「自信を感じられる1勝に」好調維持の清水を下し今季初連勝の千葉、小林慶行監督は交代選手称える「間違いなくチームに力を」

2023.05.18 00:57 Thu
©超ワールドサッカー
ジェフユナイテッド千葉小林慶行監督が、清水エスパルス戦の勝利を喜んだ。

17日、明治安田生命J2リーグ第16節で千葉はホームで清水と対戦した。

今シーズンから小林監督が率いる千葉。しかし、開幕から苦しむとここまで連勝がないまま来ていた。
シーズン初の連勝を目指した千葉だったが、前半から互いに譲らずに決定機もあまりないまま時計の針ばかりが進んでいく。

後半に入ってもなかなかゴールは生まれず。それでも選手交代で徐々にペースを握ると、88分にロングスローのこぼれ球をこの日が誕生日の米倉恒貴が蹴り込み先制。最後は攻め込まれるが、しっかりと守り切り1-0で勝利。8戦無敗の清水を下し、今季初の連勝を収めた。
小林監督は試合後の記者会見で、難しい試合になると予想していたが、自分たちがやってきたことをしっかりと出せたと振り返った。

「相手のクオリティだったり、勢いを考えたとき、もちろん難しいゲームになるだろうと思っていた。選手たちと共有したことは、リスペクトし過ぎず、自分たちが積み重ねてきたものを表現できるようにしっかり戦っていこうというところだった」

「もちろん、ゲームの中では彼らのクオリティの部分で押し込まれるシーンだったたりとか、決定機と言われるような場面も作られたかもしれないが、それに対して粘り強く守れていた」

「あとは、自分たちでもチャンスを作れていたというところ。最後の最後で…というところでのシーンはやっぱりあるので、それをなんとかゴールにねじ込めるようにトレーニングしていきたいという部分は、引き続き自分たちの課題として残っている」

「ただ、こういうゲームを物にする。ホームに関してはどんな相手でも勝たなければいけない場所だと思っている。今日もたくさんの方が来てくれた中で、皆さんの喜ぶ顔が見られたのは凄く大きなものになった。次のゲームが近いので、しっかりリカバーしてということも含めて選手に伝え、解散した」

この試合では清水のサイド攻撃に手を焼木、最後は中で崩されるというシーンもあった。ある程度予想はしていた中で、クリーンシートを達成できたことを喜んだ。

「最初のところでサイドハーフのケアや連動で押し返せるシーンを作れれば良かったが、中央で流動的に動かれて、そこを間、間に入られたら外となると、対応は難しい。最後の最後で後ろで跳ね返すしかないということを考えると、致し方ない部分はある」

「自分たちの理想としては大いう形にはしたくない。そういうシーンを作られる、最後の最後は2CBで跳ね返すというのは共有していたので、そういった中でしっかりゼロで守れたと思う」

しっかりと前半を耐えると、後半は中央でボールを奪う回数が増えていく。その結果、最後のゴールにつながった。

「ハーフタイムではしっかり続けていくということ。サイドハーフのところの牽制はもう少しいけるんじゃないか。牽制に関しては引き続きやろう」と選手たちに伝えたという小林監督。選手交代に対しても、「パワーを持った選手が出た時間帯は、スタメンの選手がいる時間もそうでしたが、あのタイミングは自分たちの時間でプレーできていたので、守備の部分でしっかりプレスをかけて、良い奪い方をしたのが大きかったと思う」とコメントした。

そのボール奪取が増えた理由については「それは個の能力だと思う」と語った小林監督。「小林祐介、(見木)友哉もそうだが、彼らのポジショニングや予測。交代して入ってきた(熊谷)アンドリューも含め、彼らの個の力は大きいと思う」と選手たちの個の能力の高さを称えた。

チームとしては「サイドの牽制があり、外に誘導してボールを奪いたいというのがベースとしてある」としながらも、「その中で、彼ら自身がコミュニケーションをとってやっていたかもしれないし、この判断でいけるというのがあったかもしれない」とコメント。ベースがありながら、ピッチ内で選手たちが判断できたことも結果に繋がったようだ。

