ベルギー代表のテデスコ監督が25名でのユーロ参戦明言! キャンプ参加の若手2人は不参加に

2024.06.07 21:30 Fri
25名でのユーロ参戦明言のテデスコ監督
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25名でのユーロ参戦明言のテデスコ監督
ベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督が、25名でのユーロ2024参戦を明言した。

今大会は最大26名の登録が認められているが、テデスコ監督は先月27日の登録メンバー発表時に26名ではなく、25名を選出した。
ただ、ヤン・ヴェルトンゲンアルトゥール・テアテの2選手が負傷を抱えており、今回の準備期間ではMFアルネ・エンゲルス(アウグスブルク)、MFマンデラ・ケイタ(ロイヤル・アントワープ)と2人の若手選手をチームキャンプに参加させていた。

しかし、同監督は7日に行われた会見で「ユーロ2024には25人で出場することに決めた。すべてはチームスピリット次第だ。若いプレーヤーを失望させたくなかったし、ドイツには25人で行くと常に明言してきた」と、改めて25名で戦うことを宣言した。

また、負傷を抱えるヴェルトンゲン、テアテの2選手に関して後者がもうしばらく時間を要することを認めつつ、「ヴェルトンゲンはもうすぐ復帰できる。もちろん、彼にとってベンチにいるのは楽なことではないが、彼は我々の選手選考において重要なプレーヤーだ」と、歴代最多出場記録保持者の重要性を強調した。
これに伴い、エンゲルスとケイタは7日のトレーニング後に一足早くチームを離れることになる。

ベルギーはユーロ本大会でグループEに入っており、スロバキア代表、ルーマニア代表、ウクライナ代表と対戦する。

◆ベルギー代表メンバー25名
GK
コーエン・カスティールス(ヴォルフスブルク/ドイツ)
トーマス・カミンスキ(ルートン・タウン/イングランド)
マッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト/イングランド)

DF
ティモシー・カスターニュ(フルアム/イングランド)
マキシム・デ・カイパー(クラブ・ブルージュ)
ゼノ・デバスト(アンデルレヒト)
バウト・ファエス(レスター・シティ/イングランド)
トーマス・ムニエ(トラブゾンスポル/トルコ)
アルトゥール・テアテ(スタッド・レンヌ/フランス)
ヤン・ヴェルトンゲン(アンデルレヒト)

MF
ヤニク・カラスコ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド)
チャールズ・デ・ケテラエル(アタランタ/イタリア)
オレル・マンガラ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド)
アマドゥ・オナナ(エバートン/イングランド)
ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ/イングランド)
アーサー・フェルメーレン(アトレティコ・マドリー/スペイン)
アステル・ブランクス(ヴォルフスブルク/ドイツ)
アクセル・ヴィツェル(アトレティコ・マドリー/スペイン)

FW
ヨハン・バカヨコ(PSV/オランダ)
ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ/イングランド)
ロメル・ルカク(ローマ/イタリア)
ドディ・ルケバキオ(セビージャ/スペイン)
ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ/ドイツ)
レアンドロ・トロサール(アーセナル/イングランド)

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ウクライナvsベルギーは痺れるドロー…共に勝ち点4も前者は敗退、後者は2位通過と明暗分かれる【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE最終節、ウクライナ代表vsベルギー代表が26日に行われ、0-0のドローに終わった。 2節終了時点で全チームが勝ち点3で並ぶ大混戦のグループE。前節、スロバキア代表相手に2-1の逆転勝利を収めたものの、最下位に位置するウクライナは本命撃破での決勝トーナメント進出を狙った。中4日の一戦に向けては前節から先発3人を変更。ジンチェンコ、ムドリク、ヤルモレンコに代えてスヴァトク、ミコレンコ、ヤレムチュクを起用し、[3-5-2]の布陣に変更した。 一方、今大会黒星スタートも前節のルーマニア代表戦を2-0で制しグループ2位に付けるベルギー。連勝でのグループステージを図った中3日の一戦では先発1人を変更。サスペンションのルケバキオに代えてトロサールを起用した。 立ち上がりは並びの変化とアグレッシブさで優位に立ったウクライナが押し込んだが、最初の決定機はベルギーに訪れる。7分、デ・ブライネのスルーパスに反応したルカクがDF2枚の間を抜けてGKと一対一となるが、やや当たり損ねたシュートはセーブに遭う。 以降はデ・ブライネを起点にボールを動かしながら、ドクとトロサールの仕掛けを使いながら押し込む形を作り出すベルギー。これに対して、ウクライナもドフビク、ヤレムチュクのターゲットマン2人にボールを入れながら中盤、ウイングバックの湧き出る動きからカウンターを仕掛けていく。 前半半ばから終盤にかけて一進一退の攻防が続く中、ベルギーはデ・ブライネが直接FKやミドルシュートでゴールを脅かすが、GKトルビンの冷静に対応に遭う。一方、流れの中ではより効果的な攻めを見せたウクライナも最後の精度を欠き、前半はゴールレスで終了した。 後半はベルギーが押し込む流れが続く。さらに、テデスコ監督はトロサール、ティーレマンスを下げてマンガラ、カラスコを早いタイミングでピッチに投入すると、そのカラスコとルカクがカウンターの形から際どいシュートを続けて放つ。 一方、粘り強い守備で0-0を維持するものの、他会場の状況によってこのままでは敗退となるウクライナは、70分に3枚替えを敢行。ステパネンコ、ヴァナト、マリノフスキーと異なる特長を持つアタッカーやバランサーを送り込む。さらに、残り10分を切ってスヴァトクを下げてヤルモレンコを投入し、[4-4-2]の攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。 その後は割り切って時計を進めていくベルギー、リスクを冒して攻めるウクライナという構図の下で白熱の攻防が繰り広げられたが、マリノフスキーやスダコフの決定的なシュートはGKカスティールスの好守に阻まれ、試合はこのまま0-0でタイムアップ。 この結果、2位通過のベルギーは7月1日に行われるラウンド16でフランス代表との対戦が決定。一方、ウクライナは他グループでは3位通過が可能な勝ち点4を稼いだものの、グループ最下位での敗退が決定した。 ウクライナ代表 0-0 ベルギー代表 2024.06.27 03:07 Thu

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「イタリアは優勝候補じゃない」マテラッツィ氏がユーロ連覇目指す後輩たちを鼓舞「スイスを倒して初めて...」

マルコ・マテラッツィ氏がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を通じ、イタリア代表の後輩たちを鼓舞した。 強烈な個性で観る者を魅了、対戦相手を威圧したイタリアの名手、マテラッツィ氏。2006年ドイツW杯優勝で真の勝者となった男は、あれから18年、ドイツの地でユーロ連覇を目指して戦う後輩たちを鼓舞する。 「イタリアは優勝候補じゃない。スイス代表(29日・ラウンド16)に勝つのは簡単じゃないぞ」 「(スイス)監督のムラト・ヤキンは、普段イタリア、ドイツ、イングランドでプレーする選手たちを頼りにできる。優秀な選手が多いよな? 最後尾にはヤン・ゾマーを擁するバランスの取れたチームだ。過小評価されているが、やつらの経験値は侮れない」 「彼らがドイツ戦で披露した自信とプレーモデルも、とても印象的だ。けどな、イタリアの問題はスイスじゃない。イタリアは対戦相手以前に、自分たちで問題を引き起こさないようにしなければならない」 「ここでスイスを倒して初めて、ようやく真っ直ぐな高速道路が目の前に現れるんだ。負ければまた狭い道を歩いていくことになるぞ。俺と仲間たちは2006年、ドイツ(W杯準決勝)との試合に繋がる高速道路が視界に広がった。そして優勝だ。道のりは簡単じゃないぞ」 スイス代表vsイタリア代表のユーロ2024・ラウンド16は日本時間29日25:00キックオフだ。 2024.06.28 17:30 Fri

“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?

