横浜FMがギマランイスら出場のニューカッスルに連勝許さず! 2発勝利でJ1再開にも弾み【国際親善試合】

2024.08.03 20:47 Sat
追加点をマークした天野純
©超ワールドサッカー
追加点をマークした天野純
『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』の横浜F・マリノスvsニューカッスル・ユナイテッドが3日に国立競技場で行われた。
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横浜FMが迫るJ1再開に向けて、この夏にレンタルバックの西村拓真や新加入のジャン・クルードを先発させるなか、ニューカッスル戦は初戦の浦和レッズ戦から5選手をメンバーチェンジ。ヴラホディモスや、シェア、ケリー、アルミロン、ギマランイスがスタートから出場した。攻める時間が交互するなかで、まずは10分のニューカッスルにチャンス。ケリーからのフィード一本で裏を抜け出したイサクがボックス右から折り返し、攻撃参加のロングスタッフが右足フィニッシュに持ち込むが、GK飯倉大樹が鋭い寄せで凌ぐ。
その直後にもイサクのラインブレイクを飯倉が何とか対応し、難局を乗り切った横浜FMは12分に西村の持ち運びからカウンター。左サイドでボールを受けた井上健太がボックス左からフィニッシュに持ち込むが、惜しくもクロスバーの上を掠める。

横浜FMが飯倉のブロッキングを随所に光らせつつ、分厚い攻めに転じたりとらしく戦うなか、22分にニューカッスルもカウンター。中央を駆け抜けたバーンズがボックス中央からフィニッシュに持っていくが、相手DFの寄せもあり、決め切れず。
前半も中盤を過ぎたあたりから横浜FMのペースで進むなか、34分にジャン・クルードの縦パスを西村がワンタッチで展開し、榊原彗悟が右サイドの背後に。右サイド深くからの折り返すにエウベルがワンタッチで合わせ、横浜FMが先手を奪う。

1点ビハインドのニューカッスルは後半からポープ、バーン、マーフィーら7選手の交代で巻き返しを期すが、全員変更の横浜FMがそのフレッシュさも生かして、48分に宮市亮の落としから村上悠緋が鋭いフィニッシュに持ち込み、観客も沸く。

前半の中盤を過ぎたあたりから全体的に重たいニューカッスルは後半もそれが続くなか、51分にボックス左深くで粘った小池裕太の折り返しから、天野純が左足で相手守護神ポープの牙城を打ち破るゴール。横浜FMが追加点の奪取に成功する。

その横浜FMは56分のカウンターから宮市がゴールに迫れば、58分の渡辺皓太もアシュビーから鋭くボールを奪って速攻に繋げ、攻撃がさらに活気づく展開に。64分には再び交代に動いたニューカッスルだが、効果が薄く、なかなか攻め切れず。

ニューカッスルは残り時間が少なくなるなかで前重心となり、シュート数を増やしていくが、横浜FMも最後のところで粘りの守備。ジャパンツアー連勝締めを狙ったニューカッスルだが、横浜FMが許さず。2-0の勝利でJ1再開に弾みをつけた。

横浜F・マリノス 2-0 ニューカッスル・ユナイテッド
【横浜FM】
エウベル(前34)
天野純(後6)

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【J1注目プレビュー|第34節:横浜FMvs新潟】4連敗同士の“シックスポインター”、勝って泥沼を抜け出すのは!?