好調を維持し、直近の2試合で14得点を決めていた清水を完封した。「もちろん凄く大きな自信になると思う。後は新たにチャレンジしていることの結果が出ないと、パワーを出せないというのはチームは生き物なので、抱えていた部分でもある。自分たちがやっていることをしっかり表現しようということ。守備だけでなく、攻撃でもやっていって、さらに自分たちが大きな成長を遂げるための1勝になれればと思った」とコメント。やってきたことへの自信を感じられる1勝になって欲しいと語った。

そしてチームの勝利に大きく貢献した交代選手についても「交代して入ったメンバーが間違いなくチームにさらなる力を与えてくれた」と称賛。「交代メンバーが出た時に相手に対して圧力をかけたいですし、フレッシュなパワーというところ。もっとチームとしてやらなければいけないが、今日のゲームに関しては間違いなくチームにパワーを与えてくれた。そういうチームでありたいと思う」と、スターティングメンバーだけでなく、ベンチメンバーも勝利に貢献できるチームを目指したいとした。

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J2最優秀選手賞は得点王の千葉FW小森飛絢! ベストイレブンや各賞も発表【J2リーグアウォーズ】

19日、2024 J2リーグアウォーズが行われた。 清水エスパルスが優勝、2位に横浜FCが入り来シーズンのJ1昇格が決定。またプレーオフを制したファジアーノ岡山がクラブ史上初のJ1昇格を決めていた。 一方で、栃木SC、鹿児島ユナイテッドFC、ザスパ群馬がJ3へと降格することとなった。 MCに槙野智章さん、サブMCに足立梨花さん、ゲストに林陵平さん、森脇良太さんを迎えて行われた中、最優秀選手賞を受賞したのは23ゴールで得点王にも輝いたジェフユナイテッド千葉の小森飛絢。プロ2年目での躍進でチームの昇格プレーオフ争いに貢献していた。 また、ベストイレブンには優勝した清水からDF住吉ジェラニレショーン、DF山原怜音、MF乾貴士の3名が選出。2位の横浜FCからは、最多の14アシストのDF福森晃斗、最少失点を支えたDFンドカ・ボニフェイス、最多デュエル勝利数のMFユーリ・ララの3名が選ばれた。 2024シーズンの各賞は以下の通り。 <h3>◆最優秀選手賞</h3> 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉) <h3>◆ベストイレブン</h3> GK スベンド・ブローダーセン(ファジアーノ岡山) DF 福森晃斗(横浜FC) ンドカ・ボニフェイス(横浜FC) 住吉ジェラニレショーン(清水エスパルス) 山原怜音(清水エスパルス) MF ユーリ・ララ(横浜FC) 乾貴士(清水エスパルス) マテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎) FW 谷村海那(いわきFC) 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉) 田中和樹(ジェフユナイテッド千葉) <h3>◆優勝クラブ</h3> 清水エスパルス <h3>◆優勝監督賞</h3> 秋葉忠宏監督(清水エスパルス) <h3>◆優秀監督賞</h3> 四方田修平監督(横浜FC) <h3>◆得点王</h3> FW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉) 38試合23得点 <h3>◆最優秀ゴール賞</h3> FW矢村健(藤枝MYFC) 2024年10月5日 vs いわきFC <h3>◆フェアプレー賞</h3> モンテディオ山形 いわきFC ロアッソ熊本 <h3>◆フェアプレー個人賞</h3> 林彰洋(ベガルタ仙台) 後藤雅明(モンテディオ山形) 立川小太郎(いわきFC) 新保海鈴(レノファ山口FC) <h3>◆最優秀育成クラブ賞</h3> V・ファーレン長崎 <h3>◆優秀選手賞(32名)</h3> GK 林彰洋/ベガルタ仙台 後藤雅明/モンテディオ山形 市川暉記/横浜FC 権田修一/清水エスパルス スベンド・ブローダーセン/ファジアーノ岡山 DF 福森晃斗/横浜FC ンドカ・ボニフェイス/横浜FC 住吉ジェラニレショーン/清水エスパルス 山原怜音/清水エスパルス(左サイド) 新保海鈴/レノファ山口FC(左サイド) 田中隼人/V・ファーレン長崎 MF 相良 竜之介/ベガルタ仙台(左サイド) イサカ・ゼイン/モンテディオ山形(右サイド) 髙江麗央/モンテディオ山形 山根永遠/横浜FC(右サイド) ユーリ・ララ/横浜FC アダイウトン/ヴァンフォーレ甲府(左サイド) 乾貴士/清水エスパルス 原輝綺/清水エスパルス(右サイド) 岩渕弘人/ファジアーノ岡山 笠柳翼/V・ファーレン長崎(左サイド) マテウス・ジェズス/V・ファーレン長崎 マルコス・ギリェルメ/V・ファーレン長崎(右サイド) FW 中島元彦/ベガルタ仙台(左サイド) 谷村海那/いわきFC 小森飛絢/ジェフユナイテッド千葉 田中和樹/ジェフユナイテッド千葉(右サイド) カルリーニョス・ジュニオ/清水エスパルス(左サイド) 北川航也/清水エスパルス ルーカス・ブラガ/清水エスパルス(右サイド) 矢村健/藤枝MYFC エジガル・ジュニオ/V・ファーレン長崎 <span class="paragraph-title">【動画】MVP&得点王の小森飛絢のゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8yN8VpdZ4xI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.19 21:15 Thu
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千葉が今季磐田から加入のMFエドゥアルドと契約更新「J1昇格の為に自分のベストを尽くします!」