イタリア代表はスイス代表戦に向け、最終ラインの人選を悩んでいるようだ。 ユーロ2024でグループB2位通過のイタリア代表。3試合はお世辞にも順調な戦いぶりと言えずも、劇的な形で突破を決め、それもそれで要所を抑えたアッズーリらしさ、と言うべきか。 ただ、来たるラウンド16のスイス代表戦(29日)は、今日現在世界で最も急激に評価を高めているフットボーラー、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリが出場停止。 カラフィオーリはB組最終節のクロアチア代表戦で、90+7分の劇的同点弾をアシスト。ボローニャの大躍進に貢献した22歳はプレー全体も良く、急速にビッグクラブ行き噂が過熱する。今月A代表デビューとは思えぬ奮闘ぶりだ。 無論、こういったニューカマーの台頭が大舞台を突き進む上では重要なわけで、スイス戦でカラフィオーリを欠くことは、イタリアにとって大きな痛手になるとみて間違いない。 では、代役は誰になるのか。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやら順当にDFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)の先発起用が妥当か。左からバストーニ、ボンジョルノ、ダルミアンorディ・ロレンツォの3バックと考えられている。 ルチアーノ・スパレッティ監督は大前提として「4バックへのスライドを苦にしない3バック」を念頭に置き、ジャンルカ・マンチーニ、フェデリコ・ガッティの可能性もあるが、打倒な選択肢はボンジョルノとのこと。 注目の大一番、スイス代表vsイタリア代表は、日本時間29日25:00にキックオフだ。 2024.06.28 14:30 Fri

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「とてもホッとしている」大会初勝利のベルギー、指揮官は最終戦での突破へ「どうなるか楽しみ」

ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督が、ルーマニア代表戦を振り返った『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループE 第2節が行われ、ベルギーはルーマニアと対戦した。 初戦でスロバキア代表に敗れていたベルギーと、ウクライナ代表に勝利していたルーマニア。ベルギーは敗れれば敗退が濃厚となる試合だった。 しかし、開始2分にユーリ・ティーレマンスがネットを揺らして先制。その後も多くのゴールチャンスを作ったが、決定力を欠いてしまう。しかし、80分にケビン・デ・ブライネが試合を決めるゴールを奪い、2-0で勝利。グループEは4カ国ともに勝ち点3で並ぶという展開となった。 試合後、テデスコ監督は今大会初勝利に言及。選手たちのメンタリティが良かったとした。 「我々はスロバキア戦と同じ構成でプレーした。ティーレマンスは他の選手同様、素晴らしいプレーを見せた。勝ち点3を獲得できたことを嬉しく思う。次の試合でどうなるか楽しみだ」 「高い位置でプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪おうとした。ルーマニアは試合をコントロールするのが得意だ。彼らと対戦するのは簡単ではなかったが。我々のメンタリティが良かった」 一方で、多くのチャンスがありながらも、2点目が遠かったことにも言及。チャンスが作れていることは称えながらも、我慢強くやる必要があるとした。 「試合に勝ててとてもホッとしている。勝ち点3を獲得することはとても重要だったし、もちろんチャンスを逃すこともあった。もっと早く追加点を奪えれば最高だった」 「今夜は3点、4点、5点と決めることができたと思う。こういったチャンスを作れたことは素晴らしいことであり、我慢強く頑張る必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】ベルギーがルーマニア下し今大会初勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 10:27 Sun
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負傷抱えるヴィツェルが初戦に続きルーマニア戦も欠場…

ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルがルーマニア代表戦を欠場することになった。 2023年5月に代表を引退していたものの、アトレティコ・マドリーでの好パフォーマンスもあってユーロ2024で復帰を果たしたヴィツェル。今月5日に行われたモンテネグロ代表戦ではクラブでもプレーするセンターバックでスタメン出場したが、太もものケガによって前半のみの出場となっていた。 このケガによってグループE第1節のスロバキア代表戦(0-1●)を欠場したベテランMFは、22日に行われる第2節のルーマニア戦での復帰を目指していた。 しかし、前日会見に出席したドメニコ・テデスコ監督は、同日行われたトレーニングセッションで負傷箇所の違和感を訴えたヴィツェルがトレーニングを途中で切り上げたことを明かした。 そして、「明日(22日)にMRI検査を受ける予定で、彼が我々と一緒に(試合会場のケルンへ)移動することは意味がない。彼はケガをしており、ホテルで理学療法士と一緒にいることが最善だ。とにかく、深刻でないことを願う」と、ルーマニア戦を欠場することを認めた。 2024.06.22 09:00 Sat
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「今日は失敗できなかった」ゴールレスドローも決勝T進出決定、ベルギー代表指揮官「このグループは予想以上にタフだった」

ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督が、ユーロ2024での初黒星を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。 26日、ウクライナ代表とのユーロ2024グループE最終節に臨んだベルギー。全チームが勝ち点3で並ぶ大混戦の中での一戦は、ケビン・デ・ブライネを中心に押し込む形を作りながらもスコア動かずハーフタイムへ。後半も同様の展開となるが、引き分けでも決勝トーナメント進出が決定するベルギーは徐々に試合を終わらせる方向へシフトすると、GKコーエン・カスティールスの好セーブもありゴールレスドローに終わった。 グループを1勝1分け1敗の2位で終え、決勝トーナメント進出が決定したベルギー。テデスコ監督は、予想以上にタフだったグループを振り返っている。 「今日は失敗できないとわかっていた。メッセージは明確であり、選手たちはあらゆることに挑戦していたと思う。より早く得点を決めれば多くのことが簡単になるが、1失点でもすれば大会を去る状況だった」 「このグループは、多くの人が思っている以上にタフだっただろう。紙面では優勝候補になっても、試合をしてみなければわからない。彼らには、質の高い選手が揃っていた」 「我々は(決勝トーナメントで)勝利を目指している。最高のチームの一員になるためユーロ出場権を獲得し、今ここにいるのだ。そして、我々はトップチームと対戦している。こうした試合こそ、我々が求めているものであり、すべてが可能になるだろう」 2024.06.27 10:20 Thu
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ライプツィヒがローゼ監督と2026年まで契約延長!「楽しい日々を過ごしている」