【明治安田J1リーグ第34節】 2024年10月18日(金) 19:30キックオフ 横浜F・マリノス(12位/41pt) vs アルビレックス新潟(14位/39pt) [日産スタジアム] <h3>◆16年ぶりの5連敗は避けたい【横浜F・マリノス】</h3> 一体どうしてしまったのか。横浜FMは今季2度目の4連敗、前節は残留争い真っ只中の柏レイソルに力無く敗れ、今季2度目の4連敗となってしまった。 不調の中でハリー・キューウェル監督を解任したチームだったが、後を継いだジョン・ハッチンソン監督でも事態が好転したとは言い難い。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を含めて大量失点の試合が増え、ゴールが奪えないという悪循環に陥っている。 悪化したとも言える状況だが、チームとしては16年ぶりの5連敗という屈辱が迫っている状況。加えて、ミッドウィークにはACLEが控え、来週末はガンバ大阪との天皇杯準決勝も控えている。何を目標に戦うのかも大事になる。 リーグ優勝の可能性は潰え、中国でのアウェイゲームをどう臨むのか。今季唯一タイトルの可能性がある天皇杯に力を注ぐ可能性が高いが、しっかりとリーグ戦で結果を残さなければ、悪影響が周りにも及ぶことになりそう。しっかりと戦い結果を残したい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:松原健、上島拓巳、畠中槙之輔、永戸勝也 MF:天野純、エウベル、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、井上健太 監督:ジョン・ハッチンソン <h3>◆4連敗を止めて1桁を目指す【アルビレックス新潟】</h3> 前節はホームに鹿島アントラーズを迎えて0-4の惨敗。前々節の川崎フロンターレでも5失点を喫しており直近の4連敗で15失点と守備が崩壊中だ。 一方で、ルヴァンカップは川崎フロンターレに勝利し、決勝進出。クラブ史上初となるタイトル獲得にあと一歩となっている。しっかりと決勝までにリーグ戦で調子を取り戻していきたい。 このところの失点の多さは、新潟が得意としていたコンパクトな守備陣形が築けていないこと。また、ボール奪取からのショートカウンターは仕掛けられていても、ゴールになかなか繋がらない。 残留争いという点でも、ボーダーの17位・京都サンガF.C.との勝ち点差はたったの「1」。降格圏との差は「7」と開いてはいるが、このまま連敗が続くようであれば、尻に火がつくのも時間の問題だ。しっかりと勝ち点を積み上げていき、残留争いに悩まないシーズン最終盤を迎えたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、堀米悠斗 MF:宮本英治、秋山裕紀 MF:小見洋太、長倉幹樹、長谷川元希 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 2024.10.18 17:15 Fri
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ルヴァンカップのニューヒーロー賞、第3回途中集計結果! 準決勝進出クラブからは3選手

Jリーグは7日、2024JリーグYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞第3回途中集計結果を発表した。 同賞は過去の受賞者を除く21歳以下(2024年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に報道関係者の投票で決められ、今回は準々決勝終了時の途中集計結果となった。 ベスト4に勝ち残ったチームからは山根陸、石山青空、吉田温紀が得票上位に名を連ねている。 なお、「ニューヒーロー賞」の受賞選手は、準決勝までの投票をもとに、Jリーグで選出する。 ◆第3回途中集計結果(順不同) MF原康介(北海道コンサドーレ札幌/19) 出場数:3試合 MF堀内陽太(浦和レッズ/20歳) 出場数:1試合 MF俵積田晃太(FC東京/20歳) 出場数:3試合 DF土肥幹太(FC東京/20歳) 出場数:1試合 MF山根陸(横浜F・マリノス/21歳) 出場数:2試合★ MF石山青空(アルビレックス新潟/18歳) 出場数:2試合★ MF吉田温紀(名古屋グランパス/21歳) 出場数:2試合 ★ MF越道草太(サンフレッチェ広島/20歳) 出場数:5試合 MF中島洋太朗(サンフレッチェ広島/18歳) 出場数:2試合 FW横山歩夢(サガン鳥栖/21歳) 出場数:2試合 FW武星弥(鹿児島ユナイテッドFC/20歳) 出場数:1試合 ★=準決勝進出クラブ 2024.10.07 14:15 Mon
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共に4連敗中だった横浜FMvs新潟はゴールレスドロー…勝ち点1ずつを分け合う【明治安田J1第34節】

