「良い状態で決戦を迎えられる」敵地でのJ1昇格プレーオフに挑む仙台、森山佳郎監督は「強度、運動量、ハードワークにコミットした」チームに自信

2024.11.28 17:10 Thu
J1昇格プレーオフに自信をのぞかせる森山佳郎監督
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J1昇格プレーオフに自信をのぞかせる森山佳郎監督
ベガルタ仙台森山佳郎監督とMF郷家友太が、2024 J1昇格プレーオフへ向けて意気込みを語った。

12月1日、2024 J1昇格プレーオフ準決勝が2会場で開催。準決勝のカードは、V・ファーレン長崎(3位)vsベガルタ仙台(6位)、モンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)となる。

28日にはオンラインにて合同記者会見が開催。会見に出席した森山監督は、大一番に向けた意気込みを語った。
「最終節にプレーオフの権利を勝ち得たので、本当ギリギリ滑り込みでしたが、戦えることを本当に嬉しく思います。準備期間は練習試合になかなか恵まれなかったんですが、トレーニングは集中も意欲も高く、良い状態で決戦を迎えられるかなと思います」

郷家もまた、「この3週間しっかり準備できたと思いますし、コンディションのところとかチームのやるべきことも整理できたので、敵地に乗り込んで思う存分チームで暴れたいと思います」と自信を示している。
リーグ戦最終節から3週間後の開催となったことについて森山監督は、「サポーターのみなさんとの交流会とかはありましたが、4日間はトレーニングなしで頭も体もリフレッシュしてからのトレーニングスタートということで、メンバーは固めず競争しながら個々のレベルアップを図り、コンディションを整えました」とコメントしており、調整のため良い時期を過ごしたとしている。

「昨シーズン16位で、後半戦だけなら21位。かなり運動量と強度が落ちていました」と振り返った森山監督。そこから自身が就任した今シーズンは「『これじゃあ駄目だよね』というところで、強度、運動量、ハードワークにコミットし、みんなが練習からそれを追及してくれました。若い選手が力を伸ばして競争しながら、全員がチャンスがあると感じてモチベーション高くやってくれていたと思います」とし、チームの成長を誇った。

郷家自身も、成長については実感している模様。「去年の僕たちは走る、戦うと言ったところが見えない戦いばかりでした。今年、森山監督になってからキャンプで土台作りをしっかりしてもらって、1年間通して去年の課題を克服してきたつもりです。最後の2試合、まずは長崎戦で必ず勝つことにフォーカスして、やってきたことを出したいと思います」と自信をのぞかせている。

対戦相手は、今年J2リーグ3位の長崎。森山監督は「「前線の選手が全員強力で、単独では止められないですね。ビルドアップもスムーズで、後ろにも質の高い選手がいます。警戒しないといけないところが多過ぎて(笑)。だからこそあんまり考え過ぎず、ハードワークして戦って、我慢するところは我慢するという感じで戦いたいです」と警戒。下平隆宏監督については「質の高いチームを作ってきますし、素晴らしい監督さんだなとユースの時から思っていました。こういう大舞台で対戦できるのが楽しみだなと思っています」と敬意を示している。

今回試合会場となるのは、長崎の新たなホームスタジアムとして今年完成したPEACE STADIUM Connected by SoftBank。森山監督は「仙台のユアスタではサポーターのみなさんが相手を飲み込むような応援をしてくれます。そういったパワーが長崎さんの背中を押してくれるでしょう」としつつ、「僕らにも2000席ほど準備されていますし、その2000人の方が後押ししてくれると思います。仙台でもパブリックビューイングでたくさんの方に応援していただけるので、そのエネルギーをいただきながら戦いたい」と語り、サポーターの応援が力になると語った。

郷家もまた、サポーターへのコメントを求められ「長崎にたくさんのサポーターが来てくださるので、その人たちと必ず勝ちを仙台に持ち帰りたいです。本当に応援してくださる方も本気なので、その気持ちに何としても応えたいですし、勝つだけです」と意気込みを示している。

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6位仙台が下剋上達成! 3位長崎を中島元彦の2ゴールなどで下し昇格PO決勝進出、4年ぶりJ1へあと1勝【J1昇格PO】

1日、J1昇格プレーオフ準決勝のV・ファーレン長崎vsベガルタ仙台がPEACE STADIUM Connected by SoftBankで行われ、アウェイの仙台が1-4で勝利した。 今シーズンの明治安田J2リーグを3位で終えた長崎。勝ち点「1」差で自動昇格圏内の2位に届かなかったが、リーグ戦は5連勝フィニッシュ。引き分けでも勝ち上がることができ、決勝もホームで迎えられる状況のなか、7年ぶり2度目のJ1の舞台を目指す。 対するリーグ戦6位の仙台。最終節で滑り込みのPO進出を手にした。4年ぶりのJ1復帰にはアウェイでの2連勝が求められる状況。まずはリーグ戦で1勝1分けの相手を下しての決勝進出を狙う。 緊張感が漂いつつ、互いにアグレッシブに入った序盤。長崎の秋野央樹がセカンドボールから左足ミドルを狙うと、仙台は中島元彦の直接FKが枠を捉える。 長崎がボールを握る時間が多いながら、互角の攻防で推移。仙台はよりダイレクトにゴールへ向かい、中島の右クロスからエロンのワンタッチパス、飛び出した真瀬拓海がループで狙うというチャンスも作り出す。 すると29分、押し込む仙台は相良竜之介のシュートがヴァウドのハンドを誘い、PKを獲得。中島が中央に蹴り込み、大きな先制点を得た。 ビハインドを背負った長崎は左サイドから笠柳翼がカットインシュート。37分にもロングボールから最終ラインの裏へ飛び出していく。 ハーフタイムにかけて攻勢を強めた長崎だったが、前半アディショナルタイムのエジガル・ジュニオのシュートは枠の右。こじ開けられないまま前半を終える。 1点を追う長崎は後半頭から2枚替え。松澤海斗と山田陸を送り出してテコ入れを図る。 しかし、またもネットを揺らしたのは仙台。53分、郷家友太が右サイドのゴールライン際で粘ると、真瀬が中央へラストパス。エロンが右足ダイレクトで合わせ、ニアサイドに決めた。 苦しくなった長崎はイエローカードをもらっていたヴァウドに代えて櫛引一紀を投入。センターバックを入れ替えると直後の61分、エジガル・ジュニオの落としから松澤が切り込んでシュートに持ち込むが、仙台GK 林彰洋がストップする。 仙台は追加点を奪ったエロンがシュート後に足を攣るアクシデント。交代を要求すると、このタイミングでオナイウ情滋、松井蓮之と2枚のカードを切る。 すると68分、仙台に大きな3点目。右サイドから崩すとボックス内で真瀬、オナイウ情滋と繋ぎ、シュートのこぼれ球に郷家。胸トラップから勢い良く蹴り込み、アウェイチームがさらにリードを広げる。 窮地に立たされた長崎。残していた2枚の交代カードも使い切ると、76分にようやく反撃。松澤が左サイドで仕掛けると、中央で受けた山田の横パスをマテウス・ジェズスが左足ダイレクトで流し込んだ。 あと2点が欲しい長崎だが、仙台も攻撃の手を緩めず。残していた交代枠も使いつつ、最終盤へと向かっていく。 8分の後半アディショナルタイムに入ると、郷家に決定機が訪れるも長崎GK若原智哉がファインセーブ。しかし92分、ボックス内フリーで受けた中島が切り返しから右足を振り抜き、この日2点目。1-4で試合は終了し、仙台が勝利した。 決勝進出を決めた仙台はモンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)の勝者と12月7日にアウェイで対戦する。 V・ファーレン長崎 1-4 ベガルタ仙台 【長崎】 マテウス・ジェズス(後31) 【仙台】 中島元彦(前31、後45+2) エロン(後8) 郷家友太(後23) <span class="paragraph-title">【動画】中島元彦がトドメ! 冷静に相手をかわしてこの日2点目</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>No.7が勝負を決める<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E5%85%83%E5%BD%A6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#中島元彦</a> 今日2点目<br>大一番でもチームを牽引する<br><br>J1昇格プレーオフ準決勝<br>長崎×仙台<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E4%BB%99%E5%8F%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#長崎仙台</a> <a href="https://t.co/8CmpeGd66q">pic.twitter.com/8CmpeGd66q</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1863102518923796935?ref_src=twsrc%5Etfw">December 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.01 15:09 Sun
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「良い状態で決戦を迎えられる」敵地でのJ1昇格プレーオフに挑む仙台、森山佳郎監督は「強度、運動量、ハードワークにコミットした」チームに自信

ベガルタ仙台の森山佳郎監督とMF郷家友太が、2024 J1昇格プレーオフへ向けて意気込みを語った。 12月1日、2024 J1昇格プレーオフ準決勝が2会場で開催。準決勝のカードは、V・ファーレン長崎(3位)vsベガルタ仙台(6位)、モンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)となる。 28日にはオンラインにて合同記者会見が開催。会見に出席した森山監督は、大一番に向けた意気込みを語った。 「最終節にプレーオフの権利を勝ち得たので、本当ギリギリ滑り込みでしたが、戦えることを本当に嬉しく思います。準備期間は練習試合になかなか恵まれなかったんですが、トレーニングは集中も意欲も高く、良い状態で決戦を迎えられるかなと思います」 郷家もまた、「この3週間しっかり準備できたと思いますし、コンディションのところとかチームのやるべきことも整理できたので、敵地に乗り込んで思う存分チームで暴れたいと思います」と自信を示している。 リーグ戦最終節から3週間後の開催となったことについて森山監督は、「サポーターのみなさんとの交流会とかはありましたが、4日間はトレーニングなしで頭も体もリフレッシュしてからのトレーニングスタートということで、メンバーは固めず競争しながら個々のレベルアップを図り、コンディションを整えました」とコメントしており、調整のため良い時期を過ごしたとしている。 「昨シーズン16位で、後半戦だけなら21位。かなり運動量と強度が落ちていました」と振り返った森山監督。そこから自身が就任した今シーズンは「『これじゃあ駄目だよね』というところで、強度、運動量、ハードワークにコミットし、みんなが練習からそれを追及してくれました。若い選手が力を伸ばして競争しながら、全員がチャンスがあると感じてモチベーション高くやってくれていたと思います」とし、チームの成長を誇った。 郷家自身も、成長については実感している模様。「去年の僕たちは走る、戦うと言ったところが見えない戦いばかりでした。今年、森山監督になってからキャンプで土台作りをしっかりしてもらって、1年間通して去年の課題を克服してきたつもりです。最後の2試合、まずは長崎戦で必ず勝つことにフォーカスして、やってきたことを出したいと思います」と自信をのぞかせている。 対戦相手は、今年J2リーグ3位の長崎。森山監督は「「前線の選手が全員強力で、単独では止められないですね。ビルドアップもスムーズで、後ろにも質の高い選手がいます。警戒しないといけないところが多過ぎて(笑)。だからこそあんまり考え過ぎず、ハードワークして戦って、我慢するところは我慢するという感じで戦いたいです」と警戒。下平隆宏監督については「質の高いチームを作ってきますし、素晴らしい監督さんだなとユースの時から思っていました。こういう大舞台で対戦できるのが楽しみだなと思っています」と敬意を示している。 今回試合会場となるのは、長崎の新たなホームスタジアムとして今年完成したPEACE STADIUM Connected by SoftBank。森山監督は「仙台のユアスタではサポーターのみなさんが相手を飲み込むような応援をしてくれます。そういったパワーが長崎さんの背中を押してくれるでしょう」としつつ、「僕らにも2000席ほど準備されていますし、その2000人の方が後押ししてくれると思います。仙台でもパブリックビューイングでたくさんの方に応援していただけるので、そのエネルギーをいただきながら戦いたい」と語り、サポーターの応援が力になると語った。 郷家もまた、サポーターへのコメントを求められ「長崎にたくさんのサポーターが来てくださるので、その人たちと必ず勝ちを仙台に持ち帰りたいです。本当に応援してくださる方も本気なので、その気持ちに何としても応えたいですし、勝つだけです」と意気込みを示している。 2024.11.28 17:10 Thu
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J1最後の椅子を懸けた戦いは、岡山vs仙台に決定! 史上初の昇格か、4年ぶりか