RBライプツィヒは19日、マルコ・ローゼ監督(47)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたローゼ監督は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「こうして一緒に仕事を続けられることを嬉しく思う。この街の出身だし、この街や地域に居心地の良さを感じている。選手やスタッフ、クラブの従業員たち、そしてもちろんファンとも楽しい日々を過ごしている」 「RBライプツィヒに来てから、DFBポカールを連覇したり、スーパーカップも獲得した。クラブはその裏で、最高のメンバーを再び揃えるために懸命に働いている。私たちはもっと多くのことを成し遂げられるし、もっと多くのことを成し遂げたいと思っている。我々は野心的であり、これからもそうあり続けるだろう」 レッドブル・ザルツブルク時代に指揮官として台頭したローゼ監督は、2019年夏にボルシアMGの新指揮官に就任。2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で43年ぶりのグループステージ突破を決めるなど優れた手腕を発揮。 2021年夏にはドルトムントへステップアップ。自身初のビッグクラブではブンデスリーガで2位フィニッシュに導いたものの、主要タイトルには届かず。2022年5月に契約解除が発表されていた。 その後、2022年9月にドメニコ・テデスコ監督の解任を受け、生まれ故郷のライプツィヒの新指揮官に就任。就任当時11位に低迷していたチームを見事に立て直し、最終的にCL出場圏内の3位フィニッシュに導いた。また、クラブのDFBポカール連覇にも貢献すると、2023-24シーズンはバイエルンを下してクラブ初のDFLスーパーカップ制覇を達成した。 2024.06.20 06:30 Thu
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代表通算85ゴールの主砲…守備の不安、勝負弱さ払しょくなるか/ロメル・ルカク(ベルギー代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ベルギー代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:準優勝(1980) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループF・1位 監督:ドメニコ・テデスコ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> FWロメル・ルカク(ローマ) 1993年5月13日(31歳) 守備の不安、勝負弱さ払しょくなるか。黄金世代の集大成となるはずだったカタール・ワールドカップでのグループステージ敗退を受け、世代交代の過渡期を迎える赤い悪魔。予選では6勝2分けの無敗での首位通過を決めたが、守護神クルトワの不参加に加え、ヴェルトンゲンやテアテら守備陣を中心に負傷者が出ており、今大会では厳しい戦いが想定される。 そういった中、司令塔デ・ブライネ、ドク、トロサール、カラスコらと共に攻撃を牽引する仕事が求められるのが、現役ではクリスティアーノ・ロナウド、メッシに次ぐ代表85ゴールを挙げている31歳のストライカー。 16歳のデビュー以降、代表とクラブレベルでゴールを量産してきたものの、ビッグマッチでの勝負弱さを指摘されるルカク。W杯では12戦5ゴール、ユーロ本大会では10戦6ゴールをマークしているが、その多くが格下相手のものだ。それだけに今大会ではチームの守備の不安、自身の勝負弱さを払しょくするエースの仕事を期待したい。中盤の構成力の低下や前線を中心に経験の少ない選手が増えている状況において、持ち味のポストワークやリーダーシップの部分でも周囲を活かしたいところだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《25:00》 【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表 ▽6月22日(土) 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.コーエン・カスティールス(ヴォルフスブルク/ドイツ) 12.トーマス・カミンスキ(ルートン・タウン/イングランド) 13.マッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) DF 2.ゼノ・デバスト(アンデルレヒト) 3.アルトゥール・テアテ(スタッド・レンヌ/フランス) 4.バウト・ファエス(レスター・シティ/イングランド) 5.ヤン・ヴェルトンゲン(アンデルレヒト) 15.トーマス・ムニエ(トラブゾンスポル/トルコ) 21.ティモシー・カスターニュ(フルアム/イングランド) 25.マキシム・デ・カイパー(クラブ・ブルージュ) MF 6.アクセル・ヴィツェル(アトレティコ・マドリー/スペイン) 7.ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド) 8.ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ/イングランド) 11.ヤニク・カラスコ(アル・シャバブ/サウジアラビア) 16.アステル・ヴランクス(ヴォルフスブルク/ドイツ) 17.チャールズ・デ・ケテラエル(アタランタ/イタリア) 18.オレール・マンガラ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) 23.アーサー・フェルメーレン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 24.アマドゥ・オナナ(エバートン/イングランド) FW 9.レアンドロ・トロサール(アーセナル/イングランド) 10.ロメル・ルカク(ローマ/イタリア) 14.ドディ・ルケバキオ(セビージャ/スペイン) 19.ヨハン・バカヨコ(PSV/オランダ) 20.ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ/ドイツ) 22.ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ/イングランド) 2024.06.17 19:30 Mon