明治安田J1リーグ第34節の横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟が18日に日産スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。 リーグ4連敗で12位に低迷する横浜FMは、インターナショナルマッチウィーク期間に行われたYBCルヴァンカップのプライムラウンド準決勝でも名古屋グランパス相手に得失点差で及ばず、無念の敗退となった。週明けにACLEの山東泰山戦を控える中、バウンスバックを期した一戦では2-1で勝利した直近の名古屋戦から先発1人を変更。西村拓真に代えて井上健太を起用した。 同じくリーグ戦では4連敗中で14位に沈み、残留争いに巻き込まれる新潟。ただ、対戦相手とは異なり、ルヴァンカップでは川崎フロンターレを2戦合計6-1で撃破し、クラブ史上初の決勝進出を果たした。その勢いを活かしてリーグ連敗ストップを目指したアウェイゲームでは先発5人を変更。GKに小島亨介を起用したほか、東洋大学から特別指定の稲村隼翔に代わってトーマス・デン、秋山裕紀と小野裕二が復帰した。 先日のルヴァンカップ準決勝で明暗分かれた両雄によるフライデーナイト開催の一戦。強い雨が降りしきる中でスタートした試合は開始直後に左クロスに反応したアンデルソン・ロペスがゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。 入りはホームチームが優勢だったが、互いに水を含んで重いピッチ状態に苦戦。ショートパスでの効果的な前進には至らず、ロングボールを交えた形で局面の打開を図っていく。 よりこの環境に適応した新潟は相手サイドバックの背後を効果的に突きながら押し込むと、長倉幹樹、橋本健人とボックス付近で足を振っていくが、GK飯倉大樹の好守などに阻まれる。 このピンチを凌いだ横浜FMも22分にはロングカウンターから中央を持ち上がったエウベルとのパス交換でポケットを取ったヤン・マテウスに決定機も、パワー不足の左足シュートはGK正面を突いた。 前半半ばから終盤にかけては膠着状態が続いた中、新潟の小野が筋肉系のトラブルで長谷川元希と交代を余儀なくされるアクシデントが起こったが、スコアは0-0のままハーフタイムに突入した。 迎えた後半、横浜FMは井上を下げて植中朝日をハーフタイム明けに投入。その植中は55分に良い形でボックス内に抜け出してDFとの交錯で倒れ込む場面もあったが、ここはノーファウルの判定に。 後半もイーブンな状況が続くと、横浜FMは宮市亮や山根陸、水沼宏太とフレッシュな選手を続けて投入。攻撃に変化を加えていくと、徐々に途中出場の山根や宮市が絡んだ攻撃から際どいシーンを作っていく。 一方、守勢が続く新潟はダニーロ・ゴメス、奥村仁、星雄次を続けてピッチに送り出し、20分余りを残して3度の交代機会を使い切った。78分にはその奥村がカットインからボックス付近で右足を振ると、ゴール前の密集で相手にディフレクトしたシュートがGK飯倉の反応の逆を突く形となったが、ベテランGKはこれを見事にはじき出した。 その後はよりオープンな攻防が繰り広げられると、83分には横浜FMにビッグチャンス。ボックス手前の好位置で得たFKをキッカーのアンデルソン・ロペスが左足で直接狙ったが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 後半最終盤も互いに勝ち点3を目指して攻め合ったものの、決め手を欠いた攻撃は相手守備陣を上回るには至らず。この結果、雨中の拮抗したドローゲームを演じた両チームは共に連敗を「4」でストップした。 横浜F・マリノス 0-0 アルビレックス新潟 2024.10.18 21:35 Fri
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柏が10番のニアぶち抜き弾で残留へ大きな6戦ぶり白星 横浜FMは2度目4連敗【明治安田J1第33節】

明治安田J1リーグ第33節の1試合が5日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、ホームの柏レイソルが1-0で横浜F・マリノスを下した。 ぎりぎり残留圏の17位柏は犬飼智也、手塚康平、戸嶋祥郎を出場停止で欠いての一戦。10位横浜FMはACLEから中2日の戦いとなり、山村和也と小池龍太が今季リーグ戦初の先発を果たした。 前半は横浜FMがボールを持つ時間が長かったが、柏の効果的なプレスを光らせて対抗。そのなかで、9分に縦パスを奪った流れからカウンターに持ち込むと、細谷真大のパスを受け、ボックス左で仕掛けたマテウス・サヴィオが相手DFの股下を射抜く右足フィニッシュをニアに決め、柏が先制する。 リードを許した横浜FMは21分に相手GKから始まるビルドアップにプレスをかけると、乱れを誘い、アンデルソン・ロペスとのワンツーでボックス左からエウベルが右足コントロールショット。続く29分にもアンデルソン・ロペスがパワフルな左足ミドルで狙っていったが、ゴールを割れない。 後半からヤン・マテウスを送り込み、反撃姿勢の横浜FMだが、柏も前半と同じくボールを奪った流れをフィニッシュワークに繋げ、リズムを構築。横浜FMは62分にも天野純と渡邊泰基の投入に動くが、68分に裏抜けから細谷がGKポープ・ウィリアムと一対一の場面を迎えたりと柏ペースで進む。 69分の柏が垣田裕暉と熊坂光希の投入に動いたなか、72分に最後の交代で西村拓真とジャン・クルードを送り込み、カードを使い切った横浜FMはこじ開けにかかるが、なかなか決定機を作れず。82分にはボックス左からの折り返しにファーの天野が頭で合わせるが、相手DFにブロックされる。 柏が85分に熊澤和希と島村拓弥を送り込み、重心が後ろになるなか、横浜FMが押し込む時間を増やしていったが、最後まで崩しきれず。柏は残留へ大きな6戦ぶりの白星。横浜FMは今季2度目の4連敗となった。 柏レイソル 1-0 横浜F・マリノス 【柏】 マテウス・サヴィオ(前9) <span class="paragraph-title">【動画】レイソル10番がニア突き刺す技ありゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">マテウス サヴィオのテクニック<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第33節<br> 柏vs横浜FM<br> 1-0<br> 9分<br> マテウス サヴィオ(柏)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/GDi80RElu2">pic.twitter.com/GDi80RElu2</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1842490498453574075?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.05 18:02 Sat

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