Jリーグは1日、2024J1昇格プレーオフ決勝カードを発表した。 1日に、J1昇格プレーオフの準決勝2試合が行われた。 シーズンを3位で終えたV・ファーレン長崎と、6位で終えたベガルタ仙台の一戦は、仙台が序盤から試合の主導権を握ると、中島元彦2ゴールなどで1-4とアウェイで快勝を収め、決勝へと駒を進めた。 また、4位のモンテディオ山形と5位のファジアーノ岡山の一戦は、こちらもアウェイの岡山が躍動。立ち上がりから主導権を握り、0-3で勝利。悲願のJ1昇格まであと1つとなった。 この結果、どちらも下剋上が成立し、決勝は5位の岡山と6位の仙台の対決に。12月7日(土)の13時5分から、岡山のホームであるシティライトスタジアムで行われる。 なお、試合はDAZNの他、NHK BSでも中継。前後半45分の90分を戦い、引き分けの場合は岡山が悲願のJ1昇格を果たすことに。4年ぶりJ1目指す仙台は勝利以外J1への道はない状況だ。 また、シーズンを通して導入されていないVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も導入されることとなる。 <h3>◆試合情報</h3> ファジアーノ岡山 vs ベガルタ仙台 試合日:12月7日(土) キックオフ時間:13時5分 スタジアム:シティライトスタジアム 放送:DAZN、NHK BS 2024.12.01 20:55 Sun
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「目標のための重要な一戦」J1昇格PO準決勝に臨む長崎、下平隆宏監督は新本拠地ピースタでの開催に「幸せや喜びがある」

V・ファーレン長崎の下平隆宏監督とMF秋野央樹が、2024 J1昇格プレーオフへ向けて意気込みを語った。 12月1日、2024J1昇格プレーオフ準決勝が2会場で開催。準決勝のカードは、V・ファーレン長崎(3位)vsベガルタ仙台(6位)、モンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)となる。 28日にはオンラインにて合同記者会見が開催。会見に出席した下平監督は、大一番に向けた意気込みを語った。 「プレーオフ準決勝1戦目ということで、我々にとってJ1昇格の目標のための重要な一戦と認識しています。リーグ戦から期間は空きましたけど、森山(佳郎)さん率いる仙台を迎え入れる準備はできています」 秋野もまた、「長崎悲願の昇格が目の前にあります。選手もすごくモチベーションは高いですし、良いコンディションで練習ができています。そして、ピーススタジアムという素晴らしいスタジアムで試合ができるのを幸せに感じていますし、早く試合がしたいです」と語り、高いモチベーションを示している。 今季からチームに就任した下平監督は、「去年大分トリニータを率いて対戦した際、長崎は選手個々の能力が高いと感じていました。実際、チームに入ってもそれは感じましたが、規律やプレーモデルがはっきりしていなかったので、そこを整えることは意識しました」と当時を振り返り。「選手の反応が良く、団結力も高まり、自動昇格には届きませんでしたが成長を感じられた1年でした」と手応えを口にした。 これについては秋野も「ピッチ内外で規律がしっかりしてやるべきことがはっきりしました。その中でJ1昇格と言う目標に向かって一人ひとりが努力してきたと思います。パス練習一つとっても、シーズン前と今では別チームに見えるくらい質が上がりました。そういう日々の積み重ねが、今の結果につながったんじゃないかなと思います」と語り、下平監督に同調している。 対戦相手の仙台について「リーグ戦はホームでやられましたし、ゴリさん(森山監督)らしいチームだなと思います。一人ひとりがファイトして粘り強く戦う、ゴリさんのカラーが出ている印象です。我々はリーグ戦勝てていないので、その借りは新スタジアムで返したいですね」と下平監督。森山監督とは「現役時代に対戦したことがありますし、その頃からの仲です」と語り、「ゴリさんのキャラもあって会うと笑顔になります(笑)」と親しい間柄であると明かした。 今回試合会場となるのは、新たなホームスタジアムであるPEACE STADIUM Connected by SoftBank。下平監督はホーム開催について「ピースタでできる幸せや喜びがあり、長崎県民もピースタで行われるゲームを楽しみにしていると思います。最高の舞台ですし、その舞台で最高の結果を出せると思うので、あとは思う存分戦うだけです」と述べ、大一番への自信をのぞかせている。 最後に秋野はサポーターへのコメントを求められ、「僕が長崎に来て6シーズンですが、長崎はずっとあと一歩のところで昇格を逃しています。今年こそ、長崎県民の皆さんを笑顔にできるように、最高の結果で喜びを分かち合いたいです。そのためには、皆さんの力が必要なので、ピースタで後押ししていただいて、素晴らしい雰囲気で仙台さんを飲み込み勝ちたいです」と熱い応援を呼びかけた。 2024.11.28 16:45 Thu

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