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デ・ブライネのダメ押し弾でベルギーが初勝利、グループEは勝ち点3で4チームが並ぶ混戦に【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE第2節、ベルギー代表vsルーマニア代表が22日に行われ、2-0でベルギーが快勝した。 5日前の初戦スロバキア代表戦をVARにも阻まれて0-1で落としたベルギーは、4選手を変更。トロサールやカラスコらに代えてルケバキオやティーレマンスを起用した。 一方、ウクライナ代表に3-0と快勝したルーマニアは、コマンに代えてミハイラのみを変更した。 ルカク、デ・ブライネ、ルケバキオの3トップとする[3-4-3]で臨んだベルギーが開始1分過ぎに先制する。ルカクのポストプレーからペナルティアーク右のティーレマンスがコントロールシュートを決めきった。 先制後の5分、CKの流れからドラグシンのヘディングシュートでゴールを脅かされたベルギーはGKカスティールスが好守で凌ぐと、13分にはドクのパスをボックス中央で受けたルカクが反転シュートで牽制。 続く18分にショートカウンターの流れからルケバキオがGK強襲のシュートを放った主導権を握るベルギーは31分、ショートコーナーの流れからドクがGK強襲のシュートを放って追加点に迫っていく。 ハーフタイムにかけても押し込んだベルギーが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、前がかるルーマニアに対し、ベルギーは52分にデ・ブライネがコントロールシュートで追加点に迫ると、55分にもデ・ブライネがペナルティアーク中央からのコントロールシュートでGKを強襲。 主導権を渡さずにいると、63分に追加点を奪いかける。デ・ブライネのスルーパスに抜け出したルカクがシュートを決めきった。しかし初戦同様にVARに阻まれ、ルカクのゴールは取り消しに。 それでも終盤の80分、デ・ブライネが勝負を決める2点目。カスティールスのロングフィードが流れたところに反応し、ディフェンスライン裏を取ってスライディングシュートを蹴り込んだ。 89分にもルカクがGK強襲のシュートを放ったベルギーが2-0で快勝。グループEは4チームが2試合を終えて勝ち点3で並ぶ混戦となっている。 ベルギー 2-0 ルーマニア 【ベルギー】 ユーリ・ティーレマンス(前2) ケビン・デ・ブライネ(後35) 2024.06.23 05:52 Sun
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ウクライナvsベルギーは痺れるドロー…共に勝ち点4も前者は敗退、後者は2位通過と明暗分かれる【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE最終節、ウクライナ代表vsベルギー代表が26日に行われ、0-0のドローに終わった。 2節終了時点で全チームが勝ち点3で並ぶ大混戦のグループE。前節、スロバキア代表相手に2-1の逆転勝利を収めたものの、最下位に位置するウクライナは本命撃破での決勝トーナメント進出を狙った。中4日の一戦に向けては前節から先発3人を変更。ジンチェンコ、ムドリク、ヤルモレンコに代えてスヴァトク、ミコレンコ、ヤレムチュクを起用し、[3-5-2]の布陣に変更した。 一方、今大会黒星スタートも前節のルーマニア代表戦を2-0で制しグループ2位に付けるベルギー。連勝でのグループステージを図った中3日の一戦では先発1人を変更。サスペンションのルケバキオに代えてトロサールを起用した。 立ち上がりは並びの変化とアグレッシブさで優位に立ったウクライナが押し込んだが、最初の決定機はベルギーに訪れる。7分、デ・ブライネのスルーパスに反応したルカクがDF2枚の間を抜けてGKと一対一となるが、やや当たり損ねたシュートはセーブに遭う。 以降はデ・ブライネを起点にボールを動かしながら、ドクとトロサールの仕掛けを使いながら押し込む形を作り出すベルギー。これに対して、ウクライナもドフビク、ヤレムチュクのターゲットマン2人にボールを入れながら中盤、ウイングバックの湧き出る動きからカウンターを仕掛けていく。 前半半ばから終盤にかけて一進一退の攻防が続く中、ベルギーはデ・ブライネが直接FKやミドルシュートでゴールを脅かすが、GKトルビンの冷静に対応に遭う。一方、流れの中ではより効果的な攻めを見せたウクライナも最後の精度を欠き、前半はゴールレスで終了した。 後半はベルギーが押し込む流れが続く。さらに、テデスコ監督はトロサール、ティーレマンスを下げてマンガラ、カラスコを早いタイミングでピッチに投入すると、そのカラスコとルカクがカウンターの形から際どいシュートを続けて放つ。 一方、粘り強い守備で0-0を維持するものの、他会場の状況によってこのままでは敗退となるウクライナは、70分に3枚替えを敢行。ステパネンコ、ヴァナト、マリノフスキーと異なる特長を持つアタッカーやバランサーを送り込む。さらに、残り10分を切ってスヴァトクを下げてヤルモレンコを投入し、[4-4-2]の攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。 その後は割り切って時計を進めていくベルギー、リスクを冒して攻めるウクライナという構図の下で白熱の攻防が繰り広げられたが、マリノフスキーやスダコフの決定的なシュートはGKカスティールスの好守に阻まれ、試合はこのまま0-0でタイムアップ。 この結果、2位通過のベルギーは7月1日に行われるラウンド16でフランス代表との対戦が決定。一方、ウクライナは他グループでは3位通過が可能な勝ち点4を稼いだものの、グループ最下位での敗退が決定した。 ウクライナ代表 0-0 ベルギー代表 2024.06.27 03:07 Thu
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「いつ引退かはまだ…」将来を語ったデ・ブライネ、練習通りのゴールを決め次節へ意欲「全力を尽くす」

ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、ルーマニア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループE 第2節が行われ、ベルギーはルーマニアと対戦した。 初戦でスロバキア代表に敗れていたベルギーと、ウクライナ代表に勝利していたルーマニア。ベルギーは敗れれば敗退が濃厚となる試合だった。 しかし、開始2分にユーリ・ティーレマンスがネットを揺らして先制。その後も多くのゴールチャンスを作ったが、決定力を欠いてしまう。しかし、80分にデ・ブライネが試合を決めるゴールを奪い、2-0で勝利。グループEは4カ国ともに勝ち点3で並ぶという展開となった。 大会初勝利を挙げたベルギー。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたデ・ブライネは勝利を喜んだ。 「最初の試合の後、僕は心配はしていなかった。僕達のプレー自体が悪かったとは思わない。もちろん、ミスを犯したし、ゴールネットを揺らすことはできなかったけど、チャンスは作れた」 「僕たちは今日は試合中に良いプレーをしたし、勝利したと思うので、満足している」 また、自身のゴールについても言及。GKコーエン・カスティールスのゴールキックが流れると、狙っていたデ・ブライネは、ラドゥ・ドラグシンにユニフォームを引っ張られながらも冷静に流し込んだ。 ゴールについては「トレーニング中にゴールキックを2回やった。僕たちは少しプレッシャーを受けていたし、キックがスペースに飛んでいくのを見たので、相手のGKより先にボールに触る必要があったんだ」とコメント。狙い通りの形でしっかり決められたとした。 これで勝ち点4で並び、最終節勝てば突破が決定。内容は改善の必要がありながらも、チャンスメイクは十分しているとコメントした。 「僕たちは情熱があり、エネルギーがある。もっとボールを支配できればより良いけど、僕は全力を尽くすつもりだ」 「重要なのは、チャンスやシチュエーションを作っていること。確かに、もう少し上手く決められるかもしれないけど、重要なのはチャンスを作っているということだ」 また、自身の代表キャリアについて問われると「僕はこのチームで10年プレーしているし、若い選手たちに伝えるべき知識はたくさんある。でも、いつ引退するのかはまだ決めていないよ」と、まだまだプレーする意欲を示したデ・ブライネ。ルーマニア戦で良かったポイントを改めて語った。 「最初の試合と今の試合の唯一の違いは、ユーリ(・ティーレマンス)とアマドゥ(・ディアロ)を見つけることがより簡単になったし、4-3のフォーメーションを作ることができたことだ。どのシステムも長所と短所があり、僕たちはただ監督に従うだけだ」 <span class="paragraph-title">【動画】狙いすましたデ・ブライネの技ありゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 152;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 12:30 Sun
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敗戦直後に“大人の対応”…アマドゥ・オナナが「アンドレ」と呼び止められるも…

