。ここに辿り着くには長い時間がかかったが、クラブの買収を決めると決意した」とコメント。「INEOSのビジネスのビジョンに従い、多くのクラブを分析し、ニースはこれらの基準に積極的に応じてくれた。合理的で慎重な投資となり、ニースをヨーロッパのコンペティションに定期的に参加することができるクラブにしたいと考えている」と語り、クラブの協力もあった中での買収だったとし、強豪への道を歩んでいきたいと意気込んだ。 また、チームの印象についてもコメント。この先の発展への期待感をあらわにし、ファンや設備の印象を語った。 「ニースには豊かな歴史があり、長年の伝統を維持している。我々の冒険で重要な役割を果たす情熱的なファンがいる」 「アリアンツ・リビエラは素晴らしいスタジアムであり、チームの成功に間違いなく貢献する新しいトレーニングセンターも印象的だ」 「地中海地域よりも良い場所を見つけることは難しく、過去20年にわたって我々はこの崇高な地域に根付いている」 INEOSは、2017年11月にスイスのローザンヌを買収。しかし、買収した初年度にチームは2部に降格していた。 ラトクリフ氏は、「ローザンヌではいくつかの間違いを犯したが、すぐに学び、修正され、すでに結果が出ている。クラブは、ピッチ内外で良いパフォーマンスが必要だ。そして、それはニースでも変わらない。なぜなら、我々は様々な側面でチームを強化していきたいからだ」と語り、過去の失敗を生かしてニースを強化するともコメントしている。 スポーツ分野に投資を続けているINEOSは、今年5月には自転車ロードレースの「チーム・スカイ」を買収。また、2018年にはイギリスのセーリングチームに1億1000万ポンド(約160億円)を投資している。なお、サッカーではマンチェスター・ユナイテッドのファンとのことだ。 ニースは過去にリーグ・アンで4度、リーグ・ドゥで4度優勝を経験。クープ・ドゥ・フランスも3度優勝しているが、最後にタイトルを獲得したのは1996-97シーズンのカップ戦だ。 近年はリーグ・アンに定着しており、2016-17シーズンは3位と結果を残してたが、2018-19シーズンは7位と中位に終わっていた。 現在は、かつてアーセナルやフランス代表で活躍したパトリック・ヴィエラ監督がチームを率いており、2019-20シーズンは2試合を終え連勝スタートを切っている。 2019.08.27 11:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly