オーストラリアはバーレーンに敗れて黒星発進…主将ライアン「あまりにも甘かった」

2024.09.06 11:20 Fri
オーストラリア代表の主将、GKマシュー・ライアン
Getty Images
オーストラリア代表の主将、GKマシュー・ライアン
オーストラリア代表の主将、GKマシュー・ライアン(ローマ)が黒星発進を振り返る。豪『news.com.au』が伝えた。

豪代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第1節でバーレーン代表とのホームゲーム。

決定機らしい決定機も少なく0-0で迎えた77分、FWクシニ・イェンギの高く上げた足が、相手の首を蹴る形となって1発レッド。89分、DFハリー・サウターのオウンゴールで均衡を破られ、反撃叶わず0-1で敗れることとなった。
対バーレーンの敗戦は史上初となり、最終予選黒星発進。10日に第2節でインドネシア代表とのアウェイ戦を控えるなか、とにかく低調な試合内容で敗れ、弾みをつけられなかった。

主将ライアンは試合後、「あのレッドカード以降に失点した事実は、もはや言及する必要もない。それ以前に僕たちは十分でなかったからだ」と敗戦を悔やむ。
「試合の進め方があまりにも甘かった。もっと賢くある必要があったが、相手GKには静かな夜を与えてしまった」

「このような相手と対戦する場合、先制点が取れず、なおかつ相手がコンパクトさを維持すると、崩すのがどんどん難しくなっていく」

「僕らはいま試されている…可能な限り強引にでも対応することが求められ、ピッチで個性とパーソナリティを発揮しなければならない。すべて僕ら次第だ」

この日、会場を含めて雰囲気に乏しかったオーストラリア代表。日本ゴールに向かって繰り返しロングボールを蹴り込んだ時代の力強さが、時の流れ、戦術の変化で失われつつある。

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ベテランDF2人が久々招集、デゲネクが1年ぶり&グラントが2年8カ月ぶり! 初招集3名のオーストラリア代表が発表【2026年W杯アジア最終予選】

フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は8日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むオーストラリア代表メンバー26名を発表した。 9月の2試合では、1分け1敗と結果がでず、グラハム・アーノルド監督を解任。新たにトニー・ポポヴィッチ監督が就任し新体制で臨んだ10月は、中国代表にホームで3-1と勝利すると、日本代表ともアウェイで対戦し1-1のドロー。日本の連勝をストップし、無失点も止めていた。 ポポヴィッチ監督は10月から8名を変更。DFトーマス・デン(アルビレックス新潟)やFWネストリ・イランクンダ(バイエルン/ドイツ)、MFキアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド)らが外れている。 一方で、MFマックス・バラード(NACブレダ)、MFアンソニー・カセレス(シドニーFC)、DFヘイデン・マシューズ(シドニーFC)が初招集。さらに、横浜F・マリノスでもプレーしたDFミロシュ・デゲネク(ツルヴェナ・ズヴェズダ)が2023年10月以来約1年ぶりに復帰。また、DFライアン・グラント(シドニーFC)は2022年3月以来約2年8カ月ぶりに復帰することとなった。 その他、FC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークや、MFアルディン・フルスティッチ(サレルニターナ)、DFハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド)、GKマシュー・ライアン(ローマ)、FWクレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ)らが招集されている。 オーストラリアは現在勝点5で2位。14日にホームでサウジアラビア代表と、19日にアウェイでバーレーン代表と対戦する。 今回発表されたオーストラリア代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆オーストラリア代表メンバー26名</h3> GK ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド) ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク) マシュー・ライアン(ローマ/イタリア) DF アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) ジョーダン・ボス(ウェステルロー/ベルギー) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) ミロシュ・デゲネク(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) ジェイソン・ゲリア(メルボルン・ビクトリー) ライアン・グラント(シドニーFC) ヘイデン・マシューズ(シドニーFC) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) MF マックス・バラード(NACブレダ/オランダ) アンソニー・カセレス(シドニーFC) アルディン・フルスティッチ(サレルニターナ/イタリア) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) ライリー・マッグリー(ミドルズブラ/イングランド) エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー) パトリック・ヤズベック(ナッシュビルSC/アメリカ) FW ブランドン・ボレッロ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ) マーティン・ボイル(ハイバーニーアン/スコットランド)・ ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本) クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) ニシャン・ヴェルピレイ(メルボルン・ビクトリー) クシニ・イェンギ(ポーツマス/イングランド) 2024.11.08 15:30 Fri
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“新体制での変更点” 豪代表の正GKが主将ライアンから24歳ガウチに交代?「1番手に昇格したと思う」

オーストラリア代表のキーパーポジションが世代交代へ。豪『news.com.au』が伝える。 豪代表はトニー・ポポヴィッチ新監督体制となった10月、それまでの4バックから3バックシステムを採用しただけでなく、ある大きな変更点が。ゴールキーパーの交代だ。 9月までは、欧州トップディビジョンを長年渡り歩くGKマシュー・ライアン(32/ローマ)の定位置。ライアンは豪代表のキャプテンでもあり、通算95キャップ中38試合で腕章を巻く。 10月は、今年Aリーグからプレミアリーグのアストン・ビラへ移籍したGKジョー・ガウチ(24)が2試合フル出場。ガウチにとって、10月の2試合は通算3〜4キャップ目となった。 両者とも欧州サッカーの最前線に身を置く一方、今季のリーグ戦で出番がない2番手GKという現状こそあれど、元豪代表GKのユージン・ガレコヴィッチ氏はこう分析する。 「そうだね、(クラブで)出ないより出ている方が良いに決まっている。それでも、ポポヴィッチは『どのレベルでプレーしているか』『どういう環境にいるか』を重視しているね」 「ガウチで言えば、ビラで超えるべき壁は、アルゼンチン代表のGKエミリアーノ・マルティネスだ。世界最高のシュートストッパーと毎日練習しているだろう?」 「今回は招集の少し前にリーグカップで出ていたそうじゃないか。これもポポヴィッチがガウチを起用するきっかけになったかもしれない」 「ともかくガウチは現在、ライアンを抜いてオーストラリアのGK1番手に昇格したと思う」 2024.10.18 14:15 Fri

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