ベルギー代表MFアマドゥ・オナナが、敗戦後のミックスゾーンで“大人の対応”をした。オランダ『Voetbal International』が伝える。 現在開催中のユーロ2024。所属するエバートンからビッグクラブへの移籍も噂される若き大型ボランチ、アマドゥ・オナナはベルギー代表の主力として今大会に臨んでいる。 17日には初戦でスロバキア代表と対戦し、アマドゥ・オナナもフル出場。しかし、序盤に均衡を破られたベルギーは0-1と敗戦…ロメル・ルカクの2発はVARで取り消されてしまった。 試合後、アマドゥ・オナナはミックスゾーン(試合会場の取材エリア)に詰めかけた欧州各国の報道陣に対し、敗戦の弁や次戦への意欲を丁寧に語っていたそうだが、ある記者が失礼を働いてしまったとのこと。 この記者、アマドゥ・オナナに話を聞こうとして、誤って「アンドレ」と呼びかけてしまった模様。彼はエバートン所属のアマドゥ・オナナであり、アンドレ・オナナはマンチェスター・ユナイテッド所属のゴールキーパーだ。 アマドゥ・オナナは気に留めずやりとりを交わしたそうだが、周囲の全員が「アンドレ?」と違和感に気づいたとのこと。アマドゥ・オナナもやはり当初は困惑した表情だったという。 ちなみにその直前、この記者はケビン・デ・ブライネにも声をかけ、最初に英語での質疑応答を求めたが、なぜか質問しなかったため、デ・ブライネは数秒でその場を立ち去る…というやや不可解な場面があったとのことだ。 2024.06.19 18:40 Wed
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連勝ならずも決勝T進出の可能性は十分…ルーマニア代表指揮官「この状況から抜け出すだけの力はある」

ルーマニア代表のエドワード・ヨルダネスク監督が敗戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループEの初戦ではウクライナ代表相手に3-0の勝利を収め、24年ぶりのユーロでの白星を得たルーマニア。22日にはグループ最有力のベルギー代表との第2節に臨んだ。 勢いそのままに金星を挙げたいルーマニアだったが、開始早々に先制点を許す展開となり、その後も防戦一方。後半は同点ゴールを狙いにいくも、80分に痛恨の2失点目を喫し、0-2の敗戦となった。 試合後、ヨルダネスク監督は引き分けにすることも出来たと後悔。特に、立ち上がりの失点を悔いた。 「彼らは非常にクオリティの高いチームだ。スピードや爆発力、パワーがある。完璧なチームだし、優勝候補だ。我々は決して諦めず、懸命に戦った。後半は我々の方が良かった。もう少し運が良ければ、勝ち点が取れたかもしれない。同点にするチャンスもあった」 「我々は2失点した。最初の失点は少し不運だったし、ハーフタイムには選手たちにもっと冷静にならなければならないと伝えた。ボックス・トゥ・ボックスでのテンポは我々の戦いに役立たなかったし、望んでいたようなプレーができなかった」 「チャレンジという観点からすれば、この試合は最高レベルだった。大会のスタートは素晴らしかったが、これからは困難にどう対処するかを見守る必要がある。団結と結束が必要だ」 グループEは第2節を終えた時点で4チームが勝ち点「3」で並ぶユーロ史上初の状況に。ヨルダネスク監督は決勝トーナメント進出に向け、最終節のスロバキア代表戦にしっかりと備えるつもりだ。 「チームとよく分析する。初戦とは対照的に、この試合では多くのデュエルがあった。我々にチャンスもあった。常に向上を目指し、第3戦に向けて改善していく。私はチームに全幅の信頼を置いている」 「(スロバキア戦に向け)できる限りのことをするつもりだ。今日ベンチから出た選手は全員攻撃的な選手だったが、十分ではなかった。多く失点しないよう努める必要があったが、我々は長い間負け知らずだった。全てのボールを奪うために戦う必要があった。いくつかのデュエルで負けたが、この状況から抜け出すだけの力はある」 <span class="paragraph-title">【動画】2失点敗戦…ベルギーvsルーマニア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 13:50 Sun

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