ジェフユナイテッド千葉は22日、ブラジル人MFエドゥアルド(27)の契約更新を発表した。 エドゥアルドはブラジル国内のクラブを渡り歩き、2022年にジュビロ磐田に入団。当時はドゥドゥの登録名でプレーし、2023シーズンはチームのJ1リーグ復帰に大きく貢献した。 2024年は千葉へ完全移籍。J2で19試合3得点、YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で1試合の成績を残した。 今シーズンもJ1復帰を叶えられなかった千葉。エドゥアルドは来シーズンこその昇格へクラブを通じてコメントしている。 「ジェフユナイテッド千葉サポーターの皆様へ。来シーズンもジェフの選手としてプレー出来る嬉しさとモチベーションで胸がいっぱいです! 引き続き温かい応援をよろしくお願いします。J1昇格の為に自分のベストを尽くします!」 2024.12.22 17:15 Sun
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No.10を引き継ぐのは小森飛絢! J1昇格へ再挑戦の千葉、2024シーズンの新体制&選手背番号を発表

ジェフユナイテッド千葉は13日、2024シーズンの新体制、並びに選手背番号を発表した。 2023年は難しい序盤からのV字回復を果たし、明治安田生命J2リーグを6位で終えた千葉。J1昇格プレーオフ準決勝では東京ヴェルディに僅差で敗れたものの、小林慶行監督は就任初年度ながらチームの核を作り上げた。 また、ヘッドコーチとして坂本將貴氏、コーチとして大和田真史氏、永井俊太氏、GKコーチとして川原元樹氏が、引き続き脇を固める。 選手層では、見木友哉こそ東京Vへの"個人昇格"となったが、代役候補の1人として藤枝MYFCから横山暁之が加入。代わって10番を背負うのが2023年のチームトップスコアラー、小森飛絢だ。 サイドの陣営も田中和樹が京都サンガF.C.から完全移籍となり、日高大も契約を更新。GK陣では新井章太がチームを離れたが、高木和徹、藤田和輝と、世代別日本代表経験のある2人が加わっている。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.藤田和輝←アルビレックス新潟/期限付き 21.高木和徹←東京ヴェルディ/完全 23.鈴木椋大 31.青嶋佑弥←栃木SC/期限付き DF 11.米倉恒貴 13.鈴木大輔 19.岡庭愁人←FC東京/期限付き 22.佐々木翔悟 24.矢口駿太郎 36.松田陸 40.メンデス 48.谷田壮志朗←ジェフユナイテッド市原・千葉U-18/昇格 52.久保庭良太←立教大学/新加入 MF 2.髙橋壱晟 4.田口泰士 5.小林祐介 8.風間宏矢 14.椿直起 16.横山暁之←藤枝FYFC/完全 18.熊谷アンドリュー 33.エドゥアルド←ジュビロ磐田/完全 67.日高大 FW 7.田中和樹※背番号変更「16」/期限付き→完全 9.呉屋大翔 10.小森飛絢※背番号変更「41」 17.林誠道←ツエーゲン金沢/完全 20.高木俊幸 29.佐久間太一←ヴァンラーレ八戸/期限付き満了 39.新明龍太 77.ドゥドゥ 2024.01.13 19:50 Sat
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「ジェフをJ1に昇格させるためにやって来ました!」千葉が秋田DF河野貴志を完全移籍で獲得!

ジェフユナイテッド千葉は24日、ブラウブリッツ秋田からDF河野貴志(28)が完全移籍で加入すると発表した。 河野は宮崎県出身であり、2019年にギラヴァンツ北九州入りを果たしてプロデビュー。2023シーズンから秋田に加入すると主力に定着した。 今シーズンは明治安田J2リーグで37試合3得点、YBCルヴァンカップ2試合出場の成績。186cmの長身を生かしたセンターバックとして、チームの守備を支えた。 来シーズンから千葉に活躍の場を移す河野は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆ジェフユナイテッド千葉 「初めまして。秋田より加入します河野貴志です!ジェフユナイテッド千葉という歴史あるクラブの一員になれる事を嬉しく思います。ジェフをJ1に昇格させるためにやって来ました!」 「自分の武器を最大限に発揮して、チームの勝利に貢献できるよう日々精進して参ります。シーズンが終わった時にみんなで笑い合えるように、どんな時もブレずにジェフらしく戦っていきましょう!よろしくお願いいたします!」 ◆ブラウブリッツ秋田 「今シーズンもファン・サポーターをはじめ、スポンサー、関係者の皆様、沢山のご支援ご声援ありがとうございました!この度ジェフユナイテッド千葉へ移籍する事を決めました。自分の中で今以上に成長、学びを求め移籍を決断しました」 「思い返すと2年前、秋田に移籍が決まった時には、楽しみと不安が入り混じるなかで飛行機に乗ったのを覚えています。出場機会をいただき沢山成長させていただきました。悔しかった事、苦しかった事の方が多い2年間でしたが、秋田の一員として闘えた時間は僕にとって生涯の財産になることは間違いありません」 「そして秋田で出会えた素晴らしいチームメイト、監督、スタッフ、最強で最高でした!一生の宝物です!ありがとうございました!」 2024.12.24 17:35 Tue
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2025シーズンの「THE国立DAY」は10試合開催! J1は開幕戦の東京Vvs清水など9試合、J2は千葉vsRB大宮が開催

Jリーグは20日、2025明治安田Jリーグの「THE国立DAY」開催試合を発表した。 「THE国立DAY」は、国立競技場でJリーグの公式戦を実施。2023シーズンから多くの試合を行い、多くのファンにJリーグに触れる機会を増やしている。 2025シーズンは明治安田J1リーグで9試合、明治安田J2リーグで1試合の開催が決定。開幕戦となる東京ヴェルディvs清水エスパルスを皮切りに、ヴィッセル神戸、FC東京、FC町田ゼルビア、鹿島アントラーズ、清水、ジェフユナイテッド千葉がホームゲームとして開催する。 開幕戦の他、連覇中の神戸は第9節でアルビレックス新潟と対戦。また、町田vsFC東京の“新東京ダービー”も開催される。J2では千葉が新チーム名となる昇格組のRB大宮アルディージャと対戦する。 <h3>◆「THE国立DAY」開催試合</h3> ●明治安田J1リーグ 【第1節】 ▽2月16日(日) 《14:00》 東京ヴェルディ vs 清水エスパルス 【第9節】 ▽4月6日(日) 《14:00》 ヴィッセル神戸 vs アルビレックス新潟 【第10節】 ▽4月11日(金) 《19:00》 FC東京 vs 柏レイソル 【第10節】 ▽4月13日(日) 《14:00》 FC町田ゼルビア vs 浦和レッズ 【第12節】 ▽4月25日(金) 《19:30》 FC東京 vs ガンバ大阪 【第14節】 ▽5月3日(土・祝) 《14:00》 清水エスパルス vs 名古屋グランパス 【第16節】 ▽5月11日(日) 《15:00》 鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ 【第18節】 ▽5月25日(日) 《15:00》 FC東京 vs サンフレッチェ広島 【第36節】 ▽11月9日(日) 《未定》 FC町田ゼルビア vs FC東京 ●明治安田J2リーグ 【第14節】 ▽5月6日(火・休) 《未定》 ジェフユナイテッド千葉 vs RB大宮アルディージャ 2024.12.20 14:25 Fri

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